Angel Beats! 神のご褒美なんか糞喰らえ 作:朝日の男
そんな彼らを覗いている者がいた
SSS本部~
ゆり「ほほぅ、音無君のチームが決勝戦まで残ったか・・・それは天使も同じ、どちらが勝つのかしらね」
遊佐「賭けの倍率は40:60で天使側が有利です。ちなみに私は天使側に賭けています」
ゆり「ふむ 私は音無君チームに限定デザートセットの食券を賭けるわ」
遊佐「おおぅ、それは音無さんチームが負けて場合 想像するだけ恐ろしいですね」
審判「プレイボール!!」
日向「負けねーゾ!天使改め生徒会野球部チーム」
かなで「なんで副会長がそちら側についているの?」
直井「決まっているでしょう、音無さんがいるからです」
かなで「そう・・・結弦。麻婆仲間だけど容赦はしないわ」
音無「解った。俺も全力で勝負する」
麻婆仲間フラグを手に入れました!
ユイ「ムキー!私の出番はまだれすか!」
そして試合は始まる
野球部をそろえたかなでのチームは強くなかなか点を得る事が出来なかった
俺のほうも疲れが出てきて小手先の変化球はいともたやすく打たれてしまう
どうしたものか・・・
日向「タイムタイム!」
音無「どうしたんだ日向?」
日向「ピッチャー、音無からユイへ交代!」
「『は?!』」
それは野朗共の声が一致した瞬間だった
野田「何を考えているんだ?!このちんちくりんが球を投げたら漏れなく全球ホームランにされるぞ」
直井「やれやれ、アホはアホか」
日向「いや、俺はいたって真面目だ。逆に予想がつかない球筋なら勝機はあるとおもうんだ。だからかっ飛ばされても良いように、音無 直井 俺は後方支援に、野田はバントといった前方支援に徹してくれ」
音無「ん やってみるか」
野田「旦那?!正気ですか、負けたら死より恐ろしい罰ゲームなんですよ?過去にゆりっぺのそれを受けて性格が歪んだ奴もいるし」
直井「僕は音無さんが賛成ならそれで良いです」
音無「よし、ユイ。お前がピッチャーだ!」
ユイ「わっかりました!」
ヘロヘロの投球によりタイミングが合わせずらくなったのか、打っても芯に当たらずホームランにはならず全てフライ程度に収まった
そしていよいよ盛り上がりを見せる最終局面
3塁に俺、バッター日向 2OUTという状態だ
ここで点を取れれば逆転勝ち
取れなければ負け、頼むぞ日向
カキーン!
・・・・・
・・・・
・・・
・・
・
音無「それでは、俺たちのチーム勝利を記念して乾杯!」
「『かんぱーい!』」
ユイ「ナーハッハハ!私の投球のおかげで勝利したモンですからね。敬ってもいいですよ、せんぱ~い?」
日向「誰が敬うか!」ギリギリ
ユイ「ギブギブ!首もげちゃいます」
野田「まさか勝てるとは思わなかった」
直井「フン、音無さんが居るのに負けるわけ無いだろう」
俺たちの勝利フラグを手に入れました!
なんかこういうのもいいな 早くから直井と打ち解ければこういうこともあったのか
次はかなでの番だ
to be continued ・・・ ?
日向君は前世で球を取り損ねてそれが原因で敗北したのが心残りでした
今回のはギリセーフでしょう