Fate/Imaginary Boundary【日本史fateホロウ】   作:たたこ

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昼② 青春文化祭(準備) 

 今日は男装&女装組でダンスの合わせ練習がメインである。

 だがその前に、各々で最終確認をする時間を取っている。そのため、理子と一成は一度別れた。

 そして当然の如く、男装の指南をしに来たアルトリアは理子とともに男装部屋――借りている一年B組の教室にやってきていた。

 

 机を教室の後ろ半分に片付けて、各々学ラン、スーツなどの衣装に身を包んだ男装担当の同級生たち八人が、何事かと遅れてやってきた理子たちを見ている。アルトリアは教壇の前にたち、少女たちの様を一瞥した。

 

「ふむ、なかなか様になってるではありませんか。これはリコの手ほどきですか?」

「えーっと……みんなでインターネットを見たりコスプレ雑誌を読んだりして……っと、みんな、話を聞いて!」

 

 見知らぬ外国人の美初年にどよめきを隠せない同級生に向かって、理子は割って入った。

 

「この人は、土御門の知り合いでセイバーさんっていうの。長めの旅行で日本に来てて、この通り……女性だけど男装が上手だから、コツなんかあったら教えてほしいって来てもらったの」

「……土御門の知り合いってヤバいの多くない?」

 

 クラスメイトの誰かが呟いたが、そう思ってしまうもの致し方ない。平安貴族や戦国武将、日本神話の人物と知り合いの高校生がそういてたまるか。

 

「始めまして。リコから紹介にあずかりました、セイバーです。男装は得意……といいますか、男性らしい姿恰好には詳しくありません。ですが、騎士としての振る舞い、女性のエスコートであれば教えられるかと思います」

「私たち、合間に踊ったりもするけど、男装女装「喫茶店」でしょ? だから来てくれた人を、ステキにエスコートするのもいいと思うの」

「なるほど~」

 

 同級生はへえとかほおとか要領の得ない顔つきをしているが、かといって否定的ではない。むしろ教える内容より、アルトリア自体に興味津々に見える。

 とりあえず、ここは事情を知っている自分が率先してことを進めた方が良さそうだ。

 

「じゃあ、机と椅子を一組だけ出して、これがお客さんが座る席のつもりで……。お客さんが店、っていうか教室に入るところかセイバーさんに実演してもらおうか」

 

 とすれば相手役が必要になり、誰に頼もうかとクラスメイトを見回した時、友人の真田スミレと目があった。ミーハーで物怖じしない彼女らしく、顔に「どうぞ!」と書かれていた。

 

 というわけで、スミレが客役で、アルトリアが迎える側として、客席まで案内しメニューを手渡すまでの一連の流れをやってもらうことになった。

 しかし、アルトリアは大丈夫だろうか。手早く「「いらっしゃいませ」でお迎えして席まで導き、坐ってもらい、メニューをお渡しする」までが一連の流れと教えたものの、不安がぬぐえない。

 というか、土御門は具体的に何をどういう風にアルトリアに教えてもらうつもりだったのだろうか。

 

 アルトリアもアルトリアで「わかりました。やれるだけやってみます」と謎の確信ありげな様子である。

 

 しかし理子がひとりでやきもきしている間にも、アルトリアとスミレ、観客のクラスメイトの用意万端である。廊下に出たスミレが「じゃあ行くよー!」と元気に叫んだ。

 

 ガラガラと、教室の扉が開く。

 

「いらっしゃいませ、お嬢様」

「は、はひ……」

 

 漫画では少女漫画のイケメンには常に謎の風が吹いているという。スミレの入店と同時に一歩前に出たアルトリアにも、室内にもかかわらず風が吹き、彼女の金糸を揺らした。

 インビジブルエアかな?

 

「貴方にお目にかかれまして、光栄の極み。至らぬ騎士ではありますが、貴方の御手を取ることをお許しいただけませんか、姫」

 

 メニューを小脇に抱えたまま、アルトリアはスミレの目の前に片膝をつき、その手を取って見上げた。スミレは裏返った声で、なんとか言葉を発した。

 

「は、はい、許します」

「ありがたき幸せ」

 

 ちゅっ、と控えめな音をたてて、アルトリアの唇がスミレの手の甲に落とされる。それからアルトリアはゆっくりと立ち上がり、スミレの手の下に自分の手を重ねたまま、ゆったりと席へと導く。

 挙動が完全に開発黎明時のロボット化したスミレが、なんとか椅子に座ろうとしたその時、アルトリアが押し留めた。

 

「失礼。しばしお待ちを」

 

 スーツのポケットから取り出した白ハンカチを広げ、椅子の上に置く。それからスミレに振り返り、手でどうぞと指し示す。油の切れたブリキ人形染みた動きのスミレに、メニューを持たせる。

 

「ささやかですが、本日は楽しんでください、姫。何かあれば、またすぐおよびくださいね」

 いままできりりとした表情だったアルトリアが、初めてふわりとほほ笑む。

 またよくわからない風が吹き抜けていく――。

 

「……こんな感じで、どうでしょうか」

 

 一仕事終えたとばかりに、くるりと他クラスメイトたちの方に振り返り、理子の方にも視線をやる騎士アルトリア。しかし理子とその同級生からはなぜか反応がない。何か拙い事でもしたかとアルトリアが思ったとき、眺めていたクラスメイトの一人が突如倒れた。

 

「は、春田さん!?大丈夫!?」

「私もお願いします……死にます……」

「生きて!!」

 

 周りのクラスメイトが慌てて倒れた春田をかかえ、ひとまず教室の端に坐らせた。何やらその顔は多幸感に満ち溢れていた。

 その傍ら、顔を真っ赤にしたスミレが息も荒く、しかし至極まっとうなツッコミをいれた。

 

「し、心臓に悪い……! っていうかこれを女のお客さん皆に!? 無理でしょ!」

「いや、やり方さえわかれば、そう難しいものでは」

「そういう意味じゃなくてーー!!」

 

 謎の風は誰にでも吹かせられるものではない。それはともかく、現実的に考えて客ひとりひとりにこんなことをしているスペースは教室にない。

 また、昼時~午後二時のピーク時にはそれを行う時間もない可能性があるため、却下となった。

 

 結局、彼女たちはこの後に控える男装&女装混合でのダンス練習のために、アルトリアも交えて練習することになった。

 

 

 

 

 *

 

 

 

 

「あ~~まあ、こうなるよな」

 

 男装・女装各自での練習時間を終えて、クラスメイト一行は蒸し暑い体育館に集まっていた。一成の予想通り、クラスメイトたちは物珍しさからキリエ、そしてアルトリアを取り囲んでいる。

 

 アルトリアはクラスメイトとは初見のはずだが、キリエは違う。だが、勿論全員と知り合ってはない。しかし二人とも元々人見知りをする質ではないので、彼女たち自体はナチュラルにクラスメイト達と話している。

 

 濡場玉の髪、陶磁器のように白い肌、宝玉をはめ込んだかのような紅い瞳。見た目は完全に日本人形のキリエ。

 美しい金髪を後ろで一本にまとめ、碧玉の瞳が印象的で中性的な少女。黒いスーツに身を包んだ今は美少年としてもおかしくないアルトリア。

 女子は先ほどからアルトリアと一緒にいたため自然だが、こんな強烈な外国美少女に免疫のない一部の男は、むしろ一成に「何の知り合いだ!!」と問い詰める始末である。

 

 ちなみにキリエは、先ほどまで一成と一緒にいたのではなく、校舎を探検したいとのことで合流はつい先ほどである。

 

 最早キリエ・アルトリアブームがひと段落してからでないと練習に取り掛かれそうもない。とその時、先ほどからひそかにマークしていた友人が視界からいなくなっていることに気づいた。

 一成はあわてて、女子に囲まれているキリエを探して、そして見た。女子の冷たい視線もなんのその、躊躇いなくデジカメを片手にキリエと近寄る男子が一人。

 

「……こ、これが……いや失礼、この方が噂のキリエたん……!」

「おい氷空」

 

 一成が話している同級生を退けて向かった時にはもう遅かった。

 

「……キ、キリエタン、決して剥ぎコラを作ったりネットに流したりしないと誓うので写真を撮らせてもらってもぐは」

 

 一成の拳が氷空の脳天に当たると同時に、彼は一成の方に振り返った。

 

「何する一成氏!」

「何すんだじゃねえわ!! 妙な事教えてんじゃねえ!!」

「ネットというものは知っているけれど、剥ぎコラって何かしら?」

「それはお前にとって世界で一番要らない知識だから知らなくていい。マジで!!」

 

 女子の仲にも剥ぎコラの意味がわからない者が多数いるようで首を傾げていたが、こんなところでご丁寧に説明をしたらクラスにおける人権がなくなる。

 ただ人権が無くなっても気にしないのがこの氷空という友人ではあるが。

 

「氷空お前ロリコンもいい加減にしろよ」

「俺はロリコンではない、少女が好きな紳士だ。キリエたんに獣のように迫る真似などしないし尊厳を奪う剥ぎコラも作らない。ただ写真をとってフォトショでエンジェル加工を施し懐に修めておきたいだけだ」

 

 勉強もできるし運動もまあまあ、見た目が悪いわけでもないこの同級生が女子からドン引きされているのは、この隠さないロリコン癖のお陰であるのだが、まだ常識を失っていない良い奴ではあるのだ。

 

「ちょっと何やってるの? コンポ借りて来たからそろそろ練習始めるわよー!」

 

 黒いスーツを纏った理子が、白くて大きいCDコンポを2つ抱えて出入り口から入ってきた。そして何故か後ろには派手な金襴褞袍を纏い、片手に煙管を持った歌舞伎役者もついていた。

 言うまでもなくアサシンである。

 

「あっアサシンさん、ちっす」

「こんにちは!」

「おー元気してるか。野郎どもはかなり女装が見れるもんになったな」

 

 一回ダンスを教えに(?)来ただけなのに、妙に馴染んでいるのはアサシンの馴染み力かそれともクラスメイトの順応が早いからなのか。

 一成を見つけたアサシンは、にやにや笑いながら手を振った。

 

「お前も今日は変装してんだな。まーあんまり変装じゃねえんだろうけど」

「まーな!」

 

 今の一成の恰好は、狩衣に烏帽子、浅沓(あさぐつ)というまるで平安貴族のようないでたちだった。狩衣は水色に臥蝶丸(ふせちょうまる)の柄で涼しげであるが、そもそも長袖長ズボンなので涼しくはない。

 前回は体操服にジャージでダンスをしていたが、多少は本番に近い状態で練習しておかねば、いざ本番で予期せぬミスをしかねない。ただ狩衣は一度汚すと洗うのがかなり面倒であり、一人で着ることも不可能な代物なので、これまで学校に置いていたものの、着ることはしなかった。

 

「よっしみんな配置につけ! 踊るぞ~! こっちはJudas組~!」

 

 クオリティの大分上がった女装が板についてきた委員長桜田が音頭を取り、レディーガガの「Judas」担当の面々がぞろぞろと並び始めた。

 カッコイイダンスナンバーなのだが、元のダンスの難易度が高いために元々自信がある者、体育で成績のいい者が担当だ。

 

 他に踊るのは定番曲でもあるマイケルジャクソンの「Bad」と、妖怪ウオッチの「妖怪体操第一」。ちなみに一成はBadと妖怪体操第一に割り振りである。前回は妖怪ウォッチの練習を行ったので、今回は「Judas」と「Bad」に分かれて振付の確認を行うことになっている。

 

 理子は「judas」担当で、率先して体育館のラインを目印にして、誰はどこだと指示をしている。踊るメンバーは十人ほどで、理子がセンターでV字にならんだ。

 

 

「んじゃあ俺たちもやるか~Bad組~」

 

 残ったもう一方のコンポを取り、Judas担当の面々から距離を置いて一成が先導した。あらかじめBad組の音頭を取ってくれと桜田から頼まれていたのだが、そもそもクラスに委員会メンバーが二人いるのだから手分けしろと後から思った。

 しかし理子曰く「女子からやれって騒ぐよりも、男子に一人協力的なのがいた方がいいでしょ」と、妙に冷静なお言葉を戴き、一成はそれに従っているのであった。

 

「おい土御門~おまえちゃんと振付覚えてんのかよ~」

「ん~~大体……多分……」

 

 一成が山田に生返事を返していると、リズミカルな洋楽が始まった。すでにJudas組は合わせ練習を始めていた。

 別の場所のコンセントを見つけ、コンポを降ろすと一成は周囲を見回した。

 

「よっしbad組もはじめっか~」

 

 

 

 

 

「……まあ合わせ一発目ならこんなもんなんじゃねえの?」

 

 アサシンは体育館にウンコ坐りをして、冷静な眼差しで体育館に大の字になる一成とそのクラスメイトたちを眺めていた。

 真夏の体育館が暑くないわけあるだろうか、いやない。高温多湿の空間で一時間近くダンスをしていてはふつうそうなる。狩衣をぐしゃぐしゃにした一成は、やっぱり狩衣はしばらくやめておこうと思いつつ、大きく息を吐いた。

 

「なによりも振付がアヤフヤな人が多いわ。練習不足よ」

 

 床にペタンと腰を下ろし、どこから持ってきたのか持ちこんだのか、優雅にオレンジジュースを飲んでいるキリエはにべもなく言った。

 確かに彼女の言う通り、こういう学校行事では生徒によって意気込みがマリアナ海溝とエベレスト程に差があるものだ。こういうダンスという目立つ役割に振られるタイプの高校生は、学校行事に積極的な傾向はあるものの傾向は傾向。

 氷空など仲のいい桜田や一成がこちらだから流れで女装ダンス組になっていたが、そうでもなければどう考えても裏方である。

 

 一成自身も、ダンスは苦手ではないものの、最近の春日異変の方に心を取られていて熱心に練習していたとは言い難い。元々先陣を切って学校行事に張り切る質ではないが、今回ばかりは委員長になった桜田に引きずられて積極的な立ち位置になっている。

 これでは他のクラスメイトの手本にもならない。

 

「……こっちも真面目にやっか……」

「カズナリ、あなた動き自体は悪くないのだから振付をマシになさい。ミツル・ソラ、あなたはもっと手足をピシっと伸ばせば格好よくなるわ」

「ハイキリエタン!」

 

 氷空がはあはあと息を荒げているのは、ダンスで疲弊しているからではない気がするが突っ込むのはよしておこうと、心の中で一成は呟いた。具体的な変態行為にでているわけでもなし。

 

 それにしてもキリエは良く見ているというか、お嬢様でバレエなどのダンスは知っているのかなかなかに具体的なアドバイスをしている。

 アサシンもbad組のみならずJudas組のダンスも見学しており、クラスメイトをからかいつつもアドバイスをしていた。

 ちなみに、アルトリアは見学ではなく、今日休みのメンバーの穴埋め代打として一緒に踊っていた。振りの記憶は間に合っていなかったが、動きのキレが明らかに人間の高校生ではないのであえて温いダンスをしてほしいと思う。

 

 それから小休止を挟み、もう一時間ほど(こんどはペースを落として)ダンス練習をして今回はお開きとなった。各々振付の確認をすることを宿題に、解散の運びとなったのである。

 クラスメイトがおのおの荷物をまとめ、さっさと更衣室へ向かう中、さて一成はこれからどうするかとふと考えた。先に碓氷邸に行かせたアーチャーを追いかけて行こうと思うのだが、どう理子と合流したものか。と、いきなり背中を叩かれた。

 

「一成氏、キリエタンと一緒に遊びに行こう。海浜公園のアヒルボートに乗ろう」

「突然に話が具体的だなオイ!」

 

 顔がゆるみまくった氷空満と、その隣にキリエが何故か自信満々な笑顔で立っていた。どうせキリエがそういえばあれに乗ったことがないと言いだして、ロリコンの氷空が二返事で了解したのだろう。

 

「いやお前らで行けばいいんじゃね? 兄妹に見えるだろ」

「文脈を読んでくれ一成氏。一緒に行こう」

 

 ロリコンであっても自分の友達であり、氷空がロリコンという名の紳士であることは承知している一成である。二人だけで出かけさせても、キリエが酷い目に合うことはないと思う。

 それにキリエは一流の魔術師でもある。もしやキリエが一緒について来てほしいと思っているのか、と考えたが、キリエは平気で氷空と手を繋いでいてご機嫌でそういうわけでもないらしい。しかし、氷空が真顔で言った。

 

「君が思っている通り俺はロリコンではなくただの紳士だが、他人がそう思ってくれるとは限らない。だけど俺が呼吸を荒くしていても君が普通の顔をしていればまだごまかせる」

「誤魔化せるって発言自体どうなんだよ……」

 

 前言撤回しようかな。一成は脱力しながら項垂れた。

 しかし自分もこれからどうしようか考えていたところでもあるし、折角だからついていくのも悪くない。

 

「つか桜田は?」

「桜田も誘うか。あいつはチャラいがキリエタンは俺が護る」

「ええ、良いエスコートを期待するわ。ミツル・ソラ」

「アイキャンドゥーイット。この命に懸けても」

 

 なんかもうどこからツッコめばいいのか対応に困るが、キリエが楽しそうだからよしとする。

 しかし、聖杯戦争中は自分にしつこくエスコートしろと言ってきた割に、今や誰にでもエスコートを求めるあたり少々寂しいというか、良く手を繋いでいたのは自分であったのにと、一成は少々悔しくも思う。

 

「……いやいや、俺はロリコンじゃねえから」

「何!? 一成氏も同胞か!?」

「違ぇよ!! つかお前、暗に今ロリコンって認めたな!?」

「カズナリ」

「!? アルトリアさん!?」

 

 この暑い体育館の中でも汗ひとつかかない(サーヴァント)黒スーツのアルトリアが、いつものトーンで声をかけた。

 

「私はお先に失礼しますね。春日のことも、アキラの様子も気になるので」

 

 最後の方は聞かれないように小声だった。一成は素早く頷く。

 

「もう何を話しているの! カズナリもミツル・ソラも着替えるのでしょう? 早く行きましょう!」

 

 気付けば、体育館には一成たち以外誰もいなかった。普通、冷房もかからない体育館にン長々と居たいものではないから当然である。

 荷物を全部更衣室に置いてきた一成は、そのまますたすたと氷空たちの先に立って歩こうとしたが――汗で湿った狩衣の袖が、何者かに後ろから引っ張られた。

 

「うおっ!?」

「もう、いつまでたってもカズナリは未熟者ね」

 

 振り返った先には、差し出された手。左手は氷空にとつないでいるが、空いた右手が伸ばされている。

 

「……おう」

 

 そっとその手を握り返す。正直、大分キリエに慣らされているとは思うものの、悪い心地はしない。一成は短い返事だけして、三人連れ立って歩き始めた。

 


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