軍人と潜水艦の物語もいよいよ終りの時です。
皆様この物語を見て下さり本当にありがとうございました。
翌日
まだ早朝だ。だが早く出るのに越した事はない。
早い方が友軍の索敵にかからない可能性が上がる。
「人間、世話になった。昨日の食事、上手かったぞ。」
「ル級さん。カナ達をよろしくお願いいたします。」
私はル級にお礼を述べる。本来、ル級はこんな頼みを聞く義理はない。
「気にするな。言っただろ?お前は不思議だと。だからかね。聞く気にもなった。」
昨日、ル級に土下座してまで頼んだ事、それは‥‥
「あの子等は無事に艦隊に連れていこう。」
カナ達を連れて逃げてもらうことだった。
私は昨日のル級との会話を思い出した。
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「あの子等を連れて行って欲しい?何故だ」
「このまま友軍が来れば私は助かる。しかし、カナ達は‥‥あの子達は深海棲艦。何をされるかわからないだから!」
「それはわかる。だが本当に良いのか?アイツらはお前の事をかなり慕っている。あれが納得するとは思えないが‥‥」
「私は彼女達に生き延びて欲しい‥‥これは私の我が儘です!」
ル級が少し考える。
そして、最終確認のつもりかキツイ質問をする。
「おそらく、二度と会えないかもしれないぞ。それでも未練はないか?」
彼女達に二度と会えないかもしれない。それは私を苦しめ続けた最大の未練だ。もはや家族、私の半身とも言える彼女達に会えないのは体を切り裂かれるよりも苦しい。それなら一縷の望みに願いを託して彼女達の身の安全を軍に願うことも考えた。だけど‥‥
「先程も言った通りです。私は彼女達が生き延びてくれればそれだけで‥‥」
(コイツ‥‥)
ル級はこの人間の決意の固さを感じた。
同時に哀れにも感じてしまった。
艦隊に戻ればあの潜水艦達も戦線に動員される。
そうなれば彼女達が自分の同族を殺す事になるかもしれない。艦娘に轟沈させられるかもしれない。彼女達が戦場でその手を血に染め、その身を散らす。そのことも考えた上で一番生き残る可能性の高い方を選択したのか。
コイツの事だ。それしか選択肢が無いことに嘆いたのかもしれないな。
「それに戦争が終わればまた会えるかもしれませんし‥‥ね」
ル級はこれがこの軍人なりの強がりだと思った。
コイツも解っている。
この戦争の終り方は二つしかない。
人間が生き残り深海棲艦が全滅するか。
深海棲艦が人間を根絶やしにするか。
「この事は食事の場でみんなに言います。なのでル級もご一緒にどうですか?」
この人間は大変だな。
そうだなせめて‥‥
「いいだろう。それで手を打ってやる。」
せめてコイツが私に借りを作らない形にしてやろう。
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最後の晩餐となったその夜
軍人はカナ達に明日ル級に付いて逃げるように伝えた。
「マスター!?どうして、みんなで一緒に暮らそうって言ってたの!」
カナが席を立ち上がった。
「カナ‥‥ごめん。それは出来なさそうだ。」
「そ、そんな‥‥」
カナが肩から崩れ落ちた。
「そんな‥‥イヤだ‥‥マスター‥‥」
ソラが泣いている。
「そんなやだよ!絶対にやだ!」
マシロは私をポカポカ叩く。やだやだを繰り返しながら叩いていた手も
「やだぐっすん、やだよ‥‥ぐす‥‥」
涙と共に徐々に弱々しくなり遂には止まり泣き崩れた。
みんな悲しそうな顔だ。本当なら慰めてやりたい。頭を撫でてやりたい。でも、今回だけは何もしてやれない。
「ル級さんとは話はついてる。明日は早いから早く寝るように‥‥」
私はそれだけ言うとその空間を後にした。
「アイツ‥‥」
ル級はそっとする事にした。
多分泣きたいのはアイツも同じだろう。
だけど、泣けないだろうな。
コイツらの前では絶対に‥‥
その夜、軍人の部屋ではすすり泣く声が永遠と続いたが誰の耳にも入る事はなかった。
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長い回想から戻ると私はカナ達を見た。
みんな目が赤い。
クマが出来ていない所を見ると寝不足ではない。
多分彼女達もたくさん泣いたのだろう。
「今更だがコイツら航海できるのか?」
「問題ない。びっしり鍛えてある。」
彼女達が力を使えるようになってからはその力のコントロールを(特に魚雷)出来るようにと基礎的な体力作りから戦闘訓練もしている。
これでも私は軍属の人間だ!
私は三人のもとに寄ると一人ずつ言葉を紡いだ。
「マシロ」
「ええ」
マシロは今にも泣きそうだが大人になりたい彼女は軍人の前では強くいようとびしっと強がって見せた。
「お前は三人の中でも一番大人な子だったな。」
「うん!これでも姫だもん!」
「そうだな。お前は少し遊びぐせがあるからどんなことでも油断せずにだぞ?」
「わかったよマスター」
「ソラ」
「うん」
次はソラだ。彼女は既に顔がくしゃくしゃになっている。それでも私の話を聞き逃さまいと一生懸命な目をしている。
「お前はいつもゆっくりのんびり屋さんだったね。それがお前の可愛い所であるけど短所でもあるな。」
「うぐ、気を付けるね‥‥」
「でもな、短所は長所でもある。急がは回れとも言う、ゆっくりな分お前は慎重な行動ができるのが長所だ。」
「うん、ありがとマスター」
「カナ」
「はい」
カナは目を合わせてくれない。
まだ昨日の事怒っているようだ。
「本当にすまなかったと思ってる。私もできればお前達と生活したい。でも‥‥」
「マスター」
カナが背伸びして私の頭に頑張って手を置く。
「私はね、それで怒ってるんじゃあないよ?」
「じゃあ‥‥」
「カナはね。何の相談もなしで決断された事に怒ってたんだよ」
カナは少し不貞腐れたふりをする。
「私、言ったよね?私達はマスターが日本に帰る時の足枷になりたくないって。」
「そんな!カナ達が足枷なんて!」
しかし、私の言葉はカナによって静止された。
「うん♪分かってる。マスターは私達の為に決断してくれたんだよね。だけどね。私達はね。それでもマスターに相談して欲しかった、一緒に考えてね、例えば同じ結果でも納得できる形で決めたかったの」
「そうだよマスター!」
「マシロ‥‥」
「マスターだけ背負う必要なんて無かったんだよ!」
「むしろゆっくりした方がいいね。マスターは♪」
「そ、ソラ!」
「「アハハハハ♪」」
思わずみんなで笑ってしまった。
「ははは、はぁはぁ。カナ。」
「な~に?マスター?」
「流石うちの長女だな。」
カナのおかげで湿っぽい別れにならずにすんだ。
「ふふ、一番付き合いが長いんだからね♪」
カナが胸を張ってへっえんのポーズ
「娘達の成長がたくましいです。」
「そりゃがマスターが私達の親ですから♪」
マシロが嬉しい事を言ってくれる。
それからも少しだけ最後の会話を楽しんでいたが、
これまで沈黙を保っていたル級がとうとう、
「そろそろ朝日が昇る。出発するぞ」
とうとう来ちゃいましたね。
これが私からの送る言葉です。
「3人とも、よく聞いて。」
3人は私の声のトーンが変わったのを見て背筋を伸ばした。
「お前達は私の自慢だ。これから私達は戦争で数々の試練を迎えるだろうけどお前達なら乗り越えられると信じている。」
皆、しんとして身じろぎもしない。
真剣に聞いてくれている。
「だからお前達!生き残れ!生きて生きて生き抜いて終戦まで‥‥」
そこで止まってしまった。
不味い、なんだか目が熱く‥‥
情けないな‥‥
こんな大事な時に
しかし、泣いているのは軍人だけではない。
マシロは泣き顔を見せたくないと顔を下を向いている。
ソラは無言で涙を流し震えている。
カナにいたっては顔を覆ってしまった。
私は涙を押し込める。
「‥‥終戦まで生き残れ。戦後になれば、また会えるチャンスがあるかもしれない。」
これは本当に希望的観測にすぎない。
それは願うには過酷な奇跡かもしれない。
でも、それでも‥‥願わずにいられるか!!
それにそもそも私達の出会いも奇跡なのだ。
奇跡はまた起こるかもしれない。
「また必ず会おう!」
「「「ま、マスター!!」」」
カナ達は私に向かって飛んでくる。
私を中心に輪ができた。
私は彼女達を思いっきり抱きしめてあげた。
彼女達は思いっきりしがみついてくる。
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「よいしょっと!」
カナ達は次々と海に入っていく。
「人間、とんでもない賭けだな。」
「賭け?」
ル級がカナ達を手助けしながら私に話しかける。
「戦後に会おうなんて。昨日話した通り、絶望的だぞ?なんせそれは人間も深海棲艦も生き残ると言うことだからな。賭けと言ってもさしつかえないぞ。」
「それでも‥‥私は‥‥賭けてみたいです。」
「ふふ、いいだろう。」
ル級はくるりと背を向ける。
「その賭け‥‥勝てるといいな‥‥」
ル級は艤装を起動した。
「いくぞ!」
ル級を先頭にとうとう発進した。
ところがカナだけはUターンしてきた。
「マスター!」
「カナ!何をしている。早く行きなさい!」
「マスター!昨日の約束、覚えてる?」
「約束?」
「ずっと私達の親でいてね!約束だよ!」
「ああ、わかったよ。約束だ。」
私とカナは指切りをした。
「何してるいくぞー!」
ル級が呼んでいる。
「カナ、元気でな。」
「マスター、さようなら。またね♪」
これを最後にカナは主機を動かして沖へと向かう。
私は彼女達が見えなくなるまでずっと見ていた。
その姿はどんどん小さくなり、そして水平線へと消えていった。
それから数日は酷く虚無だった。
数年間、一緒だった空間に一人になってしまった。
にぎやかだった食卓は静か‥‥
朝の喧騒も、夜の雑談もなく
まるで世界に一人だけ取り残されたような感覚を味わった。
ここに来て自分は幸せ過ぎたと改めて思った。
あの日、もしカナに出会わなければ自分はこれまでずっとこの静寂に耐えなければならなかった。
ソラやマシロがいたから毎日が賑やかで楽しかった。
「静か‥‥だなぁ‥‥」
私はこの静寂が早く終わる事を願った。
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私の願いはかなった。
カナ達が出航して4日後に日本国防海軍の偵察隊が島に上陸。私は彼らに無事発見されて船に乗せてもらった。
私が荷物を持って船に乗ると船は偵察任務を終えて日本に帰還する。
私は船の窓から島が離れていくのを見ていた。
島を眺めながら、カナ達との思い出が甦った。
(いつか‥‥きっと‥‥)
いつか必ずカナ達と再会する。
そのときはまたこの島に住もう。
今度はちゃんと土地を買って家を日曜大工で作って‥‥それかあの海猫荘を買おう!
日本に生還した私に待っていたのはなんと!
「雪村 美琴中尉。貴官の功績を称える!」
四階級出世でした。
なぜこうなったのかと言うと、
私はもともとすでに戦死扱いさせていて例の死んで二階級特進扱いされていて、そこに私が軍に提出した報告書、あのこれまでのカナ達深海棲艦との生活での観察記録と一部写真だ。
ちなみにほとんどの日記やアルバムは渡さなかった。
この報告書を受け取った私の元上官は興味無さそうがだこれを見た上層部と学者先生達が驚嘆し、大いに喜んでくれて、
「報告書の功績だ!」と言うことでさらに二階級特進
私は大佐になりました。
大佐になった私はまた現場復帰と思っていたが私に下された指示は後方の新しく出来た部署の上役として配属されました。
配属先の部署は例の艦娘を運営している鎮守府との連絡や連携を円滑にするためのもので何かそれらしい事をしていますが、まぁやることは艦娘とたまに喋る仕事ですね。
深海棲艦との経験があるなら艦娘ともいいのではとでも思ったのかな?
まぁ、この大出世も後方への配属もおそらくは私を指令部から遠ざけない、傷つけないための措置でしょうね。
私は深海棲艦との共生を経験した言わば生きた研究資料のようなもの。何かあったら困るのでだろう。
出世で給料をあげて服隊させないようにして、さらに進級を口実に後方の指令部よりの部署に配属させていつでも監視、呼び出しできるようにする。
まぁ、出世できて仕事もこれまでの現場仕事から書類や一部艦娘とのコミュニケーション(カウンセリングとか雑談とか)と楽しいから文句はないが変わりに決められた時期にカウンセリングと学者からの質問と言う名の尋問を受ける事が義務付けられた。
そんな中で、私は私と同じ境遇の人を見つけた。
その日たまたまカウンセリングを受けに行ったら待合室で一緒になりたまたま話した会話からお互いが生還者で深海棲艦との共生した者同士と知った。
彼は陸軍の航空隊隊長で離島の警備にあたっていたら襲撃にあい自分だけ生き残り、倒した浮遊要塞から生まれた突然変異体と生活していたらしいです。
驚いたことに他にも数名いて私が音頭を取って同じ境遇者でコミュニティを作り定期的に集まって各自の思い出を語り合った。
「それでな、ユウが魚を頬張る姿に思わずキュンとな‥‥」
「いやいや!それならうちのカナなんて始めてリンゴを食べた時の驚き顔なんか最高だったよ」
「なんと!それならうちの子なんて‥‥」
こんな感じで皆やっぱり自分の子が可愛いとノロケをする始末だった。
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そんなこんなで月日は流れ、戦争は続いた。
深海棲艦との戦争は再び激化していた。
その後、軍の中でさまざまな事件や変動が起こり、鎮守府は閉鎖されたり、艦娘達は外部に脱出したり一部暴走した形で動かされた日本艦隊が太平洋に向かったりなど。訳のわからないほど多くの事が起きた。
そして、何が起きたのかは秘匿されたが噂では太平洋方面で日本艦隊と深海棲艦、鎮守府の三つ巴の最終決戦が行われたそうです。
この大戦を切っ掛けに遂に日本と太平洋深海棲艦との間で和平の交渉が始まった時は私は信じられなかった。
まさか私がすがっていた希望が現実になるなんて‥‥
もっと驚いたのは私がこの交渉ための特使団のメンバーに選ばれた事だ。
指令部からは「君しか適任がいない。」だそうだ。
最初の会談は小笠原諸島で行われた。
会議場は何もない無人島にテーブルやカーペットを敷いた簡易なものだ。
私をはじめとする軍属や外務省の人間などが緊張する中で迎えた深海側の特使団。
その護衛の一人が私を見つけると声をかけた。
「人間、生きていたか。」
「貴方は!あのときのル級さん!?」
驚いたのはまさかあの時のル級とは‥‥
「賭けに勝ったな‥‥」
「はい!」
それからル級と少し話した。カナ達の事を聞いたがどうやら艦隊に合流してからは知らないらしい。
会談は概ね順調だった。
既に鎮守府が取り付けた約定に少し修正を加える程度だ。
そして、決戦の翌年。
遂に日本と太平洋の深海棲艦との講和条約が締結。
まだ各地で小さな紛争が続いているがそれもこれから交渉に入る。
これでヨーロッパも何故かスイスが仲介になって交渉を開始、これでようやく長きに渡る戦争が終りそうです。
これでようやく‥‥
あの子達に会える!
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それからまあ月日が流れた。
私はこれまでの交渉会談や仕事の合間のコミュニケーションで得た人脈や仲良くなった艦娘や深海棲艦を通じて情報を集めた。
カナやソラは分からないがマシロの事が分かった。
彼女は南方やヨーロッパなどで神出鬼没に現れては大暴れしていたそうです。
既に確認されていた潜水棲姫とか異なる姿から潜水新棲姫と呼ばれるようになり彼女の笑い声は輸送船にとっては悪夢だったとか‥‥
彼女らしいと言えば彼女らしい‥‥
幸いにも撃破されたと言う報告は上がってないらしいが所在不明らしい。
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更に月日が経って、一年以上が過ぎた。
私は今、あの島に来ていた。
終戦し、その交渉に貢献した私は更に出世していた。
これまで溜まっていた休暇と使い道の無かった給料を使ってこの島に来てあの海猫荘を買い取ったのだった。
しばらく留守にしたせいかガタが来たり、中が埃まみれだったりで今掃除と修理をしているところだ。
私は夕刻になるとよくこの海岸に来る。
そうこの場所は昔カナと始めて会った所だ。
このように岩場で彼女と会ったのだ。
「カナ‥‥」
彼女は今どうしないるかな?
「そろそろ帰ろう。この時間はここでも冷えてくる。」
私は岩場から港の部分へと歩いて行く。
その間も私はカナ達の事を考えていた。
いつになれば会えるのか。
私もそろそろいい歳です。周りからもよく結婚を進められるし、前に告白されたこともあります。
しかし、全て断ってきました。
彼女との約束の為です。
私はあの子達の親になるのだから‥‥
これまでに既に潜水艦の残骸が多く発見されてきた。
これだけ経っても現れない。
流石の私も少し諦めて気味だ。
だからといってかな、この島に来たくなったのは。
ここに来れば会えるかもしれない。
そう、思ってしまったのだ‥‥
「うわぁ!」
突然後ろから突風が吹いて髪が乱れた。
それでなんとなく後を振り返った。
すると夕日をバックに何か影が港に這い上がって来た。
一見すると不気味だろう。
だけど、私はそれを見て駆け出した。
この距離からでも見違えるはずがない!
間違いない!
私を確認すると影も走り出す。
二つは丁度中心でぶつかり合う。
勢いで負けたのか軍人は影に倒された。
「マスター!♪」
「おおっと!」
彼女は軍人を抱き締めた。もう絶対に離さないとばかりに。
軍人はそんな彼女をいとおしく見る。
そして、数年ぶりで頭を撫でてあげた。
「ただいまです!マスター♪」
「お帰りなさい。カナ‥‥」
終わっちゃいました‥‥
無事に?物語も完結しました。
それもこれも応援、閲覧してくれた皆様やアドバイスをくれた友人方などのおかげです!
本当にありがとうございました♪
【挿絵表示】
だけど、この後にまだこの作品のあとがきが書かれるので是非最後までお付き合い下さい。
そこで何かあるかもです♪