カオス・ストラトス   作:caose

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 ロランから逃げた一夏と刃更のその後


 恐怖とそして・・・PART2

 一夏と刃更がロランを鈴音に対する託した後ビーチバレーをしている本音達が

一夏と刃更を見つけると本音がこう言った。

 「おりむー、バサッチー。一緒にビーチバレーしよーよー。」

 そう言うと一夏と刃更も中に入るとその内の1人がバレー(本音は一夏と刃更サイド)しながら聞いた。

 「ねえさ、織斑君と東城君の部屋って何処なの?」

 すると他の少女達もこういった。

 「あ、それ私も聞きたいな!」

 「私も私も!!」

 相手側にいる少女達はその答えを期待していると刃更は口を重くしてこう言った。

 「・・・織斑先生の部屋だ。」

 「「「えっ!!!」」」

 少女たちの顔がピシッと凍り付くと今度は一夏に顔を向けると一夏も気まずそうに

こう返した。

 「俺はその前の部屋。」

 すると少女たちは口々にこう言った。

 「この世に神はいないのか・・・」

 「何故鬼の寝床に貴き存在を・・・」

 「我々は鬼からどう宝を得られるのか・・・」

 口々にそう言うと一夏と刃更と本音は顔を青くした。

 「・・・ほお・・・鬼とは誰のことだ?」

 「そりゃ勿論織斑先生だよ。」

 「文字通りの鬼からどうやって織斑君達と会えればいいのよ・・・。」

 「正にロミオとジュリエットの如く私たちは引き裂かれてる様を笑ってみる悪魔のような人よ。」

 「「「あわわわわわわわわわわ。」」」

  一夏達が震えるところを見て3人が振り向くとその先にいたのは・・・恐怖の笑顔をしている千冬だった。

 「ほお、私は鬼で・・・悪魔か。そうかそうか・・・。」

 「「「お、織斑先生!!!」」」

 (現在3人の顔は漂流教室〈原作漫画)のような顔になっている)

 「さてと・・・僅かばかりの自由時間を堪能するか・・・織斑、東城、布仏。」

 「「「はい!!!」」」

 「少しばかり私はこいつらと童心に帰って遊ぶからそのコート譲れ。」

 「「「了解!!!」」」

 布仏もこればっかりはきちんとした口調で言った後3人は走り去っていった。

 その光景を3人の少女は同時にこう言った。

 「「「待ってーーー!!!置いてかないでーーー!!!」」」

 然しそれを千冬が遮ると千冬は生まれた小鹿のように震える少女達にこう告げた。

 「さてと・・・誰から逝くか?」

 「「「ひいいいいいいい!!!」」」

 この時3人の少女は凄惨なビーチバレーと名を騙った処刑を喰らった。

 

 そして3人はというと・・・

 「あ、織斑君、東城君!!こっちで皆さんとビーチバレーしませんか?」

 そこには黄色のビキニの水着を身に纏った摩耶が一夏と刃更にビーチバレーをしないかと誘うと横から声が聞こえた。

 「ああ、東城か?こっちで涼まないか?一人だと退屈でな。」

 そこにいたのは前が大きく開いた競泳用の水着のような奴(ガンダム00でスメラギが来ていたような奴)を纏っていた長谷川養護教諭がいた。

 「なんで長谷川先生が・・・?」

 現在は簪の看病をしていないかと聞くと長谷川はこう答えた。

 「ああそれは楯無が替わってくれてな。あいつも空いていた溝を埋めるには丁度いいし私も付き添いでな。何かが起きた時に為というか・・・

現在進行形で起きているからな。」

 「ああ・・・。」

 その視線の先には砂浜がまるで隕石が落ちたかのような場所になった場所で犬神家になっている2人の少女と生き残った最後の1人がいた。

 「私は終わったらあいつらを助けなければならないが人手が足りないからな・・・

だから手伝ってくれないか?」

 「まあいいですけど・・・あっちもどうでしょう。」

 「あっち?」

 そこでは3人の少女が血涙流しそうにサーブすると・・・

 「それ!」

 ボールを受けた際に山田先生の胸が大きく揺れ・・・

 「はっ!!」

 そのボールを高く打ち上げた際に箒の胸も揺れ・・・

 「はーーっ!!!」

 力強く叩きつける唯依の胸がこれでもかというくらいに揺れ・・・

 「二五対八でチーム山田先生の勝ち。」

 点数でも負けたときいう敗北感に・・・

 「「「うわーーーー!!!」」」と海に向かって走り去っていった。

 そして遠くから爆発音がすると・・・山田先生の上に影ができそれが大きくなったので上を見ると・・・

 「へっ?」

 織斑先生の餌食になった少女が山田先生目掛けて・・・激突した。

 「「「山田先生!!!!」」」

 砂埃が舞いあがりよく見ると・・・犬神家になった少女と山田先生がいた。

 「「「山田先生---!!!」」」

 「さてと助けるか。おおい貴様らも手伝ってくれ。」

 長谷川先生は一夏達にも手伝わせた後彼女らは後方に退避させた。

 その時の織斑先生の顔は・・・爽やかだったと聞く。

 

 どこかの入り江で鈴音と箒達とビーチバレーで戦っていた少女達は夕焼けに沈む太陽に向かってこう叫んだ。

 「「「「おっぱいの・・・バカヤロー!!!!」」」」

 ・・・何叫んでんだ。この娘達・・・




 世の中理不尽と不平等な事ばかり

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