Angel Beats! 神のご褒美なんか糞喰らえ 作:朝日の男
かなでを俺たちと同じ存在だとゆりに認識させたのは確かこの時期だったはずだ
そう【テスト期間】である
以前もゆりの作戦でかなでに精神的ダメージを負わす為にいろいろと暗躍した(主に日向だったが)
だがまずは・・・
ゆり「ちょっと音無君!ここ!ここの公式はこれであっているの?」
何だこの状況は?
いきなり首元をつかまれ『勉強を教えなさい!』ときたもんだ
音無「いや、なんで真面目に勉強しているんだ?確か真面目に受けると消えちまうんじゃなかったか?」
ゆり「まぁ、そうなんだけどね。だけど、新たに目標・・・心残りが出来れば大丈夫ということが岩沢さんの話で確信がもてたのよ」
音無「ホーなるほどね。てっきり俺は『そんなの決まっているじゃない!天使をどん底に落としといて自分は上から高らかに笑う為よ!普段、真面目に授業受けていない生徒がクラストップになったら天使はさぞ落ち込むでしょうね』ぐらい言うかと思ったぞ?」
ゆり「キー、私はそこまで性悪おんなじゃありませんだよー!」
この時 以前 破壊された
ゆりと密室フラグを手に入れました!
とまた頭ので響いた
なるほど密室というのはゆりの部屋にご招待というわけか
それにしても1人部屋か
ずいぶんと豪華だな
俺は日向と一緒だったぞ?
リーダーだからか?このやろう
ゆり「それに音無君と2人っきりになれるし」ブツブツ
音無「なんか言ったか?」
ゆり「なんでもないわ、さぁ次よ!///」
こうしてテスト1週間前から2人っきりで何十年ぶりのテスト勉強をし
作戦当日
ゆりの目の下には見事な隈が出来ていた
日向「うぉ!ゆりっぺ、大丈夫か?」
大山「無理しないで休んだら?」
ゆり「平気よみんな。よし、貴方たち!なんとしても、天使の近くの席を押さえるのよ」
作戦でかなでの席に近い席をくじで引き当てて、答案を回収する時にこちらで適当に書いたものとすりかえるというものだ
しかしそのまま実行するとばれる為、戦線の誰かが注意をひきつけることになる
答案の入れ替えは以前どおり かなでの前の席になった竹山の担当になった
かなでの様子を伺う
本当にまじめにテスト対策をしているんだよな
失礼な話、俺の世界で戦線の遺品整理をしたときにかなでのもした
ピッチリと何十年分の予習・復習ノートが残っていた
これだけの努力があるからこそ永いこと生徒会長を務めることが出来たのだろう
キーンコーンカーンコーン♪
おっチャイムが鳴ったな さぁ、作戦スタートだ!
to be continued ・・・ ?
基本的に読みやすいように1000文字で区切って投稿していますBy作者