取り残された軍人と潜水艦   作:菜音

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なんと!この作品のお気に入り数が100を越えました!
こんな作品を見てくれてありがとうございます!


記念にヘタクソですけど、絵を書いてみました!
これからも応援よろしくお願いいたします!



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潜水艦をモニタリング 12日目

 

 

カナ達がスキンシップを繰り広げているその頃、

 

 

 

軍人はとある作業をしていた。

 

 

今潜水艦達が増えてきたが自分一人では、相手仕切れないし、そもそも現状遊ぶ手段が少ないと思った。

 

 

 

彼女達も遊びたい盛りのはずです。

 

 

そこで、この民宿は部屋はまだ大量に余っているのでいくつかを彼女達が遊べるプレイルームに改造しようと考えたのだ。

 

この計画は彼女達には内緒に行われた。

 

民宿の奥の方の部屋に手を加える事にして、そこに行く通路に柵を設けた。

 

 

ばれないように部屋の改修を行い、ショッピングモールから必要な物資を運んで来る。

 

たまたま使えそうなトラックが見つかったのではかどっています。

 

 

しかし、それでも並みの作業ではありませんでした。

え?別にばれてもいいじゃん?

 

 

ドッキリみたいな方が喜ばれるはず!!

 

 

かくして、少しずつ作業が終わり、昨晩夜通し作業を行ったのは作業の最終段階だったからです。

 

 

そして、今はトラックを使ってあるものを運び込んでいました。

 

 

「これをあそこに入れれば‥‥ボールのプールの完成だ。」

 

 

そう、軍人が運んでいるのは色とりどりのプラスチックのボールです。

 

これをプレイルームに改修した部屋の1つに作ったプールに入れてボールプールを作ったのだ。

 

他にもその部屋には小型のバスケットリングとバスケットボール、バランスボールなども用意しており、あらゆるボール遊びができるのである。これをボール部屋と命名する。

 

「カナが相当好きそう。」

 

 

他にもふかふかなカーペットを下に敷き詰めて、ぬいぐるみやクッションと言ったありとあらゆるもふもふした物で部屋を埋め尽くしたもふもふ部屋。(ソラがここの主になる。)

 

トランポリンを設置した部屋。

ゲームを大量に集めてテレビも用意したゲーム部屋。(これは私の嗜好。)

 

計4つのプレイルームを作った。

 

 

ボールを流してプールが完成、その後は、各部屋にカメラを幾つか設置しました。

 

彼女達の誰がどの部屋に最初に入るかや反応をモニタリングしたいと思って大量のカメラとモニターを準備、モニタールームを設置しました。

 

べ、別に変な事は考えてません。これも記録の一環です。

 

 

 

私は通路を塞いでいた柵を撤去したのち、モニタールームに待機します。ちなみにこの部屋は内側からロックしているので入ってこられません。

 

 

 

 

 

 

 

それからしばらくして、

 

まず最初に動きがあったのはボール部屋です。

 

 

やって来たのは予想道理でカナでした。

 

 

 

「(☆◇☆)!」キラキラ

 

文字どおり目を輝かせたカナはボールのプールに潜水を開始、それから浮上して来ませんでした。

 

 

「う、うん、喜んでくれて良かった。お、次がきた!」

 

 

次に反応があったのはもふもふ部屋です。

誰が入ろうとしている様ですけど、多分ソラかな。

 

と思っていたら意外にも入って来たのはマシロでした。

辺りをキョロキョロさせ誰もいない事を確認してから入りました。

 

そして、恐る恐るもふもふの海に迫ります。

 

「そう言えばまだマシロの好みチェックをしてなかったな‥‥、よし!今度連れていこう。」

 

 

 

マシロは自分と同じぐらいのサイズの熊のぬいぐるみを掴むとそのまま抱きつき‥‥

 

「(///∇///)」もふもふ もふもふ

 

か、かわい、いや!なんでもないです

 

 

マシロの意外な一面を覗く事に成功、ちなみにこれらの映像は自動録画済み!

 

ソラの姿は一向に見えず恐らくは寝ていると判断してモニタリングを終了。

 

早速もふもふ部屋と突撃しました。

 

私が部屋に入るとマシロは大慌て、急いでぬいぐるみを離しました。そして、まるで違うとでも言いたそうに

 

「∥(>_<)∥」首をふるふる

 

顔は白い肌が真っ赤になっています。

そんなに恥ずかしい事かな?私だって子供の頃同じ事をしてましたよ?

 

 

 

「マシロ‥‥隠さなくても見てたからね?」

 

この一言が余計だった。

マシロは涙目で怒り出し、私の事をポカポカ叩いてきます。

 

「(`□T)」バカバカ~!うえーん!

 

うん、全然痛くない!

 

 

うん?あそこのもふもふの海‥‥、かなり盛上っている、しかも今動いたような?

 

私はマシロを回避してその山の所を掘って見ると、

 

 

「(///ω///)♪」もふもふデラックス!

 

 

な、なんだと?!ソラが!ソラが輝いてる!

 

 

「え?てか、何でいるの?ずっとモニタリングしてたのに?!いつの間に?!」

 

 

「(///ω///)♪」もふもふハイパーズ!

 

ぐはっ!

軍人にクリティカルヒット!

 

ソラが見えない魚雷のカットインを決めました。

 

 

 

「ε=( ̄。 ̄ )」やれやれ

仕方ないのでマシロは軍人を引っ張っていきました。

 

軍人が次に目を覚ましたのは、夕暮れだったそうです。

 

 

 

 

その頃ボール部屋では、

 

「(≧∇≦)」きゃきゃきゃ♪

 

ボールを盛大に満喫していました。

 

 

 

 

 

 

 

 






普段陰気な子の煌めきには破壊力あり!

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