刃更が簪を助けた後簪の近くにISコアが落ちていたので楯無に渡そうとすると楯無は刃更に抱き着いたのだ。
「ちょ、楯無さん!」
「ありがとう。簪ちゃんを助けてくれて・・・ありがとう( ;∀;)」
楯無は刃更に泣きながらお礼を言っていたことに刃更は少し恥ずかしがっている中
楯無の機体「ミステリアス・レディ」から通信が来たので繋いでみると・・・
薫子が出てきたのだ。
「よー楯無ちゃん!!妹ちゃん助かったようだね!!」
「薫子ちゃん!!連絡があるってことは!!??」
「もっちのろんよ!!この2年の整備科エースと3年の整備科エースの虚さんがタッグを組んだ以上どんな難問もちょいのちょいよ。・・・と言いたいところなんだけど
これって出していいのかな?」
薫子が少し言いよどんでいたことに楯無は虚に変わるように言うと虚が行き成り
現れた時の顔が真剣だったので何事かと思った。
「お嬢様、そちらに刃更さんはいらっしゃいますか?」
「?ええ、いるわよ。」
すると虚が刃更に変わるように言うと刃更に変えた後刃更は虚にこう聞いた。
「何ですか虚先輩、俺に話しって?」
「刃更さん今回の犯人は如何やら我々が思った以上の行動をしたようです。」
虚の言葉に刃更は少し考えるとある人間の事を思い出した。
「まさかあいつが!!!」
「はい、お嬢様もお分かりでないかと・・・」
「・・・成程あの子ねーー。ドウヤッテコロシテヤロウカ。」
楯無も思う人間だったのかおっかない言葉を口にした。
「それで今奴は何処に?」
「・・・それが・・・」
「「??」」
「ロストしました。」
「「・・・・・は?」」
まさかの消えただった。
IS学園から少し離れた海上
「(どうしよう!どうしよう!!!どうしよう!!!!!!失敗してしまった!!!!!!!)」
そこには猛スピードで逃げるように低空飛行しているステルス用「ラファール・リバイブ」がいた。
「(作戦があの変な力でおじゃんだよ!!こうなったら!!当初の合流地点にまで行って会社の船を奪ったら何処かの国に高跳びして・・・)」
「どこへ逃げようとしてるんだこら。」
「!!」
空から声がするため上を向くと6対12の黒い翼を翻した男性・・・アザゼルがいた。 「!!!堕天使!!。」
「ご名答。よく分かったな。そう俺は堕天使で【神を見張る者】≪グリゴリ≫の総統にして刃更のIS製造をした会社の社長「アザゼル」だ。」
その言葉にそのISパイロットは驚いた。
何せトップランクの人間がすぐそこにいるからだ。
「お前のしたことはお見通しだぜ。その目的もな。」
「何の事やら。」
「お前の目的は織斑 一夏か刃更 の生体情報又はISのデータを盗むことだが
当の2人はガードが固くて然もPCアクセスも出来なかったことから恐らくお前の雇い主が奥の手として持たせたVTシステムのデータを適当な誰か・・・つまりあの嬢ちゃんのISに感染させることで最低限1人のデータを得ようとした。欲をかけばそいつのISもパクる気でな。ここまで俺の言葉に間違いがあるかい?・・・シャルル・デュノア・・・いやシャルロット・デュノア。」
そう言うと機体のバイザーを外すとそこには・・・シャルル・デュノア・・・いやシャルロット・デュノアがそこにいた。
「そこまでわかっちゃったんなら・・・仕方ないよね!!」
シャルロットは機体からマシンガンを呼び出してアザゼルに照準を合わせようとするとアザゼルは懐から少し大ぶりなベルトと指輪を取り出した。
「何それ?」
シャルロットは無表情で聞くとアザゼルは子供のように笑いながらこう言った。
「こいつは刃更の中にいる奴を制御する奴を俺なりに再現した奴なんだがまだ調整段階でな・・・実験にはまあ・・・ちょうどいいかな。」
そういうとアザゼルはそれを巻くとベルトから音声が出てきた。
『カモン、サモン。 カモン、サモン。カモン、サモン。、』
そして金色の指輪を翳すとアザゼルはこう言った。
「・・・変身・・・。」
『ダウンフォールOK ピカピカシューン。ピカピカシューン。ピカピカシューン。』 すると魔法陣が現われそれを抜けた瞬間シャルロットの視界は黄金に染まり・・・そしてそこから先の記憶がなくなった。
これって元ネタ分かる人いるよね?