『偽典』とある魔神の主神の槍《グングニル》   作:かり~む

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9話:先生の言葉

 トールが瞼を開けると、黒い瞳が自分を覗き込んでいた。ウニのようなツンツン頭をした少年、上条当麻のものだ。

 

 久方ぶりにずいぶん昔の夢を見ていたようだ。

 自分が『戦争代理人』なんて、大仰な名前で呼ばれる前の、幼く弱かった頃。

 あれからトールは、数えきれない戦場を渡り歩いて、最後には『グレムリン』なんて、イカれた組織に流れ着いた。

 

「トール!起きたのか?!」

「よお、上条ちゃん。寝起きで初めに見る顔はできれば、かわい子ちゃんの方が良かったな」

「はは。軽口が叩けるなら、とりあえずは大丈夫そうだな」

 

 瞼の裏に未だ残る金髪の少女の残影を拭い去るように眼を擦ってトールは言う。

 そして、周りを見渡した。

 

「ここは?」

「ドロニングランドの西の山中の掘立小屋。多分元は、猟師が使ってたんでしょう。随分とほっとかれてるみたいだけど」

 

 貧相な山小屋だった。部屋は一つしかない。片隅には小さな机があり、その対角線上に位置するベッドにトールは横たわっていた。イドゥンの言う通り長らく使われていないのだろう、床には埃がごっそりと溜まっていた。ベッドもどことなくかび臭い。鼻がムズムズした。

(つっても、前にいた『あそこ』よりはマシか)

 

「思ったより移動してないんだな。良かった。目的地にはちょっと遠回りする格好になるが」

「貴方が移動させたのに、場所を把握してないの?」

「『全能神』の権能はそう便利なものじゃないんだ。確かに、逃げる時はある程度の着地点は弄れるぜ。でも、それだって半分以上はオートに近い」

 

 隙をついたオッレルスへの上条の奇襲は結論を言うならば失敗に終わった。しかし、効果はあった。

 上条の『幻想殺し』とオッレルスの『北欧王座』はぶつかり合い、結果として両者とも数メートルほど吹っ飛ばされた。その隙をついて、トールは上条とイドゥンを拾い、『全能神』の力で世界を動かした。彼らは、オッレルスから逃げることに一応は成功したのだった。相手を考えればそれだけでも、大金星だろう。

 

「すまん。俺がちゃんと拳を当ててれば」

「いや、あれは仕方ねえよ。俺とイドゥンに上条ちゃんがいれば、運が良ければ倒せるとも思ったんだがな。流石に無理だわ。……ん、お前ら何食ってんだ?」

 

 そこでトールは上条とイドゥンの手には棒状の乾パンが握られ、足元には魚の缶詰が転がっていることに気づいた。この山小屋に保存食として貯蓄されていたものを、有難く有難く拝借したものだった。

 

 トールの口の中に唾液が溜まった。それに合わせて、腹の虫も盛大に鳴った。オッレルスとの戦闘を真夜中に始めたというのに、小屋の隙間からは仄かに暖かな陽光が射し込んでいる。察するに相当な時間、自分は眠っていたのだろう。そういえば、昨晩は結局夕食を食べそこねた事をトールは思い出した。

 

 トールは脳内で金髪の陰険男に右ストレートをさく裂させて鬱憤を晴らすと、自分も朝飯?を頂こうとする。

 上半身を上げようと、腰に力を入れるトール。

 

「……身体が動かん。全身筋肉痛みたいだ。流石に無茶をし過ぎた」

 激痛で身体を動かすどころではなかった。

 

「左腕は完全に折れてるわね。全身のダメージは……よく分からない。一体どういう攻撃を食らったの?全身の細胞にダメージが均等にいきわたるなんて」

「怪物と戦ったんだよ」

「…そうね」

 

 苦々し気な顔をつくってイドゥンは同意した。

 

「トール、そもそもあいつなんだ。オッレルス?有名人なのか?」

 乾パンを齧りながら上条が尋ねた。

 

「オッレルス。魔術サイドの、まあ生きる伝説さ。魔神になり損ねた男で、オティヌスの同類って思っておけばいい。………イドゥン、『林檎』の魔術は?」

「もう、解いたわよ。追ってこられても困るし」

 

 イドゥンとは、北欧神話において神々に永遠の若さ約束する林檎を管理していたとされる女神だ。林檎を管理するイドゥンが巨人シャツィに攫われた際、神々は急速に歳老いて、大混乱に陥ったそうだ。

 

 その魔法の林檎の守護神の名を冠する魔術師である『グレムリン』メンバーイドゥンは、そんな神話に則った魔術を扱う。

 

 林檎によって保障された若さは、その喪失によって失われる。

 つまり、イドゥンは繁栄を約束した対象に、確実な老いと破滅を授ける。

 

 わかりやすくゲーム的に言い換えると、敵にバフを付与した後に、より強力なデバフを与える。バフの効果は多岐に渡り、スタミナの向上や魔術の行使のスムーズ化、また幸運の上昇なんてもののもある。デバフの効果は身体を襲う激痛、また神話に則った急速な老い等だ。

 

 

「それが正しい。『林檎』の魔術を今も継続して発動してるなら、オッレルスも追ってきただろうが、解いたなら大丈夫だろ。多分な。別にアイツは俺たちに固執する理由はない。万一、またばったり遭遇したら、今回みたいに、一応情報を手に入れておくか、ってノリになるかもしれねえが」

「そう……ね。あいつを、老いに堕とすには、いったいどれくらい強化し続けなきゃいけないのか、見当つかないし。…………二人とも。その、…今回は助かったわ」

 

 イドゥンが視線を泳がせながら、最後に早口で付け加えた言葉に男二人は目を丸くした。

 イドゥンが誰かに礼を言う場面を上条とトールは初めて見たのだ。

 

「おいおい。上条ちゃん」

「お天気キャスターのトールさん。これは今日は槍でも降るんじゃないでしょーか」

「確率的には十分ありますねえ」

「ねーよ、馬鹿どもが」

 

 イドゥンは剃刀のような鋭い目つきで野郎二人を睨む。

 そして、自嘲するように、口をへの字に曲げた。

 

「はっ。私も大分疲れてるのかしらね」

 

 

 ヴヴヴ、と低い振動音が山小屋の中に響いた。携帯電話のバイブレーションだ。

 上条の携帯でもなければ、トールのものでもない。

 

「……イドゥン」

  

 トールが口を開く。

 心なしかいつもより低い声だった。

 

「分かってる」

 彼女は携帯をポケットから取り出すと、しかし掴んだまま電話に出ようとはしなかった。

 

「イドゥン、どうしたんだ?」

 

 上条は首を傾げた。

 トールは何かしらの心当たりがついているようだが、上条には全く見当がつかなかった。

 

「分かってるってば……!」

 

 声を張り上げて、イドゥンは携帯電話の通話ボタンに指を叩きつける。そうでもしなければとても電話に出られないとでも言うようだった。電話口の向こう側にいたのは、『グレムリン』の王、オティヌス。

 

「私だ」

「…オティヌス。一体、なに?」

「白々しいな。分かってるだろう。無様にも情報を盗み取られやがって」

「……っ」

「一応聞いておくが、何処から何処までの情報が盗まれたのか、把握しているか?」

「…ごめんなさい」

 

 情報が盗まれたのならば、逆にその情報を逆手にとって罠に嵌めることもできる。

 しかし、何処の情報がどれくらい盗まれたのかすら分からないとなると、それすら難しかった。

 

「オティヌス……その」

 

 イドゥンにしては珍しい懇願するような掠れた声。

 魔神の声は無慈悲にまでに平坦で冷え切っっていた。

 

「願いを叶える小切手は決して安くないぞ」

「……分かっています」

「ならば良い」

「……はい」

 

 

 そして、電話は終了した。

 イドゥンは携帯電話をポケットに直し、能面のような表情でずるずると壁にもたれ掛かる。

 山小屋の中を寒々とした空気が満たした。気温が低いせいではないだろう。

 

 

 

 『私、嫌いよ貴方の事。馬鹿みたいに人の為に身体を張って……。本当に馬鹿みたい』

 

 

 イドゥンと初めて顔を合わせた際、上条は起き抜けにそう言われた。突然の罵倒にいきなりなんだとは思ったものの、その時の彼女の表情がまるで泣きそうだったので、上条は反論することもなくそれを受け入れた。その後、上条が記憶を失っていたと知り、イドゥンは慌てふためく事になるのだが、それはまた別の話。

 

 

 イドゥン。

 ゴシックロリータの服を纏った銀髪の魔術師。

 

 彼女は言う。

 『貴方の事が嫌いだ』と、『馬鹿みたい』だと。口癖の用に頻繁に良く使うそれらの言葉。だが、上条はそれをイドゥンが無理をして使っているような気がしてならなかった。

 

 『グレムリン』は様々な思惑を持つ者の受け皿だ。

 

 その科学と魔術の融合結社という成り立ちから混沌としているし、当然のそこに所属している人間も千差万別の考えを持っている。だが、確かなこともひとつある。メンバーは皆『グレムリン』で叶えたい願いがあるのだ。

 

 彼らには魔術サイドを散々さ迷い歩いた結果、隻眼の魔神が統治するヴァルハラへとたどり着いた。そこでしか叶えられない願いがあったから。それがオティヌスに直接的に願いを叶えてもらうか、それとも『グレムリン』の活動を通じて自分で願いを叶えるのかは、手段の違いでしかないだろう。

 

「………」

 

 あの電話の後、イドゥンは黙りきってしまった。足を抱えるように座って、反対側の壁を睨むように見つめている。上条は気まずさを感じて、瞑目して壁にもたれ掛かった。

 

 オティヌスとイドゥンが何の話をしていたか、詳細は分からない。

 だが、見当はついている。

 

 イドゥンはオッレルスに『グレムリン』の情報を盗まれるという失態を犯した。それによって、きっと『願い』を叶える権利を失いかけているのだろう。オティヌスの電話はそれを突きつけた『もう後はないぞ』という警告だ。

 

 上条たちはその後も、山小屋に籠って時間を過ごした。

 もうすぐ日も落ちるだろう。

 

 というのも、トールの体調が中々良くならなかったのだ。今も彼はベッドの上で、眠っている。あの後、トールはすぐに意識を失うように眠りに落ちてしまった。イドゥンによれば、命に別状はないそうだ。だが、我慢強いトールが時折、朦朧とした意識で痛みの余り唸るのを聞けば、その傷が決して浅くは無い事は分かった。

 

 

 毛布を羽織って目をつぶっていた上条を、ぼんやりとした睡魔が襲う。上条はそれに抵抗しなかった。

 

 上条が微睡みから覚めると、イドゥンは山小屋にいなかった。

 外の空気でも吸って気分を落ち着かせているのだろうか。

 上条は羽織った毛布に顔を埋めた。北欧の寒さは体に堪えた。

 

 

「…『上条当麻』なら、すべてを丸く収めることができたのかな」

 

 

 ぽつりと、零れ落ちるように、唇から漏れたその呟きは『少年』の本音だった。

 

 イドゥンは情報を抜き取られることもなく、トールはここまで傷つくこともない。

 それはきっとあり得ない未来だとは分かっている。オッレルス。あれは、もはや天災の類の人間だ。例え。自分が『ヒーロー』であったとしても、それは今の状況は変わっていないだろう。

 

 分かっている。

 全部分かっているのだ。

 それでも上条はそんな都合の良い現実と『上条当麻』を夢想せずにはいられなかった。

 

「さあな。……それは分かんねえ。それに、仮定の話は好きじゃねえな。俺は、前のめりにしか生きていけねえ質なんでよ。横や後ろを見たって、そこに星はない」

 

 トールが上体を起こして、こちらを見ていた。

 

「…起きてたのか」

「なんとか身体を動かせる程度には良くなったらしい」

 

 昼間に比べればある程度は回復したようだった。

 

「……小さくなっちまったなあ、俺の敵は……とは流石に言えねえか。流石の俺にも記憶を失った経験はねえし」

「情けないと思うか?」

「まあな。だけど、人間臭くて俺はそんなに嫌いじゃないぜ。俺の『敵』にするには物足りねえが、あの北極の海からお前を引っ張り出したことは後悔しないで済みそうだ。あくまで後悔しない、だが」

「……なんで俺を助けたんだ?」

「俺の『敵』になりそうだったからだよ。俺は強くなりたい。夜空の星を掴みたい。…そして『上条当麻』は今の俺の殻を破るために必要な『適切な経験値』を与えてくれると思った。記憶喪失だって分かった時は流石に困り果てたけどな。おいおい!俺の『敵』と『経験値』はどうなるんだよ!って」

「それは苦労かけたみたいだな」

「全くだぜ」

 

 上条は苦笑した。

 

 今の上条を否定するような物言いだったが、そこまで素直にはっきり言われたら、逆に心にさざ波が立つこともなかった。そんな上条を見てトールは柔らかく笑った。

 

「……いいさ。それに俺は、戦いを求める過程ではなるべく人を助けたいとも思ってる。自分が人でなしの自覚はあるさ。だけど、人でなしで良し、と開き直って胸を張るほど、俺はつまらない人間じゃないつもりだ」

 

 『上条当麻』が死んで『透明な少年』に生まれ変わった瞬間、彼はトールの中で『敵』から『助けるべき対象』へと、カテゴライズが変化した。

 

「それにな。俺は、まだ期待してるんだぜ。俺が目をかけた『敵』は残念ながらいなくなっちまったみたいだが、そいつが帰ってこない保証はない」

「……それは、帰ってくるといいな」

「そういう意味じゃねえよ。俺は『アンタ』に期待してるんだ」

「ははっ」

 トールの口元には悪童のような笑みがあって、だから上条も笑って誤魔化そうとしたが、トールの目は真剣だった。

 

「…期待しすぎだよ、俺に」

 

 空色の瞳から上条は思わず目を逸らす。

 彼は、ふと小屋の一つしかない出入り口に視線を向け、呟いた。

 

「……イドゥン、帰ってくるの遅いな」

 

 その言葉にトールは咄嗟に反応して、暗い小屋の中を見渡した。彼は、イドゥンがいないことに気づいていなかったのだ。今の今まで彼女は部屋の隅で寝ているものだと、勘違いしていた。

 

 

「……あのアマ…。一人で突っ走りやがったな…」

 トールは、忌々しそうに吐き捨てる。

 

「なんだって?」

「オッレルスは俺たちの行動を静観するとは言っていた。だけど、あいつの言葉が信用できる保証はどこだ?もしかしたら、急に気が変わって俺たちの先回りをしてトネリコを先に確保してもおかしくわねえ」

 

 上条は、勢いよく立ち上がり、小屋の出入り口に目を向ける。

 

「行けよ。上条ちゃん。イドゥンを追いかけてこい。変な行動をしないか見張っとけ」

「だけど」

 

 むしろ危険なのは身体に大きなダメージを負ったトールの方ではないのか。

 そんな上条の考えをトールは笑い飛ばした。笑みというには余りに歪んでいて、上条は彼がそんな悲しい笑い方をすることを初めて知った。

 

「ははっ。俺は大丈夫だ。むしろ、俺だけは絶対大丈夫(、、、、、)なんだ。…俺の力はそういうものだし、そういう生き方をしてきた」

「?」

「だから、イドゥンの方が危ないぞ。…それは、別にイドゥンの身が危険ってわけじゃない。むしろその逆さ。あいつ、人を殺すぞ」

「なに?」

「『グレムリン』に流れ着いた奴はどいつもこいつも狂ってる。それは俺は勿論、あいつだって例外じゃない。特にな、追い詰められた『グレムリン』はヤバいんだ。それこそ、今のイドゥンは何の罪もない一般人でも、そいつが怪しげな行動をすれば躊躇なく殺るぞ。もしかしたら、その一般人はオッレルスの仲間の可能性があったから、念のために殺しておきましたってな」

「……っ」

「といっても、あいつが何かをやらかす可能性は低いけどな。言ったようにオッレルスは静観に徹する可能性が高い。…だけど、運が悪けりゃ死人が出る。さあ、選べよ。上条ちゃん。ここは分岐点だ」

 

 上条の視線はトールの間と小屋の出入り口とで、一度さ迷った。

 しかし、彼は最終的に決断を下した。

 

「すまんっ!」

「それでいい」

 

 トールは心底満足そうに頷いた。

 

 

 外は薄暗くなりかけていた。

 空から、ちらちらと白いものが落ちてきていた。雪だ。

 寒いと感じるわけである。幸い積雪の勢いは大したことは無く、地面にも殆ど積もってもいないため、イドゥンの捜索には今のところは支障がないだろう。だが、これからずっと支障がないとも限らない。雪の勢いが急に強くなることも考えられる。捜索は急ぐ必要がありそうだ。

 

 上条は視線を下ろす。地面に点々と続くブーツの足跡。

 イドゥンのものだろう。

 

 これを目印にすれば、いずれイドゥンに追いつける筈だ。そんな考えの元、歩を進めようとしたとき、学生服のポケットに突っ込んだ携帯電話が振動した。イドゥンからの着信ではないかと、上条は期待するが、画面に表示されていたのは、記憶にない番号だった。上条はイドゥンの足跡を辿りながら、携帯を耳に当てる。

 

「私だ」

 スピーカー越しに聞こえてきたのは、低く抑揚の乏しい男性の声だった。

「ベルシ?」

 

 ベルシは、『グレムリン』の科学部主任にして、上条の主治医でもあった男だ。北極海の海に浸り、データがすべて吹っ飛んだ上条の携帯電話を修理したのも彼である。当然、上条の携帯の番号を知っていても不思議ではなかった。

 

「ああ。そうだ。…今、ちょっと良いだろうか」

「悪いけど……」

「すぐに終わるよ。……言いたいことは一つだけだ。君の好きなようにやりなさい」

「えっ?」

 

 ベルシの思いがけない言葉に上条は思わず足を止めた。

 

「マリアンから、トールが大けがを負い、イドゥンはオティヌスに叱責を受けたと聞いた。……それで、もしかすると君は自分を責めているのではないかと、心配になってね。…だけど、焦る必要はない。己の心に従って、感情のままに行動しなさい。そうすれば、きっと君は君を確立できる」

「…それは俺が『上条当麻』だからですか?」

「いいや、違う。主治医として君と数日間接した結果導き出される、論理的な答えだよ」

 

 電話越しの声は暖かかった。

 だから、上条は雪もちらつき身も震えるような気温であるのに、頬が熱くなっていくのを感じた。

 

「…ありがとう。ベルシ」

 

 上条は『先生』に礼を言って、また足を踏み出した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 




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