一夏達が飛行機で宿に着こうとしたときISが使えない鈴音、ヴィシュヌ、ロラン、
千冬は誰に相乗りするかで議論を交わしていた。
「私は同性であればどちらでも。」
「私は一夏が良いからハイ決定ね。」
「いや鈴音、それは私に譲ってくれないか?私なら一夏の負担にはならないよ。」
「ロラン、お前この前の事私は忘れてないが?」
「おや織斑先生は私が一夏を外で襲うというのかな?まあ本人がその気なら私は
(* ̄▽ ̄)フフフッ♪。」
「やはりお前駄目だ。」
ロランと千冬が討論する様を見ていた一夏、刃更、マシュ、箒は阿保らしいと思って見ていると機内アナウンスがなった。
『もうすぐ宿上空なのでIS学園の生徒たちはそろそろ発進準備のほどを
お願いします。』
そのアナウンスが終わった後一夏達はそれぞれ勝手に決めた。
「私は鈴音にします。」
「なら私はヴィシュヌだな。」
「じゃあ俺織斑先生で。」
「え、ちょっと刃更。千冬姉は俺がって。」
「じゃあな。」
「聞いてくれ刃更!!」
マシュは鈴音、箒はヴィシュヌ、刃更は千冬が、そして一夏はロランに
決まってしまったのだ。
一夏は諦めてロランをお姫様抱っこするとロランは一夏を胸が目の前に
来るような感じでしがみ付いていた。
一夏は少し緊張して降りた。(なお福音のパイロットは軍の病院に向かわせた。)
そして全員が揃ったのを確認すると千冬は全員にこう言った。
「全員よく生き残ってくれた。ありがとう。」
すると千冬が全員に頭を下げて感謝を述べると全員は動揺するも千冬は頭を上げてこう続けた。
「だが今回の作戦は成功か失敗のどっちなのかは私にもわからないが
全員気を引き締めて今後も頑張ってくれ!!」
「「「「「「「「はい!!!!!!!」」」」」」」
全員が勢いよく挨拶すると千冬は一夏の前に立ってこう言った。
「歯、食いしばれ。」
「へ?・・・ぐぎゃ!!」
「「「「「「一夏!!!!!!」」」」」」
千冬は一夏の頭を思いっきり頭を殴ってこう言った。
「お前は無断に出撃した罰として私と長谷川先生のSETTU☆KYOUがあるから・・・
ニゲルナヨ。」
「・・・了解しました。織斑先生。」
「では解散!!」
「って痛たたたたたた!!耳引っ張らないでくれ千冬姉!!」
「織斑先生だ!!」
千冬は一夏の耳を引っ張ったまま長谷川先生のところにへと向かうと行き違いで山田先生が刃更達を見て安心した面持ちでこう言った。
「皆さん無事でよかったですよーーー!!!体の診察がありますから刃更君は
別室で、他の皆さんは大広間で着替えた下さいね。」
山田先生の言葉から全員こう思っていた。
「(終わったんだなーー。)」っと・・・。
「千冬姉痛い痛いって!!」
「自業自得だ愚か者!!」
「ぎゃあ嗚呼ああ!!」
一夏の悲鳴を除けばね。
命令は絶対だ!!