Re:東方魔神録   作:アインスト

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最近寒すぎてモチベーションが上がらない今日この頃。

で、久しぶりにこちらを更新。

感想をくださってもいいんですよ‥‥‥?
|ω・`)チラッ
‥‥‥まぁこんな作品に感想をくださる物好きな方はいないと思いますが(´;ω;`)

では、どうぞ。


6th mission "美鈴を撃破し、情報を聞き出せ"

 

 

「さぁ、行きますよ!!」

 

 

 

その一声で一気に距離を詰めてきた美鈴。

 

咄嗟の判断でレッドクイーンを抜き、ガードする。

 

瞬間、とんでもない衝撃が俺の身体を襲う。

 

 

 

「ぐうっ!!」

 

「硬い‥‥‥ではこれならどうです!!」

 

 

 

すかさず軽く吹っ飛ばされ、即座に近づかれる。

 

その後猛ラッシュとも言える打撃が襲いかかる。

 

いくらか掠れるが、レッドクイーンで受け切る。

 

 

 

「流石はデビルハンターと豪語するだけはありますね‥‥‥」

 

「まぁ、な。だがお嬢さん、アンタも中々の手練れだな」

 

「褒められるのはあまり慣れてませんよ」

 

「アラン、下がれ!!」

 

 

魔理沙の一声で伏せる。

 

直後、極太の光の奔流が美鈴めがけて飛んでいく。

 

だが美鈴はそれを軽々しい身のこなしでかわし、すぐさま接近して魔理沙の腹に蹴り込む。

 

 

「ぐふっ‥‥‥!!」

 

「不意討ちとは‥‥‥まだまだですね。あの一声さえなければあたっていたかもしれないのに」

 

「魔理沙、大丈夫!?」

 

「あたた‥‥‥コイツ、強いぞ‥‥‥」

 

「さ、続けましょう。何処からでもどうぞ?」

 

「なら、遠慮なくっ!!」

 

 

霊夢がまっすぐに美鈴の元に飛んでいき、札を数枚構えて投げる。

 

流石に身の危険を感じ取ったのか、何処からか取り出したヌンチャクで弾き飛ばす。

 

 

「‥‥‥っとと、危ない危ない。やっぱり備えておくものですねぇ」

 

「‥‥‥ケッ、埒があかないな」

 

「それは貴方もですよ。身の丈程の大剣を片手で振り回すなんて常人では不可能に近いですから」

 

「そうかよ‥‥‥じゃあ」

 

 

 

その先を言う前に吹っ飛ばされる。

 

なるほど、雑談と戦闘の線引きはしっかりしてんだな。

 

美鈴はヌンチャクを何処かにしまい、再度素手の状態で構える。

 

 

 

「なるほどな‥‥‥そういう事か」

 

「あ、わかっちゃいました?」

 

「何度も受けてりゃな」

 

「私にはちんぷんかんぷんなんだぜ‥‥‥」

 

「‥‥‥あぁ、そういう事ね」

 

「な、なんだよ、霊夢もわかったのか?」

 

「まぁね。アイツ、メインが素手。武器を使う事にはあまり慣れてないみたい」

 

「って事は‥‥‥どういう事だ?」

 

「結局はコンボで押されなければいいだけ。勝機は十分にあるわ」

 

「へ、へー‥‥‥よし、やっちまえアラン!」

 

「言われなくても!」

 

 

 

ギュッ、ドルルンッ。

 

レッドクイーンのグリップを捻り、刃の赤熱化を図る。

 

ギュッ、ギュイッ。

 

さらに捻り、最高圧で赤熱化させる。

 

 

 

「‥‥‥行くぞ」

 

「ッ!!」

 

 

スティンガーで詰め寄り、袈裟斬りを叩き込もうと振るう。

 

だが、即座に青竜刀を引き抜いた美鈴はそれを受け止める。

 

 

「くっ、一撃で刀を使い物に出来なくするなんて!」

 

「赤熱化させて攻撃力上昇、さらに蒸気の力で振り回す速度を上げて押し潰す。それが相棒の力って奴さ」

 

「ですが効果は一度きりのようですね!!」

 

「あー、そうだな。だけど」

 

 

 

即座に新たな青竜刀を引き抜き鍔迫り合いになる。

 

だが、鍔迫り合いしつつグリップを捻る。

 

 

「なっ、そんな事も出来るなんて!?」

 

「そろそろfinishと行こうか!!」

 

 

すぐに打ち合いに入るが、打ち合いながらグリップを捻ってチャージする。

 

そして、最大チャージを告げる蒸気が吹き出した瞬間。

 

‥‥‥師匠、アンタに教わった技。使わせてもらうぜ。

 

 

 

「ダンスマカブルッ!!」

 

「うわっ‥‥‥!?」

 

「これで、finishだ!!」

 

 

 

師匠に教わった大技、"ダンスマカブル"。

 

十連撃の強力な斬撃を隙を見せずに炸裂させる。

 

 

「くっ、あ‥‥‥」

 

「‥‥‥終わった、のか?」

 

「みたいね。傷は‥‥‥大丈夫。多少打撲が多いけどすぐに治るわ」

 

「はー、疲れた‥‥‥さて、本命の情報を聞き出すとしますかね」

 

 

 

紅 美鈴、撃破。

 

 

 

情報『異変のメモ』

 

"どうやらこの異変はやはりというか何というか、ここ紅魔館の主が犯人らしい。だが、様子が妙だそうだ。なんでもある人物のために躍起になっているようだが‥‥‥。やれやれ、そろそろここ幻想郷でもDevil May Cry幻想郷支店でも開くか?"

 

記録者 アラン

 

 

 

「‥‥‥そう、美鈴が」

 

「はい、お嬢様。いかがされますか?」

 

「‥‥‥当然、排除よ。あの子のためにも」

 

「承知致しました。では後程に」

 

 

メイドの女が何処かに消えると、ベッドの上ですやすやと寝息を立てている少女の頬にそっと少女の姉らしき少女が撫でる。

 

 

「大丈夫、大丈夫よ。これが成功出来ればフラン、あなたが外に出て遊べるようになるわ‥‥‥だから、もう少し眠っていて‥‥‥」

 

 

そう呟くと少女の頭を撫で、そのまま部屋から出て行った。

 

 

 




ここら辺で設定を。


《登場人物》

師匠(後の???)
・アランに悪魔に対しての戦い方を教えたデビルハンター。
・好物はストロベリーサンデー、ピザ。
・本来なら相当な年齢のはずなのだが、どういう訳かフォルトゥナ事件の二年後の姿(DMC4後)のまま。
・相変わらずおちゃらけた性格で、よくアランの父親"ネロ"を困らせている。




という訳でいかがだったでしょうか?

楽しんでいただけたなら幸いです。

次回は‥‥‥あの魔法使いかな。

最後の場面はわかりやすすぎたかな‥‥‥?

では、次回の更新でお会いしましょう。

感想、質問等いつでもお待ちしてます(切実)。
(´;ω;`)

ではでは(´・ω・`)ノシ

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