カオス・ストラトス   作:caose

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仮面ライダー スカイハンター
 サメフルボトルとヘリコプターフルボトルによって現れた形態
 右腕部には肩部にかけて頭部にジャイロが付いたサメ、左腕には
フロートジャイロが付いた尻尾が付いてある。
 サメ部分の頭部にはスキャニングすることが出来るサメの鼻部分にアル
ロレンチーニ器官によって内部にまで観測することが出来る。
 


戦闘中

 「仮面ライダー スカイハンター、さあ・・・狩りの時間だ。」

 一夏がそう言うとあれがなのかと刃更はそう思っていると一夏は右腕にアル『シャークヘッド』をコールド・タイガーに向けるとマスクにスキャンされた

データが映っていた。

 「こいつがか・・・やばいな、此の儘いくと3分後にはこのアリーナを

包んじまうぞ!」

 「何だって!じゃあそうなっちまったら!!」

 「今は如何やら結界を張り直しているようだから何とかなっているけど

このアリーナを包むほどだと結界だって只じゃ済まないぞ!!」

 「糞!この嵐と吹雪で近づくことすらままならねえってのに!!」

 刃更はそう言いながらどうするべきだと思っていると一夏のマスク内の

情報データからあるデータが出た。

 「こいつは・・・やってみる価値は十分だな。」

 一夏はそう言ってベルトに付いてあるレバーを回すとベルトから音声が流れた。

 『READY GO!ZYAIRO MODE!!』

 その音声と共に両腕のパーツが分かれるとそれらが合体して一つの・・・サメ型のヘリコプターに姿を変えた。

 そしてその儘サメ型のヘリコプターは上空を危うげながらも飛行していくのを

遠目から澪達が見ていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「何・・・あれ?」

 「刃更さんだけではなく織斑さんまで・・・!」

 「あんなの・・・私は初めて見るぞ。」

 「私もよ・・・一体何なのかしらあれ?」

 楯無がそう言って2人の見た目を見ている中簪はと言うと・・・目をキラキラと輝かせてこう言った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「ほ・・・本物の戦隊ヒーローみたい・・・!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そんな中サメ型のヘリコプターは結界から抜けて上空から見た映像が

一夏に送られていた。

 そしてそれを受信した一夏はそれを元手にして作戦を立てた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「刃更、あいつの周りは台風の目みたいにそこだけは無風だ。あそこに入る事が出来れば!」

 「無風・・・だけどどうやって・・・いやあいつなら!」

 刃更はそう言ってドラゴンの形状をした指輪を付けると意識を集中していた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ーーよう、今大丈夫か?

 ~~何だ?

 ーー力を貸してくれ、高志を助けたいんだ。

 ~~刃更、分かってると思うがファントムになった人間は永遠に

 ーーだけど俺はお前と分かりあえた!あいつだって

 ~~刃更!現実を見ろ!!もうあいつは俺達の様に共存は出来ん

ラインだという事をもう分かってるだろ!?

 ーー・・・俺にもう一度仲間殺しをしろって事か?・・・また・・・!!

 ~~ああそうだ!お前はまた勇者共の尻拭いをしなければ

いけねえことになったがそれ以外にお前はここを守らなきゃいけねえだろ!?・・腹くくるんだ。

 ーー・・・ああ・・・分かった、俺が高志を・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ・・・・・殺すしかないんだ。

 ~~そうだ、その為なら力を貸す。

 ーー・・・頼む。

 ~~分かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「・・・行くぞ。」

 刃更がそう言うと指輪をドライバーに翳すと音声が流れた。

 『ドラゴライズプリーズ!』

 その音声と共に巨大な魔法陣が現れると出てきたのは・・・巨大な

ドラゴンであった。

 ぐおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!

 そして一夏の元にはサメ型のヘリコプターがやってくると一夏はそれに摑まると刃更はドラゴンに乗ってこう言った。

 「頼むぞ相棒。」

 ~~任せろ、お前をあそこ迄送り届けてやろう。友のいる場所まで。

 ドラゴンがそう言うとドラゴンは刃更と共に空高く飛翔すると一夏も

サメ型のヘリコプターと共に飛翔していった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ーー憎い・・・ニクイ・・・刃更がニクイ!!

 ~~そうだ、恨むんだ。お前の家族を殺し勇者の仲間達を手にかけて尚

へらへらしている奴を・・・勇者としての務めを忘れた奴をコロシテ

お前がサイキョウになれば。

 ーーそうだ、俺が強く成れば悪魔共を殲滅してそして・・・そして!!・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ・・・あれ・・・何で俺はそうなりたかったんだ?・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ・・・・俺は一体・・・何がしたかったんだ?

 どうして俺は刃更を・・・殺したかったんだ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「「うおおおおおおおおおおおおおおおお!!」」

 一夏と刃更は互いに上空に上がると上空からその光景を見ていた。

 巨大な竜巻の様にアリーナを包もうとするのを見て一夏と刃更は互いに頷くと

刃更は指輪を付けて一夏はもう一度ハンドルを回すと互いに音声が流れた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 『キックプリーズ!』

 『READY GO!BORUTECK FYINISYU!!』

 すると一夏はサメ型のヘリコプターから手を放すとサメ型のヘリコプターから

水を放つと一夏は其の儘巨大なサメの形状をした水の塊と共に降りると刃更は

ドラゴンの背中から飛んで炎の蹴りを構えると其の儘飛んで・・・蹴りの態勢に入った。

 そして2人は其の儘コールド・タイガー目がけて・・・落ちて行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 『バサラーーーー!!』

 「高志!お前をココで止めることが俺に出来る最大限だ!!幼馴染として・・・親友として!?」

 刃更はそう言いながら向かって行くとコールド・タイガーは

巨大な風と氷を出して放つと一夏と刃更は其の儘其れに当たると・・・

其の儘貫通してコールド・タイガーに向かうと其の儘・・・命中したのだ。




 そして・・・戦いは終わり。

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