あの騒動の後一夏と唯依は別館に着いて別れると既に刃更は着替え終わっていたが上に白のパーカーを着ていたのだが一夏はその理由が分かっていた。
「(そういやあいつの体って傷だらけだから皆の事を思っているようだけどそれでも他の皆は受け入れると思うぞ刃更・・・。)」
そして一夏も着替えていると隣から声が聞こえていた。
「うわー篠ノ之さん大きいね。」
「どわっ!!何故揉むんだ!!」
「いやーあやかろうと思ってさ。それに揉めば私にも来るかなーって。」
「いや揉んでもってだからヤメローーー!!!」
「篁さんも大きいねーー・・・。」
「いや箒と比べるとってそれ私の下着!!」
「おおーーHの90って凄いね篁さん!!それほどになる理由を探ってやる!!」
「ちょ、ちょっと待ってって、揉まないでーー!!」
何やら知っている人達はとんでもないことになっているが一夏は素知らぬ顔で
外に出た。
「あ、織斑君と東城君だ!!」
「え、嘘!!私の水着大丈夫かな??」
「わー織斑君と東城君鍛えてるねー。」
「それに東城君の体の傷も漢って感じがするねー。(*´Д`)」
約1名ヤバいのがいるがそれはほっといて一夏と刃更は準備体操する中女子たちは海で泳いだり日焼けしたりビーチバレーをしていた。
そして準備体操が終わった一夏と刃更はどうしようかと話していると後ろから
走る人影がいた。
「い、ち、か~~っ!」
「よっと。」
その人間は一夏に飛び移ろうとするも一夏が躱したためそのまま・・・
砂浜に顔をぶつけた。
「ぶへっ!!」
その人間は顔を上げると一夏にこう言った。
「何で避けるのよ!!」
「避けるわ普通。」
その人間はタンキニタイプの水着を身に纏った鈴音であった。
「一夏!!準備体操終わったんなら泳ぎで勝負するわよ!!」
「お前なー。ちゃんと準備体操しろよな。溺れたら元も子も無いぞ。」
「大丈夫よ私は生まれてこのかた溺れたことがないのよ。多分前世は人魚・・・。」
「鈴音さん。人魚はジュゴンを基にしたという説があるので
それがあなたの前世になりますよ。」
「そうそう私の前世はジュゴンって・・・誰が言った!!。」
そこにいたのは薄いピンクのワンピースタイプの水着を身に纏ったマシュであった。
「鈴音さん。一夏の言う通りに準備体操してください!!さもないと溺れた時に救助する私達の身にもなって下さい!!」
マシュは鈴音に注意すると鈴音はこう言い返した。
「大丈夫って言ってるでしょう!!それにあんたはちょっと心配性なのね。ちょっとは大らかにって・・・痛たたたたた!!!ちょっと髪引っ張らないでって!!!」
するとマシュは鈴音のトレードマークでもあるツインテールの片方を引っ張りながらこう言った。
「いいえ準備運動させてもらいます!!それとあなたは少し危険に対しての意識が欠けているのでちゃんとしないといけません!!」
「わかったからって髪放してよ!!千切れれちゃうって!!!」
マシュはそのまま鈴音を引きずって何処かへと行った。
準備運動は皆ちゃんとしようね。