カオス・ストラトス   作:caose

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 話が始まります。


交流

「あんた誰?一体このロボット何なのよ??アンタと関係あるの?」

 プリッツアがルルーシュに向けてそう聞くがルルーシュは両手を上にしながら

こう聞いた。

 「こちらこそ聞きたい、ここはエリア11か?君は何処の組織だ??帝国でも

合衆国連合でもなくそれどころかユーロピアですらない、その腕と

この浮いてある兵器は・・・お前は何処の軍隊だ。」

 答えろと聞くがプリッツアははんと鼻息荒してこう返した。

 「あんた自分がどういう立場なのか分からないの?私がその気になれば

あんたの頭何て・・・直ぐに柘榴みたいに潰す事位訳ないし私が電話一つとれば

あんたの残った遺体は裏社会でバラバラにして内蔵処か血液すらアンタのいた証拠がなくなるけど?」

 そう言ってブリッツアは腕型のビットがその手にアルマグナムを構えていると

ルルーシュはちぃい!と内心舌打ちしている中この状況を把握していた。

 「(この状況は俺にとって圧倒的に不利だ、情報は碌にないし何よりも今俺の命はあいつが握っているという事。この状況で俺が生き残る・・・

何言ってんだ俺は、俺の命などもうこの世にあったとしても意味がないのに。)」

 そう言いながらルルーシュは笑っているとブリッツアは何笑ってるんだと

思っていながら・・・ああと納得したのだ。

 「(こいつ、自分の命を完全に捨ててる。全くの無価値だと決めつけた

人間の目、諦めきった・・・この世に未練も糞もなく絶望した奴の目だね。)」

 軍が崩壊した時もそんな目の奴がいたわねえと思っているとブリッツアは自身のIS『ヴァイス・シュテルン(白い星)』を解除するのを見てルルーシュは

どうしたと聞いてブリッツアはこう答えた。

 「生憎だけど私死にたがりを殺すほど慈悲深くないからね、それに。

このロボット知っているって事はあんたは重要な存在って事だし

こいつの使い方はあんたが良く知っているって事だしね。」

 「俺が只の通りすがりと言う線は」

 「ある訳ないでしょ?そんな仮装大会宜しくな恰好でおまけに死にたがりな奴が

只の通りすがりって事すらあり得ないでしょう?」

 「・・・仮装大会ってこれ一応気に入っているのだが・・・と言うか

お前この恰好見て何も思わんのか?」

 「別に?只の仮装衣装じゃないの??」

 それを聞いてルルーシュは内心何だとと思っていた。

 「(俺のこの恰好を見て何も思わんだと?この恰好は『ゼロ』の服装だろ!

それに何だこの違和感は!?完全にずれている以前の話だぞ??)」

 ルルーシュは一体何がどうなっているんだと頭の中で計算している中

そんじゃあと言ってこう続けた。

 「そんじゃああんたの聞きたいこと答えるわね、私が所属しているのは

『亡国機業(ファントム・タスク)』。世界中でISや先端技術、魔法技術とかを片っ端から奪って私らの戦力とする世間一般から言えばテロリスト。」

 「テロリストか、ふん。相手は何だ?一般人か?罪もない研究員か??

金持ちか?」

 ルルーシュは内心ブリッツアに対して所詮は3流の奴らかと思っていると

ブリッツアは・・・( ̄m ̄〃)ぷぷっ!と笑いながらこう答えた。

 「残念あたしらはそんな屑の成れの果て何てしないわよ!」

 「ではなんだ・・・何を目的とする?」

 ルルーシュがそう聞くとブリッツアはルルーシュに近づいてこう答えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「世界よ。」

 「!」

 「世界の常識、今の世界の在り方理を破壊して新しい世界の常識を見たい。唯々それだけの為に集まって行くのよ?世界に居場所のない存在、世界から

つまはじきされた思想家や魔法使い・獣人・悪魔・天使・エクソシスト・

偉人の末裔等が集まっていた組織に私達『亡国機業(ファントム・タスク)』も入ってた、その組織も今じゃあ潰されて

私達『亡国機業(ファントム・タスク)』は戦力不足の為に色々なテロリストを

配下に収めたりして忙しい中極東戦役が始まったりまあ色々とあって

今に至ってる。」

 「・・・・・」

 ルルーシュはそれを聞いて内心・・・何言ってるんだこいつと言う

顔になっていた。

 思想家ならば百歩譲れるがそれ以降の・・・魔法使い・獣人・悪魔・天使・

エクソシスト・偉人の末裔とかを聞いてこいつもしかして薬キメてるのかと

思っているが次にとブリッツアはルルーシュに向けてこう言った。

 「あの浮く腕とかはこいつのおかげよ。」

 そう言ってブリッツアは『ヴァイス・シュテルン(白い星)』の待機形態である星の形をしたイヤリングが付いたブレスレットを見せると其れが何だと

ルルーシュが言った瞬間にそれが光って・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ・・・・ISに変わったのだ。

 「な!?」

 ルルーシュは何だそれはと言う顔をしているとブリッツアは

へえと思いながらこう答えた。

 「あんたこれが何なのか本当に分からないんだね?これ知っているのが

普通なのに?・・・ああ、私達もあのロボットの事知らないもんね。」

 お相子だねと思っているとルルーシュは目を大きくしながら大声でこう聞いた。

 「おいこれは何だ!一体装甲はどうやって展開したんだ!!今までこれは

無かったのに一体どうやって出した・・・まさかお前・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ・・・・ギアスを持っているのか?」

 「ギアス?」

 「知らんとは言わせんぞ!嚮団の関係者か!!それとも機密情報局の・・・

ロロの後釜か・・・いやマテあそこの資料にはお前に関する」

 「ハイストーップ。」

 ブリッツアはそう言って『ヴァイス・シュテルン(白い星)』の腕部型ビット『アルマス』で・・・デコピンするとルルーシュはぐわ!と頭を痛がっているので摩っているとブリッツアはこう続けた。

 「ギアスだか何なのか分からないけどこれは違うわ。」

 「じゃあ・・・何だ一体!?」

 ルルーシュが大声聞いてブリッツアは・・・ニヤリと笑ってこう答えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「インフィニット・ストラトスよ。」




 続きます。

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