「う、うーーーーーん。・・・」
どこか分からない場所である少女が目を覚ました。
「あれ、確か僕は・・・!!!そうだ海でアザゼルと出会ってそれから!!!」
少女「シャルロット・デュノア」はアザゼルと海で出会った時のことを
思い出した途端自身が動けないことに気づいた。
「何これ!!??ここは何処だよ!!誰かいないの!!!???」
シャルロットが大声を上げると・・・「いるわよ。」と聞こえた。
「助かった。誰かわからないけどこの縄を解いてくれると助かるん・・・」
シャルロットはドアを開けてくれる人に頼もうとするとその言葉は途中で途切れた。
そこにいたのは・・・「ハーイ、シャルル君。」
楯無だった
「た、楯無さん・・・」
シャルロットは震えながら楯無の名前を呼ぶと楯無は作り物のような
笑顔でこう言った。
「あらどうしてそんなに震えてるのかなーー?・・・
シャルロット・デュノアちゃん。」
「!!」
シャルロットが驚くと楯無は刃更に見せた資料を見ながらこう言った。
「シャルロット・デュノア 15歳 7月 15日生まれのAB型
父親はアルベール・デュノアだが母親はロゼンダ・デュノアではなくサラ・フィセットと言う女性まあよく言う妾って奴ね。14歳になるまでフランスの南側にある田舎で
2人暮らしをするもその後病で死亡。以降はデュノア家で生活って言うより
実験体としての生活だったってことだけど何か質問ある?」
「・・・ありません。」
シャルロットは項垂れるように答えると楯無はシャルロットに近づいてこう聞いた。
「ねえ・・・〈打鉄弐型〉にVTシステムを仕込んだのは何故?」
その問いにシャルロットはだんまりを決めると楯無は何処からかメリケンサックを出して腕に着けるとそのまま・・・シャルロットの右頬を殴った。
「ぐはっ!!」
シャルロットが床に倒れ込むと楯無はそのままの状態で聞いた。
「さっさと答えないともう1発よ。」
するとシャルロットは大声を出してこう言った。
「僕は知らなかったんだ!!あれがVTシステムだったなんて、知ってたら使わなかったしそれにあれを渡したのは社長だから僕は悪くない!!」
それを聞くと楯無はポケットからボイスレコーダーを取り出すと
声が流れてきたのだ。
『つまり僕はこのVTシステムを男性IS操縦者のパートナーに流せばいいのですね。』
『そうだ、上手くいけば彼らのISデータだけではなくISそのものが手に入るだろう。シャルロット、お前はそれを盗むためにもう1機のISで奪取せよ。いいな?」
『了解しました社長。すべてはデュノア社の為に。』
プツンと切れた瞬間シャルロットの顔が真っ青になっており何も言えなかった。
すると外から本音と虚が荷物をもってやってきた。
「楯無様~~持ってきましたよ~~。」
「それで尋問は終わりそうですか?」
本音の顔を見るや否やシャルロットは本音に助けを求めた。
「本音助けてくれ!!クラスメイトの好で見逃してくれ!!ね頼むよ。」
「シャルルン~~。かんちゃんにひどいことをした報いを受けろ。」
シャルロットは本音の声が底冷えするような声であったことに恐怖を感じると
荷袋からあらゆるナニカが出てきた。
「シャルロット・デュノア。あなたには少し痛い目を見なければいけないから少し痛い思いするけど・・・覚悟しなさい。」
それぞれが色々なものをシャルロットに向けようとしていた。
シャルロットは動くことが出来ず涙と鼻水を出しながら叫んだ。
「いや、いや、・・・イヤー!!誰か助けてーーー!!!」
暫くの間懲罰部屋には鳴き声と共に肉をつぶすような音が聞こえたと聞く。
嘘ついたら針千本飲--ます。