ONE PIECE~ドラゴンスレイヤーの歩む最果て物語~   作:棟蟆 黨

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今回は、かなり長いです

途中、急に、ある人物sideの導入もあり、

かなり読みにくいです。自分でも読んで思いました

展開もオカシイですし、

文才がなくて、本当に、ご免なさい

グダグダも、相変わらずです

それでも、書いてる間は楽しく書いてます

以上を踏まえまして、ご了承して頂いた方だけ


ご覧下さい

それでは、どうぞですm(_ _)m




0話ファルトside ファルトの過去その2

泣いている誰かを朧気に見た後、僕は意識を失った……

 

 

その後、僕が目覚めたのは更に1週間後だった……

 

 

 

 

 

 

 

 

☆☆☆☆☆☆☆

 

 

 

 

 

 

 

「・・・・・・(ここは)・・・・?」

 

目覚めると、ベッドで寝ていた

 

「(僕は・・いったい)・・・・」

 

自分の身体を確認すると、口には何かを(酸素マスク)装着され、腕には、チューブみたいなもの(点滴)が固定されていた

 

ズキッ!

 

「(痛っ!)」

 

お腹が凄く傷んだ!

 

動かせる方の腕で、お腹を触ると痛みが走った

 

「(痛いっ!・・・・・・・そうだった・・僕は・・父さんに・・・・グス・・”ヒ”ック”・・・・)」

 

少しずつ思い出してくると、涙が止まらなかった……

 

 

 

暫く、泣いていると、誰か入って来た

 

入って来て、僕を見ると、驚いて目を見開いていた……

 

「!!・・・・いけない!速くナースコールを!」

 

私は、ナースコールを手に持った

 

「301号室の患者が目を覚ましました、至急、先生に連絡を」

 

「分かりました。至急、先生に連絡します」

 

そうやり取りして、私はナースコールを切った

 

そして、患者の男の子に話しかけた

 

「気持ち悪いとかはない?」

 

男の子は、コクリ。と小さく頷いた

 

「う“っ・・・・良“かっ”た“・・・・生”き”てて”・・・・グス“」

 

僕を見ながら、看護婦さんが泣いていた

 

泣いている姿を見ていると、また誰か入って来た

 

 

「患者が目を覚ましたって、御門(みかど)さん」

 

私は素早く涙を拭って、先生に言った

 

「はい。先程、部屋に来ると目覚めていました」

 

「分かった、ありがとう」

 

そう言って、先生は患者の側に近付いた

 

「少し待ってね、話しやすい様に、酸素マスクを一時的に外すからね・・・・」

 

「よし、これで話しやすいと思うよ。目覚めたばかりでゴメンよ。幾つか、質問するからね。まずは君の名前を教えてくれるかな?」

 

「・・立石蒼介(たていし そうすけ)です・・・」

 

「うん、合ってるね。では次の質問、君の年齢は幾つかな?」

 

「・・7才です・・・」

 

「うん、合ってる。じゃあ次で最後の質問だよ、君の父親と母親の名前は?」

 

「母さんが・・由紀恵で・・・父さんが・・・耕平・・です・・」ガタガタ(震え)

 

「ゴメンよ、辛い事を聞いて」

 

「あの、先生。この子の……いえ、弟の容態は、もう大丈夫なんですか?」

 

ズイッと、迫るように、私は先生に聞いた

 

「ああ、もう大丈夫だ。峠は越えたらしい。後、3週間もすれば、少しずつ歩ける様になると思うよ」

 

「ホントですか!「ああ♪」ありがとうございます、先生。弟が助かったのも先生のおかげです。本当に、ありがとうございました」

 

「積もる話もあるだろうから、私はこれで失礼するよ、御門さん。初めての姉弟、水入らず、でね♪もし何かあれば、また駆けつけるよ。ではね」

 

そう言って、先生は出ていった…………

 

私達、姉弟だけになり、私は話す切っ掛けを探っていた

 

そんな沈黙を破ったのは、蒼介(弟)だった…………

 

蒼「あの~・・・・看護婦さんは・・・・僕の・・・・お姉ちゃんなんですか・・・・?」ガタガタ(震え)

 

「グス“・・う”ん・・そうだよ・・・「本当?」う“ん・・本“当に”本当”だよ・・・」

 

蒼介の少し怯えた様子を見ていると、もうダメだった。私は、また涙が止まらなかった…………

 

 

 

 

暫く泣いていると、蒼介が聞いてきた

 

 

「僕は・・・どうして良い子に生まれなかったのでしょうか・・・・看護婦さん……お姉ちゃん・・・・お願いがあります・・僕をこのまま・・・死なせてください・・・・お願いします・・・・」

 

「!!何で・・「僕は死んだ方がいいんです。父さん、母さんは、僕が生まれたのは間違いだったと言っていました。自分たちの遺伝子ではないと・・だから、無能だと」もういいから・・「僕が死んだr」もういいから!蒼介!」

 

私は、泣きながら、蒼介の手を握った

 

握ると、蒼介は震えていた

 

 

「死ぬ、なんて二度と言わないで。蒼介は、生きてていいの(涙)私”が、ずっと傍“に居“るか“ら“」

 

蒼「生きてていいの僕・・・・「う”ん“。蒼“介・・も“・・我慢しな“いで・・泣“い“ても“ い”いん“だよ」でも・・僕”は“・・え“ぐっ“・・う”・・う“わ“ー“ん“・“・”・”・”」

 

蒼介と私は、手を握ったまま号泣した…………

 

 

……………………

 

 

………………

 

 

スゥー・・スゥー・・スゥー

 

泣き疲れたのか、私の手を握ったまま蒼介は眠っていた

 

「お母さん・・・・お父さん・・・・ごめんなさい・・グス”・・・・」

 

夢でも見ているのか、蒼介の目尻から涙が溢れた

 

「大丈夫だから・・お姉ちゃんが守ってあげる」ナデナデ

 

蒼介の頭を撫でながら、決意した…………

 

 

その後、蒼介は順調に回復した……

 

 

先生が言ったように、少しずつ歩ける様になり、蒼介は少し嬉しそうだった……

 

 

先生たちの御厚意もあり、私は、できるだけ蒼介の傍に居るようにした。勿論、ナースの仕事も真面目にやりながら…………

 

 

打ち解けるまで、毎日、蒼介と色々な話をした

 

何が好きか、何が嫌いか、その他諸々等々を……

 

一度、学校生活の事を聞いたが、蒼介は「行ったことない1度も・・後、幼稚園も・・家からは・・おつかい以外・・出たことないから・・」と言って、私は驚いた…………

 

詳しく聞くと、どうやら、学校側にアレコレ嘘をついて、母親が行かさないようにしていたらしい……

 

退院したら、必ず学校に行かせてあげると言ってあげたら、蒼介は複雑な表情をしていた……

 

 

 

更に、1ヶ月が過ぎた頃、珍しく蒼介が質問してきた

 

蒼「瑠璃(るり)お姉ちゃん、「ん、どうしたの?」あのね・・瑠璃お姉ちゃんの昔話を聞かせて欲しいんだ・・・・ダメかな・・・」

 

瑠璃「ううん、ダメじゃないよ♪蒼介からの初めての質問だもん、全然、ダメじゃないから♪えっ~とねぇ~・・私は…………………………」

 

蒼介に、私の昔話を沢山話した

 

蒼介は、じっと黙って真剣に聞いていた……

 

 

やがて、話終えて、蒼介を見ると涙を流していた

 

蒼「”瑠”璃”お“姉ちゃ“んも・・父“さん“に叩”かれ“て”い“たん“だね“・・グス“・・」

 

瑠璃「泣かないで、蒼介。確かに、暴力を振るわれていたけど・・私の場合は、幼稚園の先生が身体の痣を見て不振がって、警察と児童相談所に掛け合ってくれてね・・助けてもらったんだ・・その後は、児童相談所から施設に行って、過ごしていてね・・2年くらいたった頃に、里親の【御門雫(みかど しずく)】さんに引き取られて、立石瑠璃から【御門瑠璃】になって、幸せな日々をおくっていたんだよ。まさか!父さんたちが、子供(蒼介)を授かっているとは、夢にも思わなかったから・・・・(山に、血だらけで捨てられていた、蒼介を大学の山岳部の人たちが発見してくれた。あと少し発見されてなければ死んでた。と先生から聞いた。出血量も酷くて生きてるのが奇跡だと。警察から連絡がきたときパニックになった。もっと早く会いに行ってればと。雫さんに、弟がいると聞いた時は本当に驚いた。しかも、私と弟は、18も歳が離れているらしい。ちなみに、母親が14才で私を産んだ、その時、父親が15才で。その後、30代で蒼介を産んだと、雫さんに教えてもらった)ゴメンね・・私の代わりに酷いめに、あわせて・・」

 

話の内容が難しかったのか、蒼介は、時折、ポカーンとした表情で聞いていた。私が話終えると蒼介は言って暮れた

 

 

蒼「・・よかった~・・殴られていたのが僕で・・・「!・・どうして・・・蒼介・・・」だって、瑠璃お姉ちゃんは、女の子だもん。女の子は守ってあげる者だ!って、大好きなアニメで言ってたから。だから・・お姉ちゃんを守れて・・お姉ちゃんの代わりに、僕が殴られてよかったって・・思ったんd…ムグ」

 

私は、咄嗟に蒼介を力一杯抱き締めていた

 

蒼「ムグ…瑠璃お姉ちゃん…苦しいよ・・」

 

瑠璃「ずっと一緒に居ようね、蒼介(涙)」

 

蒼「うん(涙)」

 

 

 

………………………………

 

 

 

 

蒼介の退院の日がきた

 

瑠璃「ありがとうございました、先生」

 

蒼「僕を助けてくれて、ありがとう。先生」

 

「君が頑張って、生きようとしたからだよ(笑顔)これからは、お姉さんと仲良く幸せにね、蒼介くん」ナデナデ

 

蒼「はい♪お姉ちゃんは、僕が守ります!」

 

瑠璃「私もだよ、蒼介♪守ってあげるね(笑顔)先生方、それでは(礼)・・」深々と頭を下げてから立ち去った

 

 

その後、私は、蒼介を引き取り一緒に暮らし始めた

 

学校にも行くように、蒼介を説得した

 

やはり、私や、ごく一部以外の対人は怖いようで、説得には骨がおれた

 

ちなみに、蒼介の両親……私の……両親でもある、立石耕平、由紀恵、夫妻は逮捕された

 

私と雫さん、病院側から事情を聞いた警察が徹底的に調べあげ、立石夫妻は逮捕された

 

病院側と警察の配慮のお陰で、マスコミや、テレビ局には、バレずにしてくれたらしい

 

 

その後は、私と蒼介は幸せな日々をおくって生活をしている

 

勉強を見たり、教えたり、授業参観に、運動会の親子リレーに、一緒に寝たり、お風呂に入ったり、たまにケンカしたり、一緒に遊んだり、旅行したり、等々……

 

 

今まで離れていた期間を取り戻すかのように充実した日々を過ごしていった………………

 

 

 

 

そして……月日は流れて……………………

 

 

 

…………………………

 

 

 

 

蒼「いよいよ、1週間後だね。結婚式」

 

瑠璃「そうね、私も、とうとう人妻になるのよね・・フゥー(溜息)」

 

蒼「マリッジブルーとかいう感じ、瑠璃姉え・・?」

 

瑠璃「うーん・・何だろう?・・今までの事を振り返るというか・・思い出すというか・・色々な事があった、なって。蒼介と暮らして、もう【10年】になるしね・・私も、すっかりオバサンね・・」

 

蒼「そんなことないよ、綺麗だよ、瑠璃姉えは♪」

 

瑠璃「お世辞が上手くなったわね、蒼介♪」

 

蒼「お世辞じゃないけどな・・美人だし、瑠璃姉えは」

 

瑠璃「はいはい、分かったから///もう///」

 

蒼「あっ、照れてんの、瑠璃姉え♪「うるさい///」ハハハハ♪」

 

瑠璃「全くもう(ジト目)口ばかり達者になって・・ぶつぶつ」

 

蒼「ゴメン♪瑠璃姉え♪「調子いいんだから、全く蒼介は♪」それじゃ、友達の家に泊まりに行ってくるよ」

 

瑠璃「気をつけてね、後、相手の親御さんに宜しく言っといてね。行ってらっしゃい♪」

 

蒼「行ってきまーす♪」

 

瑠璃姉え、の部屋を出て、エレベーターで降りて外に出た

 

 

自転車に乗ろうとすると、声をかけてきた

 

 

「よう、デカクなったな、我が息子」

 

振り返って、唖然とした!

 

蒼「何で!?アンタが!?・・」

 

「おいおい!アンタじゃ、ねえだろ#愛しの父親にむかってよ(怒)」ギロッ

 

激しく睨みつけてきた

 

蒼「警察に捕まってたんじゃ・・ない・・のか・・?」

 

耕「あ'あ'#!去年出てきたんだよ(怒)てめえ等が#チクリやがったから#9年も#ムショ暮らしだよボケッ#それより#帰るぞ#」

 

蒼「えっ!・・「てめえを迎えにきたんだよ#カス#」

らな……「あ'あ'#!何だって#」帰らない!って言ったんだよ!」

 

耕「俺様に#逆らうのか#クソガキ#」

 

蒼「・・・・・・」ギロッ

 

耕「何だ#その目は#誰のおかげで生まれたと思ってんだ#ゴラッ#!あ'あ'#!」

 

蒼「・・・・(何で!逆らえないんだ!身長も俺の方が大きいし、全てが勝っているのに、何で!クソ!身体が震える・・怖くてしょうがない・・)ガタガタ

 

耕「そういやよ~・・「っ!?」瑠璃の奴、立派になってるらしいじゃねえか・・てめえ、と瑠璃の事は探偵に徹底的に調べさせたから、よく解ってんだ。ガハハハ」

 

蒼「・・・・・・」ガタガタ(震)ガタガタ(震)

 

耕「そういや、由紀恵……てめえの母親は死んだぜ。ムショに入って6年目の夏に、脳梗塞でポックリな。ガハハハハハ」

 

蒼「・・・・・・」ガタガタ

 

耕「何、ずっと黙ってんだ#てめえが殺したんだよ!由紀恵を#ムショに閉じ込めてな#それより、てめえが戻ってこないなら、瑠璃の結婚式を無茶苦茶にしてやるよ#何でも相手の男は、てめえを、手術して助けた医者の息子らしいじゃねえか、しかも、今は【院長】になってるらしいしよ。院長の息子だからよ、いずれ、瑠璃の奴も院長夫人だな。母親と同じで、男を、たらしこむ のは上手いからよ、遺伝だな。ガハハハハハハハ」

 

聞いた瞬間、俺はキレて、胸ぐらを掴んだ!

 

蒼「クソ野郎#!お前なんて人間のクズだ!俺たちの親でも何でもねえ#!2度と近づくな!」

 

生まれてから、初めて口をついた

 

耕「俺様が#クズなら、てめえもだろうが#俺様の遺伝子なんだからよ!ガハハハ。それより誰の胸ぐら掴んでんだ#ゴラッ#!」シュッ!

 

蒼「ウグッ」

 

腹を、思い切り膝蹴り、された!

 

耕「で#どうすんだ#ゴラッ#てめえが戻るのか#瑠璃の結婚式を無茶苦茶にして欲しいのか#今すぐ選べ#」ギロッ

 

蒼「(やっと・・幸せになれたのに・・また・・奪われるのか・・・・そうだ!警察に言えば……いや、駄目だ!警察は、すぐには動いてくれない・・・弁護士や他も駄目だ・・・コイツのことだ、警察に、また逮捕されても、出てきたら、また、俺たちを探すだろう・・・・いや、今度は、もっと酷いことを・・・・それに、ここまで立派に育ててくれた、瑠璃姉えは、巻き込みたくない。結婚して幸せな家庭を築いてもらいたい・・・・」

 

耕「どうすんだ#オイッ#早く決めろ#」

 

蒼「・・・お願いします、帰って下さい。アナタの顔や声を、見たり、聞いたり、するだけで、震えが止まらず、具合が悪くなります。お願いします、お願いします。父さん!帰って、2度と現れないで下さい」

 

俺は、土下座して、頼み込んだ

 

蒼「グッ!」

 

思い切り、頭を踏まれた

 

耕「帰れだ#!親にむかって何だ#てめえ#!黙ってついてくりゃ、よかったものを#いいぜ#結婚式を無茶苦茶してやるよ#てめえ等だけが#幸せになるなんて見過ごすわけねえだろ#!」

 

蒼「(俺は幸せには・・なれないんだな・・)分かった、帰るよ。その代わり、姉さんには何もしないでくれ」

 

耕「チッ#最初から、そう言えボケッ#「頼む、姉さんには」分かってら、帰るぞ#クソガキ#」

 

 

 

 

父親と、過ごして2日がたった……

 

 

瑠璃姉え、には何とか誤魔化しているけど・・これ以上は・・・・

そんなことを考えていると、父親が話しかけてきた

 

耕「おい、話がある。強制だ#てめえに拒否権はねえ#単刀直入に言う、瑠璃の男に、会いに行くぞ」

 

蒼「!?・・・・何で・・姉さんには何もしないと約束したじゃないか!」

 

耕「あ'あ'#だから、【瑠璃】には何もしねえよ#少し会いに行って、金を借りるだけだ。ガハハハ。それによ#いつ、約束したんだ#お前と#瑠璃は俺様の娘でアリ、道具だ#何しようが#てめえに、関係ねえ#ゴラッ#」

 

蒼「・・・・(ハハハ・・俺は・・何てバカだろう・・こんな男の言い分を信じたなんて・・・瑠璃姉え、幸せになってね・・・・沢山、お世話になった。ありがとう、瑠璃姉さん・・・最初で最後の恩返しをさせて下さい)・・・・」

 

耕「どうした?黙ってよ#」

 

蒼「父さん、沢山、お金を騙し盗りましょう♪「何だ?急に・・」いえ、俺も、姉さんの男の財産を虎視眈々と狙っていたのですよ♪ですから、徹底的に搾り取りましょう♪」

 

耕「ガハハハハハハハ(大笑い)漸く、俺様の息子らしくなってきたじゃねえか♪ガハハハハハハハ、よし今日は前祝いだ♪たらふく食って飲むぞ♪ガハハハハハハハ」

 

蒼「はい♪父さん♪では、食べ物とお酒を買ってきます」

 

そう行って、部屋を出た…………

 

 

 

 

 

 

買い物して、帰ってから、豪勢な料理を作り、お酒を沢山、飲ませた

 

 

耕「ガハハハ、ヒック、いや、飲みすぎたか、ガハハハハハハハ、そろそろ寝る。片付けとけ」

 

蒼「はい、父さん♪」

 

 

 

 

そして、深夜になった

 

 

耕「グガァ……グガァ……グガァ……」

 

父親は、熟睡していた

 

 

蒼「(よし、睡眠薬が効いてるな)」

 

俺は、右手に持った、出刃包丁を思い切り振り下ろした

 

 

耕「ギィヤァァァーー!」

 

ザシュッ、ザシュッ、ザシュッ、ザシュッ、ザシュッ、

ザシュッ、ザシュッ、ザシュッ、ザシュッ、ザシュッ、

ザシュッ、ザシュッ、ザシュッ、ザシュッ、ザシュッ、

 

とにかく、思い切り、メッタ刺しにした…………

 

やがて、血だらけになり、動かなくなった…………

 

蒼「ハァーハァー・・ハァーハァーハァー・・・・殺ったか・・・・ハァーハァー・・」

 

俺は、意外と冷静だった。

 

確認すると、脈と心臓が止まり、息もしていなかった

 

蒼「殺った!殺った!・・・・ハハハハハハハハハハハハハハハハ」

 

とにかく、笑いが止まらなかった

 

オカシクなっていたのだろう、俺は……

 

 

その後、殺した父親を、風呂場で、バラバラに解体して、大きめのキャリーバッグに詰めた

 

詰めてかは、部屋中を、とにかく、ピカピカに掃除した

 

自分が触れた所は、とくに念入りに

 

 

 

蒼「よし!何度も確認した。見逃した箇所は無し、ゴミも大丈夫・・・・うん、そろそろ行くか」

 

キャリーバッグを持って、父親の部屋をあとにした

 

 

 

それからは、電車に乗って、ある山を目指した

 

 

 

…………

 

 

………………

 

 

蒼「フゥー・・やっと着いたな」

 

山頂の頂から、下を見た

 

蒼「ここなら、ほぼ人が寄り付かない。埋めるならここだな」

 

…………………………

 

 

蒼「よし、上手く埋めれた。これで大丈夫だ」

 

 

蒼「後は、俺だけだ・・・・(瑠璃姉さん、幸せにね・・育ててくれて、ありがとう)」

 

飛び降りようと、した時・・・・ガンッ!

 

蒼「何・が・・・・・」バタン(倒れた)

 

……………………

 

 

 

………………

 

 

 

…………

 

 

 

 

ルミ「あらあら、どうしたの、ファルト・・」

 

ファ「(あの後の記憶がない・・・・どうして?・・)」

 

俺は、いつの間にか、眠っていたらしい

 

目覚めると、ルミエールが覗き込んでいた

 

 

タティ「どうしたんだ?ルミエール」

 

ルミ「ファルトが、泣いてるから、見ていたの」

 

タティ「腹がへったんじゃないのか?「どうかしらね?」そうだ、ルミエール、Dr.くれは。から伝言だ、後、10日で退院だとよ」

 

ルミ「本当♪?「ああ♪」嬉しいわ、本当に(笑顔)」

 

タティ「じゃあ、俺は色々と帰る準備を、Dr.くれは。と話してくるな」

 

ルミ「いい子、いい子、ファルト♪」ナデナデ

 

頭を撫でられていると、また睡魔が襲ってきた

 

暫くすると、俺は眠りについた

 

 

…………………………

 

 

 

 

 

 

 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 

 

 

 

 

くれは「それじゃあね、道中、気を付けな。何かあれば、連絡を寄越しな、タティス」

 

タティ「はい、ありがとうございます。Dr.くれは」

 

くれは「ルミエールもな「はい、くれはさん」達者でな」

 

 

方々に、挨拶を済ませて、タティス一家は帰って行った

 

 

 

 

 

次回 家族の在り方

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




ここまで、御覧いただき、ありがとうございました

とても、長いのに感謝していますm(_ _)m



それでは、次回に(*- -)(*_ _)ペコリ


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