IS VS Build   作:シュイム

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初投稿です。読みにくい、つまらないプロローグですがどうぞ


第零章 バトンタッチ編
プロローグ


「ここは?」

目が覚めると俺は森の中に居た。 丁度仮面ライダーゴーストに出てきたタケルとおっちゃんが邂逅した森に似ている。いや、それと全く同じ...?

 

「目が覚めましたか?」

 

不意に声をかけられ振り向くと20代位の綺麗な女の人が立っていた。

白い肌に整った顔立ち、スラっと伸びた身長が白いドレスの様な服にとても似合っている。...ん? 顔が赤くなった

 

「えっと...ですね... あなたは何故ここに居るのか覚えてますか?」

 

「え? いや、俺は確か学校の帰り道で横断歩道渡ろうとしてて...

!! そうだ! 子供が車に引かれそうになってて!」

 

「はい、そこであなたはその子供を助ける為に飛び出しました。

それで...非常に申し上げにくいのですが...「俺は死んだ...と」...はい」

 

「そうですか... そうだ! あの子供はどうなったんです!?」

 

「無事とは言えませんがあなたのおかげで助かりました。今手術を受けています。」

 

「それなら...良かったです。」

 

「悔いはありますか?」

 

「まだ生きていきたかったことは事実ですし、今でも死んだ事はショックです。でも、とりあえず誰かの役に立てたなら 良かったと思います」

 

なんて言ってるが内心悲しみまくりである!!

彼女欲しかったし仮面ライダー見てたかったし 卒業だってまだだったんだ。

このままじゃファントム生み出しそうだァ... あ、もう死んでるから出てこないか☆ 良かった良かった泣

 

「...どうやら未練がまだまだ残ってるようですね」

 

声のトーンがガタ落ちしてる。 あれ?もしかして心の声丸聞こえ?

 

「はい、最初から」

 

マジか! 最初のアレもモロバレと分かった途端恥ずかしいんだけど!

 

「ともかく! あなたはまだ天国に行くのも地獄に行くのも勿体無いのです。 そこで我々は転生という形でチャンスを与えています。」

 

「転生? それって二次創作によくあるあの?」

 

「はい、あなたには『インフィニット・ストラトス』というライトノベルの世界に行っていただきます。」

 

『インフィニット・ストラトス』。略して『IS』

天災科学者 篠ノ之束は宇宙へ行くためインフィニット・ストラトスというパワードスーツを作り出した。

しかし、それは宇宙への道具ではなく戦争の道具として使われるようになる。

そして、それは女にしか使えないという欠点を持つために女尊男卑なる風流が生まれた。

そんな中、男子で唯一ISを動かせる人間、織斑一夏が女だらけのIS学園で様々なトラブルに巻き込まれながらヒロインと学園生活を送るハイスピードラブコメディ、俺の大好きだったライトノベルである。

 

「一言で言えばハーレムありのロボットバトルノベルだ」

 

「誰に言ってるんですか? 話を戻しますがそんな特別な世界でも生きていけるよう、あなたには特典を三つまで用意してあります。 」

 

「三つ!? 何でもいいんですか!?」

 

「よっぽどのものじゃない限りはですが、ある程度なら可能ですね」

 

「じゃあまず仮面ライダービルドに変身させてほしいです」

 

「ビルド? いいんですか? まだ放送中で今度新フォーム出るはずでしたよね?」

 

「大丈夫です、このssそんなにストーリーすぐには進みませんから」

 

「そうですか、まあ未登場のフルボトルやフォームは出ないようにしておきますか」

 

さっきからすんごいメタいなぁ。大丈夫かコレ

 

「二つ目は身体能力が高くなること、三つ目は戦兎並とまでは行かなくても頭良くしてください」

 

「分かりました。 では、良き二度目の人生を」

 

テンプレだと足元にパカっと扉開くんだよなぁ

でもここ森の中だし

って何あれ土管? 「CONTINUE」って書いてあるけどまさか...

 

「ではどうぞその中へ」

 

「え、まじでアレなんですか? アレって(檀黎斗)専用じゃ...」

 

「私の上司の趣味なんです。死んで生き返るシステムが似ててウケたのか今年からアレに変更となりました。」

 

きっとその上司とは仲良くなれるだろう

 

「まあ分かりました行ってきます。」

 

「お気を付けて」

 

そう言って俺は土管に入っていった...

てか中結構狭! ちょ、痛い痛い!

 

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――

 

...彼が行ってから数時間、私は彼に関する書類を見ていた。

 

犬飼 貴之 『いぬかい たかゆき』(21)

・19✕✕年 ○○県生まれ

・△△大学 からの帰り道、車に引かれそうになっていた少年、()()()()を庇い交通事故で死去。 享年21歳

その後宝生少年は手術により命をとりとめ、生き長らえた。

 

 

犬飼さん、気づいてないでしょうがあなたは知らず知らずの内に仮面ライダー、人類の未来を守ったのです。

本来の未来とは違う世界の中、我々は直接人間界に手を出してはいけないというルールのためどうしようもなかった所、あなたに助けられました。

あなたがビルドに変身出来るのも、ISの世界に行けるのもご自分で掴み取った力なのです。

 

全ての神に変わって感謝します。

せめてあなたが第二の人生、楽しく生きられますよう願っております。

 

 

 




あー疲れた。皆さんよくあんなたくさん書けるなぁとめっちゃ思います。
次の更新もなるべく早く出しますので、よろしくお願いします。

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