紅魔女中伝   作:ODA兵士長

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第32話 妖気漂う大宴会 (挿絵あり)

「さて……やってるかしら?」

 

 日が落ちた幻想郷は本当に暗い。

 人工的な光がないそこは、月明かりと星明かりのみが降り注いでいる。

 私は魔法の森を飛んで抜けているが……もし森の中を歩くとなれば方向感覚を失ってしまうだろう。

 上から見ても何となくのシルエットが分かるだけで、森はほとんど闇に落ちてしまっている。

 

「––––まあ、もう賑やかそうね」

 

 魔法の森を抜け、更に進んだ頃に光を放つ場所が見えた。

 暗い幻想郷の中では、それはそれは目立つ光だった。

 まだ遠すぎてどんな光はよく分からない。

 だが、その光源が博麗神社であることは明白だった。

 今は宴会の真っ只中だろう。

 少し行くのが遅かったかもしれない。

 早く着きすぎても暇だと思い、少し遅めに出たら案の定始まっているみたいだ。

 まあ、少しくらいの遅刻は許されるだろう。

 なにせ、私が宴会に参加するなんて初めてなのだから––––

 

「それにしても」

 

 何だか嫌な雰囲気がした。

 その正体はよく分からない。

 近頃多かった幽霊かとも思ったが、それとは少し違う嫌悪感だった。

 

「これは……妖力?」

 

 

 

 ◆◇◆

 

 

 

 魂魄妖夢は劣等感を感じていた。

 

「さ、咲夜!」

「あら、何かしら?」

「私も何か––––」

「貴女は幽々子の世話でもしてなさい。ほら、酒が無いってプンプンしてるわ」

「…………うん」

 

 十六夜咲夜は完璧だった。

 宴会の運営に置いて、彼女の右に出る者は居ないだろう。

 それが、妖夢の咲夜に対する評価だった。

 

 ––––私も何か手伝うよ。

 

 そんな簡単なことを言うだけでも、畏れ多い。

 咲夜は全て1人でこなしてしまう。

 皆に酒を運ぶところから、肴を作るところまで全て。

 彼女が居なければ、この宴会は回らない。

 それは恐らくこの宴会に参加する全員が気付いている、気付いているのだが……

 

 ––––咲夜は何処までも影に徹した。

 

 私が準備した、私がこの宴会を回している、などと言った驕りを持つことなく、咲夜は縁の下の力持ちを演じ続けている。

 能力を行使し、出来るだけ人の目に付くことなく、咲夜は仕事をするのだ。

 

「幽々子様に、お酒を持っていかないと……」

 

 これだって、咲夜は決して忘れていたわけではない。

 私が何か手伝いたいと思っていることに気づいた彼女は、"わざと"幽々子に酒を持って行かなかった。

 私に仕事をさせるために。

 

「はぁ……」

 

 大好きな主人のところへ向かうのに、大きな溜息を吐いてしまった。

 幽々子様には聞かれていないだろうか?

 本当に––––自分が嫌になる。

 無力な自分が––––

 

「どうしたんだ?浮かない顔をして」

「あ……藍さん」

 

 考え込んでいた妖夢に話しかけたのは、八雲藍だった。

 

「いえ……なんでもないですよ」

「そうか? ……さて、酒を持って行こう。私たちの主人がお怒りだ」

「はい、そうですね……」

 

 見れば幽々子様が紫様の酒を奪った為に、喧嘩しているようだ。

 早く届けてやらなければならない。

 やっぱりそうだ。

 あの咲夜が、こんな状況を"わざと"でなければ作る筈がない。

 

「ありがとう、妖夢」

「幽々子! さっきの分、お酒返しなさい!!」

「や〜よぉ〜。紫には、藍ちゃんが持ってきたお酒があるでしょう?」

「やられっぱなしは悔しいわッ!」

 

 わちゃわちゃと言い争いを始める2人を尻目に、藍が口を開いた。

 

「全く、困ったものだね」

「あはは……まあ、おふたりとも楽しんでいるようですし」

「そうだなぁ……少しは羽目を外すのも悪くはないだろう」

「そうですね」

「……私達も、羽目とやらを外してみるか?」

「え……?」

「さっきの話だ。あんなに大きな溜息を吐いて、何でもない訳ないだろう?」

「き、聞かれてたんですか……」

 

 恥ずかしさの余り、妖夢の顔が熱を持ち始めた。

 酒を飲んでいることもあり、妖夢の顔は真っ赤だった。

 

「まあまあ、私とて溜息くらい付くことはあるさ」

「……」

「しかし……今日は楽しい宴会の筈だ。折角なら妖夢も楽しんだ方がいいと思うぞ?」

「た、楽しいですよ……?」

「虚勢を張るんじゃない。明らかに元気が無いんだ」

「……」

「言ったろう? 少しくらい羽目を外すのも悪くない。もっとも、私に話したくないのならばこれ以上は聞かないが」

 

 藍は俯く妖夢の目を覗き込むように見つめた。

 妖夢は少し顔を上げると、深く息を吸った。

 それを吐き出すように、言葉を紡ぐ。

 

「咲夜が……凄いから」

 

 妖夢はもう泣き出しそうだった。

 言葉と共に自分の劣等感も内から外へ流れ出ているようだった。

 

「ふむ……」

 

 藍はそんな妖夢の感情を悟っていた。

 発せられた言葉から得る情報は少ない。

 だが彼女の表情が、瞳が、声色が、言葉以上に語っていた。

 

「そうだな。咲夜は凄いよ」

「……」

「主に仕える者という同じ立場に居れば、彼女の優秀さは明確に理解できるし、それが私のプライドを傷つけることだってある」

 

 咲夜は今も至る所に酒を運び、酔った者の介抱をし、追加の料理を作っている。

 

「でも咲夜のプライドを傷つける方法もあるもんだ」

「咲夜の、プライドを……?」

「わからないか?」

「私が咲夜のプライドを傷つけるなんて……」

「いいや、ある。少し面倒だけどな」

「そんなものが……?」

 

 藍はニヤリとしながら言った。

 

「ふふっ、先ずは––––」

 

 

 

 ◆◇◆

 

 

 

「おお、アリスじゃないか!」

「声が大きいわ。もうそんなに飲んでるの?」

「いやいや、私はまだまだ飲めるぜ!」

「あーはいはい。酔ってるのね」

 

 アリスが神社の境内へと降りると、魔理沙が声をかけた。

 魔理沙は既に顔を真っ赤にして、会話の内容も少しおかしくなっていた。

 酔っ払い魔理沙を軽く(あしら)いながら、アリスは少し辺りを見渡した。

 

 ––––姿がない。

 

「アリス? 誰か探してんのか?」

「うん、まあ……ちょっとね」

「あー霊夢か? 霊夢ならそこに」

「それは知ってる」

 

 霊夢はすぐそばでレミリアにちょっかいを出されていた。

 アリスが気が付かない訳がない。

 

「他にお前が探す相手って…………??」

「……咲夜はどこ?」

「咲夜ぁ!? お前、いつからアイツと仲良くなったんだ?」

「別に、いつでもいいでしょ」

「いやぁ、閉じ篭ってたアリスがなぁ……分からないもんだぜ」

「とにかく、咲夜は?」

「アイツを呼びたいなら––––咲夜〜! 席足りないぞ〜!!」

 

「––––誰か来たの?」

 

 そう言って、咲夜は唐突に現れた。

 "時を操る"事に関して何も知らないアリスにとって、それは不思議で堪らなかった。

 

「ほら、飛んで来た」

「す、凄いのね……」

 

 少し狼狽えるアリスを、魔理沙は新鮮に思った。

 普段から感情を表に出さないアリスを知っているから。

 しかし咲夜は、そんな事に構う事なく言葉を掛けた。

 

「あら、アリスじゃない」

「……早速来てみたわ、宴会」

「ほ、本当に知り合いだったのか、お前ら」

 

 確かに2人は異変の時に顔を合わせている。

 しかし大した会話もなく、知り合い未満の顔見知りというのが一番しっくりくる関係だったはずだ。

 いつの間にこんなに仲良くなったんだ……と、魔理沙は疑問に思っていた。

 そんな中、アリスが口を開く。

 

「なんだか……本当にメイドみたい」

「本当にメイドだもの」

「じゃあメイドさん。私の席はありますの?」

 

 ––––パチンッ

 

「どうぞこちらに」

 

 咲夜は一瞬にして席を用意した。

 席とはいえ、皆が腰掛ける大きなレジャーシートの上を少し整理して、座れるスペースを空けただけだが。

 それでもアリスには不思議で堪まらなかった。

 瞬間移動では説明つかない何かが起こっている。

 不思議だったが、驚きはなかった。

 なにせこの幻想郷には(もちろん魔界にも)、人知を超えた人外が多過ぎる––––

 

「貴女、本当に人間?」

 

 ––––しかし咲夜は人間である。

 その点だけが、アリスを少しだけ動揺させた。

 

「そのつもりよ」

 

 十六夜咲夜は不敵に笑う。

 

 

 

 ◆◇◆

 

 

 

 軽快なメロディと心踊るリズム、そして聴くものを引きつけるハーモニー。

 魔理沙が呼んだのか、彼女たちが噂を聞きつけてやってきたのか、それは分からない。

 しかし確かに、プリズムリバー姉妹の奏でる音楽が会場を覆っていた。

 まるで宴会の酒に溶けているかのように、それらは参加者の身体に染み渡る。

 ある者は踊り、ある者は歌い、ある者は耳を澄ませて聴いていた。

 

「レミリアさん、少し良いですか?」

 

 彼ら参加者の中でたった1人、三姉妹の音楽など耳に入っていない者がいた。

 

「あら……貴女が私に話しかけるなんて、珍しい事もあるものね。魂魄妖夢……だったかしら?」

 

 妖夢はひとり、音楽に耳を貸す余裕すら持ち合わせていなかった。

 そして彼女に余裕がない事に気付いたレミリアは、内心少し笑っていた。

 見下した笑いというよりは、可笑しなものを見たような笑いを。

 

「少しだけ、お願いが––––」

 

 唐突に、魂魄妖夢は剣を抜いた––––

 

 

 

 ◆◇◆

 

 

 

「咲夜、見ろ!」

「……ッ!?」

 

 私、十六夜咲夜は驚いた。

 それは突然妖夢に声をかけられたからでも、妖夢の口調が強気だったからでもない。

 

「––––貴女、何のつもり?」

 

 妖夢はお嬢様の肩を抑え、長い剣をお嬢様の首筋に当てていた。

 まるで強盗が人質でも取っているかのような光景だった。

 お嬢様は普段の様子からは想像も付かぬほど弱々しい声で、すまない咲夜……と呟いていた。

 

「何のつもりも何も、見たらわかるでしょ……?」

 

 妖夢はより一層お嬢様の首に刃を立てた。

 お嬢様の顎が少しだけ上を向く。

 妖夢に余裕がない事も、お嬢様に抵抗する気がない事も明らかだった。

 

「殺すつもり? それとも––––」

「殺すんだよ。咲夜だってそうしたかったんでしょ?」

「………貴女にその話、した事あったかしら」

「本当に事実なんだね……なら、何も問題ないでしょう?」

 

 妖夢はさらに一層、刃を食い込ませた。

 しかしまだ、お嬢様の硬い皮膚を破るまでには至らず目立った外傷は見えない。

 お嬢様も抵抗する事なく、再び顎の角度を上げた。

 

「はぁ……いいわよ。殺してみなさいよ」

「え……?」

「何? そのつもりだったんじゃないの?」

「いいの? 私が殺して」

「何が言いたいの?」

 

 妖夢の声は少し震えていた。

 それを掻き消すように、大きな声を出した。

 

「貴女が殺せないこの人を、私が殺していいの!?」

「ッ……」

 

 その時、初めて私は気付いた。

 きっと妖夢に殺す気はない。

 もっと言えば、お嬢様と手を組んで私を挑発しているのだろう。

 そして私達の周りの人妖どもがこの事に口を出さない事にも、この時気が付いた。

 

 ––––私の心の奥に怒りが湧いた。

 

「……貴女の目的は分からないけど、いいわ。その挑発、乗ってあげる」

「ッ……勝負だ。十六夜咲夜ッ!」

 

 妖夢はあっさりとお嬢様を解放すると、先程までお嬢様の首に当てていた剣を私に向けて構えた。

 私もナイフを取り出し、戦闘態勢に入る。

 

【挿絵表示】

 

 ––––弾幕ごっことは言えない戦いが、再び始まる。

 

 

 

 ◆◇◆

 

 

 

「なんだよ咲夜、一瞬だったじゃないか」

 

 霧雨魔理沙は少しの怒りを表していた。

 

「せっかく掛けでもやって儲けようかと思ったのに」

「仕方ないでしょ? 会場を荒らされるよりはマシだもの」

 

 ちぇっと不満を漏らす魔理沙を尻目に、咲夜は妖夢の前に立った。

 敗れて座り込み戦意喪失した妖夢は、そんな咲夜の顔を見上げた

 

「貴女、どうしてあんなこと………」

 

 咲夜はひとつ溜息を吐いてから、言葉を続けた。

 

「いや、それはどうでもいいわ。お嬢様も楽しんでおられたようだし……この事をこれ以上追及しない」

 

 妖夢は俯いた。

 ––––作戦は失敗だ。

 元々勝てる戦いだとは思っていなかった。

 目的は咲夜のプライドを少しでも傷つける事。

 成功したと思ったし、事実咲夜は怒りを覚えていた。

 それでも尚、咲夜は冷静だった。

 結果として、妖夢は再びプライドを折られてしまった。

 

「……貴女は強いわよ」

「へ……?」

「私なんかよりずっと」

「な、何を……」

「貴女に足りないのは自信だけ」

 

 咲夜は、妖夢に手を差し伸べた。

 

「自分の剣を信じなさい。そしたら貴女は、もっと速くなる」

 

 咲夜は微笑んだ。

 その笑顔の暖かさに包まれた妖夢の頬には、一筋の涙を零していた。

 ––––やっぱり、この人には敵わない。

 妖夢は深く、それを自覚してしまった。

 しかしなんだか清々しい気持ちだった。

 

「まあ、そこに"速さ"が存在している時点で、私よりは遅いんだけどね」

 

 妖夢が咲夜の手を取ったその瞬間、彼女の暖かな微笑みが単なる冷笑に変わった。

 

 

 

 ◆◇◆

 

 

 

「少し、出過ぎた真似だったんじゃないかしら、藍?」

 

 咲夜と妖夢を眺めながら、紫が言った。

 

「私はただ……同じ"面倒な"主を持つ者同士、いい関係を築いてほしいだけですよ」

「あらあら……貴女も嫌味を言えるようになったのねぇ。それって成長かしら?」

「飼い主に似ただけですよ」

 

 2人の会話を聞いて、側にいた幽々子はクスクスと笑っていた。

 

 

 

 ◆◇◆

 

 

 

「隣いいかしら、咲夜?」

 

 宴会も終わりに差し掛かり酒の消費量も減ってきた頃、日本酒の入った御猪口を片手にアリスが言った。

 

「構わないわ」

 

 私は宴会での仕事を殆どやり終え、一服せんとばかりに縁側に1人で座っていた。

 

「凄いのね、貴女」

「……何が?」

「色々と」

「なにそれ……」

 

 少しの沈黙が訪れる。

 私はなんだか気まずく思ってしまった。

 そんな沈黙を破ったのはアリスだった。

 

「咲夜、時間でも止められるの?」

「ッ……」

「やっぱり、そうなのね。そうでもないとあんな働き方出来ないもの」

「……」

 

 私から言わせて貰えば、アリスの方がよっぽど凄い。

 なんでもお見通しかのように、言い当ててしまう。

 しかもそれはお嬢様のような能力とも、霊夢のような勘とも違う方法だ。

 魔法使いならば当然といえば当然なのかもしれないが、彼女は熱心な研究家だ。

 

「ねぇ、そんなことよりも」

「?」

「主を殺したいって……本当なの?」

 

 妖夢との会話を聞いていたのだろう。

 まあ、あれだけ大きな声で言っていれば聞こえないはずも無いが。

 

「……本当よ」

「へぇ……変わってるのねぇ。普通じゃない」

「幻想郷には、普通なんて存在しなそうだけど」

「ふふっ、それもそうね」

 

【挿絵表示】

 

 そう言って笑うアリスの横顔は本当に美しかった。

 今の彼女の笑顔は決して人形のようだとか無機質だなんて絶対に言えない。

 温かみと輝きを持った見惚れるほどの笑顔だった。

 彼女がそんな笑顔を見せるのが果たして、ただ酔っているだけなのか、私に心を開いてくれたのかは分からないが。

 

 

 

 ◆◇◆

 

 

 

「どうだった、アリス? 初めての宴会は」

 

 ––––魔法の森上空。

 宴会がお開きになり、アリスは魔理沙の箒の後ろに座って帰路についていた。

 

「楽しかったわ」

「そうかそうか。そいつは良かった」

 

 アリスが言ったのはありきたりで簡潔な感想であるが、本当に素直な感想であった。

 魔理沙にそれが伝わったのかアリスには分からなかったが、魔理沙は大きく口を開けて笑い喜んだ。

 

「それにしても、咲夜と仲が良かったんだな」

「仲が良い……のかしら?」

「どういうことだ?」

「いや……分からないだけ」

「仲良いよ、お前らは。私以外のやつもそう思ってるはずだぜ。咲夜も含めてな」

 

 私は人の感情がある程度読める。

 些細な顔の筋肉の動きや、声のトーンと話し方、加えて体の状態によって推測できる。

 それがアリスの特技であった。

 ––––しかし、アリス自身のことは分からない。

 自分の顔や体を全て認識するなんて出来ないから。

 

「お前はよく気づく癖して、自分のこととなればサッパリ分からないんだもんな」

「…………」

 

 アリスは何も言い返せなかった。

 

「まあとにかく、いい友達ができたじゃないか」

「別に友達なんて……」

「なら私もいらないか? 少なくとも私は、アリスと友達だと思ってたんだがなあ」

「…………はぁ、貴女には敵わないわね」

 

 魔理沙は再び大きく笑った。

 その声が私に取っては心地よく聞こえていた。

 友達……かぁ。

 

「また、宴会誘いなさいよ」

「ああ、もちろんだぜ!」

 

 

 

 

 ––––既にこの時、アリスは来る途中に感じた嫌な雰囲気を忘れていた。




*挿絵(1枚目)
こちらの挿絵は平熱クラブ様より頂いた支援絵です。
平熱クラブ様、ありがとうございます!!!

*挿絵(2枚目)に使わせて頂いた素材
・十六夜咲夜 アールビット様
・アリス・マーガトロイド にがもん様
・博麗神社風ステージ 1961様
・白徳利とお猪口セット suz5様

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