なのでこの作品で出てくるものはインベントリの中に全部入ってる(という設定)です。
早速居住スペースとダンジョンを作っていこうと思う。取り敢えずやはり最初ということだし灰の墓所を再現していこうと思う。
まぁ、端から見えた雄大なロスリックの高壁は流石に無理だが、第一階層を縦に深くして下の方に【スモークスネーク】という煙を吐き出す蛇を配置して雲の上っぽくした。
この蛇は戦闘力がほぼ皆無なため私のFP(なにやら、これがMP、LPの代わりに成るらしい)でわんさか召喚できた。
道自体も、簡単な坂道だしそこまで固くせずに少し崩れる程度にしたので節約できた。ここまでで、主が限界だといったので、取り敢えずグンダの代わりに私が仁王立ちして主の回復を待った。
その間に主には達人がいた辺りで休んでもらい、私は武器や道具の整理をした。
主が復活したので、亡者をどうしようかとかんがえていると、私を呼び出した影響で【グール】が楽に召喚できたため解決、私が持っていた絶対に使わないであろうローブやら【折れた直剣】、【クロスボウ】を渡してある程度打てるように訓練してから、適当な位置で死んだ降りをさせている。
凄く死体にしか見えないため、私でも死体かどうか判別できないほどだ。なお、インテリアとして本当の死体も配置している。こっちはDP(1日100Pほど手に入る。ダンジョンが広くなれば増える)で1Pで一ダースセットで召喚できた。まだ死んだばっかりの者は吸精を食らわして少し乾かす。
結晶トカゲはかなり悩んだが、【石喰らい】というヤモリの親戚みたいなやつに【結晶魔力の武器】をかけて、それに生き残ったやつに楔石を大量に食わせてそれっぽくした。
すると名前が【結晶喰ライ】になり、トカゲ野郎より格段に強い魔物に変化した。結果オーライとかいうやつだな。
【グンダ】だが、どうも、それっぽいのがいないため、強硬措置に出た。
まず【偉大な英雄のソウル】を錬成炉にぶちこむ。次にグンダの装備シリーズを出して錬成炉にぶちこむ。
これに【追うものたち】のスペルをかけて最後に【魅了】をかけた上で暗い穴を渡す。
これだけやって、【グンダの鎧を来た偉大な英雄の亡者】みたいなものを作った。
ちょっとハイになって【深みの加護】と【大魔法防護】もかけたらちょっと洒落になんない強さ(英雄グンダが無名の王の攻撃力でヨームの固さ)になった。これが出てきたら多分勝てない。二桁三桁死ぬかもしれない。
まぁ、これで安全が確保されたからよし。
という事で、取り敢えず様子を見てみようと思う。グンダが負けたときのために、完全武装で待機はしているが、これで大丈夫そうなら、さらに色々作ろうと考えている。
──さぁ最初の相手が入ってきたようだ。お手並み拝見といこうか。
グンダ擬き
見た目は完全にグンダだが、かけられた魔法となかに入っている【追うものたち】の影響で鎧の隙間から闇が漏れだしている非常に危険な見た目となった。
追い詰められると、人の膿ではなく【追うものたち】が吹き出してくる。【深みの加護】がなぜかこいつらにもかかったので多段ヒットで一撃の威力がそこそこという。強化車輪骸骨みたいになっている。
完全に倒すには、追うものたちを全て外に出した上で核となっている【偉大な英雄のソウル】を破壊する必要がある。
そこまでしても追うものたちがおってくるためほぼ確定で死ぬ。