世界って何でできているんだろうね?
「イヤーごめんね。君死んじゃったんダルメシアン!!」
なんかヘンな叫び声をして吹っ飛んだ女性がいたが、そういう問題じゃなくて
今死んだって言ったよね? えーとなにが起きたんだっけ。・・・確か俺は、
家路に着くために車で仕事場から出てそのあと・・・
「それがね聞いてよー。気持ち良くゲームしていたらあたしの部下がさ(神様たまには
仕事して下さい、。書類が溜まっているんですよ。)っていうからさ、いらない書類を整理してシュレッダーに掛けたのよ。そしたら君の書類も一緒に千切リりりりりっつパーってなんでコブラツイストリアージー~~~!!」
つまり俺が死んだのは、こいつのせいだということがわかってせいせいしたと同時に怒りがあふれていることも分かったっていうかてめえのせいじゃねいか!!
俺今年で27歳のまだ未婚、童貞、彼女なしなんだぞごるあーー!・・・
と思いながらその男は、何かを出してきた。それは・・・
「えーと、何をだしているのかな?」と女神が震えながら聞いてきたので男が初めて
セリフ付きで答えた。それは・・・「鉄血メイスとシザーシールドだが、ナニカ?」
「ちょっとそれやばいっててかこっちに来ないデー!!」
ここからは、音声のみでどうぞ。
「やめてーそのメイスでってぎゃーー足がーー腕ガーーってそのメイスを私の頭にってちょっと、え、私ゴルフボールじゃないって振りかぶっちゃダベルギー」
「ちょっと、その鋏どうするのって、え、なんで頭と下半身を一緒にって真っ二つは、いやーーーードーーーーC!!!」
「あのうもうこの辺にしないと先に進めないんですけれども?」と近くで見ていた少女が、尋ねるように来ていた。
ちなみに女神は、ハガ○ンのモザイクと同じ状況になっていた。
「申し訳ございありません。私そこにいる肉の塊の補佐をしているものです。この度は、この怠け者に変わって謝罪申し上げます。申し訳ありませんでした。(あのー怠け者ってひどくありませ)ああっつ!!(すいませんでしたーーー!!){ジャンピング土下座ーーー」
「まー良いですよ。終わったことですし。けどこの場合ってどうするんですか?
上層部からなにか小言言われるんでしょう。」と男から許しとその後についてどうするのかを聞いてみたのだ。
「そういう時は、(この場合この怠け者の失態ということで、あなたは輪廻の輪に入らず、転生という扱いになりますね。って私の説明取らないでよー。」
「つまり俺は、他の世界で、人生をやり直すってことでいいんだな?」
「はい、間違いありません。その時には、特典という能力を得ることができ、その世界において、無類の力を発揮できます。」
「じゃーこの紙に能力を3つまで好きに書いていいよー」とその紙を女神から
貰った男はというと、「なーこの能力の欄って何でも書いていいんだよな?」と女神に質問すると女神は、「うん、なんでもだよーそ。」と答えてそうかというと
その紙を書いて女神に渡した。それを見た女神が、びっくりして男に聞いた。
「えっと、マジで?」 「マジだ。」 と答えた。
その内容は、たった1つ{神様の力(コピー)でいいんで下さい。)だった。
流石に女神もこの願いには、迷っているのだが、その時、男が女神に何やら耳を近づけさせ何やら話していたのであった。それが終わったとき、女神は、満足そうな顔をして、「(●`・ω・)ゞ<ok!」と言ったのだ。
「え?」とこれには、少女もびっくりして女神に駆け寄って説明を聞こうとしていた。
「ちょっと大丈夫なんですか?人間に我々と同じ権限を与えたら何をするかわからないんですよ?。」と女神に聞くと、「イヤー私も最初驚いたんだけどさー、彼の交換条件
が良い物だったからねー。」と返したのだ。少女は、首をかしげて「交換条件って一体
何なんですか?」と聞くと女神は、「あーそれはね、(おーい、始めるぞー。)
まあそれは、彼が世界を作り終えてから言うよ。」と言い、少女とともに世界の本を作る仕事を始めた。
「さてと、始めるか。」と男が出したのは、以下のものだった。
①水(農業用ポリタンク1つ分
②物語の素(各世界の粒子入り)
③ダークマター(掌サイズ)
④ご都合主義のエキス
⑤現実の種
「以上。」
「「ちょっと待てー!!」」と男の出した材料にツッコミをした2人が止めた。
「いやいやちょっと待ってよ、1と2ならわかるけど残りを使ってナニを作る気なのーーー!」
と女神が質問をしたが、当の本人は、知らん顔をして作り始めた。
「まずは、①を大きな鍋の中に入れて、②をその中に可能な限り入れます。そしてそれを6000度になるまで煮詰めて、その中に③を丸のまま入れて、その間に⑤に④を2,3滴垂らして鍋に入れる。そしてかきまぜた後に
それを特殊な金属の型にいれて冷めるまで待つ。そして最後に冷ましたものに本をぶち込んで呪文を唱える。(え、呪文ってもしかしてディズ○○に出てくる有名な)んな訳あるか黙ってみろ。(ごめんなさい。)
「我の力この本に宿りてわが世界に全てを誘わん。すべての命ここに束ねん。」
その呪文に呼応するように光始め、そして1冊の黒い本が、生まれた。
「さてとこれから始めるか。」
そう言うと男は、どこからかちゃぶ台と座布団を出して仕事を始めたのであった。
「あのー女神さま?彼の提案とは、一体何なんですか?」
少女は、さっき聞きかけたことを女神に聞いたのだ。
それを聞いた女神はというと「ああーそれはね・・・
{あんたの仕事を現場から手伝うっていうのはどうだ?} {え、どういうこと?} {あんたこういうことを何回かしてその度に阿呆な奴に力渡して転生させているんじゃないのか?} {ギク!} {やっぱりな、
そういうやつを俺が取り締まってやるって言ってんだよ。そしてそいつ等を俺が裁いて送るって寸法だよ。
それならどうだ?} 一方の女神は頭の中で勘定をしていた。<ああどうしよう、そりゃ仕事が減るとあたしも
遊ぶ時間が増えるけどあたしの失態を他人に押し付けるのもなー・・・ああでも背に腹は代えられないし、よし
こいつに任せるかそして手柄をあたしのものにすれば、給料や有給休暇が増えるしこの子に仕事の辛さを教えられるし1石2鳥ってことだし断る理由もないしちょうどいいじゃん。>て訳よ。」
その説明を聞いた少女は、何かあるなと疑いの眼を女神に向けると女神は、その視線に気づきそっぽを向きながらこう言った。「さてと私たちは、邪魔にならないようにどこかに行こうか。」と言いながらゲームのある場所に行こうとすると鎖が現れて女神を縛り付けたのだった。「えっなにこれ?」よ女神がビックリしながら下手人を探すと何かに感づいたように後ろに目をやるとその男が、鎖を出していたのだ。そして男は、その鎖を少女に渡してこういった。「そいつ椅子かなんかに縛っといて。仕事しないかもしれないから。」と少女に対してそう言った。
「この裏切り者---!!」と三下のセリフを吐きながら少女に仕事部屋までひきづられていくのを見送ったあと男は、自分が作った本に向きを直して仕事を続けた。そう、ここから物語が始まるのだ。
世界は、始まる。
そしてあるべき世界は、全く別の道にへと進み始めた。