Angel Beats! 神のご褒美なんか糞喰らえ   作:朝日の男

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Vol.5 ギルド降下作戦開始!音無のバックは4次元~ -3

ギルド連絡通路B15~

日向「ひゃあ~つめてぇ。さみい」ブルブル

音無「いったん、暖を取るか」

 

バックから固形燃料、マッチ、薪を取り出し火をつける

 

ゆり「貴方本当に準備が良いわね。」

音無「備えあれば憂い無していうだろ。毛布もある」

日向「4次元ポケットかよ!」

ゆり「椎名さーん、こっちで一緒に温まりましょう!」

椎名「うむ」

 

その時、上流から箱に入れられた子犬のおもちゃが流れてきた

 

椎名「子犬が流されている!助けなくては!!」

音無「おちつけ、あれはおもちゃだ!」

 

椎名の観察眼の能力が上がるフラグを手に入れました!

 

その後ギルド連絡通路B17を通過して最深部へと向かった

この時俺は気がついた

そう、本来ならこの通路を通る時にゆりの過去を聞くはずだ

だが実際はどうだ?生き残りが2人増えたことによりそれを聞ける機会が無くなってしまった

 

最深部は熱気に包まれている

本当に何度見てもここは凄い

何十年掛けて作ったんだろうな

しかしこんな時、俺の身体は空気を読むということはしないらしい

急に腹が冷え今にも爆発寸前だ

 

音無「わりぃ、トイレ何処だ?」

チャー「トイレならあっちだ」クイ

ゆり「大丈夫?音無君。肩貸そうか?」

音無「頼む」

 

ギルド共通トイレ~

トイレで用を済ますと膝を抱えて俯いているゆりがいた

 

音無「おい、大丈夫か?」

ゆり「フフフ、私って最低ね。仲間を連れて地下へ来たのに生き残れたのは私を含めたったの4人。それも殆んど音無君のおかげでね」

音無「・・・」

ゆり「ねぇ、あなた何者?ここを始めて見たのにもかかわらず冷静で、ここに来る途中でもそう。常に冷静で周りを見れてた。私、リーダー失格ね」

音無「そんなこと無いと思うぞ。これでも内心ドキドキものだ」

ゆり「フフ、あのときの私も貴方みたいに冷静だったら救えたのかな」

 

ゆりの秘密フラグを手に入れました!

 

俺は二度目のゆりの過去を聞いた

 

ゆり「あれから何年と経ったけど私はちっとも変わってない。駄目なお姉ちゃんよ」

音無「・・・だから神に立ち向かうのか?」

ゆり「えぇ、そうよ!だって理不尽じゃない。わずか数年生きていた時に、何も悪いことはしていない。なのに、なのにたった30分で全て奪われたのよ?!そんな人生なんて許せないじゃない」

音無「悔しいのか?」

ゆり「悔しいに、決まってるじゃない!! あんなことさえなければ、私は 私は!」

音無「なら全部俺に吐き出せ。まだであって日が浅いが、俺も仲間だからな俺もお前の後悔を背負ってやるよ」

 

それを告げるとゆりは、今まで抱えてたものを全て降ろしたかのように、子供のように泣き続けた

その後の動きは速かった

ゆりはこのギルドを捨てて【オールドギルド】へ移ることを告げた

 

ズゥゥン!

 

チャー「チッ、天使が近くまで来たみたいだ」

ゆり「私達が時間稼ぎするから、貴方達は持ち前のチームワークで作業を進めて!」

チャー「了解だ、ゆりっぺ!」

 

ギルド最深部入り口~

日向「おせーぞゆりっぺ」

椎名「あさはかなり」

ゆり「それじゃあ行くわよバカども!オペレーション内容は天使の足止めよ。オペレーション、スタート!」

音無(すまん、かなで・・・)

 

だが結局は前回と同じで、かなでとゆりの白兵戦となった

 

日向「クッ、俺たちは見守ることしか出来ないのか!?」

椎名「動きがすばやく狙いが定まらない!」

 

そんな中、俺は隙をうかがっていた

もし以前と同じになるならゆりのナイフが弾かれるはずだ

その隙にこの発煙弾を投げ込みゆりの腕を引き一気に逃げる

後は爆破するだけだ・・・

 

カキン!

今だ

素早く発煙球を投げ込みゆりの腕を引く

チャーたちが居る横の穴に3人を押し込んだ

 

日向「おい、音無!お前も速く入れ!」

音無「ヘヘヘ、少しは俺にもカッコいいところ見せろよ」

日向「!」

ゆり「音無君!」

椎名「健闘を祈る」

 

そしてギルドは爆破された

爆破により崩れた瓦礫をどかすと、かなでと目が合った

 

音無「よう、三回目の出会いだな」

かなで「そうね。貴方は何であの人たちと居るの?」

音無「楽しいからから、かな?立華もどうだ?」

かなで「私は駄目。彼らを見届ける役割だから・・・」

音無「フッ、そうか背負い込み過ぎないようにな。じゃ、また食堂で会おうぜ」

 

そのまま立ち去ろうとすると腰あたりに衝撃が来た

見てみると細い腕が巻きついていた

 

音無「立華?」

かなで「ダメ、今すぐ食堂に行きましょう」

音無「え?でも、時間が・・・」

かなで「いまの時刻は22:30よ。大丈夫、さぁ一緒に麻婆豆腐の扉を開きましょう」

音無「」

 

天使の扉フラグを手に入れました!

???の嫉妬ver2を手に入れました!

 

to be continued ・・・ ?


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