一夏、唯依、箒、刃更、楯無は夕食を摂る為食堂に向かうと周りの生徒は
一夏達を一目見ようと皆それぞれの席から見ていた。
「何かここまで行くと飯が進まねえな。」
「そうだな一夏、動物園の人気動物もそういう気持ちだっただろうな。」
一夏の文句は刃更も同じ気持ちだったらしい。
「そんなことよりも一夏と刃更はオルコット対策をどうするかだ。」
箒は一夏達に試合でどのようにするかの話をしようと言った。
「それなんだがな箒、どうも俺のISは資料じゃ全距離対応型らしいんだが俺どちらかと言えば近接戦寄りだからなあ。それで鍛えてほしいんだけどいいか?」
刃更は箒に剣の指導をしてほしいと頼むと箒はこういった。
「構わん。1人よりも何人かでやったほうが良いしな。」
そういうと楯無は一夏たちにこう言った。
「それじゃIS関連は私が鍛えておくわ。特に刃更君はまだそう動かしてないから
スパルタ式でやるから覚悟しなさいよ。」
「お手柔らかにお願いします。」
その後も一夏たちとトレーニング方法や対策を講じたあと解散した。
部屋から戻ると楯無は刃更にこう言った。
「ねえ刃更君、試合結果にかかわらずだけど生徒会に入らない?」
「生徒会ですか?でも委員とかはどうするんですか?」
「それなんだけどね生徒会役員は会長の指名権で決めれるんだけど
まだ副会長が決まっていないからどうしようと思ったら君との同居で思いついたのよねーー監視のためにお願いね?あ、これ強制だから。」
「既に退路無しって言うか完全に決めてんじゃねえかって
思惑もろ全開じゃねーか!!!」
こうなるともう入るしか道がないと腹を括った刃更であった。
「わかりました受けますよわかりましたって言うか一夏はどうするんですか?」
「ああ一夏君なら剣道部に入ったわよ。」
「いつの間に!!!」
出遅れた刃更であった。
次の日・・・IS学園第1アリーナ
そこには既にISスーツを身に纏った一夏(戦術機用のスーツ)と
刃更(全身を覆える型)と楯無がそこにいた。(唯依と箒は剣道部に行っている)
「それじゃ一夏君は自分の機体の武器のチェックと対セシリア・オルコット戦術の確認、刃更君は機体が来るまでの間この「ラファール・リバイブ」で訓練するわよ。機体はあなたの資料の機体と同じ全距離対応型だからまずは歩行、飛行、そして武器のコールと射撃兵器の特性を土曜日までしかも使えるのは今日を含めて2回こっきりだからそれをあなたの体に叩き込んであげるから覚悟しなさい。」
「「はい!!」」
この日から一夏と刃更の猛特訓が始まった。
戦闘はまだ先です。