その少女は、災厄(ノイズ)であった   作:osero11

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 最初に言っておくと、今回は胸糞展開かもしれません。小説全体ではないためタグには付いていませんが、ご注意ください。
 また、残酷な描写に当てはまるシーンもございますので、お読みになる方はご理解のほどお願いいたします。

 それでは、どうぞ。


第四章 傲慢がもたらす悲劇

 彼女は旋律を奏でる。ルル・アメルの傲慢が、悲劇を起こすことも知らないで――

 

 

 

 

 

 

⁅最近、禁忌の地から観測されるエネルギー量がすさまじいらしいぞ⁆

 

⁅なに? 一体何が起こっている?⁆

 

⁅それは分からん。しかし、そろそろあの地に対して、行動を起こす時ではないか?⁆

 

⁅……どういうことだ⁆

 

⁅簡単なことだ。つまり……⁆

 

 

 

 

 

 

 メリュデは、最初に歌った日から毎日、竜たちとともに旋律を奏でるようになった。

 

 ――a~~~~~~~♪

 

 彼女の歌に合わせるように、風が吹き、木々が揺れて音を鳴らし、水が流れて美しき音色を奏で、そして動物たちは声をあげる。

 その共鳴が、星のエネルギーを増やし、この地をさらに豊かにしていく。まさに彼女は、この楽園の姫だった。

 

 やがて歌い終わった彼女は、いっぱいの笑顔を顔に乗せて、赤い木の実を手に取り、食していく。歌った後の果実は、星の命を増やしたためか美味しくてたまらなかった。

 そんな彼女に、竜を始めとした動物たちも近づき、触れあっていく。メリュデは、顔を近づけてきた竜たちの頭をなでたり、竜たちに舐められたりしながら、満面の笑みで食事を続ける。

 

 

 

 ――実は、竜たちのこの行動には意図があった。

 

 

 

 ただ少女に甘えたり、逆に優しくしたりするためにスキンシップを取っているわけではない。

 彼らは、メリュデを自分たちの《同族》にするためにこのようなことをしているのだ。

 

 彼らはメリュデに触れる瞬間、わずかずつではあるが『リュウ』の力を注ぎ込んでいた。一気に注ぎ込んでしまうと、下手すると死んでしまうので、時間をかけてゆっくりと行なっている。そうして『リュウ』の力が十分に少女の体に蓄積されたとき、少女は自分たちの同族となるのだ。

 自分たちの体にも、『リュウ』の力は少しずつしか蓄積されていかないため、いつまでかかるかは分からない。少女の体にたまっているエネルギーを力に食べさせれば早くできるかもしれないが、そうしてしまうと何が起こるか分からないので、これはあまりとりたくない手段である。

 長い時間がかかるにも関わらず、このようなことをする理由は何なのか。それは、今のメリュデの心に関係があった。

 

 

 

 ――ルル・アメルよりも、自分たちを選んでほしい。

 

 

 

 彼女がルル・アメルの生まれであることは承知している。そして、ひどい仕打ちを受け続けたというのに、まだその心には、人間を思いやる気持ちがあることも。

 しかし、自分たちは、カストディアン――ひいてはその代行者だったルル・アメルと敵対する関係にある。だからこそ、本格的に人間と戦いを起こすことだってありうるだろう。

 

 そんな時、彼女まで自分たちの前に立ちはだかってほしくない。星に選ばれたと言っていい彼女に、自分たちの敵になってほしくない。

 だからこそ、彼女を自分たちの同族とすることで、ルル・アメルではなく自分たちに、その心を傾けてもらおうと竜たちは行動しているのだ。

 

 そんなことを露知らないメリュデは、木の実を食べていく。その心中は、居場所を与えてくれたことの喜び、感謝、ともに在ることができる生き物たちとの触れ合いの楽しさで満たされているはずだった。

 

 

 

 はず、だった。

 

 

 

 この生活で満たされているはずの彼女の心。その片隅には、若干の寂しさと、どす黒い感情があった。

 

 寂しさとは、同じヒトと話せないこと。竜たちが危惧している通り、彼女は同族であるルル・アメルとの繋がりも求めていた。

 今は竜たちがいて満足しているように彼女自身は思っているが、やはり同じヒトと話したい、共に過ごしたいという想いがあった。それは、ヒトとして生きているメリュデとして、当然の感情なのかもしれない。

 

 

 

 その一方で、どす黒い感情は、その寂しさとはまるで正反対の性質だった。

 

 

 

 この感情は、あの夜、自分の家族たちが殺されたときに生じたもの。

 あるいは、助けを求めても拒まれ、敵視され、蔑まれたときに膨れ上がったもの。

 

 それは、人間を憎む気持ち。家族の仇に殺意を抱き、自分を無下にした人間を憎悪する想い。それもまた、ヒトらしいといえばヒトらしかった。

 

 それでも、善性である彼女にとって、この感情は今の満たされた生活に比べれば、ほんの小さなものでしかなかった。

 動物も、緑も、この星の多くの物を愛している彼女は善であり、そのなかに含まれているヒトに危害を加えるなど、彼女がするわけなかったのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 少なくとも、この時までは。

 

 人間の悪性が、彼女の愛するもの全てを奪ってしまうことに気づいていなかった、この時は。

 

 

 

 

 

 

 夜、彼女を含めた多くの生き物たちが眠りについた頃、メリュデは夢を見ていた。

 

 死んだはずの家族、村の人たち。そのヒトたちとともに暮らす夢を。

 そこには、本来なら共存できないはずの竜たちもいた。みんながみんな、仲良く触れ合って、笑いあっている。そこはまさに、メリュデの《夢》であった。

 

 彼女が歌を奏で始めると、人々は楽器で音色を作り出し、竜たちは鳴き声をあげて一つの旋律を響かせていく。その旋律は、森に、水に、地面に共振し、一帯をあたたかな力で満たしていく。

 

 旋律を奏で終わった後も、みんなが笑顔を浮かべていた。竜も、ヒトも、ひとしく生命として幸せを享受していた。

 

 そして父が、前のように抱きしめてくれている。その嬉しさのあまり、思わず瞼を閉じて人肌を感じ取っていくメリュデ。そして少女は、父の顔をよく見ようと目を開ける。

 

 

 

 

 

 父は、真っ黒な炭だった。

 

 

 

 

 

 黒以外なにもない父の顔に、笑みを浮かべたまま言葉を失ってしまうメリュデ。

 周りを見渡すと、炭となっているのは父だけではなかった。

 

 母も、兄も、村の人々も、竜も、なにもかもが炭と変わっていた。まるで、その時村が焼かれた時みたイニ――

 

 

 

 

 

⁅あああああああああああああああーー!!⁆

 

 少女は、悪夢に悲鳴を上げた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドカァァァァァァン!!

 

 

 

 ちょうどその時、彼女の夢の外、つまり現実の世界で何かが爆発する音が周囲一帯に広がり、彼女の鼓膜を揺らした。

 悪夢と鼓膜を襲った音により目を覚ました少女は、飛び起きて混乱したまま周りを見回す。竜たちは、どこか一方向に向かって動いているようだった。

 

 

 

ドカァァァァァァン!!

 

 

 

 続いて、2回目の爆発音。音がした方向を見れば、そこから火が立ち昇り、黒煙をまき散らしながら周りの木々を侵食していた。よく衆院を確認すれば、近いところで一か所燃えているところがある。

 

 彼女は、そこでようやく気が付いた。この地が何者かに攻撃されていることを。そして、その何者かとはおそらく――

 

 

 

ドカァァァァァァン!!

 

 

 

 三度目の爆発。その爆発は、彼女からそう遠くないところに着弾して起き、メリュデは風圧で吹き飛ばされ、地面に衝突した。

 痛みにうめき、それでもなお立ち上がり、この状況をどうにかしようと行動を起こすことを決意するメリュデ。彼女は、竜たちが向かう方向へと走り出した。

 

 爆発の間隔はだんだんと短くなり、森のあちこちに砲弾が撃ち込まれていく。それに従い炎が森を呑み込んでいく範囲も広くなっていく。

 木々は焼かれ、湖は吹き飛ばされ、動物たちは怒号と悲鳴を上げる。

 

 なかには逃げ遅れた動物もおり、横たわって黒焦げになっていた。それを見たメリュデは、先ほどの悪夢のこともありトラウマを再燃させそうになったが、なんとか持ちこたえて走り続けた。

 

 そして、ようやく少女は森を抜け、()()にたどり着いた。

 

 そこには妙な形をした鉄の塊――文明を持つ者は「戦車」と呼ぶもの――が森を囲むかのように並んでおり、こちらの上側のほうを向いている筒から、ドォンというすさまじい音とともに何かを発射しているようだ。あの筒から射出された何かが、森を焼き尽くそうとしていることをメリュデは察した。

 

 竜たちは、各々の攻撃手段で鉄の塊を破壊していっている。ある竜は口から吐く火炎で、またある竜は杭のように丈夫そうな腕と特殊な粘菌で、そして牙や爪などの自然の武器を使って。

 巨体、水、雷、氷、様々なもので《敵》を倒していく竜たち。しかし、妙な鉄の塊の数は減ることなく、後方からドンドン補充されていく。

 

 メリュデは、あの鉄の塊が、人の手で作られたものだということに気づいていた。だからこそ、こんな非道をやめさせるために、走り続ける。

 

⁅お願い! やめてぇぇ!!⁆

 

 悲痛な声をあげて戦車へと駆け抜け、両腕を広げて前へ飛び出る。今だに人間の善性を信じ続ける彼女は、こちらのことを理解してもらえば砲撃をやめてもらえると思っていた。

 

 だが、無情にも彼女の足元に砲弾が撃ち込まれる。至近距離での爆発を喰らい、誰よりも人を信じる優しさを持った少女は、吹き飛んだ。

 

 空高くまで飛ばされ、地面に勢いよく衝突するメリュデ。そのあまりの衝撃に、骨は折れ、内臓は破裂し、口から多量の血を流す。その体は、爆発の熱と風圧によって傷だらけで、皮膚は焼かれ、血まみれであった。

 少女は、今まで経験したことのないような全身の痛みにうめき声しか上げられないなか、自分に遅れてナニカが地面と衝突する音を聞いた。音がした方を見ようとして――後悔した。

 

 それは、爆発の時にちぎれとんだ、自分の右腕であった。そのことに気づいた瞬間、右腕の()()()ところが、まるで火で炙られるような激痛に襲われるのを感じ、声にならない悲鳴を上げる。

 両足も、付いているとはいえボロボロだ。左腕はなんとか動くが、動くたびにひどく痛むし、それに腕一本でどうしろというのか。

 

 どんな相手だって思いやる気持ちを持っていたはずの少女は、四肢のほとんどを奪われ、あまりにも惨い仕打ちを受けてしまった。

 メリュデの今の姿を見た竜たちは、住処を荒らされた怒りに加えて、ますます激情に囚われ、烈火のような勢いで敵の尖兵たちを破壊していく。

 

 しかし、竜の一体――オオカミのような竜が、大きな悲鳴を上げたことで、状況は一変した。

 他の竜たちが声をした方を見ると、その竜の体には、肩から胴を貫くかたちで大きな杭が生えていた。そして、杭の先端にはワイヤーのようなものがついており、それは敵の戦車――他の戦車とは違い、砲台ではなく射出機がついたもの――に繋がっていた。

 

 ――ウ、ウオオオオオオオン!!

 

 やがて貫かれた竜は、さらなる悲鳴を上げる。その時、他の竜たちは、竜が持っている力が、ワイヤーを通して向こうに流れ込んでいるのを感じた。

 そして竜たちは、なぜルル・アメルが攻め込んできたのかを悟った。

 

 

 

 ――奴ら、力を奪う気だ!

 

 

 

 そのことに気づいた竜たちに、もう容赦はなかった。力を奪っている戦車を破壊しようと、一斉に襲い掛かる。

 しかし、何発もの砲弾と、何台もの砲台戦車が邪魔をして、近づくことができない。さらに、砲台戦車の後方には、杭を射出する戦車がそれ以上の数で並んでおり、向かってくる竜たちに杭を射出し、同じ運命をたどらせていく。

 

 傷だらけの少女は、その様子を、ただ黙って見ていることしかできなかった。

 杭――いや、リュウの力を奪うための兵器に体を貫通され、悲鳴を上げる竜たち。力を吸い取られて、苦痛の声を漏らす仲間たち。

 そんな、残酷な光景を、少女は、何もできずに、見ていることしか、できなかったのだ。

 

 やがて、最初に力を奪われ始めた狼竜が、最後に一鳴きしてピクリとも動かなくなるのを少女は見た。

 そのことが何をあらわすのか悟った少女は、最初は信じられないという表情を浮かべていたが、次第にその表情は絶望に染まっていく。

 

 

 

 だが、ルル・アメルの残酷さは、彼女をさらに追いつめる。

 

 

 

 動かなくなった竜の体に、砲弾が直接撃ち込まれる。そのあまりの残酷さに、少女は絶望すら覚えることなく頭が真っ白になる。

 いくら竜の体といえども、力を散々奪われた後で砲弾の直撃に耐えることはできず、煙が晴れることには、黒く焦げ付いていた。

 

⁅……………あ⁆

 

 その姿は、なんとか心を保っていた少女を、底なしの絶望へ叩き込んだ。

 家族と同じ死に方を、どうしてこの竜たちも迎えている?

 

⁅…………ああ、そうだったんだ⁆

 

 やがて、力を奪いつくされ、同じように砲弾によって焼かれる竜たちを、絶望しかなくなってしまった瞳に映しながら、メリュデは呟く。

 

⁅私のせいで、みんなこうなっちゃうんだ⁆

 

 なぜ、家族や仲間が、真っ黒こげになって死ななきゃいけないのか?

 答えは、いつだってすぐそばにあった。それは、拒絶されて当然の理由だった。

 

⁅私が、みんなを殺しちゃう呪いを持ってたんだ⁆

 

 メリュデの言っていることは、間違っているようで的を得ていた。

 すべては、ルル・アメルが相手を理解することをやめてしまったため。しいて言うなら、バラルの呪詛のせいであった。

 しかし、メリュデが悪いというわけではない。呪いというならば、メリュデだけではなく人類全体にかけられたものなのだから。

 

⁅……どうして、私は生きているんだろう⁆

 

 彼女の目の前で、どんどん仲間である竜たちが無残に死んでいく。そして、それを見続けている少女の心もまた――

 

⁅……こんなことに、なるんだったら、いっそ――⁆

 

 優しかった家族。仲良くしてくれた旅先の人たち。そして居場所をくれた竜たち。

 そんな彼らに対して謝りたいという溢れてきそうな気持ちからこぼれた涙を流しながら、少女は最後の言葉を漏らす。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

⁅私が、死ねばよかったのに……!⁆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 これが、()()()()()()少女が最後に残した言葉。

 そして、メリュデという名の人間が、死んだ瞬間であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

⁅『禁忌の地』の掃討もこれで終了だ。今夜は祝杯だな⁆

 

⁅それはめでたい。一時はどうなることやらと思ったが……。

思った以上に新兵器の性能、いや、発想が良かったおかげだな⁆

 

⁅違いない。目障りな竜の力を奪い、そのうえでエネルギーを有効活用する

全く、どうして誰も思いつかなかったのか⁆

 

⁅違いない。ハハハハ⁆

 

⁅これで我々の敵をまた一つ、排除できたわけだ。

『竜に手を出すな』などという古いしきたりにわざわざ従わなくてよかったな⁆

 

⁅これで我々の敵は同族しかいなくなったわけだが、どうするか……⁆

 

⁅新しい兵器の開発が進んでいるらしい。それを使ってみるのはどうだ?⁆

 

⁅なに? どんな兵器だ?⁆

 

⁅技術者共が言うには、環境に一切影響を与えずに人間のみを殺せる兵器らしい⁆

 

⁅素晴らしいじゃないか! 人間だけ殺せれば、あとは奴らが使っていたものをすべて有効活用することができるというわけだな!⁆

 

⁅ああ。だが、奴らが言うには生半可なエネルギーでは足りないらしい⁆

 

⁅奪った竜の力を使えば、どうとでもなるだろう。

……待て、あの娘を使ってみるのはどうだろう?⁆

 

⁅あの娘とは? ……まさか、『禁忌の地』の?⁆

 

⁅そうだ。どういう訳かは知らんが、人間禁制のはずの場所にいたアレだよ。

妙なエネルギーを感知したから回収したらしいが、これが相当なエネルギー量だと騒いでいたぞ⁆

 

⁅ふむ。さして気にも留めていなかったが、技術者共が言うには意思を喪失しているらしいからな。ちょうどいいと言えばちょうどいいか⁆

 

⁅では、さっそく技術者共に、兵器の母体にするよう言ってこよう⁆

 

⁅ああ。全ては我ら、真なるルル・アメルのために⁆

 

⁅真なるルル・アメルのために⁆




 最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 「モンハンのモンスターがこれぐらいでやられるわけないだろいい加減にしろ!」とおっしゃいたい方もいらっしゃるかもしれませんが、あくまで「モデル」なので、そこのところはご理解ください。
 ちなみに、ルル・アメルの皆さんは竜の力(てんりん)以外の素材に興味はなかったようで、焼却されました。

 ネタバレですが、今回出てきたルル・アメルは、次回のうちにかたづきます。シンフォギアはモブに厳しいアニメなのだよ(XV2話を見ながら)

 次に書く話についてですが、アンケートで書く内容を決めちゃおうかと思います。
 とりあえず、明日の21:00頃まで行おうかと思いますので、ご回答お願いいたします。

 できればご感想を書いていただると大変うれしく思います。次回もよろしくお願い申し上げます。

オリジナルキャラの挿絵などもあった方がよろしいでしょうか?(作者自身が描くが、画力は期待しない方がいいレベル。描くならペイントか手描きの二択)

  • 挿絵はあった方がいい(ペイント)
  • 挿絵はあった方がいい(手描き)
  • 挿絵はない方がいい
  • どちらでもよい

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