カオス・ストラトス   作:caose

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 つきます。


悪魔との決着

「ちぃい!なんつう硬さだ!!こんなに硬えのかISは?!」

 筋骨隆々の悪魔の男はそう言いながら拳を振り下ろして攻撃している中で刃更は

ワールド・ゲートで防御しつつ武装をダウンフォールからブリュンヒルドに

切り替えて近接戦で戦おうと近づくも衝撃波が強すぎるためこれじゃあ駄目だと

思っている中で筋骨隆々の悪魔の男は糞と思って刃更に向けてこう言った。

 「面倒くせえから・・・こいつでぶっ潰す!」

 そう言うと今まで強い力で衝撃波を出していたが今度はそれを途中で止めて・・・今まで放たれた衝撃波が直線から放射線状に変えたのだ。

 「!?このおおおおおおおおおお!」

 刃更は白竜・ファブニールのエネルギーをブリュンヒルドに注いで衝撃波を

切り裂いた。

 「おおいいねえ、そう来なくちゃな・・・次はこいつだ。」

 そう言いながら筋骨隆々の悪魔の男はこれ迄太かった右腕が一回り・・・

二回り大きくなったのだ。

 恐らく威力を上げるために魔力で筋力を増幅させているのだと思っている中で

刃更はセンサーに何かが反応すると・・・刃更はブリュンヒルドを下すと筋骨隆々の悪魔の男は何だと思ってこう聞いた。

 「おいどうしたんだ?もしかして・・・負けを認めて諦めたのかあ?」

 嘲笑するかのようにそう言っていると刃更は・・・にやりと笑ってこう答えた。

 「そうだな・・・手前を倒すのに一人じゃなくなったからだよ。」

 「はあ・・・!!」

 筋骨隆々の悪魔の男は何だと思っていると左側から・・・

筋骨隆々の悪魔の男が爆発したのだ。

 「な・・・にが!」

 一体何なんだと思っていると筋骨隆々の悪魔の男が見えたのは・・・

ミステリアス・レディを身に纏った楯無が見えた。

 「やっほー刃更君、無事かしら?」

 楯無が刃更に向けてそう聞くと刃更はハハハハハと笑ってこう答えた。

 「なあに・・・何とかなりました。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 あの時澪に通信した後刃更は応援に備えて時間稼ぎしている中で澪から

通信が届いたのだ。

 『刃更無事!?』

 「澪か!今は防御に集中しているけど援軍で来てくれるなら助かるんだ!!

こいつら魔族に対して魔力を持った攻撃が有効なんだ!!」

 『それなんだけどね・・・どうもだけど私だけじゃないのよねえ。』

 「はあ!アザゼルさんが援軍で来るわけじゃ・・・まさかと思うけどお前」

 『その通りよ、刃更君。』

 「やっぱりですか・・・楯無さん。」

 『その通りよ、それにしても刃更君・・・私たちが悪魔相手に後れを取るとでも思ってるのかしら?』

 「?!」

 楯無の低い声を聴いて刃更はぞくりと背筋が凍るような感じをすると楯無は

こう続けた。

 『私達更識家はこう見えても対魔戦闘も想定した訓練や戦闘も行っているのよ?それが今現代でもちゃんとしているしこの国を守る為に戦う隠密と

しているし私は年上で何よりもIS学園生徒会長は・・・何よりも最強である事が

絶対条件何だから少しは頼りなさい刃更君。?』

 それを聞いてああと思っていると・・・刃更は楯無に向けてこう聞いた。

 「それじゃあ・・・宜しくお願いします。」

 『うん、正直で宜しい。』

 そう言うと通信を終えて攻撃を再開したのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「然しまあ俺が時間稼ぎしていることすら分からねえってお前・・・

実際合切頭まで脳筋だろう?」

 刃更はにやりと笑いながらそう言うのを聞いて筋骨隆々の悪魔の男は・・・

ぎりと歯軋り鳴らしてこう言った。

 「手前・・・もう許さねえぶっ殺してやる!」

 筋骨隆々の悪魔の男はそう言って刃更に向けてもう一度拳を

振り下ろそうとすると今度は・・・前後左右上下からミサイルが大挙として

現れたのだ。

 「何ーーー!」

 筋骨隆々の悪魔の男それを見て驚くと同時に全弾命中出来たのだ。

 「糞が・・・雑魚がーーー!」

 そう言うと今度は簪が現れるとそこには・・・その手に本音が一緒にいた。

 「お姉ちゃん!本音はこっちで保護したから・・・お願い澪ちゃん!!」

 簪がそう言うとものすごい速さで澪が・・・高速で筋骨隆々の悪魔の男に

突進すると・・・筋骨隆々の悪魔の男は澪を見てこう言った。

 「手前がターゲットか、態々俺の元に来たってのはよう・・・俺と一緒に

あのお方の」

 と言いかけたその時に・・・澪は笑ってこう言った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「吹き飛べ・・・!」

 そう言った瞬間に赤竜・ティアマトのガトリング砲が・・・

文字通り0距離で火を噴いた。

 「ご・・・があ!」 

 「100回焼き殺してやる!!」

 澪がそう言ったと同時に今度は魔法陣を展開すると放たれた高密度の炎が・・・筋骨隆々の悪魔の男に全弾命中した。

 「う・・・・がは。」

 何でと筋骨隆々の悪魔の男が落ちると刃更が降り立って

筋骨隆々の悪魔の男に向けてこう言った。

 「ここ迄だ、お前を魔術無断使用の容疑で拘束させて貰う。手前が逸れなのか

それとも誰かの手先なのかそれ相応の場所で吐いてもらうぞ。」

 「糞が・・・ざけんじゃねえぞごらあ!」

 そう言って筋骨隆々の悪魔の男が立ち上がってもう一度攻撃しようとした

その時に・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「あ」

 ・・・筋骨隆々の悪魔の男はふと何かに気づいたかのように動作が止まったと

同時に楯無はその正体を見てこう呟いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「槍・・・・。」

 そう言うと同時に筋骨隆々の悪魔の男は刺された場所から氷が広がりそして・・体がバリンとガラス細工のように破壊された。




 そして・・・彼らと出会います。

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