我がカルデアのゆるやかな日常   作:100¥ライター

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前回も書きましたが、2部で色々あったけどこの小説ではカルデアにいるってことで書かせていただきます。ネタ作りにくいですしw
大目に見てくださいね


※色々あったため誤字多めです。勢いで書いたからですねwごめんなさい。反省します


俺達が止まらねえ限り…その先にメルトリリスはいるぞ…

我がカルデアでは異様な空気が漂っていた。何故なら…

 

 

『すまん、今具合悪いから誰も入らないでくれ』

 

 

「先輩…今までこんな事はなかったはずなのに…」

 

 

今朝、我がカルデアのマスター兼私の先輩がいきなり体調を崩してしまったのだ。それからお腹が痛い。目眩がする。吐き気がするなど言って部屋にこもり始めた。

 

 

「そうなの?マシュ」

 

 

「えぇ…マスターは刑部姫さんや孔明さん達同様、ゲーム好きでありながらトレーニングは欠かさず行い、最も動きやすいカルデア戦闘服が常に着れるように体型を維持し続けていました。それにより、先輩の身体は常に健康体。ドクターの診察に引っかかったこともありません」

 

 

 

「人理修復におけるストレスは?」

 

 

「一切ありませんでした。玉藻さんやブーディカさんが精神面をケアしてくれたことが大きいと思われます」

 

 

マスターは精神的にも強いマスターであり、強敵にも臆しませんでした。マスターのそんな一面は敬意を評します。

ただちょっと気が多いですが…

 

 

「精神面のケア?エッチなサービスのこと?」

 

 

「ち、違います!玉藻さんをモフったり、ブーディカさんに抱きついたり…ただそれだけなんですから!」

 

 

「ふーん、それはまぁ、いいけど。マスターが体調を崩すなんて…これからある事で何かしら関係がありそうね」

 

 

メイヴさん!?マスターが入るなと言ったはずの扉を…!止めなー

 

 

「任せなさい。私はマスターの相棒よ。私ならマスターも入れてくれるはずよ」

 

 

「…わ、分かりました。先輩のことを…よろしくお願いします」

 

 

先輩。私では…ダメですか? 私では先輩の力になれないのですか?

 

 

 

 

「マスター!入らせてもら…」

 

 

『メルトリリスメルトリリスメルトリリスメルトリリスメルトリリスメルトリリスメルトリリスメルトリリスメルトリリスメルトリリスメルトリリスメルトリリスメルトリリスメルトリリスメルトリリスメルトリリスメルトリリスメルトリリスメルトリリスメルトリリスメルトリリスメルトリリスメルトリリスメルトリリスメルトリリス…』

 

 

「怖っ…なんてしょぼくれた顔してんのよ。マスター」

 

 

「メルトリリス?」

 

 

「メイヴよ」

 

 

「あぁ、すまん。メイヴ」

 

 

「やっぱりこれからのメルトリリスピックアップが気がかりなのね」

 

 

「いや、だってこれ逃したらもう一生メルトリリスピックアップされないかもしれないじゃん!でも引けないかもしれないと思うと…」

 

 

バシン!!

 

 

「…メイヴ?」

 

 

唐突に平手打ちされたことで思考がリセットされ、そこから間髪入れずにメイヴは俺をベッドに押し倒してきた。

 

 

「私が好きなマスターはいつどんな時でも恐れを知らず、果敢に戦う雄志。腑抜けたマスターに興味はないわ。だから…マスターは堂々と構えてなさい。あとは私が…いえ、私達が勝利を勝ち取るだけなのだから」

 

 

思い出した。まさかこうやってメイヴに励まされるとはな…

 

 

俺はなんて当たり前なことを忘れていたのか。

 

 

「…ふふ、そうだったな。任せるぞ」

 

 

〜1月5日23時50分

 

 

「遂に…引くのね」

 

 

「あぁ。そして更に!俺は自分ルールを課する!」

 

 

「自分ルール?」

 

 

自分ルールとは。某アニメの俺の好きなキャラがやっていたことであり、自らを限界まで追い込むことで力を極限にまで高め、失敗してもそれが次への糧になるという素晴らしいものだ。

 

 

今回に関しちゃ次はないけどな。

 

 

「パライソ。いるんだろ?ほら、これを見ておいてくれ」

 

 

「はっ!」

 

 

『私はもし今ある聖晶石150個と呼符10枚でメルトリリスを引けなければ刑部姫と黒ひげに普段使ってる某SNSでRT数稼ぎをしてもらい、その分だけ上体起こしと腕立て伏せを行います。

 

次にマスターネームを1ヶ月間『メルト爆死した哀れなゴミ』に変える。

 

そして私はそれから24時間女王メイヴの言うことには必ず従う犬になることをここに誓います』

 

 

「しょ、正気でござるか!?」

 

 

「あぁ。なんたって…引くんだからな。パライソには召喚ルームには俺とメイヴ以外誰も入れないようお願いしたい。いいか?」

 

 

引くのであれば…いかなる自分ルールであろうと自らの力を高めるだけ。問題ない。

 

 

「承知」

 

 

〜召喚ルーム メルトリリスピックアップ開始!

 

 

 

「さぁ、行くぞ!40連!!」

 

 

「俺は気づいたんだ。メルトリリスの触媒。それは…」

 

 

「まずは薄い本!このために用意した全年齢メルト本2冊にR18!メルトの薄い本!それもこの前のコミケで出た新作!」

 

 

「次にフィギュア!オルガマリーを始め…」

 

 

「御託はいいからさっさと引くわよ」

 

 

「あいよ!」

 

 

〜40連結果

(目ぼしいもののみピックアップ)

 

ギル礼装3枚

月の海の生徒会3枚

優雅たれおじさん2枚

 

新アベ 1人(?)(ダブりなのでレアプリ候補)

哪吒 1人

 

 

「はぁ…はぁ…何だよ、星4サーヴァント。結構当たるじゃねーか…」

 

 

「俺はただ進み続けるだけでいい…俺とお前が止まらねえ限り…その先にメルトリリスはいるぞ…だからよぉ、止まるんじゃねぇぞ…」

 

 

 

「全裸で倒れないで。私が見る分には一向に構わないのだけれど…哪吒が変な顔してるし、一旦起きて?」

 

 

「この人 主人?」

 

 

「えぇ、そこにいる全裸の男。メルトリリスのエロい方の薄い本でち○こ隠すとか訳わからないことして爆死しかけのこいつ。それが私達のマスターよ」

 

 

「我が主人 起きて」

 

 

「ん?メルトリリス?」

 

 

「メルト?違う 私 サーヴァント ランサー 哪吒。それだけ」

 

 

「そう…か…」

 

 

最早何かしらの抑止力すら感じた。俺…やっぱ引けないかもしれないよ…

 

 

〜数分後

 

とりあえず触媒を取っ払い、服を着た。一旦朝に持ち越すか?

 

 

「マジか…あとは呼符と30個の石…」

 

 

「マスター、呼符を先に引くわよ。ここで、今!」

 

 

「呼符?」

 

 

「マスター。貴方は最近10連で結果を出していたから忘れているのかもしれないけど…我がカルデアの大半…そして一番最初に引いた星5サーヴァントである酒呑童子はどうやって引いた?」

 

 

酒呑ちゃんだろ?そんなもんは簡たーあっ!

 

 

「呼符だ!」

 

 

「そう、呼符よ!」

 

 

「なら触媒を…」

 

 

片付けてしまったから急いで戻さなきゃ…

 

 

「神頼み?今は神なんか必要ないわ!何故なら…マスターにはこの私が着いているのだから!!」

 

 

おっ!金回転だ!来い来い来い!アルターエゴ来い!!

 

 

「快楽のアルターエゴ・メルトリリス 心底イヤだけど貴方と契約してあげる。光栄に思いなさい?」

 

 

メルトリリス!やっと来てくれた!!

 

 

「うぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!ありがとう!メルトリリス!!本当にありがとう!!」

 

 

俺は気づいたらメルトリリスを抱きしめていた。俺は今この瞬間がとても嬉しい。

 

 

「い、いきなり何をするの!?離れなさいって!」

 

 

12月6日。約半年の時を経て、メルトリリスが我がカルデアに来た。それは我がカルデアを大いに騒がせたのだが、それはまた別のお話。




作者とフレンズの方は既に感づいたり、知っていた方もいたかもしれませんが遂にメルトリリスを当てました!

メルトリリスは素材を確保次第、すぐさま育てます!それでは!

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