我がカルデアのゆるやかな日常   作:100¥ライター

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節分イベントの概要が遂に出てきましたね!

しかし、作者はあいも変わらず何度も邪ンヌチャレンジをして、何度も死んでますw

課金出来ない分、あらゆる場所から石を工面しなくては…


ところで、節分イベントでは再出撃時間を短縮可能な温泉ってのが出てくるらしいですが…それってマスターも入れるんですかねぇ…?



マシュと仲良くするには…

「先輩、新たな特異点に私も行かせてくだー」

 

 

さい。と、言いかけた瞬間マシュが今までに感じたこともないような冷たい刺すような視線が彼女に向けられる。

 

 

「先、輩…?」

 

 

「必要ない。まともに戦えないお前が同行するのは足手まといだ。ただでさえバックアップが人手不足なんだ。大人しく管制室でサポートでもしてろ。戦闘は俺達に任せておけ」

 

 

「…行くぞ。お前ら」

 

 

『了解。マスター』

 

 

そこにいるのはマスターが最も信頼を寄せている精鋭サーヴァント達。

 

 

100人近くいる我がカルデアのサーヴァント達から厳選された最高戦力。全員がその名に恥じない実力の持ち主であり、私ではたとえ力を取り戻したとしても決して届かない遥か高くに位置する英霊達。

 

 

恐らくAチームだろうと彼の前では歯が立たないはずだ。気がかりは何もない。なのに…

 

 

(何故…こんなにも心が苦しいのでしょうか)

 

 

酷く嫌な予感がする。よく分からないが、このまま行かせたら必ず良くないことが起こるような気がしてならない。止めなくては。

 

 

「先輩!行かないでくださー先輩…先輩!!」

 

 

 

 

「先輩!? はっ…夢、だったのでしょうか…」

 

 

いつも通り自分の部屋の天井。いつもと変わらない日常。部屋を出たらいつも通りみんながいる。

 

 

「今思えば先輩があんな風になるわけありませんね…」

 

 

あんな夢を見るだなんて私は少し疲れていたのかもしれない。願わくば先程の夢は夢であらんことを…

 

 

〜マスターside

 

 

マシュと関係を戻す方法ねぇ…中々思いつかない。どうするべきかな…

 

 

「お困りかな?マスター」

 

 

「むっ、新茶か」

 

 

福袋で俺の心を折りにきたサーヴァント。何故数多の女の子を掻い潜ってお前がきてしまったのか。

 

 

「そう警戒しないでくれ、マスター。マシュとかつてのような関係に戻りたいのだろう?」

 

 

何故お前がそれを知ってやがるんだ?ブラフか?盗み聞きか?

 

 

「…だとしたら?」

 

 

「私がお膳立てしてあげようじゃないか」

 

 

お膳立て?何故そんなことを?あるか?こいつの利益になること…

 

 

「何が目的だ」

 

 

「そこにある種火…それを私にくれないか?そうすれば協力しようじゃないか」

 

 

新茶め…また何か企んでんのか?だが、打つ手がないのも事実。低レアサーヴァント育成に充てるつもりだったが…今ある種火でどうにかなるなら…

 

 

賭けてみる価値はある!

 

 

「ほら、どうにか出来る自信があんならそれを貰って好きにしてくれ」

 

 

「…この私に任せたまえ、マスター。上手くやってみせようではないか」

 

 

「ところでさぁ…この種火全部あげるとお前は恐らくレベルマになるが…まさか狙ったか?」

 

 

「…ははは、アラフィフ分かんないナー」

 

 

 

 

新茶がいる以上は任せておけば良いか。あとは来たるべく節分イベントに備えて…

 

 

「お隣り…よろしいですか?マスター」

 

 

「おう、玉藻か。あぁ、いいよ」

 

 

あっ、そうだ。せっかくだし、ちょいと相談に乗ってもらうか。

 

 

「…その代わりってわけじゃないが、ちょっとだけ時間くれないか?」

 

 

「えぇ、構いませんとも」

 

 

「実は…」

 

 

俺は玉藻に一切合切全て吐き出すことにした。

 

 

 

 

「最近沢山サーヴァントが増えましたからねぇ…さぞかし寂しかったのでしょうね」

 

 

「あぁ。俺は新しいサーヴァントに構ってばっかでマシュのことちっとも構ってやれてなかった」

 

 

マシュとは人理修復の最初期から一緒にいたからな…。その時から何でも言うことは言うようなやつだったこともあって、対応がより疎かになったのかもしれない。

 

 

「マスター。ぶっちゃけマシュさんのこと…どう思います?」

 

 

ん?マシュをどう思うかって?

 

 

「言うまでもなく好きだよ。あんだけ旅しておいて嫌いな訳はないさ」

 

 

「えっと、そうではなくてですね…」

 

 

ピーンポーン!パーンポーン!

 

 

「何だ?このなんだかしまらないチャイム音は…」

 

 

『え〜、これから第一回『マスターを一番好きなサーヴァントは誰だ!?クイズオブマスター!』優勝者には賞金100万円!』

 

 

はい?今何て?

 

 

「やれやれ…なんだか騒々しいですねぇ。クイズ大会…ですか…」

 

 

新茶め。一体何のつもりだ?まぁ、クイズ番組自体は好きだからちょっとぐらいは見てもいいかなぁ…

 

 

『そして副賞では1日マスターを好きに出来る権利が貰えー』

 

 

「ふっ、これは行くっきゃねーみたいですね!マスターは渡しませんよ!」

 

 

 

 

「お前も行くんかい!!」




贋作イベントでは次いつ使うかも分からない低レアを育てるより、星4以上のサーヴァントの中からメインを張れるサーヴァントを増やしていました。

セイバーの層が薄い作者はランサーが増えると苦戦しそうな予感が…w

作者はこういった場所でバーサーカー、アルターエゴ、ルーラーみたいな汎用性高いサーヴァントをすぐには切れないタイプですw


次回は新茶企画のクイズ大会をやる予定です!それでは!

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