アダムスキーが斬る!   作:ゼパル・ガルベスク

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オリ主が転生する時の話です、暇つぶし程度にどうぞ!



原作開始前で斬る!【転生編】
序章:俺が転生する日


《パラララパッパッパー!!》

 

「ん?何この音?ドラク○?」

 

俺が目を覚ますといつの間にか白い空間にいると思えば、某RPGの効果音が流れて来た。

 

「おめでとうございます!貴方は転生の権利を受けました!!」

 

んん?何だ?テンセイ?ドユコト?てか、目の前の女の子は何者だ?死神の鎌を持っていて、濃い紫色のミニスカ制服に、夜空の様に黒いマントを着て骸骨のお面を付けた銀髪の少女がいた。

 

「あの、貴方は?」

 

「あ!申し遅れました、私はリアン。リアン・ザルドブーム、貴方の世界で言う死神です。貴方は生前の行いが認められ別世界に転生する事が決まりました、私はその説明に来たのです」

 

「いや、そういうのって普通転生担当の神様とかの仕事じゃない?いやね、死神は神じゃないとかブーたれるつもりは無いけどさ」

 

リアン「その人はギックリ腰で休んでます」

 

「神様がギックリ腰て………」

 

ギックリ腰になるんだなぁ、神様も……と俺は思ってしまったけど、悪く無いよね。だってギックリ腰で休んでますってありえる?まず無いよね。

 

「ところで、その転生先って?」

 

リアン「あぁ!?言い忘れてました、転生先は『アカメが斬る!』の世界です!!」

 

「『アカメが斬る!』……?あの人がバンバン死んで、アニメでは主人公が死んでネットが荒れた?」

 

リアン「はい、その世界です!!」

 

俺は基本、ジャ○プとマ○ジンとサ○デーしか読んでなく、その他の雑誌の漫画は友達に教えて貰ってから読んでいる。転生先に選ばれたのは生前に帰ったら見てみようかなって思ったからだろう。

 

「ところで、転生特典とかって小説でよく見るけどさ。それってあったりするの?」

 

リアン「勿論です!今回貴方に与えられる特典は三つ、その一つは転生先にあるキーアイテム、帝具です!ただし、すでに持ち主が決まってる帝具は選べませんからオリジナル帝具を考えて下さいね」

 

「オリジナル帝具…ねぇ。それ決めるのは最後でいい?」

 

リアン「構いませんよ、では二つ目の特典、取り入れる要素をこの中から選んでください!!」

 

そう言ってリアンがパネルを出すと其処には様々な作品が書かれていた、その作品は…

①NEEDLESS

②フェアリーテイル

③ワンピース

の三つだ、どれもこれも有名どころだが、俺がもう選ぶのは決まっている。

 

「①のNEEDLESSで」

 

そう、俺が選んだのはNEEDLESSだ、元々原作者さんの落書きだったのが大ヒットしたのがNEEDLESSと言う作品だ。アニメは真夜中でスグに二十数話で終わり、原作者さんも今は別の作品を書いているが自分にとってその存在はとても大きかった。勿論、フェアリーテイルもワンピースも悪くは無いがシリアス多めな世界ではNEEDLESSが一番適役だろう。

 

リアン「NEEDLESSですね、では貴方には主人公のアダム・ブレイドの『ZERO(ゼロ)』とイヴ・ノインヴァンシュタインの『変身(ドッペルゲンガー)』をプレゼントして、転生先にNEEDLESSのキャラクターを送っておきますね!!」

 

「お願いします、あっ!そう言えば『ZERO(ゼロ)』で帝具の能力って覚えられるんですか?」

 

そう、『ZERO(ゼロ)』は名前の通り相手の能力を覚えて自分の物にしてしまう能力、所謂学習の力だ。これの上位互換に『PF・ZERO(ポジティブフィードバック・ゼロ)』と言う能力がある。

 

リアン「うーーん、難しいと思いますよ?帝具はあくまでも道具、人間の持つ能力じゃありませんから」

 

「そうですか……」

 

残念だなぁ、覚えられれば敵無しなのに……

 

リアン「あ、でも【悪鬼転身】インクルシオを纏えば覚えられるかもしれません。ただ、インクルシオは持ち主がいるので難しいと思います」

 

インクルシオ…確かタツミって主人公がアニキって呼ばれる人から受け継がれた帝具だよな、待てよ…?アイツを味方にすれば可能かもしれない………!!

 

「それは自分でなんとかして見ます、ところで最後の特典ってなんですか?」

 

リアン「三つめの、最後の特典は何処に所属するかです!!ナイトレイドでもよし、帝国軍でもよし!好きな方について下さい!!勿論、後から別の組織に入る事も可能ですよ」

 

所属か……、主人公がいるのはナイトレイドだ。だからナイトレイドに所属すべきなんだろうけど、ここで問題がある。

 

「原作って、変えちゃってもイイんですか?」

 

リアン「え?まぁ、あまりにも酷くなければ…」

 

「なら、帝国軍にします」

 

そう、俺が選ぶのは帝国軍だ。俺は家族の為に人を燃やしているボルスって人や歌が上手すぎると言う理由で魔女扱いされて家族を失ったコスミナって人を助けたいと思っていた、俺は臭い物に蓋をするやり方がどうしても気に食わなくてずっとモヤモヤしていたんだ。

 

リアン「分かりました、ではオリジナル帝具の絵と能力の説明、それと名前をこの紙に書いて下さい」

 

そうだそうだ、オリジナル帝具だったな…えーと、よし!コレをこーしてあーしてっと………………。

 

 

 

〜数分後〜

 

「出来ました」

 

リアン「はい、分かりました!コレで説明は終了です。あの扉を通れば貴方はその瞬間から転生できます、それでは良き旅を!!」

 

「はい、ありがとうございした」

 

 

こうして俺はリアンが示す、金色の光を放っているのにも関わらず決して眩しく無い扉を開けて、歩を進めた。

 

 

コレは、俺が転生する物語。

 

 

 




オリ主の帝具は次回出て来ます。

では、お楽しみに!!!


※P.S.
活動報告でアカメが斬るのアンケート、始めました。

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