教わる人たちが分かりやすいようにしなければならないのだから。
「あの後何が起きたのかを話すぜ。いきなり千冬姉から・・・「一夏、私に家事を教えてくれ。」って言ったんだぜ!料理をすればダークマター。掃除をすればごみの山と化すあの千冬姉が!!世界の終わりだーーー!!!ぎゃふん!!!「貴様がどういう風に私を思っているのかよくわかったがさー料理を食べてもらうぞ?」」
さて一夏の恐怖じみた言葉をも手刀で黙らせた千冬が出したのは銀○で出てくるようなダークマターもどきであり、一夏は今死を覚悟しなければならないほどの局面に立たされたいるが何故こうなったかというと響に一目ぼれしたものの本人の幼馴染も好いているんじゃないかという言動がちらほらとあったこととその人間が料理できるということを察知したのかどうか分からないがこのままではいかんという千冬の思いから間もなく出ていくこの家で修行しているのであった。(因みに教官は一夏)
一夏はこれまで何度も食べては失神しては目覚めるを繰り返しているのでもう大丈夫と思い口に運ぶと・・・目の前にお花畑の広がる川が広がっていた。
「勝手に殺すな!!」とまたもや失神していたという現実があったが再び地獄という名の現実があった。
一夏はというと「(頑張るのは認めるけど、こりゃ大変だぞ。)」と半ばあきらめモードで考えている矢先電話が鳴ったのだ。
姉関係かと思って掛けたら「よー一夏。元気か?」
「さ、防人さん!」と防人 衛が珍しくこの家に電話してきたのだ。
「ちょっといいか?今度のゴールデンウイーク予定あるか?」
何やら防人さんが予定を聞いてきたので台所で皿洗い(皿はプラスチック製)をしていたので予定の有無を聞くと
「軍のトレーニング以外今のところない。」と言ったのでそれを伝えると防人さんが言ったのはとんでもないことだった。
「お前の中学校の進路先と企業が決まったぞ。」
何と俺の通う学校と企業が決まったのだ。
「え、それって何処です?」
「落ち着けって、お前の専用機もそこで作っている。だからゴールデンウイーク中にそこで千冬さんとも話そうと思っているんだ。そうだな5月の3日に迎えに行くからそれまでに準備してくれ。」
「わかりました。では千冬姉にもそう伝えます。・・はい、はいありがとうございます。」
防人は一夏に伝言を伝えると一夏が通うであろう中学校と企業のパンフレットと専用機の簡単なデータが書かれた資料を広げていた。
「やれやれ。一夏もこれからが大変だな。」
中学校は「嵐山中学校」
企業は「御剣重工・篁技研」
そして機体の名は「黒天」
1難去ってまた1難。
問題はどんどんとでかくなる。