悪平等のおもちゃ箱   作:聪明猴子

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プラスとマイナス

朝早くそれこそなのはの家族達がまだ眠っているような時間に、球磨川は旅館をチェックアウトして外に出た。

 

「どこに行く気だい?」

 

『あれ?見つかっちゃいました?』『でも行く所なんて海鳴しかないじゃないですか。もしかして士郎さんボケちゃったんですか?』

 

「君は本当に最低だね」

 

『ひどいな~』『小学生にそんなこと言ったら泣かれますよ』

 

「君が小学生だとでも?」

 

『ええ、今は私立聖祥大学付属小学校の三年生ですよ』

 

「今はかい?」

 

『ええ、四年後位には中学生です』『まあそれも聖祥大が残ってればの話ですけどね』『……それで何の用ですか?』『僕ってばこれでも忙しいんですけど』

 

「昨日の様にかい?」

 

『え~~』『昨日何かあったんですか?』

 

「さあね。全く記憶にないんだ。酒を飲んだ覚えも、クスリをやった覚えもないんだけどね。まるで昨日の夜の記憶だけ誰かに消されたかのようだよ」

 

『何ですかそれ?北斗神拳とでも戦ったんですか?』

 

「本当にそうかもしれないね。君みたいな異常な人間と同じ旅館で眠る筈もないし、眠った記憶もないんだから」

 

『ふうん』

 

「君が何者だろうとこれだけは言っとこう。なのはに手を出せば楽には殺さないぞ」

 

『肝に命じておきますよ~』

 

 

 

 

 

連休後の学校にてなのはは怒っていた。

ズカズカと球磨川の座る椅子まで近付くと質問する。

 

「球磨川君!前のあれはどういうこと?」

 

『前のあれってなんのことさ。いまいち状況が掴めないんだけど』

 

「だから、フェイトちゃんに味方して私に螺子を突き刺したでしょ」

 

『え~?螺子を突き刺したってなんのこと?』『全然そんな風には見えないけど』

 

「だからそんな嘘は良いの!!大嘘憑き(オールフィクション)を使ったんでしょ」

 

『へえ~』『ユーノ君が話したのか、彼はあれで中々心が強いね』

 

「そんなことはどうでも良いの‼だからあれはどういうことなの!?」

 

『どういう意味って分かり切ってるじゃないか』『僕はフェイトちゃんとなのはちゃんが戦う時はフェイトちゃんの味方をするって決めたんだよ』

 

「何で?何でフェイトちゃんなの?」

 

『う~ん』『何でかって言われたら僕が過負荷(マイナス)でフェイトちゃんもそれに近い、いや過負荷(マイナス)になれるからって話だよ』

 

「分からない‼球磨川君の言ってることが分からないよ‼」

 

『分かるはずないだろ』『僕はマイナスで君は今プラスなんだから』

 

「………とにかく次も私を攻撃するなら球磨川君でも止めるよ。絶対に」

 

『勝手にすればいいさ』『僕を魔法で打ちのめすのも、魔法で殺めるのも、君が僕に許可をとる必要はないんだから。堂々と正義の味方面して僕を魔法でぶちのめせばいい。君にはそれを成せる力も大義もあるだろう?』『何よりこの世界では魔法は証明できないんだから』

 

そう言っていつものにやにや笑いを深める。

 

「っ……」

 

『それじゃあ席に着きなよ。そろそろ次の授業が始まるぜ』『なのはちゃん』

 

 

 

 

 

バンッとそんな音を鳴らして机を叩きながらアリサが問い詰める。

 

「あ、あんたなのはに、私の親友に何したのよ‼」

 

それを聞いて球磨川はゆっくりとジャンプから目を離しアリサに注視する。

アリサはその視線を受けた瞬間、身体中から汗が吹き出る。

今すぐこの男から離れたい。

逃げ出したい。

みっともなくても泣き出してしまいたい。

そんな気持ちがおよそ滝のように湧いてくる濃密な過負荷(マイナス)

空気がねじ曲がり、視界さえ歪んでしまったかのような気持ちに陥る。

前に見た平然と自らの指を潰す光景が浮かび、強い吐き気を覚える。

そしてそんなアリサの様子を一瞥し、焦らすようにゆっくりと言葉を紡ぐ。

 

『う~ん何かしたかなぁ?』『悪いけれどまったく思い付かないなぁ』

 

「とぼけないで‼」

 

恐怖を振り払うよいに上げた大声は、普段の人を威嚇するようなものではなく、悲鳴の様に教室に響く。

 

『いやいやとぼけてなんかいないんだけどなぁ』

 

「ぐっ……あんたが何かしたのは分かってるのよ」

 

『分かってる?アリサちゃんは知らないことをまるで相談されたかのように話すんだね 』

 

「なっ」

 

『アリサちゃんだって最近なのはちゃんが何かしてるのは知っているみたいだけれど、具体的に何が関わっているかまでは知らないだろう』『僕らの話はそれに関わることだ』『なのはちゃんから聞いてもいない他人に僕が勝手に話せるわけないだろ』

 

「他人……」

 

『なのはちゃんが自称親友のアリサちゃんにまで話さないことなんだからさぁ』

 

「………」

 

『でもいーんだよ』『それで』『落ち込まないで元気出して!』『思い込みで行動してみっともなくて恥ずかしい』『なーんの役にも立たない頭の弱い奴』『それが きみのかけがえのない個性なんだから!』『無理に変わろうとせず 自分らしさを誇りに思おう!』『きみはきみのままでいいんだよ』『例えいつもは親友、親友言っていても本当に大切なことは話さない』『それが君達の友情なんだから。君達の関係なんだから』

 

アリサの胸中を様々な思いが巡る。

アリサは知っていた。

数日前から親友が何かに悩んでいることを。

だからこそ思ってしまう。

疑問が浮かぶ。

私達に相談もせずに何かをしているということに。

私はなのはにとってどういう存在なのか。

本当に友達と言えるのか。

何でコイツは知っているのか。

何で、何で、何で、何で、何で、何で………何で私には言ってくれないのか……。

その疑問を最後に急速に心が冷めていく。

怒りが恐怖に。

悲しみに。

勇気が自己嫌悪に。

止めどなくマイナス思考やネガティブ思考が浮かぶ。

コイツが何かしたのは間違いない。

しかしそれが私には相談もされてない知らないことだったら。

関係ないと言われてしまったら。

親友に何かをしたと思っていたコイツに対する怒りが薄まる。

そして再び先程とは比べようもない恐怖を感じる。

怖い。

耐えられない。

コイツが怖い。

ニヤニヤとした笑いがあの時を思い出して視界が霞む。

知らず知らずのうちに涙が溢れ、吐き気を催す。

気持ち悪い、気持ち悪い、気持ち悪い、気持ち悪い、気持ち悪い、気持ち悪い、気持ち悪い、気持ち悪い、気持ち悪い、気持ち悪い、気持ち悪い、気持ち悪い、気持ち悪い。

そんな感情を最後に意識自体が眩み、途切れる。

最後に自分の名前を呼ばれた気がしたが、返事もできなかった。

 

「球磨川君!!アリサちゃんに何したの!?」

 

『なーんにも』『僕はいつものように話したんだよアリサちゃんが考えてること。疑問に思っていること。全部余すところなく』『第一白々し過ぎるぜ。なのはちゃん』『アリサちゃんは君が悩んでること、迷ってることの力になりたがっていたんだから。人一倍人助けが趣味な君なら分かっていただろ。アリサちゃんが君に相談されずに悲しみを覚えてたことくらいさぁ』『それを魔法だなんだと相談しなかったのは君だ』『君が一言相談したら防げたことをしなかったのは君だ』『怠慢だったのは君だ』『悪いのは君だ』『僕は悪くない』『きみが悪いきみが悪いきみが悪いきみが悪いきみが悪いきみが悪いきみが悪いきみが悪い』『きみが悪くて』『いい気味だ』

 

「………アリサちゃんを保健室に連れて行くよ」

 

『うん』『安心してよ。先生にはちゃあんと僕が報告しといてあげるからさ』

 

 

 

 

 

「球磨川君アリサちゃんとなのはちゃんに何したの!!」

 

すずかが帰宅途中の球磨川に食って掛かる。

一緒に帰る親友は片方は気分が悪いとかで早退し、もう片方は用事があるとかで挨拶もそこそこに帰ってしまった。

だからいつもは小学生で賑わう下校路は球磨川のせいですずかの他には見えない。

そんな場所だからだろうか思ったよりも強い声が出てしまう。

 

『ふう』『本当に君達は友達思いだね』『君には負けたぜ』『すずかちゃんには教えてあげるよ』『実はなのはちゃんは変なステッキと契約して――』

 

そこまで言った瞬間にこちらを轢き殺すかのように車が迫る。

そして瞬く間にすずかと球磨川を車に乗せると急発進する。

もしもその場面を見ていた者がいれば明らかに誘拐と分かるものであったが、その場面を見た者はいなかった。

 

 

 

 

 

「良いか喋るなよ」

 

そう言って廃墟の床に球磨川君と共に放り出される。

周りには銃を持つ男が私達を囲んでいる。

 

『あでっ』

 

球磨川君が床に頭をぶつけて悶えている。

でもそんなことに反応できない程驚き、恐怖していた。

流石にここまできてしまえば私も自分が誘拐されたのだと理解できた。

 

「……何で?何で私達を誘拐したの!?」

 

声が震える。

嘘だと言って欲しい。

非現実的な光景に頭がズキズキと痛む。

 

「そんなことお前が一番良く知ってるんじゃないか?なあ夜の一族のお嬢様」

 

「夜の一族………」

 

その瞬間に混乱した思考とは矛盾するように納得してしまう自分がいた。

お姉ちゃんは言っていた。

私達の一族は人よりIQも寿命も優れているけれど、それを悪用するような人や、財産を狙うような人物もいると。

 

「おい、しっかり攫ってきたのか」

 

混乱した頭を働かせ何をするべきなのか考える。

思考が纏まらずどうなるのかさえ考えられない。

そこに一人の男が割り込んで来る。

この場には似つかわしくない小綺麗なスーツを身に付けた男。

ボスの人かなぁ。

なんて呑気な考えが浮かぶのは現実逃避からだろうか。

そんな思考で男の顔を見た瞬間、今まで考えていた全てが消え去る。

 

「……氷村の叔父様?」

 

呆然と自分の叔父に当る男の名を呼ぶ。

まるで操られているかのように口が動かせない。

 

『あの〜何かお取り込み中すいませんけど。夜の一族って何ですか?』

 

「あ?誰だこいつ?巻き込まれたのか?……まっいいか。よく聞けよ人間。僕は人を越えた上位種にして支配者、吸血鬼だ!!下等種を凌駕する身体能力と優れた頭脳!そして二百年を越える寿命!それが僕ら夜の一族なんだよ!!」

 

「あああぁあぁあぁあやめて…お願ぃ……します…やめてください……いやだぁ…」

 

涙が溢れる。

嗚咽が溢れる。

知られてしまった。

嫌だ。嫌だ。嫌だ。嫌だ。嫌だ。嫌だ。

一人になるのは嫌だ。

友達がいなくなるのは嫌だ。

バケモノだと知られた。

バケモノだと。

怖い。

拒否されるのが怖い。

 

『……僕にはよくわからないんだけどさぁ』『そこのお兄さんはすずかちゃんに用があるだけですよね?』『僕は関係ないんですよね』『じゃあ』『僕だけは許してもらえますか』『僕はすずかちゃんとは何の関係もないし、いくら巻き添えや理由なき暴力に僕が慣れてるって言っても死ぬのだけは嫌なんですよ』

 

「え!?」

 

自分から間抜けな声が出る。

涙が驚愕の為途切れる。

自分だけは許して欲しい?

関係ない?

私がバケモノだから?

 

「はははははははは!!これは傑作だ!隠していた秘密がバレた瞬間友達に裏切られるとは!ははははははははははは!!面白い!面白いよ!僕を笑い死にでもさせる気かい?分かったかな月村すずか!!僕らは夜の一族という吸血鬼で人間なんかとは違うんだよ!!本質的には受け入れられない!!」

 

『どうでも良いですけど逃してくれませんか?』

 

球磨川君が何かを言っているが聞こえない。

暗い。

視界が暗い。

禄に顔も見えない。

 

「ふふっ、まだお腹痛い。でも残念だけどここにいる時点で君には死ぬ以外の道はないんだ」

 

『嫌だ!!』『死にたくない、死にたくない!!』『こんなところで!!モブというより舞台セットみたいなこんな三流悪役にだけは殺されたくない!!』『お願いします!!許して下さい!!』『死ぬのだけは笑われるか――』

 

バンッという何かを弾くような音と、ゴトンという体が地面に崩折れる音で再び世界に光が灯る。

その視界に映ったのは、血を流し、ザクロみたい頭を破裂させた球磨川君。

眼窩から溢れ落ちた目玉がこちらを見ているような気がする。

ひと目で死んでいると分かる、銃殺のお手本みたいな死体。

 

「いやぁあぁああああぁ!!球磨川君!!くまがわくん、くまがわくん、しっかりして!!死なないで!!」

 

「無駄だよ。即死だ。それより君はまだこのクズを友達だとでも思っていたのかい?」

 

「私は………私は…」

 

「ふん我々吸血鬼が人間なんて下等種族と関わるからこうなるのだ。劣った存在は、大人しく優秀な我々に支配されていれば良いものを」

 

「そんな……」

 

「だからあの少年は――」

 

『ふぅん』『それは聞き捨てならないね』『「劣った存在は優秀な奴らに支配されるべき」そんな悪口言われたら僕だって本気にならざるを得ないよ』

 

「く、くまがわくん」

 

嘘。

死んでない。

生きている?

生きている。

辺り一面に広がっていた血液も。

吹っ飛ばされた頭蓋から溢れ落ちた目玉も。

全てが()()()()

 

「な、何で何で死んでないんだよぉ」

 

『いいや』『死んだよ。君が殺したんじゃないか。痛みも感じる暇もないくらいの瞬殺だったよ』『おかげで安心院さんに大爆笑されちゃったんだから』

 

銃を持つ男をまるで意に介さず、舞台役者のように大仰なポーズで叔父さんに近付く。

 

『さあ』『エリートの吸血鬼さん。僕を女の子の前で恥かかせたんだから死んだくらいじゃあ許さないぜ』

 

「死ねぇ」

 

叔父さんが半ば錯乱しながら放った弾丸はそれでも球磨川君の頭を吹き飛ばし、殺害する。

そしてゆっくりと地面に向かい倒れ込み、何事もなかったかのように歩き出す。

 

「何で、何で死なない……何故…」

 

撃つ。撃つ。撃つ。撃つ。撃つ。

弾が切れるまで撃ちまくる。

それに触発されて周りの大人達も銃を構えて撃つ。

球磨川君の身体がほぼ全方位から撃たれてマリオットのように跳ね回る。

ビチャリビチャリと水音を響かせて、脳髄を撒き散らし、四肢を穿たれながら踊り狂う。

ベチャりと私にも温かい血液が掛かり、白い制服を染める。

わんわんと狭い室内に銃声が響き、止まる。

そしていつもの格好付けた台詞が耳に届く。

 

『だぁ〜かぁ〜らぁ』『死ぬのは僕だって嫌だって言ってるのに何でやるかなぁ』『格好つけて出て行ったのに、一分も経たずに安心院さんの教室に帰った時はあの安心院さんが爆笑したんだぜ』『あの安心院さんがだぜ』

 

その瞬間再び叔父さんに向けて歩き出す。

ビチャリビチャリと水音を響かせていた血液も、撒き散らしていた脳髄も、穿たれていた四肢さえも嘘だったかのように。

私の制服さえも白いままだ。

全部嘘だったかのように。

 

「…何で……何で死なない…嘘だ……こんな筈じゃ」

 

『だから僕は死んでるって言ってるでしょ。人間より優れた知能を持ってるんだから一回で理解してよね』

 

「ばっ、バケモノ!!寄るな!!寄るなよ!!」

 

叔父は腰が抜けたのか、床に尻もちを着きながら後退る。

整った顔を涙と鼻水でぐしゃぐしゃにしながら喚く。

それでも球磨川君は、何処から取り出したのかわからない巨大な螺子を持ちながら叔父に迫る。

 

『おい』『バケモノは君達だろ。自分で言ってたじゃないか』『下等種である人間を凌駕する身体能力で、優れた頭脳で、この状況を打破しなくちゃ駄目じゃないか』『ここを勝って生き残り、二百年を越える寿命を全うしなくちゃ駄目じゃないか』『人を越えた上位種として、夜の一族として、人間を支配しなくちゃ駄目じゃないか』『吸血鬼ってそういう者なんだろ』『僕みたいな人間の底辺と優秀な吸血鬼様を間違えるなよ』

 

「ひぃいぃいいいいぃい!!もう二度と月村家には手を出しません……何でもしますから命だけは…!!ごめんなさい!僕が悪かったですぅ!!」

 

『そうだ』『君が悪い。僕は悪くない』『でもね。残念だけどここにいる時点で君には死ぬ以外の道はないんだ』

 

「ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめ――」

 

『もう遅いぜ』

 

そう言って叔父さんに突き刺した螺子は頭蓋を貫き、床に固定する。

 

「……く…くま…まが…わく…ん…」

 

掠れ、途切れ途切れに彼の名を呼ぶ。

 

『あっ、タイムセールが終わってる。タイムセールが終わるまでには間に合わせたかったのに』『また勝てなかったなぁ』

 

ケータイで時間を確認して球磨川が呟く。

 

「球磨川くん!!」

 

今度は少し大きめに声を掛けるが、思いの外ヒステリックになってしまう。

それをいつもの飄々とした態度で受け止める。

まるで授業中にジャンプを読んではいけないと注意された時のように普段と変わらない。

 

『なんだいすずかちゃん』

 

「く、くまがわくんは何なの!?」

 

『人類の最底辺にして元負完全。全国平均より大分下の身体能力と偏差値四十もいかないみっともない頭脳、雑魚と言ったら魚に悪く、空気よりも無抵抗の男。どこを狙われても急所であり、地球上で最も弱い過負荷(マイナス)。それが僕さ』

 

「………」

 

『商店街が閉まっちゃう。急いで帰らないと』『あっ』『最後に一つだけ』『優れてる。皆と違うからって理由で排斥されるなんてプラスだよ。マイナスは劣ってるからって排斥されるんだ』『じゃまた明日とか』

 

それだけ言うと球磨川は制服を揺らしその場を後にする。

ぐるりと周りを確認するといつの間にやら私達を囲んでいたガラの悪い男達も全員が螺子に貫かれて気絶している。

その後異常に気付いた姉とその恋人が来るまで、私は一歩も動けなかった。




わーい
球磨川先輩が正統派オリ主の誘拐イベントに参戦したよ。
やったねすずかちゃん。
理解者が増えるよ。

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