『偽典』とある魔神の主神の槍《グングニル》   作:かり~む

1 / 20
Welcomehome,hero おかえり、ヒーロー
1話:とある北欧の街の片隅で


 10月30日。

 学園都市とイギリス清教。

 ローマ聖教とロシア正教。

 

 二つの勢力が衝突した第三次世界大戦は終結した。

 終戦間際、北極海に要塞『ベツレヘムの星』の落下を確認。

 沿岸部の各都市で若干の水害が確認されたが、死者が出るには至らなかった。

 

 着水時の衝撃で、同要塞は完全に崩壊。

 

 

 北極海に向かっていた大天使、ミーシャ=クロイツェフの反応は消失。その存在を支えていた力を失い、ただのエネルギーの塊になって、位相へ帰ったものと推測される。同海域で進行していた氷の融解の停止も確認された。

 

 同海域における生存者の反応はなし。

 十字教三大勢力の連合による捜索隊が派遣されたが、水温二度の海水の中から生存者が発見されることはなかった。

 

 ーーーー上条当麻。

 彼は『二度目の死』を迎えることになる。

 

 

 ◆

 

 

 

 

「ええい!くそっ!くそっ!あーもうちくしょうーー!不幸すぎますっ!」

 

 我ながら変態じみた叫び声だと思いつつも、『少年』は凄まじい逃げ足を止めようとはしない。深夜の路地裏を振り返りながら、チラリと後ろを振り返ってみる。

 

 八人。

 

 もうかれこれ二キロ近く走り続けているのに、まだ8人。無論『少年』は巨大兵器相手にたった2人で挑んではそれらをコメディの如く破壊するB級映画の主役でも、全知全能である純白の女神に反逆する不殺の王でもない。

 

 この人数を相手に喧嘩をしたって勝ち目は無いだろう。もとより拳を使った喧嘩なんてものは、1対3を超えたら話にならない。実力云々の前にまず、『無理』だ。薄汚れたポリバケツを蹴飛ばし、黒猫を追い払うように『少年』は走り続ける。

 

 

「くそ!なんでこんなことに!」

 

 悪態が思わず口をつく。

 息は冷たい空気に冷やされ、白く変わる。

 それを背後に置き去りにして『少年』はただ駆ける。

 

 

 深夜に小腹がすいて目が覚めたのがいけなかったのだろうか。

 そしてそれを満たそうと近所のファミリーレストランに足を運んだのがまずかったのだろうか。

 それもあるだろうが、やはり一番の原因は『少年』の浅はかさが悪かったのだろう。

 

 

 深夜の食事は人を、まるでいけないことをしているような気分にさせる。

 例えるなら、教師から隠れて学校の屋上で吸うたばこのようなものだ。

 

 つまり、『少年』は妙に興奮していたのだ。

 だから、だろうか。

 

 

 明らかに酔った不良に絡まれる中学生くらいの女の子を見て、思わず助けてやっかなー常軌を逸した思考回路が働いてしまったのだ。

 

 

 ………まさかトイレからぞろぞろと仲間が出てくるとは思わなかった。

 集団でトイレに行くのは女の子の特権であると『少年』は思っていたが、どうやら間違いだったようだ。というか、あのファミレスのトイレは小便器と大便器が一つしかない狭い空間の筈なのに、彼らは集団で入ってなにをしていたのだろうか。入るだけで一苦労であろう。

 

 

 月明かりの満ちる『デンマークの街並み』には、人っ子一人見当たらない。

助けを求めて警察署に駆けこみたいところだが、ここに来たばかりの『少年』には街の大雑把な地図すらも頭に入っていなかった。

 

 

 全体的に煉瓦色の街並みを右に左に一心不乱に疾走する。

 

 黒のロングコートが風をきってはためく。

 デンマークの凍える夜を歩くにあたって、アパートメントを出る前に羽織ったものだった。

 

 どこをどうやって曲がるかはすべて『少年』の直感だ。同じ道を何度か通り過ぎた気がするが、それをしっかりと確認することはできなかった。後ろから迫る不良たちから逃げるので精一杯だ。

 

 

「くそ!いい加減諦めてくれませんかねえ!その根性とスタミナを別の事に活かせよ!」

 

 背後を追ってくる不良に向かって日本語で叫ぶ。

 ちなみにデンマークの公用語は日本語ではなくデンマーク語だ。

 勿論言葉は伝わらず、不良たちを怒らせるだけであった。

 

 

 ここはデンマークの北部に位置するオールボーという都市だった。

 ショッピング街や飲み屋街など、夜間でも人が多くいる場所はあるにはあるのだが、勘に任せて適当に道を曲がる『少年』はよほど運がないのか、気づけば人の少ない裏通りに入り込み、そこから抜け出せないでいた。

 

 そして、『少年』の不幸は終わらない。

 走る少年の眼前にはT字路があった。

 

 咄嗟に右に曲がる。

 不良から二キロ以上逃げ続けた『少年』の歩みはそこで止まった。

 

 

「………うそ、だろ……!」

 

 路地を曲がった『少年』の前に広がっていたのは赤茶けた壁。『少年』が選んだルートは行き止まりだった。壁の高さは三メートルはあるだろう。とても登ることなんてできない。

 

 はっとして踵を返すも、すでに遅い。

 

 道の先にはニヤニヤ笑いの不良たちが待ち構えていた。金髪の不良たちは『少年』に向かって何かを言う。『少年』にはデンマーク語が分からないため何と言っているかは理解できない。だが、不良たちの口角の上がった表情から、何かしらの汚い言葉で自分を馬鹿にしていることは分かった。

 

 

 結構な距離を走ったはずだが不良たちの脱落者はゼロだった。

 息もほとんど切れていない。

 やはり、不良なんかよりも陸上の選手にでもなった方がいいのではないだろうか。

 

 対する『少年』の息は絶え絶えだ。

 これは単純に『少年』が不良たちよりもスタミナがないという事を意味しているわけではなく、土地勘もなく視界の悪い夜の街を逃走経路を選びながら走ったことが理由だろう。

 

 

「はあ、はあ………、あーー!ちくしょうめー!」

 

 悲鳴めいた叫び声をあげる。

 そして、覚悟を決めたように不良と相対する。

 

 

 

 『少年』は右の拳を握る。

 

 

 

 思わず笑みがこぼれた。

 なんとなくその動作はしっくりきたからだ。

 不確かな自分の確かな歩みを実感できたからだ。

 

 それが癪に障ったのだろう。

 不良たちの一人が怒号を上げて『少年』に殴りかかる。

 

 

 激突の瞬間。

 肉と骨がぶつかる音。

 

 それらがオールボーの路地裏に訪れることはなかった。

 拳が交差する直前、バタバタバタと音を立てて不良たち全員が膝から崩れ落ちたからだ。

 そして、金髪のデンマーク人の不良たちは苦悶の声を上げながらのたうち回る。目立った外傷はどこにも見当たらないのに。

 

 

「----、どういうことだ……?」

 

 倒れた不良たちを見下ろして、『少年』は訝し気な声を上げる。

 自分が何かをやったわけではない。

 敵対者を軒並み倒れさせるような強大な能力は自分の身に宿ってはいない。その筈だ。『少年』は自身の右手を開いたり閉じたりして感触を確かめる。まさかこの不良に追い詰められた絶体絶命の局面になって、右手の奥底に隠された力が目覚めたりしたのだろうか。

 

「まさかな」

 そんなことはあり得ない。『少年』は不幸なのだ。そんな都合の良いシナリオがあるわけがない。

 

 

 ならば、誰か第三者がこの状況を引き起こしたという事になる。

 

 そして、この状況。

 人の世の埒外、常識の枠からはみ出たような現象は。

 

 ----『魔術』。

 

 気づけば、そんな言葉が『少年』の脳裏に浮かんでいた。

 我ながら荒唐無稽にも程がある。だが、『少年』の頭にはそれらに類する多くの記憶がインプットされていた。それらをばかばかしいと一笑して、切って捨てることはできない。『少年』は今の不確かな自分は信用していなくとも、これらの記憶をつくった過去の自分は信用していた。

 

 

 そして、何よりも。

 『少年』はそれらの超常を操る者たちと行動を共にしていたのだ。

 

 

 

「----、馬鹿みたいね。不良を守って、善人気取り?本当に馬鹿みたい」

 

 

 声が路地に響いた。鈴のような可憐な少女の声色。しかし可憐さの中には確かに、排他的な険の色が宿っていた。

 

 『少年』は声を受けて顔を上げる。

 

 倒れた不良たちの向こう側から月光を背にして、一人の少女が歩いてきていた。

 黒と白のゴシックロリータの服を纏った銀髪の少女だ。年齢は十代の半ばあたりか。夜においても、尚輝いて見える空のように澄んだ青色の瞳が印象的だった。

 

 

 黒の手袋をはめた掌の上にあるのは神々しさすら感じさせる一つの林檎。幸福と繁栄を約束するが如くに輝くそれは、しかし崩れかけていた。

 

 少女の手のひらにある林檎は地上から消え去ろうとしている。

 

 その事実。

 たったそれだけの出来事が『少年』の背筋に冷汗を流させた。

 

 

 とはいえ。

 その林檎の持ち主は『少年』の顔見知りであった訳だが。だったら、必要以上に身構える通りはない。

 

「イドゥン。さっきぶりだな」

 

 『少年』は口元すら笑っているが今にもため息をつきそうだった。

 はあ。やっぱり、こうなっちまったかあ。

 そう言いたげだった。

 

 イドゥンと呼ばれたゴシックロリータの少女。彼女こそが深夜のファミレスで不良たちにからまれていた少女であり、『少年』が彼らに追われる原因をつくった存在だった。

 狼に今にも噛まれようとする仔羊の図。その当事者の片方は自分の顔見知りでもある。そのまま捨ておくことはできなかった。『少年』は仔羊から狼を救わんがため、今回の行動を起こしたのだった。

 

 補足するならば、狼とはゴシックロリータの少女イドゥンのことであり、仔羊こそが哀れな不良たちのことだ。『少年』は不良たちに「その女はやばい奴だから、ナンパなんてしない方がいいですよ~」と教えてあげようとしたのだが、残念ながら言語の壁によりうまく伝わらなかったようだ。

 

 そして、『少年』の決意空しく仔羊たちは狩られてしまった。

 誠に無念だ。

  

「こいつらは貴方に助けられたなんて思ってはいない。それなのに、デンマーク語も分からないのに馬鹿みたいに勝手にしゃしゃり出て、本当に馬鹿みたい」

 

 イドゥンは『少年』を小馬鹿にするように鼻で笑うと、のたうつ亡者と化した不良たちの間を悠然と歩く。

 

「ありがとう。助かった」

「別に貴方の為にしたわけじゃないわ。この馬鹿どもをぶちのめしたかっただけ。こいつら私に向かってとっても卑猥で馬鹿なことを言ってきたのよ」

 

 イドゥンの目線の先、彼女の足元には激痛にのたうつ不良たちがいた。

 それを見ながら嗜虐的に少女は笑う。

 

「ははっ。いい気味ね。ねえ?そうは思わない?」

「ああ、そうだな。だけど、そろそろその『魔術』を解いていいんじゃないか?いい加減こいつらも反省してるだろうし」

 

 その様子を見ていい加減かわいそうになってきた『少年』はイドゥンに提案する。

 

「反省?ははっ。まさか。こいつらが反省してると思う?この馬鹿どもが」

「………イドゥン」

「何よ。こんな奴ら生きてて価値があるのかしら?」

 

 イドゥンの手のひらにのせてある、一つの林檎。

 それがみるみるうちに腐り、崩れ、空気に溶ける。

 世界から消え失せようとする。

 

 それとともに理解できない現象が不良たちを襲った。

 急激な老い。まるで人の一生を早送りで見ているかの如く、十代半ばだった不良たちがみるみるうちに老いさらばえていく。痛みもさらに増したのだろうか。音量の上がった悲鳴を前にイドゥンはさらに嗜虐の笑みを濃くした。

 

「イドゥン!!」

 

 気づけば、『少年』は叫んでいた。

 身体は勝手に前に出ていた。

 

 イドゥンとの距離をつめ、その手にあった林檎に右手で触る。

 

「きゃっ」

 

 イドゥンが小さな悲鳴を上げる。

 ガラスが割れるのような音が響き、崩れかけの林檎は消え去った。

 

 不良たちの苦悶の声は気づけば止み、その姿も元の年齢にまで戻っている。

 

 

「こいつらはろくでもない不良なのかもしれないけど、だからって殺すことはないだろ」

「……別に、別に本当に殺したりなんかしないわよ。ふん。冗談の分からない馬鹿ね」

「………そう、か。………、すまんかった」

「それにしても…………、厄介な右手。その手の前じゃ、私たちがやってることが馬鹿に見えてくる。いい加減現実を見ろって上から目線で説教されてるみたい。……ふん。……興が削がれちゃった。行くわよ。私怒り心頭でファミレスで頼んだパフェ、結局食べ損ねちゃったのよね。運動した分のカロリーを取り戻さなきゃ」

 

 コツコツコツ、と真っ黒なブーツを鳴らしてイドゥンは大股歩きで路地を抜けようとする。

 

「……………」

 

 女の子が深夜にパフェなんて食べない方がいいんじゃ。

 そんなお節介な意見が『少年』の胸に浮かぶが、お節介だと自覚しているためぐっとこらえる。だが残念。顔に出ていたようだ。

 

「何よ。良い?魔術師は生命力を魔力に変換して魔術を行使するの。この生命力ってのはカロリーも含まれるの。だから魔術師が魔術を行使した後に糖分を摂取したくなるのは至極当然の事なのよ。馬鹿でもわかるわ、このばぁああか!」

「いや、アンタ魔術を使う前からファミレスでパフェを食べようとしてたじゃん」

「ッッ。馬鹿のくせに多少は頭が回るようね。良いでしょう。貴方を馬鹿から愚か者にランクアップさせてあげるわ」

「いや、別にいいよ。ランクアップしてる気がしねえし。というか、こいつらは?」

 

 気絶したまま動かない『不良』たちを少年は心配そうに見る。まさかこの気絶した状態のまま夜を明かすのだろうか。デンマークの気温では運が悪ければ死んでしまうだろう。

 

「明日の朝には目が覚めるわ。………何よその顔。はいはい、分かったから。簡単な防寒の魔術をこの路地にかけておくわ。数時間は持つ。これなら凍えて死ぬこともないでしょう。さ、行きましょう」

 

 イドゥンが手で何かしらの印を切ると辺りの気温がぐっと上昇した。これなら夜明けまでの数時間で死ぬことも無いだろう。

 

「ありがとな」

「そう思っているのなら、パフェは貴方の奢りね」

「俺のなけなしの金を更に減らそうというのか!不幸だ!」

 

 

 

「おっと、悪いな御両人。月夜のデートはここまでだぜ」

 

 人影が道路の壁にもたれかかって立っていた。

 腰まである艶やかな金髪。悪童めいた勝気な笑み。シルエットは全体的に華奢で、上半身を覆い隠すようにポンチョを着ていた。それによって胸元が隠れ、性別の判別がつきにくい。

 

 もっとも『少年』もイドゥンもこの金髪の魔術師がれっきとした男であることを知っているのだが。

 

「トール」

「訂正しなさい、この愚か者。何がデートよ」

「ははは、悪い悪い。イドゥンが誰かと行動してるなんて珍しいからな」

「馬鹿と一緒に行動したくないだけよ。それにしても、男のくせに相変わらず馬鹿みたいに整った顔ね。ぶん殴りたくなる」

 

 彼の名はトール。

 雷神の名を冠する戦争代理人。

 

「で、なんか用か?」

「おおっと、そうだった。上条ちゃん。今すぐ隠れ家に帰ってきてくれ。我らが王サマがご帰還なされた。なんでもアイツは上条ちゃんの顔を見ておきたいらしい」

 

 

 そして、『少年』を、『上条当麻』を北極海の海から引き揚げた命の恩人でもあった。

 

「王サマ?確か?」

「ああ、グレムリンの首魁」

 

 名前にすら神威が宿るのだとでもいうように、トールは謳うようにその名を口にする。

「----魔神オティヌス」

 

 それが、自分を北極海から助け出したトールが所属する組織、グレムリンの王の名前。

 

「魔神、オティ、ヌス」

 上条はその名を反芻する。

 

「北欧の主神の別名だよ。戦争と知識、魔術の神だ。全能神だけあって色んな要素を司ってる。オーディンの方が世間での通りはいいか。いや、魔術方面でもこの名を使う奴はほとんどいないかもな。普通、研究対象には多方面からアプローチをかけるもんなんだが。名もほとんど知られていないマイナーな神ならいざ知らずオーディンは北欧の神話の中心だってのに、おかしなこともあるもんだ」

 

 トールが補足する。

 だが、上条が気になったのはそこではない。

 

「魔神……、か」

「うん?どうした」

「いや、その言葉も頭の中にあるな、と思って。つっても大した情報はないけど」

 

 魔神。

 

(まじん、魔神。数多の魔道書の原典を理解し、そこから独自の理論を展開した者。誰かがそれになれる可能性を秘めていた?……魔道書。魔道図書館?)

 

 そのワードに付随する知識が上条の脳内からあふれ出る。

 そこからさらに上条はオティヌス以外の『誰か』を連想しようとして。

 

(イン、デック、ス?………、駄目だ。全く思い出せない)

 

 

 結局失敗する。

 鈍い痛みだけが頭に残った。

 

 

「大丈夫か?上条ちゃん?顔色悪いぞ」

「………、体調の悪い時に無理をするのは、馬鹿のすることよ」

「ああ、大丈夫だ。それよりオティヌスってやつが呼んでんだろ?早く行こう」

 

 学生服の上から羽織った黒いコートをはためかせ、おぼつかない足取りで上条当麻は歩き出す。

 世界を救い北極の海へ消えたヒーロー。その結果、記憶を失ったどこまでも透明な『少年』が。

 

 

ーーーー上条当麻。

 彼は『二度目の死』を迎えた。

 

 そこから始めるのは3度目の生。

 世界は一つの区切りを迎え、新たな領域に移行する。とある『人間』がオシリスからホルスの領域への変化を世界に説いたように。

 

 古き世界、『旧約』は終わった。

 だがしかし。

 

 そこから始める物語は『新約』ではない。

 世界のゴム紐は既に掛け違い、あるべき点には存在しない。修正はもはや不可能だ。

 

 だから、ここから始まるのは誰も知らない物語。

 透明の『少年』が織りなす正道から外れた英雄譚。

 

 ーー謂うならばそれは。

 

      

 ------『偽典』。

 




【イドゥン】
 新約10巻に登場。後方支援担当。他のグレムリンメンバーと同じく気づけばトールにやられていた。

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。