N-N-N様、誤字報告をしていただき誠にありがとうございます!
この作品、なんかもともとの予定と路線がかなりずれてしまいましたが、もう気にしません!
バンバンやります!
この生活が始まって35日目。
新しくマシロを迎えたのはいいのですが最近カナとソラが寄って来ません。
あまり理由は考えたくないけど恐らくは‥‥
「(=_=).。oO」スー、スー、スー
多分、今私の胸元で寝ているこの子だろうな‥‥。
マシロはあれ以来回復が著しくあんなに酷かった火傷もほぼ完全に治っていました。
軍人は知らないが、姫級は、脅威的な回復能力を備えており、一定の日数があれば治るのである。
しかし、何故か喉だけは一向に治らずまだ喋ることができていないでいる。
(まぁでも、この子もカナ達と同様で表情や仕草で考えている事が筒抜けだけどね。)
話を戻すと、軍人は知らないけど彼女は一応は姫級であり、深海棲艦の上位クラスな為、本能的にカナ達はマシロの事が恐くてしょうがないのである。
そして、そのマシロがここの所ずっと軍人の側に居るためなかなか近づくことができないのである。
「(´・ω・`)」
「(/。\)」
二人は物陰から寂しそうに様子を伺っている。
(なんとかしないとな‥‥)
「はぁ」
私は思わず溜め息をついた。
するとマシロは目を覚ました。
「(/0 ̄)оΟО」ふぁぁ
「あ、ごめん、起こした?」
フルフル、マシロは首を振った。
「なぁ、マシロ?あの二人とその‥‥仲良くしてもらっても良いかな?」
私は単刀直入に聞いてみることにした。
一方でマシロは考えた。
仲良くとは何だろう?
そういえば、あの二人は私に近づいてくれない。
仲良くとは何か?どうすれば仲良くなれるのか分からない。
私とこの人みたいな関係の事だろうか?
だったら私がこの人にしてもらった事をすれば良いのでは?あの時、私がしてもらったことは‥‥
マシロはカナ達の方へ歩いていった。
カナ達は突然やって来るので固まってしまっている。
「「( ̄□||||!!」」びっくり!
そして、そのまま固まっている二人の側に来ると、マシロは二人をギュッと抱きしめた。
「Σ( ̄ロ ̄lll)」ひぇ!
「(/□\)^^^^^」あわわわわ!
抱きしめられた二人は何が起きたのか分からずあたふたしている。
すると今度は抱き寄せた状態で二人の頭をなで始めた。
「(⌒―⌒)」よしよし♪
その顔は優しく微笑んでいました。
まるで大人の女性が子供を慰める時のような‥‥
はじめは恐くてガチガチだった二人も次第に彼女の優しいオーラ?に包まれたか安心し初めて、顔がほっこりし始めました。
「(///ω///)」‥‥。
「(///∇///)」‥‥。
あ、茹でた。(小破)
二人が落ちた所でマシロが戻ってきました。
あの人に言われた通りに仲良くなってきました!
あの人にしてもらった事をしたのでやり方は多分間違いはないと思うけど‥‥
これであの人に誉めてもらえるかな!
「‥‥。」
う、うーん?
打ち解けのかな?な、なんか殺っただけの気もしないことはないけど。
「(*⌒―⌒*)」ニコ♪
ああ、勝者の顔です。
そして、そのまま私の元に来ると、
「\(≧∇≦)/」誉めて!誉めて!
先程までの少し大人びた雰囲気はどこかに消え去り、そこには御褒美をせがむ幼い少女がいました。
「お、おう、頑張ったな、よしよし!」
「(≧∇≦)」きゃー♪
にしてもこの子らなでなで好きすぎるだろう。
このままでは私の方が依存症になりかねないです。
それからと言うと、
二人のマシロに対する恐怖感は取り除かれましたが、
「(///_///)」‥‥。
「(///<>///)」‥‥。
なんか、別の意味で畏怖し初めています。
彼女が習得したのは仲良くのやり方ではなく、殺り方。