我がカルデアのゆるやかな日常   作:100¥ライター

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ウルトラサンを楽しみながらFGOをやる作者です。
名前は作者が好きなキャラから取って『システィーナ』にしてます。
やっとフルーツケーキ最効率が出ましたが、作者は星5礼装を一切所持しておりません。
増やすサーヴァントも邪ンタのみです。
靴下最高効率が出たら今以上に周回しなければならない…考えただけでもキツいですw


周回中で疲れた所にトドメの一撃

「フルーツケーキ最高効率を周回じゃコラァ!」

 

 

あぁ、逃れられない(周回)。早速今日0時解放された場所を今すぐに周回しなければならない。行かなくては…

 

 

「ついでにショートケーキが集まるからジャンヌとエミヤはそのまま…フルーツケーキを増やす邪ンタ。デバフ要因のマタ・ハリ…そして男性特攻が刺さるメイヴで行く。ジャンヌ達は少し出番が多くなるが、我慢してくれ」

 

 

「分かりました。くれぐれも体調には気をつけてください、マスター」

 

 

「ふふっ、フルーツケーキを集めるために私を呼ぶ!論理的です!」

 

 

「フレンドは邪ンタを使う。フルーツケーキ礼装限凸済み。実に論理的だろ?」

 

 

「…ちょっと成長した私!?」

 

 

「スタメンはジャンヌ・メイヴ。そしてフレの邪ンタだ。メイヴと邪ンタのNPが3戦目までに溜まるように立ち回る。こっちの邪ンタはベンチでも温めていてくれ」

 

 

「…!!」

 

 

いまだ第三再臨すらしてないからまぁ、多少はね?(19日午前0時時点)それに宝具レベルとか戦力にするには足りないものが多すぎる。

 

 

「それじゃあ、行くとしよう…」

 

 

 

まずはジャンヌの星生産スキルなどを使い、序盤を極力早く突破。出来るだけ星を増やしておき、可能であれば2戦目の何処かでメイヴのブレイブチェインを組んでキャンドルファイヤーを倒す。上手くクリティカルが絡めばそいつは1ターンで死ぬ。

 

 

ボスの場所に着いたらオーダーチェンジでジャンヌを下げて、マタ・ハリに変えるだけ。もしみんなの体力が怪しくなれば必要に応じてガンドを撃つ。

 

 

「マタ・ハリ!デバフは任せた!二重デバフをかけるのは子ギル!」

 

 

「えぇ、任せて。マスター」

 

 

マタ・ハリは防御デバフが2種類あり、ダブルでかければかなり防御力を削ってくれる。これは人理修復の最終決戦でも役に立ってくれた。

 

 

「残り二人は宝具解放!!」

 

 

 

「しゃんしゃんしゃーん!しゃんしゃんしゃーん!しゃんしゃんしゃーんしゃしゃーん!」

 

 

「『愛しき私の鉄戦車(チャリオット・マイ・ラヴ)』!!」

 

 

よし!二撃必殺!!これが分かっただけで儲けものだ。あとはこれを繰り返すだけ…

 

 

 

 

 

「あぁ、いいなぁ。メイヴちゃんのモフモフコートめっちゃ暖かそう…俺は一体何が悲しくて全身タイツみたいな格好でこんなところを周回しているんだろう…」

 

 

何度二人の宝具を見ただろうか…。何度トナカイみたいなやつが虐さー倒される姿を見たのだろう。そろそろ正気を保てなくなりそう。

 

 

「マ、マスター!?大丈夫ですか!?今日はそろそろ眠ー」

 

 

「ほら、ちょっとこっち来なさい」

 

 

「お、おう…」

 

 

バサッ

 

 

「貸してあげるわ」

 

 

メイヴに言われるがままに近寄るとメイヴは自分が羽織っていたコートを俺に渡した。

 

 

「もうちょっと周回するんでしょ?着てもいいから私のために頑張んなさい。私のスキルレベル…上げてくれるんでしょ?」

 

 

暖かい… メイヴってこんないい匂いすんの?思わずメイヴに抱きつかれているかのように錯覚して…

 

 

しまった。危うく絆されてまともな判断が出来ないところだった。絆されかけたのは俺の自業自得だが。

 

 

だが、これでいける気がする。確信がある。

 

 

「マスター、私の出番が来るまで暖めてあげるわ」

 

 

「はうっ!?」

 

 

う、後ろから急に抱きつかれた!?…もしかして敵か…!?

 

 

いや、それはないか。少し拗ねているとはいえ、後ろにいる我がカルデアの邪ンタが敵をみすみす見逃すとは思えないし、エミヤだって控えている。つまりは…

 

 

「マタ・ハリか。一瞬心臓止まりかけたわ…」

 

 

「マスター、手を」

 

 

「あ、ありがと…」

 

 

マタ・ハリの手の温もり…暖かいな。二人のおかげで吹雪いているはずなのになんだか身体中が暖かくなって…

 

 

「マスター、指示を!!」

 

 

ジャンヌ・ダルクか。もう数えるのをやめたくらい周回したとは思うが…

 

 

「メイヴのカードが少ないからここを突破した時、メイヴはブレイブチェインを組めるはず!星生産のスキル使って突破!初手Qで星生産を優先してくれ!」

 

 

「了解です!」

 

 

『先輩…何で周回なのにメイヴさんのコートを羽織りながら、マタ・ハリさんとくっついてイチャイチャする必要があるんですか?』

 

 

「…」

 

 

あれ?もしかしてこれ全部筒抜け?…やっちゃった?

 

 

『…』

 

 

「…」

 

 

俺とマシュの間にここよりも遥かに冷たい空気が広がる。さて、どうしたものか…

 

 

『先輩、朗報です。探していた最後の亜種特異点がまもなく見つかります』

 

 

 

 

「はー!?」

 

 

つい現実を受け入れられなくて素っ頓狂な声が出てしまった。何だって…?

 

 

「マスター!3waveになりました」

 

 

はいはい、オダチェンオダチェン。マタ・ハリいってら。

 

 

「頑張るわね、マスター」

 

 

「あとは可能な限りバフ・デバフを盛って、宝具解放!任せたぞ」

 

 

もう何周もしたからは最後くらいは指示しなくてもいけるな。気がかりなのは先程言っていた亜種特異点だ。冗談だと言ってくれ。

 

 

「…で、詳細は?新手の嫌がらせか?精神攻撃か?」

 

 

マシュを信用していないわけではない。だが、タイミングが悪すぎる。何故今なんだ。

 

 

『いえ、誓ってそのようなものではありません』

 

 

『しかし、詳細はまだ不確定な情報が多いので今は控えさせていただきます。それでも最後の亜種特異点への手がかりを掴んだということは事実です。すぐさま詳細な位置などを解析します』

 

 

「…なぁ、マシュも少しぐらい休んでもいいんだぞ?今、午前1時を回ってんだし」

 

 

俺のクリスマスが亜種特異点修復になってたまるか。クリスマスぐらいみんなでゆっくりクリパさせろ。

 

 

『お気遣いありがとうございます、先輩。…ですが、私がやれる事はこれくらいですので…』

 

 

「…そうか、無茶はすんなよ」

 

 

はぁ…亜種特異点の解明早すぎないかね?今年のクリスマスイベントまで多少は休めそうな気がしてたのに…

 

 

「無事終わったわよ」

 

 

「お疲れ様、メイヴ。あとはボックスガチャして終わりだな」

 

 

「トナカイさん!再臨素材、絶対当ててくださいね!」

 

 

「無茶言うな、当たるよう努力はしてやるが」

 

 

「幸運EXの私がいれば余裕よ」

 

 

「あっ、外した」

 

 

「トナカイさん!!」

 

 

やれやれ。今回の復刻イベ周回パーティの中では一番手に余るやつらが多いが…とりあえず必要になりそうなフルーツケーキが集まるまでは星5礼装の晩餐を狙いながら周回するか。




0時になったからわた雪級の周回に切り替えようとした矢先にセイレムの情報をくらった作者です。


ちなみに前にも少し触れましたが、マタ・ハリは低レアサーヴァントの中では作者一番のお気に入りサーヴァントです。

最初は低レアの中では一番可愛いし、声優が種ちゃんだから育てようかな〜と軽い気持ちで育ててましたが、幕間クリア後のプロフィールを見て好きになりました。

そこからとある場所でマタ・ハリさんの絆礼装バレをくらい、その意味を知ったことでより好きになりました。


作者のマタ・ハリはまだ絆6ですが、コスト節約も兼ねて隙あれば連れています。


靴下最効率は100%あり得ないだろうけどサモさんシステムがあれば楽に周回出来るような場所にしてくれると嬉しいですwそれでは!

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