我がカルデアのゆるやかな日常   作:100¥ライター

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2016年クリスマスイベント…我がカルデアにもやっと正式に邪ンタさんが来た作者です。靴下しか落ちない一番下のぼたん雪級を周回しながら書いてます。

最後のサーヴァント達…もうちょい体力下げてくれませんかね…?


今回はぼたん雪級とは全く関係ない今回の高難易度を攻略します!どうせなら呼符くれても良かったんですけどねぇ…


2016クリスマス 高難易度攻略開始!

「さて、全員メンバーは集まっているな?」

 

いつもの高難易度攻略に欠かせないメンバー達が集まる作戦会議室。ここに集まるメンバーこそが我がカルデアの最高戦力。

 

 

「先輩、刑部姫さんは…」

 

 

「あ?あいつなら…」

 

 

prrrr…

 

 

「全く…会議中だぞ?電源ぐらい切ったらどうだ?」

 

 

やべ、電源付いたままだったか。いや、待て…俺が非通知にしてないってことは…

 

 

「すまん、アルトリア。そしてみんな。会議中に失礼する」

 

 

「もしもし」

 

 

『姫はこれからライブ配信があるので攻略休みまーす!まぁ、姫がいなくてもまーちゃんは上手いことやるよねっ!それにあの超絶耐久パが崩されるなんて正直ありえないし。じゃあね〜』

 

 

「ちょっと待て!欠席するならもっと早く報告しー」

 

 

…おい、コラ。ドタキャンすんな。あと盛大なフラグを建築してんじゃねーよ。

 

 

「ほぉう、刑部姫。いい度胸だな。今から突撃しに行くか?マスター」

 

 

「いや、別に大丈夫なんじゃないか?刑部姫がいなくたって攻略してやるさ」

 

 

「…先輩は少し刑部姫さんを甘やかしすぎていると思います」

 

 

「そない些細なこと気にせんでも…アサシンならウチがおる。安心せや」

 

 

「そうだな」

 

 

さぁ、今回はどんな高難易度かな

 

 

「セイバー、キャスター、アサシン、ライダー?ジャック、ナーサリー…ん、それだとセイバーやライダーは?」

 

 

「考え方が違うよ。こういう時は今回のイベントで敵対した人物を考えるんだ…君は彼女達の他に誰と戦ったかな?」

 

 

誰と戦ったか?んなもん覚えているさ。

 

 

「天ーサンタアイランド仮面、呪腕先生、エミヤ、レオニダァス、風魔小太郎、トータ、マルタ、牛若丸、荊軻…ぐらいか?」

 

 

俺が今まで戦ったサーヴァントを列挙してみた。だが、ホームズの表情は変わらない。何か間違えたか?

 

 

「灯台下暗しとはまさにこの事だろうね。君は肝心なところを洗い忘れているよ」

 

 

「…肝心なところ?」

 

 

他に戦ったサーヴァント?サーヴァント…

 

 

「サンタオルタ!?」

 

 

「そう考えるのが妥当だろうね。セイバー候補がいない以上、他は恐らくモブ。しかし油断は禁物だ。この少ない情報では判断材料が少ない。だが、考えうる可能性は大きく分けて2つに絞ることができる。モブを無視しようとただボスを倒せば勝利かほぼ勝利確定になるか。もしくはボスを先に狙えばそれによってモブが強化され、手がつけられなくなるか。それらを加味して編成を考えたまえ」

 

 

前者は最近あった2017ハロウィンの黒幕アーチャーやある程度バフを剥がせばあとは本体を狙うだけだったネロ祭のメイヴ。後者は同じくネロ祭のダヴィンチちゃんとかかな。

 

 

「サンタの私か。私と同じく全体宝具を使う相手である以上…無敵や回避は必ず全員に付与する必要があるな」

 

 

編成か…アサシン。どうすっかなぁ…まず耐久するのは確定。サンタオルタが出てきたらアサシンで倒しにかかる。これが基本プラン。

 

 

モブを避けてボスを先に狙う場合かボスを避ける場合。いずれにせよ、全体宝具の酒呑は不向きだ。

 

 

「ちょっと欲しい人材を連れてくるからちょいと待ってて」

 

 

今回の戦い…きっとあいつは役に立つはず!

 

 

〜編成完了!

 

 

「よし、これでどうだ!」

 

 

ジャンヌ・ダルク

礼装 2030年

 

 

玉藻の前

礼装 柔らかな慈愛

 

六導玲霞の礼装。HP回復量を上げる効果があり、玉藻はスキルと宝具の2つで回復を行えるので相性は中々。

 

 

諸葛孔明

 

 

サブ

 

 

ヴラド三世

 

 

アサシン・パライソ

礼装 凸ゼルレッチ

 

 

源頼光 (フレンド)

礼装 凸カレスコ

 

 

マスター礼装はカルデア戦闘服。

 

 

序盤は耐久して、後半一気に蹴散らす。これでいけば最強。さぁ、行くぞ!!

 

 

 

 

初見で立てた作戦だが、上手くいく。そう思った時期が私にもありました。

 

 

「どうした?それでも貴様は人理修復という偉業を為したマスターか?」

 

 

「くっ…」

 

 

4体編成となっていたので雑魚を全員同じタイミングで倒さなければならないと考え、ある程度削ってからはアドリブでオダチェンを使い、頼光を呼び出して宝具を撃って蹴散らすまでは上手くいった。

 

 

トナカイの強化スキルみたいなものを使ったので恐らく正しい判断だったのだろう。だが…

 

 

「お館…様…」

 

 

何故俺はここまで追い詰められている…!? 答えはシンプルだ。アルトリアの攻撃力が想像より高かった。あのジャンヌ・ダルクすらクリティカル連打によってあっけなく沈められてしまった。

 

 

おまけに最初はB耐性。ゲージを1つブレイクさせたら次にA耐性がついた。2ゲージ目をブレイクさせたら恐らくQにも耐性が付くと考えるのが妥当か。 しかし、解除しなきゃ永続はキツいなぁ…

 

 

そんな最悪な状況なのに敵のゲージはまだ1つ残っている。だが、こちらはパライソ1人で満身創痍。ガンドも既に使用済み。

 

 

「最後はそこにいるアサシンだけか。多少時間はかかるが…次の宝具で終わりだ」

 

 

「スキル発動!呪術(巫)C!!」

 

 

「承知!」

 

 

宝具封印!これで1ターン凌げる!

 

 

「ちっ、小癪な真似を…」

 

 

「甲賀流A!そしておろちの呪B!!」

 

 

「はぁぁっ!」

 

 

「ふん…よく足掻くな。日本の忍とやら」

 

 

おろちの呪にはアーツ強化だけではなく、呪い状態を付与できる。宝具は含まれないが、今回は宝具を入れてないから計3回!合計1500ダメージが貴様の体力を徐々に蝕む!

 

 

「いくぞ、宝具解放!」

 

 

「来たれ、大蛇!!」

 

 

宝具からのQ Q!! Qならまだ耐性はないし、EXで更にダメージを稼げる!さすがに削りきれるはず!

 

 

「くっ…」

 

 

よしっ!これで二度目のゲージブレイク!そしてやはりQに耐性か。

 

 

 

「私のゲージを2つも削るとは…よくやったな。褒めてやろう。だが…」

 

 

 

 

「まだ足りない」

 

 

はっ!?クリティカル…だと…?

 

 

「お館…様…申し訳…ございま…せぬ…しかし、情報は確保しました…役立ていただければ…」

 

 

最後のパライソまでやられるのかよ…どんだけ強いんだよ。やつは…

 

 

「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

 

『さすがに初見クリアは難しかったですね…対策も完璧に出来ましたし、一度出直しー』

 

 

「全令呪を以って命ずる。サンタオルタを…倒せ」

 

 

 

 

かかったターン 56ターン

令呪 三画使用

(令呪コンテニュー)

 

 

 

「お疲れ様です、先輩」

 

 

「今回のMVPは…パライソだな!最後一人になりながらもよくやったよ!」

 

 

「お館様…」

 

 

「いやぁ〜!本当に素晴らしい活躍だったよ、パライソ…っ…ぐすっ…ひっく…」

 

 

「お館…様…?泣いて…」

 

 

「あんなボロボロになってまで…ごめんな、俺が不甲斐ないばかりに…」

 

 

あと少し俺が丁寧に編成を組めば…パライソちゃんにここまで負担はかからなかったのではないか。あと少し、俺が的確に判断をすれば…

 

 

あと少し…俺が動揺しなければ…

 

 

「お館様が謝ることはありませぬ。先刻の戦は拙者が至らなかっただけでござる」

 

 

「パライソ…」

 

 

「いかがなされた?お館様」

 

 

「俺はこんな…ダメなマスターだけどさ…これからも一緒に戦ってくれるか?」

 

 

「愚問でござるよ、お館様。拙者は初めてお会いしたあの日からずっと…お館様に忠誠を誓った身でござる。いつまでも…どこまでもお供いたします」

 

 

「ありがとう。本当にありがとう…」

 

 

「ん、お館様…苦しいでござるよ」

 

 

パライソちゃん…やっぱりお前はいいサーヴァントだよ。最初引いた時、インフェルノちゃんじゃないんかい!とか思って本当にごめんなさ…い…?

 

 

はっ、この刺すような視線は!まさか…

 

 

「先輩、いつまでパライソさんと抱き合っているのですか?」

 

 

「はっ、マシュ!?いつの間に!お前いつから瞬間移動を…」

 

 

「最初からここにいましたが…というか皆さんが見ていますよ」

 

 

あっ、そっか。俺が見逃していただけか。

 

 

「可能性は薄いですが…あの戦いのデータがいつか必要になるかもしれませんね。それでは、今回の高難易度のデータをまとめたファイルは我がカルデアの各高難易度攻略の記録をまとめた部屋に写真も添えて保存しておきますね」

 

 

「え?ちょっと待て!それにさっきのやつは入ってないよな!?なぁ!!」

 

 

 

持っていくな持っていくな!みんな閲覧可能にしないで!!

 

 

「入っているか…分かりかねますね。なにせ沢山写真を撮ったので…」

 

 

この後必至に頼みこんで消してもらったのでデータは流出せずに済みました。

 

 

〜翌日

 

 

「なぁ、マスター。私はあの時…マスターが無理にでもコンテニューした事には理由があると思うのだが…実のところどうなんだ?」

 

 

相変わらず鋭いな、エミヤは。あんま言いたくはなかったが…

 

 

「エミヤに隠し事は出来ないな。あの時は少しばかり感情的になったのも確かにあったが…それよりもパライソちゃんを入れた高難易度攻略は初めてだったんだ。だからさ、最初は華々しいデビューにしたいと思って」

 

 

「ふふっ、そうか」

 

 

「ん、今笑ったか?割と真剣だったのに」

 

 

「いいや、君らしいと思っただけだ」

 

 

エミヤの絆もそろそろ9か…一番最初の絆10は多分エミヤだな。

 

 

 

「おや、君にお客さんが来ているぞ」

 

 

「お客さん?」

 

 

「マスター!こんな寒い日は一緒にランニングでもしませんか!?」

 

 

レオニダァス!!ランニングか…シミュレーターを借りに行けばいけるな。だが…あっ。

 

 

「それいいな、行くぞ!!レオニダァス!だけどさ…」

 

 

「行く前に誘いたいやつがいるんだが…いいか?」

 

 

「もちろんいいですとも!トレーニングはみんなでやれば更に効率よく筋肉を鍛えられますからなぁ!…しかし、誰を誘うのですか?」

 

 

「気になるか?まぁ、今すぐ連れていくさ」

 

 

 

 

「え?これどういう状況?もしかして昨日ライブ配信で大事な会議すっぽかしたの怒ってる?あの高難易度もしかして姫の強化解除とか必要だった?ねぇ、ねぇ!!」

 

 

「そういや、お前。最近ちょっと体重増えたって言ってたよな?」

 

 

「あっ、それは気のせいだったというか…そもそもサーヴァントっていうのは体型が変わらないものであって…」

 

 

「それに引きこもりすぎるのは身体に毒だよなぁ?たまには身体を動かすのもいいと思うんだ」

 

 

「サ、サーヴァントは風邪なんてひかないし…そもそもまーちゃんみたいな行動派オタクとは対極の位置にいるのが姫だし…」

 

 

「三人四脚!これなら私とマスターが走り続ければ刑部姫殿は何もしなくても必然的に走り続けることができる!名案ですな、マスター!」

 

 

「あぁ、名案だろ?とりあえずこの辺を25周ぐらい行っちゃうか!」

 

 

「25周!?1周で何m!?」

 

 

「これが本当に陸上競技のトラックを再現しているなら…1周が400m…つまり10kmかな?まっ、頑張ろうぜ」

 

 

「問題ありませんぞ、私の計算通りが正しければたったの50分もかからず…そしてどんな不足の事態があろうとも1時間あれば必ず完走出来ます。さぁ、行きましょう!」

 

 

「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

 

 

今日も我がカルデアのみんなは元気です。

 

 

「ちゃん♪ちゃん♪」




真面目に攻略情報を載せます

トナカイは殺トナカイ、術トナカイ、剣トナカイの三体です。
たまにムキムキになってHPアップ、クリティカルダメアップのドーピングしてきますが、3ターン後にスタンがかかります。
チャージ管理する方は気をつけてください。
偽りの肉体。ダメ絶対。

サンタオルタはトナカイを強化するので極力トナカイを全員一度に倒すべきです。頼光ママやアーラシュを強く勧めます。

ここまで来たらあとはサンタオルタのBAQ耐性だけです。
ジャックちゃん、天草四郎時貞、メルトリリス、あとは刑部姫とか刑部姫とか刑部姫の強化解除を駆使して、倒しましょう。


それでは!

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