ここはハワイ沖にある戦艦『デリンジャー』
この船はトランスフォーマーの戦艦技術の一部を模倣しておりトランスフォーマー用の戦闘機や強襲揚陸艦などを搭載しておりまたレーダー探知機も
最新鋭のモノになっている。
その船の中にあるカタパルト待機所にて何人かの人間がそこにいた。
全員白衣を着ており感じ的に学者のような人たちである。
彼らは前にあるIS「銀の福音〈シルバリオ・ゴスペル〉」に何かの配線をつなぎ合わせていた。
するとそこにスキンヘッドの高そうなスーツを着た男性がそこにいた。
彼は『KSI』の社長「ジョシュア・ジョイス」と言い彼らのボスである。
そしてその後ろである初老の男性が入ってきた。
頭髪も無く髭は真っ白になっているものの野心を持った目つきをしていた。
彼の名は『CIA』の高官「ハロルド・スティンジャー」である。
彼はオートボット延いてはトランスフォーマー全てを敵視しておりその為オートボット派の軍や民間人を裏切り者として見ていた。
「さてと・・・ジョシュア。そろそろだな。」
「ええ、これで奴らの遺伝子プロトコルをISネットワークで解読できれば・・・
スターク以上の兵器を造ることも可能だ。」
彼らはこの実験が成功した場合の勘定をしていたが突如アラームが鳴った。
「どうした!!」
「ゴスペルが突然以上を発生!システムが暴走状態です!!」
「すぐに止めろ!!それとナターシャ・ファイルスをISから切り離すんだ!!」
「駄目です!!!アクセス拒否!!!もう止まりません!!!」
いくつも出る非常事態にジョシュアは膝をつくと「シルバリオ・ゴスペル」が暴走を起こし・・・青白い光が出たと同時にカタパルトの開閉口そのものを破壊し脱走した。
そして慌てる彼らの部屋の隣の部屋で大きな鋼鉄の顔の眼が1瞬光ったことを知るのは誰もいない。
一方臨海学校に行っている一夏達は専用パーツのチェックと訓練の為ISスーツに
着替えていた。
専用機は追加兵装の確認をしていた。
ヴィシュヌの追加兵装は大型キャノン「アグニ」
マシュの追加兵装は左肩部に搭載された6連装ミサイルポッド「イチイバル」
ロランの追加兵装はIS用の毒を持つ鞭「ヴァイン・アームズ」
鈴音の追加兵装は不可視から火炎砲弾が出せる「崩山」
刃更の追加兵装は嘗て簪とのタッグマッチで使っていた有線ビット
「レックス・テイル」が2本に増えている。
(前は背中だったが今回は腰に着けている。)
そして一夏の追加兵装は砲台とジェットスラスターを1つにした「炎龍」
それぞれがデータを見ていると千冬が箒を呼んだ。
「篠ノ之、ちょっと来い。」
「?はい。」
箒は何かと思って一夏達のところに来た。
「篠ノ之、お前に用事がある奴が・・・」
「ちーちゃーん!!!」
すると千冬が説明する前にある人間が砂煙を上げながら束がやってきた。
(因みにそれと同時に結構揺れているところを見て舌打ちする人間もいた。)
それを見た箒は・・・顔が物凄く嫌な顔で見ていた。
次回は箒の身体検査した理由が明らかになるよ。