Skull   作:つな*

21 / 58
俺は辛かった。


skullの疑惑

「スカルさん、これ例の資料です」

 

今日もいつも通りにカルカッサに勤める俺氏、今日も資料を読んでは判子を押す。

モブBが持ってきた数枚の資料に目を通していると、首を傾げる単語があった。

ゴーラ・モスカ……?

なんだコレ。

ロボットの構造図とその説明文が書かれていて、?だらけの脳内で読み進める。

指からレーザーが出て、背中に爆弾積めて、中には人が乗れる、と……

まんまアイア〇マンじゃねーか。

社長め、今度はロボットも作る気か?

これ以上事業拡大するよりも、何か一つのものを極めた方がいいんじゃないだろうか。

まぁあの社長に何言おうが無駄な気もするけど。

それよりもロボット製造たって、これ一体何に使うの?

この…動力源って書いてる……なんて読むんだろう……生命エネルギー?なんぞそれ。

見てる限りじゃ結構物騒だけど、社長は一体何を目指しているんだよ。

まさか軍事企業にしたいだなんて言わないよね?

軍事企業は何かと政府からの圧力もあるし、何かあった時に民間からの誹謗(ひぼう)が凄まじそうなイメージがあるから、正直なってほしくない。

でもイタリアって一応世界的に見て軍事費が高い国でもあるから、政府からの補助金を考えれば軍事企業への転換も悪くないのかもしれない。

いやしかしそんなことしたらモブ子とか一部頭のねじ外れてるうちのマッドサイエンティストらがまた変なもの造り出しそうだよなぁ。

この前も何か作ってたな…何だっけ、えーと…

 

「スカルさん、何を見て……ああ、モスカの資料ですか」

 

モブCが俺の後ろから顔を出してきた。

背後からの声に口から心臓吐きそうになった、あぶねぇ。

 

「カルカッサが数年前に軍から構造図を買い取ったプロトタイプであるヴェッキオ・モスカの改良版ですね」

 

え。

数年前からモスカってうちにあったの?

聞いたことないんだけど…

 

「ただ、軍にこれを扱えるものは少数だった上に生産費も維持費も莫大…その為カルカッサに破格の値段で売られたいわば粗悪品です。現在技術開発班が改良に尽力していますが、現段階でスカルさんに見せるべきものではなかったですね」

 

すみませんと謝ったモブCはテーブルに置いてたモスカの資料を取って自分のテーブルに持って行ってしまった。

何故謝るのかは分かんないけど、既に社長が軍事企業に片足突っ込んでるのは分かった。

会社の展開方針を全く聞かされていない俺は軍師とは名ばかりの役職名だということを思い出して、地味に傷付いた。

どうせ俺はマスコットですよ。

一人で拗ねる俺を他所に他の皆は忙しそうである。

その日は、資料に判子を押すだけで仕事を終えた。

 

 

一週間後、出勤すればなにやら周りが騒がしかった

何があったんだろうかと思っているとモブAが俺に気付いて声を掛けてくる。

 

「スカルさん、おはようございます…どうやら昨日、人工島マレ・ディアボラが襲撃を受けたようです」

 

へぇ、え、そのマレなんとかっていう島って有名なの?

聞いたことないなぁ、と思ってパソコンで調べてみれば元軍用施設って書いているだけでそれ以外は何もでなかった。

ニュースにも取り上げられてないし、小さな事件だったんだろう。

いつも通り誰かが持ってくる資料に目を通して判子を押していれば、モブ子がオフィスに入って来た。

 

「スカルさん!この前話していた耐放射線スーツが出来上がりました!」

 

嬉しそうにモブ子が両手で小さな赤ん坊サイズのライダースーツを広げる。

おおおお、早いな。

モブ子に渡されたスーツに着替えてみたけど、前のものと変わった点はあまりない。

少し伸縮性に優れてるなぁと思ったぐらいか。

 

「放射性への耐性の他、耐熱、耐寒、耐圧…様々な機能性に優れた現段階におけるカルカッサの技術を最大限に用いました」

 

モブ子すげぇぇぇえええ

膝を曲げて俺の目線に合わせているモブ子にお礼を言いたかったけど恥ずかしかったので頭を撫でてみた。

調子乗ってんじゃねぇよと思われないように、2秒くらい撫でて手を頭から離す。

結果モブ子が五体投地して、飛び起きたと思えば一目散にオフィスから出ていった。

何があったし。

え、嫌われて……ないよね?

周りのみんなも固まってるけど、何で。

落ち込んでると、遠くからモブ子らしき声の雄叫びに等しい絶叫が聞こえた。

叫ぶ程嫌だったのか、泣きたい。

帰ろうとした廊下の途中でモブ子に会ったけどそそくさと逃げられた、死にたい。

なに、俺って雑菌扱い?

つらぁ…

帰ったらポルポに慰めてもら……いや、中二言葉で言われても痛いだけだ。

会社を出て帰路に着く頃には夕陽が既に落ちるところだった。

ああ、視界がボヤケて夕陽が見えねぇ。

 

 

 

 

 

 

 

ザンザスside

 

 

凍える冷たさの中、意識が浮上し、俺は8年という長い時を経て目を覚ました。

8年振りに見た部下の姿は大きく変わっていた。

面影はあるものの、目線が大分異なっていて、8年という時を改めて突き付けられる。

伸ばされたカス鮫の髪を見ては奴の立てた誓いと共にクソジジイが脳裏をちらつく。

それに苛立ち、気付けば手が出ていた。

自身を抑制するものは8年前のあの時に全て捨ててきた。

自らの手にあるのは憤怒のみ。

復讐を果たせと怒り狂った咆哮が脳内を反芻(はんすう)する。

今はまだことに及ぶ時期ではないと、やり場のない怒りを散らす為にアルコールを口にしたところで喉の渇きすら潤せず、満たされぬ何かがしこりとなって(わだかま)りを生む。

飲み過ぎたか…そう気付く頃には思考にフィルターが掛かっているようで、定まらない目線は目の前の酒の名柄を何度も右往左往する。

 

 

ああ、イラつく。

 

あの老いぼれも、カス鮫の伸びきった髪も、全てが、イラつく

 

 

浮き沈みを繰り返す意識の中、ざわりと、何か背中を這い寄って来る

 

黒い(もや)が視界を遮った

 

 

苛立った俺は右手で炎をまき散らしながらその黒い靄を蹴散らす

 

蹴散らした先には  

 

 

大きな 目が  二つ

 

こちらを見据えている

 

俺はそれを知っている

 

どこかで 見た 気が――――――

 

 

 

 

肌を切り裂き、肉を突き破り、骨を砕く殺気に内臓が浮遊したような感覚に陥り、俺は飛び起きた。

 

 

ふと、そこで気付く。

よく見れば先ほどの黒い靄も曖昧な景色もなく、あるのはテーブルと床に転がる酒瓶。

いつの間にか眠ってしまっていたのだと理解し、窓から差し込む日差しに眉を顰める。

体が重く気だるいのは、浴びるほど飲み干した酒のせいか、それともあの夢のせいか。

否、既に夢の内容はあやふやだ。

眉間を指で抑えていると、大きな音を立てて扉が開いた。

 

「う"ぉ"ぉおい、ボス!今日はマレ・ディアボラに襲撃する日だぜ!」

「るせぇ、カス」

 

視界に入る銀色に苛立ち、手元にある酒瓶を投げようとしたところ、カス鮫が目を丸くした。

 

「な"んだぁ、二日酔いか?ひでぇ面してらぁ」

「あ"?」

 

カス鮫の言葉に機嫌が急降下するのが分かるが、口から出かかる暴言を飲み込む。

ああ、イラつく。

全てが気に食わない。

 

目の前の銀色も あの二つの目も 平和ボケした老いぼれも 全部 全部

 

俺の苛立ちを助長させる

 

 

 

『ええ、ええ!お前はきっと10代目になるんだ!その身にはブラッド・オブ・ボンゴレが流れているのだから』

 

 

無意識に力んでしまった右手の中に納まっていたグラスが音を立てて割れる。

透明なアルコールが指先を伝うのを眺め、椅子から立ち上がった。

カス鮫の横を通り過ぎ、長い廊下を歩く。

 

 

全て ぶっ壊してやる

 

怒りのまま咆哮する声が 脳裏を反芻する

 

腹底から煮え滾るこの憤怒が まるで

 

 

 

俺の根源であるかのように

 

 

 

 

 

 

「ぐあぁぁあぁ‼」

 

 

指先からの拒絶と共に体の中から血が逆流しているかのような痛みに襲われる。

ボンゴレリングは俺を拒んだ。

それは(ひとえ)に俺がボンゴレの血を受け継いでいないからだ。

頭では理解していても納得のいくものではなかった。

あのチビよりも俺の方がボスに相応しいハズなのに、何故、血に縛られねばならない!?

日本という平和ボケした国に生まれ、馬鹿馬鹿しいほど平穏な日常で育った、目の前のチビに何故俺が押しのけられるというのだ。

ふざけるな、ふざけるな!

軋む身体と、全身を駆け巡る激痛に声が喉を通らない。

 

「九代目は誰よりもお前を認めていたハズだよ…九代目は、お前を本当の子供のように」

 

カスの声が、ただただ不快で仕方なかった。

 

「気色の悪い無償の愛などクソの役にも立つか‼」

 

ああ 憎い 恨めしい

全部 全部 全部 全部 煩わしい

 

 

視界の端でリングが指から抜け落ち、地面に転がる。

別部隊を呼び寄せたが、カスに邪魔をされ結局俺は力尽きた。

カス共の勝利を宣言するチェルベッロの声がひどく遠い。

 

既に動ける体力は残っていない。

ボヤける視界に意識が遠のいていくのが分かる。

手放そうかと、瞼を閉じようとした時、小さな足音を拾った。

 

「ザンザス、おめーに聞きてーことがある」

 

アルコバレーノか…

カス側のアルコバレーノが直ぐ側まで来ていた。

 

「狂人スカルと会ったことがあるか?」

 

小言でもくれるかと思っていたが、予想に反して全く無関係の問いを投げかけれられた。

狂人スカル、裏の世界じゃ誰もが耳にしたことがある名前だ。

ボンゴレの情報網を駆使しても得られた情報は、奴がカルカッサの軍師であることのみ。

名前しか聞いたことのない男と、俺に何の関係性があるのか。

回らない頭で思考を手繰り寄せるが、一向に答えは見つからない。

 

「黒いヘルメットにレーシングスーツ、巨大なタコのようなバケモノを飼っている野郎だ、奴がゆりかごのことを知っていたからおめーと接触したのかと思っていたんだが――」

 

 

巨大なタコのようなバケモノ

 

 

その時、俺は思い出した。

 

暗闇に潜む蛇のような、鋭く (おぞ)ましい あの目を

脳裏を駆け巡り 縛り付け、支配する 殺気を

漠然とした すぐ目の前に佇む 死を 

 

この身の内から湧き上がるものは何だ

 

生への渇望か 死への恐怖か

 

それとも――――――

 

 

 

 

「う"お"お"ぁ"ぁぁぁあああああああっ」

 

雄叫びと共に体を巡る血が沸騰するような何かが沸き上がる。

力尽きたハズの悲鳴を上げる身体が、まるで炎に押し上げられるかのように引き摺り動く。

地面から弾き飛ばされるように立ち上がり、目の前の横たえるチビを見据えた。

疲労も痛みもなく、熱を持った身体とは間逆に頭は冷え切っている。

久しく感じなかったこの感覚を まるでそれが本来あるべきものであるかのような

 

 

 

ああ これが

 

真の憤怒だ

 

 

 

身体の中を暴れまわる炎を解き放とうと右手を広げる。

 

血液ごと流れ出るような今までにない感覚に襲われ

 

 

そこで俺の意識は弾け飛んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リボーンside

 

 

『ボンゴレの時期後継者となるのは、沢田綱吉氏とその守護者六名です』

 

チェルベッロの宣言で漸く肩の力が抜けたような顔をした教え子に無意識に口角が上がる。

よくやったな、と言えばツナは安心したように気を失った。

そんなツナの次にザンザスの方へと視線を移す。

まだ僅かに意識があるザンザスの元へと足を向け、確認したかったことを問いただす。

 

「ザンザス、おめーに聞きてーことがある」

 

足元に横たわるザンザスの眉間に皺が寄り、閉じかけた瞼が震える。

既に意識を繋ぎとめるのも一苦労だろうと思い、単刀直入に聞く。

 

「狂人スカルと会ったことがあるか?」

 

マフィアランドでの奴の言葉に思うところがあり、九代目には一応報告していた。

だが九代目も、ゆりかごについて外に漏れた痕跡がないにも関わらず情報が筒抜けであることに唸っていた。

 

『もし、だ…九代目、情報がボンゴレから漏れたわけじゃなかったら…』

『…それはまさか』

『ゆりかごの一件に奴が絡んでいた可能性もなくはねぇんだ』

『確かにそうだが…ふむ、この件についてはこちらでも探ってみよう、報告ありがとうリボーン』

 

九代目との会話を思い出しながらザンザスに問いただすが、ザンザスにこれといった反応はない。

そういえばあいつは喋らねー奴だったなと思い出し、もしやザンザスはスカルの名前と姿が一致していないのではと思い至った。

 

「黒いヘルメットにレーシングスーツ、巨大なタコのようなバケモノを飼っている野郎だ、奴がゆりかごのことを知っていたからおめーと接触したのかと思っていたんだが――」

 

より詳しく奴の特徴をあげればザンザスの目が大きく見開いた。

明確な反応に、やはり奴と何かしら顔を合わせていると確信した俺がさらに問いただそうとした時だった。

ザンザスが雄叫びを上げながらいきなり立ち上がったのだ。

既に体力は使い切ったと油断していた俺は反応に遅れる。

ザンザスは先ほど体力が尽きて倒れていたとは思えないほどの威圧感で立っていた。

だが俺を驚かせたのは奴の状態だった。

 

何だ……この炎圧は…

 

まるで今までが何かに塞き止められていたと思える程の炎圧がザンザスを覆っていた。

ザンザスの瞳は今までとは明らかに違った。

まるで、ツナの零地点突破の時のような……

ザンザスが右手を倒れているツナへと向け、俺はそれが何を意味するか理解した瞬間レオンを変形させザンザスの右手へと標準を定めた。

引き金を引く瞬間と、ザンザスの右手から夥しい憤怒の炎が溢れ出た瞬間が重なる。

俺の弾丸がザンザスの右腕に当たり、ザンザスの右腕が大きく軌道を外す。

瞬間、暴風がその場を支配し、俺は吹き飛ばされた。

遅れて何か大きなものが崩壊する騒音と砂嵐、行き場を失った憤怒の炎が紛散したのが視界に入る。

 

「おい!皆無事か!?」

 

シャマルの声に数人が応える。

俺は体勢を立て直しすぐさま立ち込める砂埃を払い、ツナを探す。

少し離れた場所に獄寺を下敷きにしたツナが倒れていた。

どうやらあの一瞬で、獄寺がツナを庇ったらしい。

コロネロ、バジル、守護者達も目立った怪我はしておらず、瓦礫の破片で小さく切るくらいだった。

砂埃が収まり、視界が鮮明になると、俺は目を見開く。

 

「う…嘘、だろ…?」

 

その言葉は誰のものだったか。

だがその場にいる者全員がそう思ったのだ。

 

「校舎が……!」

 

そう、俺達の目の前には、校舎の残骸があるだけだった。

唯一原型を留めていたのが離れた場所にある体育館のみで、他はまさに全壊といっても差し支えないほどの惨状だ。

俺は我に返り、この現状の元凶であるザンザスへと視線を移せば、少し離れている場所で横たわっていた。

恐らく今度こそ意識を手放したのだろう。

先ほどの炎圧を、あのボロボロの身体から絞り出したのだ、奴も唯じゃすまないハズだ。

いや下手したら生命エネルギーの枯渇で死ぬかもしれないのだ。

ザンザスの元にベルフェゴール、レヴィ、マーモンが駆け寄り様子を見ている。

 

「あいつ、まだこんだけの力を隠してたのか!?コラ!」

「ちげぇ……」

「っ、リボーン!どういうことだ!」

 

コロネロの焦った言葉に俺は否定する。

確かにザンザスの体力は尽きていた、それは確かだ。

だが俺の問いに目を見開いたザンザスの様子が一変し、そこから明らかに異様だった。

奴の目は今までのそれとはまるで異なっていた。

 

「まさか……」

 

まるで栓が外れたような奴の様子、今迄とは全く異なる炎圧。

何よりもあの目だ。

冷ややかでいて、熱を持った、射抜くような眼光。

 

「厄介なもんを目覚めさせちまったってことか……」

 

 

だが、何故今になって…?

スカルが何か関係してしていることは間違いないハズだ。

いよいよスカルがザンザスを(けしか)けた可能性が否定できなくなってきたな。

九代目の意識が回復次第報告しなくちゃいけねぇ案件だ。

それに、ザンザスにも聞かねーと…

ま、それは俺のやることじゃねーけどな。

視界の端では獄寺と山本が、校舎を全壊させられ怒りのあまり暴れる寸前の雲雀を押さえつけているのが見える。

ツナがボンゴレリングの継承を勝ち取ったことは喜ばしいことだ。

だが今回もリング争奪戦もそうだが、8年前のゆりかごも何か裏がある気がしてならねぇ。

ただの考えすぎかと思うには、不可解なことが多すぎた。

俺は騒がしい奴等の元へと歩き出しながら、ハットを深く被る。

 

 

チッ、あいつの影がチラついて喜ぶ気になれねー

 

 

 




スカル:知らないところでゆりかごの首謀者疑惑を立てられていることに気が付いていない、モスカを見ては完全にガン〇ムとかを想像している、社長の思惑が分からず困惑中。

モブ子:憧れであり崇拝すべきスカルに頭を撫でられて頭から地面に衝突した、自分のオフィスに戻るとあまりの喜びと尊さでゴリラのような雄叫びをあげたことから仲間内で暫くの間ゴリラ・ゴリラ・ゴリラと呼ばれる。

ザンザス:意外や意外、若干ポルポが無意識化のトラウマっぽい、仕方ないね。ツナにとっての死ぬ気の零地点突破のような状態に辿り着いた。

リボーン:ザンザスのトラウマスイッチ(覚醒ver)を押してしまった、スカル首謀者疑惑浮上中。


やっと!未来編!行くよー!



ps:メリークリスマス!

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。