カオス・ストラトス   作:caose

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 メガトロンが出ます。


メガトロン襲来

 場面は変わってIS学園祭の数日前、アメリカ旧NEST基地。

 嘗てはNESTやトランスフォーマーの拠点としていたが拠点場所を

アメリカ本土に移したのち特殊技術等を封印管理する場所と扱い

ここには多数のIS保管も兼ねた専用基地となっている。

 然もここは軍の一部しか知らないためその中にある危険物がどれほどのものかは

誰も知らない。

 然しその基地に・・・侵入者が現れた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 『こちら6-Dエリア!侵入者を確認!!全戦闘員は戦術機を起動させて

対象エリアに急行されたし!?繰り返す!全戦闘員は対象エリアの急行されたし!』

 その通信の中そのエリアでは・・・戦闘が起きていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「***様、こちら月光。先ほど内部に侵入、ブリッツアも内部に入って

おりますわ。」

 『分かったわ、ブリッツアは例の薬を手に入れること。貴方はそれまでの間の

時間稼ぎと出来るならば手に入れなさい、この基地に死蔵されているISを。』

 「了解いたしました。」

 月光がそう言うと白式を展開した瞬間に周りから

戦術機『フリーダムファイター 』が現れると辺り一帯で機関銃を構えると月光はそう言えばと言ってこう続けた。

 「ここには確かISがありますわよね?確か名前は・・・

『鉄の理想郷〈メタル・シャングリラ〉』と呼ばれる機体がありましたわよね?」

 『!?』

 それを聞いて全員が目を見開いて驚いているが月光はそんなの知らないと

言わんばかりにこう続けた。

 「それでは頂きますわ、ISを。」

 そう言った瞬間に月光は雪片弐型を展開して攻撃を始めると

『フリーダムファイター』の兵士たちは攻撃を始めた。

 だだだだだだだだだだと発砲音が響く中月光はその中を縫うように潜って

其の儘・・・切り裂いた。

 「ごが!」

 「ギーツ!」

 「お仲間の事を気にしている場合ですか?」

 「糞がーー!!!」

 鮮血が辺り一帯を散り始めている中で・・・またもや敵が現れた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「観測班より通信!上空よりアンノウンを確認!!」

 「何!まさか増援か!?」

 司令官がそう聞くと通信班の男はこう答えた。

 「いいえこれは・・・熱源はシルバリオ・ゴスペルのコア反応・・・

データ情報とカメラからのスキャンにより・・・間違いありませんこいつは・・・メガトロンです!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 その言葉と同時にメガトロンは格納庫に降り立つと周りを見てこう言った。

 「ほお、俺様がいない間に面白いことになっているようだな。」

 メガトロンはそう言いながら地下の方に目を向けて・・・地下格納庫に繋がる

エレベーターシャフトをハッキングして起動させて内部に入った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「くそ!侵入者だけではなくメガトロンまでもが!!」

 「指令・・・どういたしましょう?」

 「どうもこうもあるか!各部隊に通じてメガトロンを討つように伝えろ!!

APBS弾を装填次第出撃しろ!?外にいる人造トランスフォーマーにも援軍として

寄越させろ!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「あら?慌ただしいわね、まあ私はこれで任務がしやすいんだけどね。」

 ブリッツアはそう言いながら白い廊下を白衣姿で内部に入っていた。

 他人のIDをベースに自分用に造り直した奴を使って潜入した後ブリッツアは

内部にある薬品を見て・・・あるものを見てこう言った。

 「これだったわね。」

 ブリッツアはそう言って冷凍保存されている容器を見て手袋を付けて出すと

報告した。

 「こちらブリッツア、目的のものはあったわ。ISはどうするの?」

 『今月光が戦っている最中だけど相手の数が多いしどうも通信を聞いたら・・・面倒くさいのがいるようだから撤退しなさい、

『鉄の理想郷〈メタル・シャングリラ〉』については諦めざる負えないわね。何せ私たちのISはアンダーグラウンドで手に入れているとはいえ新型機と設計図を

手に入れておけば今後の戦いに有利にさせなければいけないけど・・・

捕まるわけにはいかないから。』

 「・・・分かったわ、月光聞こえる~~?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 『撤退だってさ、直ぐに戻んな。』

 「了解いたしましたわ、それでは皆様・・・御機嫌よう。」

 月光がそう言って白式を浮かせて立ち去るとフリーダムファイターの

パイロットは機関銃を構えてこう言った。

 「待て!逃がすかよ!!」

 「待つんだ!今は負傷者の救護が優先・・・何!メガトロンだと!!

分かった、各員はAPBS弾を補給して場所は・・・F-2・・・そこは確か!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 F-2

 そこはISの技術データで造られた兵器やトランスフォーマーの残骸を

管理するところでディセプティコンの墓場とも呼ばれている。

 そんな場所でメガトロンは内部に入ると周りを見てこう呟いた。

 「済まなかったな我らが友よ、俺様が奴を・・・プライムを倒せていればな。」

 そう言うとメガトロンはスタースクリームの頭の残骸を見てこう言った。

 「ようやく戻ってきたぞ旧き友よ、お前を蘇らせることが出来ず済まない。だが俺様は必ずサイバトロンを蘇らせてみせるぞ!」

 そう言った瞬間にメガトロンは近くにあった試験型戦闘機『F-36ランサー』があった。

 ISのPIC技術をベースにしたそれをメガトロンは自身のスパークと同化した

ISコアを抜き取るとそれは突如として配線が幾つも現れて『F-36』に絡みついた瞬間にシルバリオ・ゴスペルの装甲ががらんと音を立てた瞬間に

『F-36』から・・・きぃいいんというエンジン音が聞こえた。




 続く。

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