レムがゼロから始める異世界(日本)生活。(タイトルは仮) 作:桃音@まゆすきp
レムりんが好きだー!
いや、本当に。
いや、今真面目に辛い。
原作全部読んでるから辛い。
「おーぶいえーです♪」が可愛すぎて泣けてくる。
タイトル、とても合うものを募集中です!
「ここから始めましょう。」
スバルくんに語りかけます。
この想いがスバルくんに届いて欲しくて。
「1から。」
涙が溢れ出します。
レムはスバルくんが幸せでいてくれればいいんです。
一緒に始めるんです。
だからレムは言い直したんです。
「いいえ。ゼロから!」
その瞬間、息が出来なくなる程に苦しくなって…。
スバルく…ん…。
目の前が真っ暗で。
スバルくんが見えなくて。
レムはどうしちゃったんでしょう。
スバルくんは…無事でしょうか…?
気が付くと夜で、後ろにはやけに明るい建物がありました。
「ここはどこでしょうか…。」
ぺたぺたと地面を触ります。
うーん…。知ってる地質ではないです。
あ、あれ…さっきまで一緒に居たスバルくんは!?
どこ?
スバルくんの匂いを辿ります。
「スバルくん!?」
匂いがかすかに動きます。
「れ…レム…?」
よかった…スバルくんは側にいた…。
「スバルくんスバルくんっ!無事でよかった!」
「お、おう…。うん。お互いに無事でよかったんだよな、うん!」
スバルくんの汗の量がいつもより多く感じます。
なにかあったんでしょうか。
「さ、さっきまで俺は異世界にいたんだよな…?」
「いせかいが何かはわかりませんが、スバルくんがそう思うのならそうだと思います。」
でも、どうしましょう。
後ろの建物には色々と書かれているのに、これっぽっちも何が書いてあるかがわかりません。
何語なんでしょうか…?
「ここって…日本だよな…?」
「にほん…?」
スバルくんはここがどこかわかっているのでしょうか!
さすがです!スバルくん!
「いやいや、何も解決してないのに異世界からの強制退去はないだろ!?」
「そ、そんなに取り乱してどうしたんですか!?スバルくん!
ほらしんこきゅーしんこきゅー!」
スバルくんにすーはーすーはーと呼吸をさせます。
リラックス効果があるので、スバルくんが落ち着く事を願います。
「レム、とりあえず付いてきてくれるか…?」
「スバルくんが望むなら喜んで!」
はぐれないようにとスバルくんが差し出した手を握り、レムは歩き出します。
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え、えっと。
俺はこの風景を知っている。
後ろのコンビニで買い物をした後に、異世界に…エミリアたん達がいる世界に召喚されたもんな!
「も、戻ってきたのか…?レムを連れて?」
いやいや。
「じょうっだんじゃねーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!」
「ひゃっ!?スバルくん、どうかなさいましたか!?」
「いや、なんでもないっすよ。」
いやいや、まだなんにも解決してないよな!?
さっき、レムが「ゼロから!」と言ってくれたから、俺は前に進もうって決意したところだったよな!?
「スバルくんスバルくん。今、レムはなんだか幸せです。」
「やっぱ、レムの笑顔は100万ボルトの夜景に匹敵するぜ!いや、それ以上かなぁー!!」
「スバルくん、何か無理してますよ?大丈夫なんですか?スバルくんにとっては因縁の土地なんですか?」
レムさん、マジ天使。
「いや、大丈夫っていうか…。俺が生まれ育った場所だしな。」
「スバルくんの故郷なんですか!!」
レムが目を輝かせる。
俺が今向かっているのは愛しの我が家。
表札はちゃんと【菜月】だ。
「菜月家にとーちゃくっと。」
あ、レムの事をなんて紹介しよう。
それより、どれくらい時間経ってるんだ?
お母さんと父ちゃん…俺の事、忘れてないよな?
「スバルくんの…家ですか…?」
「そう!俺の家…だと思いたい。マジで。」
レムと少し話をしないとなぁ。
と、考えていたその時。
「あれ?今帰ってきたの?昴。」
おーまいごっど。
何を話すかも決まってねーよ!
家にはアイマスグッズに匹敵するくらいにリゼログッズが沢山あります。
都会に行く度に買い漁る毎日。
オフィシャルグッズショップを作ってもらいたい。
レムりんの抱き枕やタオルケットは毎日眺めてます…
あれ?私の性別が自分でも余計にわからなくなってくるぜ…?
1話目はわりと試しです。
これから書き直す事は十分にありえますので、ご意見があったらよろしくお願いします。
別作品でアイマス作品とオリジナル作品も投稿しております。よろしければどうぞ!