Angel Beats! 神のご褒美なんか糞喰らえ 作:朝日の男
ギルド連絡通路B15~
日向「ひゃあ~つめてぇ。さみい」ブルブル
音無「いったん、暖を取るか」
バックから固形燃料、マッチ、薪を取り出し火をつける
ゆり「貴方本当に準備が良いわね。」
音無「備えあれば憂い無していうだろ。毛布もある」
日向「4次元ポケットかよ!」
ゆり「椎名さーん、こっちで一緒に温まりましょう!」
椎名「うむ」
その時、上流から箱に入れられた子犬のおもちゃが流れてきた
椎名「子犬が流されている!助けなくては!!」
音無「おちつけ、あれはおもちゃだ!」
椎名の観察眼の能力が上がるフラグを手に入れました!
その後ギルド連絡通路B17を通過して最深部へと向かった
この時俺は気がついた
そう、本来ならこの通路を通る時にゆりの過去を聞くはずだ
だが実際はどうだ?生き残りが2人増えたことによりそれを聞ける機会が無くなってしまった
最深部は熱気に包まれている
本当に何度見てもここは凄い
何十年掛けて作ったんだろうな
しかしこんな時、俺の身体は空気を読むということはしないらしい
急に腹が冷え今にも爆発寸前だ
音無「わりぃ、トイレ何処だ?」
チャー「トイレならあっちだ」クイ
ゆり「大丈夫?音無君。肩貸そうか?」
音無「頼む」
ギルド共通トイレ~
トイレで用を済ますと膝を抱えて俯いているゆりがいた
音無「おい、大丈夫か?」
ゆり「フフフ、私って最低ね。仲間を連れて地下へ来たのに生き残れたのは私を含めたったの4人。それも殆んど音無君のおかげでね」
音無「・・・」
ゆり「ねぇ、あなた何者?ここを始めて見たのにもかかわらず冷静で、ここに来る途中でもそう。常に冷静で周りを見れてた。私、リーダー失格ね」
音無「そんなこと無いと思うぞ。これでも内心ドキドキものだ」
ゆり「フフ、あのときの私も貴方みたいに冷静だったら救えたのかな」
ゆりの秘密フラグを手に入れました!
俺は二度目のゆりの過去を聞いた
ゆり「あれから何年と経ったけど私はちっとも変わってない。駄目なお姉ちゃんよ」
音無「・・・だから神に立ち向かうのか?」
ゆり「えぇ、そうよ!だって理不尽じゃない。わずか数年生きていた時に、何も悪いことはしていない。なのに、なのにたった30分で全て奪われたのよ?!そんな人生なんて許せないじゃない」
音無「悔しいのか?」
ゆり「悔しいに、決まってるじゃない!! あんなことさえなければ、私は 私は!」
音無「なら全部俺に吐き出せ。まだであって日が浅いが、俺も仲間だからな俺もお前の後悔を背負ってやるよ」
それを告げるとゆりは、今まで抱えてたものを全て降ろしたかのように、子供のように泣き続けた
その後の動きは速かった
ゆりはこのギルドを捨てて【オールドギルド】へ移ることを告げた
ズゥゥン!
チャー「チッ、天使が近くまで来たみたいだ」
ゆり「私達が時間稼ぎするから、貴方達は持ち前のチームワークで作業を進めて!」
チャー「了解だ、ゆりっぺ!」
ギルド最深部入り口~
日向「おせーぞゆりっぺ」
椎名「あさはかなり」
ゆり「それじゃあ行くわよバカども!オペレーション内容は天使の足止めよ。オペレーション、スタート!」
音無(すまん、かなで・・・)
だが結局は前回と同じで、かなでとゆりの白兵戦となった
日向「クッ、俺たちは見守ることしか出来ないのか!?」
椎名「動きがすばやく狙いが定まらない!」
そんな中、俺は隙をうかがっていた
もし以前と同じになるならゆりのナイフが弾かれるはずだ
その隙にこの発煙弾を投げ込みゆりの腕を引き一気に逃げる
後は爆破するだけだ・・・
カキン!
今だ
素早く発煙球を投げ込みゆりの腕を引く
チャーたちが居る横の穴に3人を押し込んだ
日向「おい、音無!お前も速く入れ!」
音無「ヘヘヘ、少しは俺にもカッコいいところ見せろよ」
日向「!」
ゆり「音無君!」
椎名「健闘を祈る」
そしてギルドは爆破された
爆破により崩れた瓦礫をどかすと、かなでと目が合った
音無「よう、三回目の出会いだな」
かなで「そうね。貴方は何であの人たちと居るの?」
音無「楽しいからから、かな?立華もどうだ?」
かなで「私は駄目。彼らを見届ける役割だから・・・」
音無「フッ、そうか背負い込み過ぎないようにな。じゃ、また食堂で会おうぜ」
そのまま立ち去ろうとすると腰あたりに衝撃が来た
見てみると細い腕が巻きついていた
音無「立華?」
かなで「ダメ、今すぐ食堂に行きましょう」
音無「え?でも、時間が・・・」
かなで「いまの時刻は22:30よ。大丈夫、さぁ一緒に麻婆豆腐の扉を開きましょう」
音無「」
天使の扉フラグを手に入れました!
???の嫉妬ver2を手に入れました!
to be continued ・・・ ?