前回の続きです。
感想御待ちしております!
釣りで散々な目にあった私達は拠点に戻るとお風呂に入る事にしました。
海水でべとべとだからな。
この私が拠点にしている海猫荘は何と温泉があるのです!なので大きな湯船がありみんな楽に浸かれるのです。
今私はカナの頭を洗っている。
「(≧∇≦)」気持ちいい!
まだ私とカナだけのころは一人分で済んでいましたが、今は三人いるため結構大変です。
特に三人は順番を競うものだから‥‥
「( ̄^ ̄)」
「(ー_ー)」
順番待ちの二人は湯船で不貞腐れています。
特に最後のマシロはそれはひどい不機嫌で‥‥
「カナ。流すから目瞑って。」
そう言ってカナが目を瞑ると私はシャンプーの泡をお湯で流します。
「はーい、終わったよ。次はソラだったかな?」
「(/▽\)」こくこく♪
ソラが湯船から上がりカナと入れ替わろうとします。
しかし、彼女が足をおいた所にはなぜか石鹸が‥‥
「あ!ソラあぶない!」
しかし、間に合いませんでした。
「Σ(゜Д゜)」つるん
ソラは足を滑らせて頭を思いっきりぶつけました。
「(≧◇≦)」うわーん!
ソラは泣き出しました。よく見ると頭にたんこぶが‥‥
「ソラ!大丈夫か、ほ、ほら!痛いの痛いの飛んでいけ~!」
私はソラを抱きかかえるとソラをあやしながら状況を確認します。
たんこぶは処置が良ければ早く治るから。
うん、思ったよりこぶは大きくない。
普通は人間の子供がやってたらこれぐらいでは済まない。やっぱり潜水艦とは言え深海棲艦、丈夫だな。
衝撃で脳がダメージを受けたなどは無さそうなので、普通の処置でいいはず。
「カナ、悪いけど氷のうに氷入れて持ってきて。」
「(  ̄▽ ̄)」こくこく!
カナは一足先に上がりました。
「ソラ、今日はもう上がろうか。」
「(/△\)!」がーん
ソラはそ、そんなとでも言いたそうな顔をしている。
たんこぶが出来ているということは、内部で出血が起きていることなので、冷やすことによって血管を収縮させることが出来るので、たんこぶが大きくなるのを防ぐことができる。しかし、逆に温めるのは血管を膨張させるので悪化させかねない。
なので今日はもう湯に浸からない方が良い。
しかし、それはお風呂と頭を洗ってもらう事が好きなの彼女らにとっては死刑宣告も同然でした。
「(/△\)」しょんぼり
「明日は一番に洗ってあげるから。」
「(/▽\)♪」やったー!
私達も風呂から上がった。
「(  ̄▽ ̄)」持ってきたよ
私がソラを拭いている時にカナが氷のうを持って来ました。
「お、ありがとうカナ。」
私はお礼に撫でてやります。
「(≧∇≦)」きゃー♪
「さてと。」
私はソラのたんこぶに氷のうを当てます。
「!Σ(×_×)」びっく!
痛い所に冷たい物を当てる時の痛みがソラを襲います。しかし、ソラよ。耐えてくれ。
「(/□\")」い、痛いよ~!
それからしばらくして、リビングでゆっくり冷やした後に、
「はい、頑張った。」
私はソラの頭に砂糖を塗りました。
何故砂糖を塗ったのかと言うと、砂糖には細胞の硬化を緩める効果があり、細胞が緩くなることで、血流がよくなったり、腫れが引きやすくなったりの効果があるらしい。私もこぶを作った時におばさんによくされたものだ。
従姉の家は家族みんなが医学部だからな。
「はい、頑張ったご褒美。」
私はソラにオレンジジュースをあげました。
「(/▽\)♪」やったー!
ごくごく
良い飲みっぷりだと思った。
さて、何か忘れてる気が?
一方、風呂場
「(χДχ)」くらくら
マシロは自分の順番をひたすら待っていたが、
いつまで経っても戻らないので彼女は完全にのぼせてしまいました。
そして、軍人はその看病に勤しむ事になるのだった。