あの後千冬の犠牲者(誤字であらず)が後片付けした後一夏達はアリーナに行こうとしたとき箒が一夏にこう言った。
「一夏どうだ?昼は唯依を誘って昼食を摂るというのは?」
「おおいいな。じゃあ、刃更やシャルルも誘うか?」
「おおそれがいいな。それにマシュにも世話になったしな。」
その後一夏は屋上で待ち合わせ場所にすることに決め解散した。
そして昼休み
一夏達は屋上に来ていた。
普通の学校では自殺や虐め場所を少なくするため生徒は立ち入り禁止にしているのだがIS学園では解散されており花が咲き誇る花壇があり丸テーブルには椅子が用意されているため昼休みにはにぎわう場所である。
だが今回はシャルルが学食を買うという噂を聞いてかそっちに向かったため一夏たち以外誰もいないのである。
「しかし誰もいないっていいもんだな。」
「今までじろじろ見られながら食べていたからなあ。」
刃更のボヤキに一夏も肯定した。
「しかし私も来てよかったんですか?」
「確かに、私たちは部外者ですし・・・」
「構わん。食事は多いほど楽しく食べれるものだしな。」
「それにあんなに人がいると食べるにもしんどいしな。」
マシュ、ヴィシュヌの質問に箒と唯依は肯定して受け入れた。
「それじゃあ、皆早速・・・いただきます。」
「「「「「いただきます。」」」」」」
唯依の号令に合わせて全員手を合わせて食べ始めた。
一夏と箒は2人とも同じラインナップ(箒は少なめ)。
鈴音は酢豚(一夏の分もある)
刃更は何故か楯無が作った純和風弁当。
マシュはサンドイッチ
シャルルは購買で勝ったホットドッグ入りのパン。
ヴィシュヌはカレー風のチャーハンと果物
因みに3人目の男子高校生の争奪戦をする際に3年生が色仕掛けで誘おうとすると・・・「僕のようなもののために咲き誇る花の一時を奪うことはできません。こうして甘い芳香に包まれているだけで、もう既に酔ってしまいそうですから。」
「「「ぐはっ!!!!!」」」」
この時何人か失神したという
なお、この時いた一夏と刃更はこう思ったらしい。
「「(あそこまで気障なセリフ良くはけるな。)」」
食事している中誰かが来た音が聞こえた。
「おおーだれもいないよ。」
「おっしゃ!学食は狭いから助かったぜ。」
「何で私まで・・・?」
「本国から来たISの確認したいのに。」
「いいじゃないすっか?多いほうが楽しいし。」
「それに今あの子たちがいるしね。」
そう言う声が聞こえたので刃更は嫌な予感がするように後ろを向くとそこには・・・
楯無がいた。
「げっ?楯無先輩。」
「げって何よ。げって?」
そこには楯無を含め何人かの人間がいた。
「あのー。そこの人たちは?」
一夏は恐る恐る聞くと楯無がこう言った。
「ああ、この人たちはあなた達より上の代表候補生よ。」
「それじゃああたしっからっす。フォルテ・サファイア、
ギリシャの代表候補生っす。」
初めに黒髪を3つ編みにした少女が挨拶した。
「初めての人もいるし・・・私はイギリス代表候補生サラ・ウェルキンです。」
かつて「セシリア・オルコット」の先輩でもある女性が名乗ると刃更がこう聞いた。
「そう言えば大丈夫だったんですか?」
「あの後本国から新しいISを作るために専用機を突貫で作ってそれを覚えるように言われたので大変でしたよ。それにあのバカのせいで火消しに苦労しましたよ。」
サラは愚痴りながら答えた。
「次は私だね。私はブラジル代表候補生グリフィン・レッドラム。
私の事はお姉ちゃんって呼んでいいからね。」
水色の髪を後ろで纏めた褐色の少女は冗談交じりで言った。
「・・・ギリシャ代表候補生、ベルベット・ヘル。」
膝まで届くぐらいの赤い髪の毛の女性が淡々と答えた。
「いやちゃんと答えろよベル。・・・私はレイン・ミューぜル、
アメリカ代表候補生だ。よろしくな。」
胸元を大胆に開けスカートにはソリッドしており下着が見えるんじゃないかという金髪の少女が答えた。
目のやり場にいくらか困るが一夏達は彼女達から授業についての質問や世間話で盛り上がる中楯無が刃更と一緒に裏に向かった。
「何ですか楯無さん?」
「刃更君、単刀直入で聞くけど・・・シャルル・デュノアについてどう思う。」
楯無は真顔で質問すると刃更はある事を思い出しながら言った。
「あいつ俺たちの着替えで戸惑っていましたし、それに俺達と話しているときこいつをちらっと何回も見ているんですよね。」
刃更はISの待機状態であるダガーナイフを出していった。
「貴方と相部屋になるようになったから忠告するけどす・・・シャルル・デュノアに気を付けるようにしてるそれとISは何かしらの対策をするように、PCにもよ。」
「わかりました。」
「それともう一つあるのよ。」
「何です?」
途端に楯無が言いにくくなっていたため刃更は聞いてみるとそこには
ある願いが出ていた。
その願いの内容はまた後日