Skull   作:つな*

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俺は逃げたかった。


skullの失心

沢田綱吉side

 

 

「汝らの命 ここで散ると知れ」

 

重く禍々しい声がその場に低く木霊した直後、悪寒ともいえぬ形容しがたい何かが俺の脳内を過ぎる。

咄嗟に腕を目の前にクロスさせた俺は、大きな衝撃と共に足が地面を離れ、全身にとてつもない圧力を感じながら肺が押さえつけられたかのような苦しさを覚えた。

吹き飛ばされた、と気付いた時には壁に叩きつけられる直前で体勢を立て直す暇もなく俺は背中を壁に打ち付ける。

 

「がっ……」

 

痛みよりも、肺に溜まる空気を外に出せない苦しさが上回った。

咳き込む形で漸く吸えた空気に、息苦しさが和らぎ痛覚が蘇る。

背中に激痛が走るが、なんとか立ち上がり目線を上げれば、目線の数十m先でリボーン達が戦いを繰り広げていた。

速過ぎる…初動を見切れなかった…

古代生物はその禍々しい8本もある触手を巧みに操りアルコバレーノ達と対峙している。

ヴェルデとマーモン、コロネロが後衛、ラルとリボーンが中衛、バミューダと風が前衛で交戦していて、前衛だった俺は直ぐ皆の場所へと戻る。

触手を潜り抜けた俺は、風を背後から攻撃しようとした触手を殴り飛ばす。

 

「ありがとうございますっ」

 

風が礼を述べるが、その表情に余裕はない。

バミューダがワープを使いながら古代生物の視界を攪乱(かくらん)させている上に、攻撃を本体へと加えているが、目立って効いた様子はなかった。

コロネロのマキシマムライフルを容易く弾き飛ばすなんて……触手を覆う鋼が硬すぎる!

よく見れば触手には雲属性の炎を纏っていて、俺は雲属性の炎の効果である絶対的遮断力を思い出した。

触手の表面の鱗に纏っている雲属性の炎が、俺達の攻撃を覆っている炎を全て遮断しているんだ!

だから中衛後衛の攻撃よりも物理威力のある前衛の攻撃の方がダメージ貫通力があったのか。

それでも前衛が与えられる物理威力も鋼の鱗でほぼダメージは通っていない…

俺の方に押し寄せる触手を、死ぬ気の炎のバリアで防ごうとするが、威力を相殺するだけで体力がガンガン削られていくのが分かり、俺は眉を(ひそ)める。

 

「前衛!下がれ!」

 

ヴェルデの言葉に、俺は足に力を入れ地面を蹴り、後方へと飛ぶ。

ラルの側へ着地すると同時に、背後からいくつものレーザーが通り過ぎる。

 

「ウロボロス‼」

「マキシマムライフル‼」

 

マーモンが発動した術で、古代生物の周りに尖った牙が並んだ口だけしかない触手が襲い掛かる。

加えてその触手の周りをコロネロのマキシマムライフルが螺旋状に覆い込んだことで、古代生物の炎を纏った固い鋼を僅かに砕いた。

漸く攻撃の糸口が見えてきた俺は、XBURNER(イクスバーナー)を構える。

イクスバーナーを構える俺以外の前衛二人が再び、攻撃を加えだした時だった。

手の平から発せられる炎の圧力が徐々に強くなるのを感じながら、背後からエンジン音にしては不規則な音が近づいてくることに気付く。

嫌な予感がした俺はイクスバーナーの動きを中止し、背後へ警戒強めると、視界の中に突然黒い影が見えた。

遠すぎてそれが何であるか分からなかった俺に、それが危険なものであることを超直感が告げていた。

皆避けろと叫ぼうとした瞬間、大きな爆発音と共に全身に熱風が襲い、俺はそのまま空中で顔を腕で守る。

頬をチリチリと焦がす熱気に視界を覆う腕をゆっくりと解けば、目の前はあちらこちら炎が漂っていた。

前衛の風とバミューダには爆発の影響はなく、中衛のリボーンとラルは少し火傷を負っていたが戦闘に支障を来たす程度ではなかった。

もろに爆発に巻き込まれた後衛は、受け身を取れたコロネロ以外が倒れている。

あまりの惨事に目を丸くする俺の背後で、誰かが着地する音を聞き、目線を古代生物へと戻す。

するとそこには、黒い影があった。

 

「お前…は……!」

 

俺達が探していた、本来の目的である人物…スカルが立っていた。

黒いスーツに黒いヘルメットを被った奴が、熱気を物ともせず涼し気に古代生物の隣に佇んでいたのだ。

俺はスカルの登場に驚くが、戦いに来たのではないということを伝えるために叫ぶ。

 

「スカル!俺達はお前と戦うために来たんじゃない!」

「アルコバレーノの呪いを解く為に同行して欲しいだけです!」

 

俺の言葉に被せるように風が目的を付け加えるが、スカルは無言のままこちらを見据えるだけだった。

 

「誰もお前を傷付けるつもりはないんだ!」

 

俺の叫びに耳を貸した様子のないスカルは、自身の背中に回る古代生物の触手を軽く三度ほど叩いた。

その合図に古代生物がスカルを背後に移動させ、俺達に向かって一気に黒い液体を吐き出す。

寸で所で瞬間移動を使って回避したバミューダとは別に、僅かに液体を被ってしまった風が後衛の位置まで後退していた。

液体を被った足を押さえている風を見て、チェッカーフェイスの言葉を思い出した。

 

『致死性の極めて高い毒を持っていて、血液は勿論、皮膚接触も毒の侵入経路だ』

 

「あの生物の毒…即効性ですよっ」

 

苦し紛れに伝えてくる風の頬には汗が伝っていく。

リボーンとラル、バミューダが古代生物の動向を注視しながら迎え撃っている。

 

「リボーン!後衛で応急処置をしてくれ!」

「チッ、ここは任せたぞ」

「ああ!」

 

晴属性の炎を持つリボーンを後ろに下がらせた俺は、前線で古代生物の毒を避けながら攻撃を繰り出す。

目の前にはこちらを零度の眼差しで睨みつける古代生物と、奴の後ろへと姿を半分隠しているスカルがいた。

何を言っても彼らに届く言葉はないと早々に悟ってしまった俺は、全力で倒す覚悟を決める。

ラルや俺の息は既に荒く、段々と疲労が見えてくるが、古代生物も明らかに疲労してきているのが分かる。

反応速度が遅くなっている古代生物に、バミューダの重い攻撃が当たった。

僅かに後退した古代生物にやった、と思ったのも束の間、バミューダがいきなり叫んだ。

 

「前衛中衛下がれ!奴の毒は気化するぞ!」

「な!?」

 

俺とラルは驚きながらも、指示通り距離を取る。

 

「なるほど、先ほどからやけに呼吸が乱れると思っていたが奴の毒を微量に吸い込んでいたのか」

「そういうことだ、何か策を講じねば奴に近付くことさえ出来んぞ」

 

今戦っている者達の中で一番動き回っているから毒が回るのが速いのか、バミューダの腕が僅かに震えていることに気付いた。

痙攣のような震えを、拳を握ることでどうにか抑え込んでいる様子のバミューダと、俺と同様に呼吸がし辛いラルを除けば、今動けるのはリボーンとコロネロのみ。

だが二人は中衛と後衛向けで、前衛の俺とバミューダが抜けるのは痛手だ。

くそ…どうすれば…!

手詰まりかと焦っていると、ラルが後衛のコロネロを呼ぶ。

 

「コロネロ!俺とお前でここら一帯に雨の炎を張るぞ!」

「そういうことか…!」

 

援護射撃をしていたコロネロがラルと共に上空へと銃口を向け、何発か発砲する。

弾丸に纏っている雨の炎が辺り一面に広がると共に、俺は先ほどより幾分か息がし易くなったことに気付いた。

視界の端にいるバミューダの腕も震えが収まっていた。

 

「あの古代生物の毒は雲の炎を纏っている…体内に入ればその毒は即座に増殖していくから、その進行を雨の炎の鎮静で遅らせた」

「その鎮静で我々の攻撃力も下がるというデメリットも伴うがな」

「直ぐに死ぬよりはマシだろう」

 

ラルの言葉で漸く呼吸しやすくなった理由を理解したけど、バミューダの言う通り俺達の炎も雨の炎の鎮静で下がったのが分かる。

このタイミングでリボーンがやっと中衛に復帰出来たことで、戦況を仕切り直すことが出来た俺達は、攻撃力が下がらないコロネロとラルの攻撃を中心に古代生物へと挑む。

 

 

「いくら毒の進行を遅く出来たからと言っても、毒に侵されていることは事実だ……ここから時間勝負だ!」

 

 

 

ラルの言葉に気を引き締めた俺は、古代生物へと拳を振りかぶった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スカルside

 

 

バイクが爆発してしまった。

いや、意図的にそうやろうとしたんではなくてだな……

確かにエンジンが変な音するなぁとは思ってたけど、まさか走って数㎞くらいで爆発すると思わなかった。

ポルポの元へと走っていたら、ポルポを視界に入れた瞬間バイクが爆発して、そのまま空高く吹き飛ばされてた俺は、死んだなーと思いながら空を眺めていたらポルポが俺をキャッチしてくれた。

そのまま地面に着地出来る程度に落下速度を緩めてくれたポルポの隣に、足を着けて目の前の大惨事に内心頭を抱える。

ところどころ木が燃えてるし、後ろの方でヴェルデとバイパーかな?が倒れてるし。

あれ絶対今の爆発でだよね?

やべえ、傷害罪で捕まる上に無免許運転バレる。

この町に人がいないから、このまま炎が木々に燃え移って山火事になったらそれこそヤベぇ。

 

「お前…は……!」

 

近くに空を飛びながら髪の毛や腕が大炎上してる子供が俺を見て驚いている。

あれ?この子供どこかで見たような………?

いやその前に頭!

大炎上してるよ君の頭と腕!

何で熱がらないの?頭おかしいの?

 

「スカル!俺達はお前と戦うために来たんじゃない!」

「アルコバレーノの呪いを解く為に同行して欲しいだけです!」

 

子供の声と一緒に近くにいた風が叫ぶ。

呪いを解く為に同行…ってもう呪い解けてるじゃん。

いや仮に呪いがまだ解けていないとして、解いたら即死ルートじゃん。

やっぱコイツら俺殺そうとしてるわ!

ていうかそんな重装備で戦うため以外に何で来たってんだよおい。

 

「誰もお前を傷付けるつもりはないんだ!」

 

取り合えず男の子の方はその頭と腕の炎をどうにかしろよぉぉぉおおおお!

大炎上してんじゃねぇかああああ!

何この光景…カオスすぎる。

ラル姉さんとリボーンがこっち睨みながら拳銃構えてる…

あと貴族風のハット被ってる人と、後ろの金髪のお兄さん誰ぇぇぇ…

こんな奴等の話無視して逃げようぜポルポー。

これ以上は俺らの命が危ねぇって。

俺の背中に回ってるポルポの足をタップしながら逃げようと声を掛けようとすれば、ポルポが俺の後ろへと退かせる。

 

「御意、主」

 

ん?

 

「そなたは我の後ろでコバエ共の消え逝く(ともしび)をゆるりと眺めよ」

 

んん?

いやポルポ逃げようって……

ポルポに腕を伸ばしかけたところで、ポルポが前方に墨を吐いた。

ポルポーーーー!?

ポルポが吐いた墨が地面に付着し、地面が溶けだす。

あの墨って後でめっちゃ痒くなるやつだ。

墨がもろにかかったのか風が後ろに移動して足を抑えてた。

地面一面はポルポの墨で真っ黒になっていたけど、地面が墨を吸収してるのか段々と黒さが薄くなっていく。

するとポルポの足が凄い速度で前方にいる人たちに襲い掛かった。

正直速過ぎて見えない。

俺は怖くてポルポの背後に隠れようとした時、ポルポの表皮が若干紫色になっていることに気付いた。

何ぞこれ。

待て、これどこかで………あ。

ずっと前に夢の中で見た紫色の炎だ。

あれ?じゃあこれ夢?

いやいやいやこんなリアルな夢があってたまるか。

ポルポの表皮を触ってみるが熱くなく、どちらかといえばあったかい。

じゃああの空飛ぶ男の子の髪の毛や腕に纏ってる炎ってこれと同じもの?

なら炎上の心配はないか…じゃない、それどこのファンタジー。

どうなってんだ…ワープホールみたいなものを作ったりできる奴はいるし、熱くない炎出す奴はいるし、何よりも空飛んでるやついるし。

んー……一体どうなって……いややっぱ関わらないのが一番だよな。

あとさっきから周りが水色の炎で充満してるんですがこれ何。

ポルポがずっとあいつらと戦ってくれてるけど、これポルポがやられたら俺殺されるんじゃね?

なにそれ怖い。

段々と戦闘が激しくなるのを感じて、俺はもう逃げたくて仕方なかった。

でも向こうも結構疲れてるし、このまま気絶に持っていければそのまま逃げれる…

今ここでポルポ止めても逃げる隙ないから決着つくまで見守るしか出来ない俺氏、めちゃくちゃ怖い。

だってさっきから耳元でビュンビュン鳴ってるんだもん!

ヘルメット越しでも聞こえる音に内心怯えていると、真横の森の奥から人影が見えた。

白いマントに白い帽子のようなクッションを被った…どこかで見たことのあるような幼女が、こちらへと走ってくる。

しかもそれに気付いてるの俺だけときた。

どこで会ったか全く覚えていないけれど、めちゃくちゃルーチェ先生に似ているその幼女と目が合ったような気した俺は、再び戦場を見渡す。

今来たら高確率で巻き込まれて死んでしまうであろう場所に幼女が乱入しようとしている現状に、俺は焦りまくる。

リボーンは死んでもいいとして、幼女はアカン。

ロリコンじゃないけど、幼女はアカン。

 

「来るなユニ‼」

「ユニ!?何でここにっ」

 

俺以外の周りも幼女の存在に気付き、幼女の名前を叫ぶ。

ユニ…?はて、どこかで聞いたことあるような……?

俺の思考を他所にポルポが幼女を認識して、足の一本を幼女へと伸ばした。

あ、ちょ……ポルポその子は駄目っ…

幼女へと伸ばされたポルポの足の軌道を逸らそうとして数歩足を出した時だった。

 

 

大きな衝撃が全身を襲うと共に急に体が重くなった。

一気に明るくなった視界を最後に俺の意識はそこで途切れる。

 

 

 

 

 

 

ユニside

 

 

 

それは突然起こった。

 

いきなり私たちを襲った殺気に動けなくなり、沢田さんに連れて来られた安全な場所で一息ついた時だった。

体の自由が効かなくなり、勝手に立ち上がった自分の体に驚き焦る。

 

「ユニ…ちゃん?」

 

隣に座っていたクロームさんが私の挙動に肩を跳ね上げ驚きながらも、こちらの様子を(うかが)っていた。

 

「あの、体が勝手に…!」

 

自分の状態が理解出来ず、困惑している私はクロームさんにそれを伝えようとした矢先に、足が勝手に走りだした。

後ろの方でクロームさんが私の名前を呼んでいるけれど、私はそれを気にする余裕はなく、勝手に動き出す自身の足に困惑する。

そして再び、あの声が脳裏を反芻(はんすう)する。

 

 

      眩しい生命よ

 

 

ああ、まただ…またあの声が……

私の意識の外で動く自分の体に恐怖はなく、困惑ばかりだったが、脳裏を過ぎる声があまりにも悲しくて…辛くて…苦しそうで、思わず涙が零れる。

 

「あなたは、一体、誰なんですかっ…」

 

走り続ける体に息が追いつかず、息を荒げながらも声を絞り出すが返答はなく、焦燥だけが募っていく。

どうして……どうしてこんなに悲しくなるの…

心臓が苦しい…哀しい……辛い…

 

 

      死んでいい人などいない

 

 

誰かが泣いている声がする

愛しているのだ、と何度も叫んでいるような声がする

 

 

     死んでよかった命などないのだ

 

 

ごめんなさい、と謝る声がする

それは暖かくて寂しくて哀しくて…まるでお母さんが死ぬ前に私に言った時のそれのようで

 

息を荒くした喉が渇いて痛い

胸が苦しい

でも、それでもこの足を止めてはならないという強い想いが心の底から湧き上がってくるのだ

 

私は頬を伝い口の中に入った涙を飲み込み、森の中を走り続けた。

 

 

十数分以上も走っただろうか、既に足が痙攣していて思うように動いてくれない。

何度も木の根元に足を引っかけては(つまづ)く。

土塗れの膝に目もくれず立ち上がっては、直感に任せて走り続ければ段々と激しい音が聞こえてきた。

視界の中に広範囲に渡る雨の炎を捉える。

あれだ……!

最後の力を振り絞り走りだした私は漸く木々の間から人影を捉えた。

それは黒いレーシングスーツとヘルメットを被った、私が探していた人で、未来での記憶が蘇る。

 

 

 

『生きろよ』

 

 

 

思い出した。

私が生きたい、と生に(すが)った彼の言葉を…

 

スカル、と叫ぼうとしても震える喉からは吐息しか零れず、私は彼へと手を伸ばした。

震える足で地面を蹴り、はち切れんばかりの心臓が激しく鼓動する。

 

「ユニ!?何でここにっ」

「来るなユニ‼」

 

沢田さんやリボーンおじさまの焦った声が聞こえるが、今の私に考える余裕はなくただ目の前のスカルへと走る。

目の前にいるスカルも私を捉えていて、体を傾けた。

 

 

刹那、私の視界に赤が飛び散った。

 

 

 

 

       

        眩しい生命よ

 

 

 

 

視界に飛び散る赤と共にノイズ混じりの声が、確かに私の奥底で震えた。

 

 

 

 

 




スカル:大規模な爆発を起こしてマーモンとヴェルデを倒しちゃったテヘペロ☆、ポルポの後ろでビビって隠れてた、幼女は人類の宝だと思っているがロリコンではないと本人は断言している。

ポルポ:スカルからいわゆる「やっちゃえ!バーサーカー!」の合図()を受け取り広範囲に渡り毒を撒く。

ユニ:おや?ユニの様子が…

アルコバレーノ+ツナ:マーモン・ヴェルデ・風が戦線離脱、ツナ・ラル・バミューダは毒状態、リボーン・コロネロは比較的軽症。





【挿絵表示】

「やっぱ二次創作バレは嫌だよねって話」

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