どうも菜音です!
久々の投稿ですね。新しい子も来るので楽しんでください。
この生活が始まって7日目
私はふと疑問に思った。
潜水カ級は資料によると貞子のようなおぞましい姿をしているらしい。
一方でカナはと言うと幼いからまだわからないけどなかなか可愛らしい顔をしていると思う。
そうそう、カナは初めて出会った時に比べると背も伸びてきました。これは大きくなった時がどうなるのか楽しみだと思う。
私はまだ結婚して子供を生んだ事がないのでわからないけどカナは人間の子供に比べるとあまり世話をかけないと思う。
カナは基本的に静かに寝ている事が多い。
またあまり泣いたりする事がないのである。
また最近はご飯は用意してあげれば自分で食べるので基本的には遊んで欲しいときにせがんでくるぐらいです。
先程もカナにせがまれて一緒に遊んでいたですが遊び疲れたようで寝てしまいました。寝る子は育つかな。
カナが寝た所で私は海岸を見回りしています。
もしかしたら船が通りかかるかもしれないし、敵が来るかもしれないので毎日見回りは欠かしていません。
今日も一通り周り終えて拠点に戻ろうとした時に港の消波ブロックに何か見えます。
何か流れ着いたのかと思い近寄って見るとどこかで見たシチュエーションだった。
「(>o<")」ヒェー
まだ幼い子が流されまいと必死なブロックにしがみついていた。
しかし、この今日は波が荒れていてこのままだと彼女は流されてしまいそうだ。
「(≧◇≦)」ぷるぷる ぷるぷる
助けないといけない!と言う衝動に駈られて私は海に飛び込みました。
「(>_<)」がくがく がくがく
何とか彼女を救出したのだがまだ怖いのかがくがく震えています。それとも寒いのか?
私も海に飛び込んだので寒いです。
改めて助けた子を見てみる事にする。
深海棲艦の潜水艦の特徴である黒い長い髪を垂らしているが、この子はカナと違い砲のある帽子を被っている。
(確かこの子は‥‥)
この子は私の記憶が正しければ深海棲艦の上級潜水艦のソ級と呼ばれるクラスだろう。
ソ級はまだアジアでは確認されていないクラスで、大西洋では猛威を振るっているとか‥‥
ただでさえ対象が困難な潜水艦なのにカ級などをはるかにしのぐ雷撃と防御力を誇っていて欧米では、
Invisible Devil
と恐れられている。
はずなのだが‥‥
「(/△\)」しくしく
こんな怯えて泣いている子がそんな恐い存在に見えない。
「よ、よしよし‥‥、もう怖くないよ!」
仕方なく抱き抱えてあやす事にする。
「(・o・)」
突然あやされて驚いたのか、そもそも深海棲艦は子育てをするのか分からないからあやされるのは初めてなのか?初めは慌てふためいていたが少しずつ落ち着き始めた。
「(-_-).。oO」
気がつくと安心したのか眠ってしまっていた。
波に流されていたのもあるので疲れてたのだろう。
なぜだろうか。潜水艦の子供は泳げない法則でもあるのだろうか?
帰ったら記録をつけておこう!
しかし、この子はどうしよう?
もし、この法則が本当にあるのならこのまま放おっておくのは不味いと思うし、何より眠っている可愛い子をこんな荒波に放すなんてそんな酷い事は私には出来ない!
「仕方ない。この子の面倒も観ようかな。カナも遊び相手が出来るし。」
では、名前を考えるますか。
うーん、この子はソ級だからな‥‥。そうだな‥‥。
ん?
私はふと、上を見上げると蒼い空が広がっていた。
ソ級‥‥。空‥‥、ソラ‥‥。
うん!ソラにしようか!この子の目とか蒼いので丁度いいかと。
「これからよろしくね。ソラ‥‥。」
私は寝ている彼女を起こさないようにそっと呟くのであった。
一方、拠点では、
いつまで経っても帰って来ないのでカナが心細くなって探していました。
「(゜Д゜≡゜Д゜)キョロキョロ」涙目
みんな大嫌いなソ級ちゃんです。
でも、みんなの知ってる害悪では無いので嫌いにならないでください!