※短すぎてあらすじが書けません(汗)
登場人物
男、姉、?
姉「お姉ちゃんね、男くんのこと…」
男「その先は言わなくていいよ」
姉「えっ!?…ってことは…」
男「もちろん、多分思ってるとおりだよ」
姉「ってことは今日から恋人同士ってことでいいんだよね!?」ドキドキ
男「…何言ってんの?お断りに決まってんじゃん」
姉「えっ……」
男「お姉ちゃん先週くらいまで彼氏いたよね?」
姉「う、うん…」
男「どう考えても早すぎるよね?そんな軽い女だったの?」
姉「!?そ、そんなことないもん!」
男「意見をどうぞ」
姉「わたしが別れたのだって男くんが原因なんだから」
男「はぁ?」
姉「実はね、ずっと男くんのこと好きだったんだ昔から」
男「…それで?」
姉「それでこの前男くん、わたしのこと好きって言ってくれたでしょ?」
男「うん、言ったね」
姉「だから、男くんと一緒になりたくて…それで…」
男「詳しくは"好きだった"だけどね」
男/「それに俺はお姉ちゃんの前で言った覚えはないんだけど」
男「部屋に閉じこもってボソッと独り言みたいに言ったのに聞いてたの?盗聴してたの?」
姉「いや、それは男くんの声が聞こえてきて…」
男「聞こえるわけないじゃん、ドアも閉めてたし、そもそも防音だよ?この部屋」
男「盗聴器でもあんの?俺の部屋」
男「あるなら今すぐ撤去してくれない?気味悪いし」
男「話戻すけど、別れたことを俺のせいにしないでほしいんだけど」
姉「ご、ごめんなさ…」
男「それにもう一個聞くけどさ、絶対ヤってるよね?」
姉「……………………………な、何を?」
男「まぁ、今の間でなんとなくわかったけどさ」
男「しらを切るつもりならハッキリ言ってやるよ」
男「あの男とセックスしたことあるんだろ?」
姉「」
男「お姉ちゃんは好きでもない男とするんだね、ただのビッチじゃん」
姉「そ、その時は彼のこと好きだったもん!」
男「へぇ…じゃあ昔から好きだったなんて嘘じゃん」
姉「いや…あの…それは…」
男「もういいよ、俺は幼馴染と付き合うことになったから」
姉「!?…今なんて…!」
男「いや、だから幼馴染と付き合うことにしたって」
姉「男くんこそ!わたしのこと好きとか言っておきながら…」
男「過去形だって、それさっきも指摘したよね?」
男「それに幼馴染まだ処女だし」
姉「そんなのわかんな…」
男「わかるよ、いつも俺と一緒にいるし」
男「それこそ幼馴染なんか超ド級にモテるのに俺のことが好きだからって誰とも付き合ってこなかったんだよ」
男「それに毎日あれだけアプローチされて惚れなきゃそいつはもう男じゃないよ」
姉「…そんなに処女が大事なの!?」
男「は?何言ってんの、当たり前じゃん」
男「それはもう何も入ってない宝箱と宝のぎっしり詰まった宝箱くらいの差があるよ」
男「それに俺も童貞だしさ、やっぱ初めて同士がいいんだよね」
姉「男がどうて…私が男の初めて…」ポッ
男「いや、姉さんにあげるわけじゃないから」
prrrr
男「もしも…あ、幼馴染?」
幼馴染『今日は私の家で食べるのでしょう?買い物に行くって言ったのに何分待たせる気よ』
男「ごめんごめん、今行くから」
幼馴染『もう、早く来てよね』
幼馴染『待ってるから…』ボソッ
ツーツーツー
男「てことで今から出かけるから」
姉「ねぇ、教えて!私が最初なんて言うと思ったの!?」
男「えっ?そりゃあ…」
男「俺のことが好きだったって言うと思った」
姉「さっきまで言ってたことそのまんまじゃない!男くん何もわかってない!」
男「何回も言うようだけどもう一度言うね」
「それ"過去形"だから。」
終わり
暇つぶしに初投稿してみました