P4μーPersona4 μ'sic All Nightー 作:りっつ
ペルソナ4 と ラブライブ!のクロスオーバー二次創作です!
陽介とことほのうみが幼馴染設定です
P4のメンツは本編終了後、なんで番長君たちが高校三年生
μ'sはアニメと同じ年齢設定です
(P4本編とは違って、思いっきりスマホとか出てきますがスマホが普及したんだな〜と思って下さい…)
だからことほのうみより陽介達の方が一つ上です〜
凛ちゃんたちからみたら巽先輩ってことです
なんか面白い…
では、スタートです!
平和な田舎町、八十稲羽を騒がせた『マヨナカテレビ』、そして連続殺人事件が解決して数ヶ月が経ち、俺の相棒の鳴上悠は東京に帰り、俺は仲間達と過ごしていた。そして、ゴールデンウィーク、相棒が帰ってきて、俺たちは前と変わらずにジュネスの屋上にいた―
ジュネス八十稲羽店屋上フードコート…
「それでそのA-RISEっていうのは」
俺の相棒、鳴上悠は心なしか興味有り気だ。
「スクールアイドルっていうんだぜ!UTX学園で売り出し中のノリノリアイドルってことよ!あ〜、相棒!都会戻ってもし会ったらサインもらっといてな!」
俺はノリノリで答えた。
「へぇ〜、ってことはもしかして私でもなれちゃう…のかな?」
里中はなんだか夢見心地っぽい……
「ははっ…、それはどうかな…」
「なんでよ!」
うぉっ!結構びっくりした……、そんなに大声出さなくても
「でもこの高校にスクールアイドルがいたら面白いね」
特に旅館の若女将なんかがやってたらさらにな!と言おうとしたけど、なんかやめとくことにした。
「うちの学校にスクールアイドルかぁ〜!夢があるなぁ〜!」
「ちょっとちょっと!花村先輩!ここに現役アイドルがいるでしょ!」
「あぁごめんごめん…」
その〜、りせの場合見慣れすぎててなぁ……。
「でもよ、そのスクール、アイドルってアイドルとどう違うんだ?」
「う〜ん?プロのアイドルとは違って学校で活動するって感じかな」
これは完二を引き込むチャンスだ!俺はウキウキして語る。
「そして…ラブライブというスクールアイドルの全国大会が開かれていますね、A-RISEはその常連で人気も高いです」
「おぉっ!詳しいじゃん!」
「いや…そんな…」
さすがは探偵王子。あっ、もしかしてこういうのが好きだったりして……
「それでよそれでよ!見ろよこのホームページ!今のA-RISEの全国順位が…… あれっ…?この子……?……はぁぁぁ!!!」
俺は目を疑った、だって、そこには…
「どうしたクマー!」
ーーーーーーーーーーー
音ノ木坂学院屋上で私達は今日も歌う!
私、高坂穂乃果!スクールアイドルやってます!
先輩二人が加入して、μ'sが9人になって数日が経ち、ラブライブに向けて練習にもいつにも増して熱が入ってるよ!
「今日も元気にファイトだよ!」
「では、今日の練習メニューは…」
間髪入れずに海未ちゃんが言った。
「えぇぇ!!」
「いくらなんでも…」
花陽ちゃんと絵里ちゃんのいうことはマジで最も、流石にこれはキツすぎるよ…
「やりすぎだにゃ〜」
「昨日よりも多く!ですよ!ね!」
「ですよねって誰に言ってるのよ…」
にこちゃんが的を得たツッコミを入れる。
しぶしぶではあるけどそれでも練習が始まった…
涼しい気温の中、私たちは歌う。いつの間にか、時間は過ぎていった。
「あー疲れたー!」
「お疲れ様 穂乃果ちゃん」
ことりちゃんはペットボトルを持ってそう言った。私はありがとう、って答える。
「たしかに今日のは結構クルわね…」
「ちゃんとストレッチしとかないとやなぁ〜 」
真姫ちゃんと希ちゃんがそう言い、私はストレッチの続きをしようとした。
すると、スマホがぶるぶるっと震えた。
「あっ、メッセージ入ってる……!えっ…、陽介くん?」
「陽介くん?」
凛ちゃんはどこか訝しげ。
「も、もしかして…」
「か、彼氏で、ですか?」
「まさかぁ〜全然違うよー!花村陽介くんって覚えてない?」
私は笑いながら答える。
「あの…小さい頃穂乃果の家の近くに住んでた一つ上の!」
「そう、あの陽介くんだよね!小さい頃私たちとよく遊んでもらってたあの!」
海未ちゃんとことりちゃんは覚えてたみたい。私はとりあえず安心した。
「穂乃果の家によくおまんじゅう買いに来てくれたりしたあの!」
「たしか中学も同じでしたよね?」
「そうだよ〜まぁあんまり喋らなくなっちゃったけど、そのまま、引っ越す時に電話とメアドの交換したんだ。でもあんまり喋ってなかったけど…電話で登録したのかな?それで今メッセージが来て…」
Yousuke:久しぶり!花村陽介です!
Yousuke:ホームページみたぞ…
Yousuke:穂乃果ちゃん、スクールアイドルやってるの?μ'sってグループの写真に写ってるのアレ穂乃果ちゃんと海未ちゃんとことりちゃんだよな…?
「おぉ〜ファン一号やね!」
「ファン一号は違うでしょ、ていうかその人ってどこ引っ越したのよ」
「八十稲羽だよ」
私は答えた。
「微妙な遠さやね…」
そうして、やがて、私たちは帰路についた。みんなで帰りながら、海未ちゃんに穂乃果に彼氏なんかできるわけがないとか言われた。ちょっと酷くない?いや、まぁその通りなんだけどさ……
ほのか:そうだよー!μ'sってグループを結成して、スクールアイドル頑張ってます(。•̀ᴗ-)و ̑̑✧
「ただいまー」
「お姉ちゃんおかえりー、」
雪穂は寝そべりながらおせんべいを食べてテレビを見ている。
「そうだ、雪穂 陽介くんって覚えてる?」
「あー、小さい頃よく遊びに来てたひとでしょー?」
「そうそう、それでね…」
私の言葉を遮って、雪穂はすごい驚き声を出した。
「えぇぇ!」
「ど、どうしたの雪穂」
雪穂は震える指でテレビ画面を指した。そこには
「久慈川…りせ電撃復活?」
「りせちーが復活だって!」
「りせちー?」
「お姉ちゃん知らないの!?お姉ちゃんと同い年の現役アイドルで大人気のりせちーこと久慈川りせ!ちょっと前に突然活動休止しちゃったんだけど……」
「か、顔が近い……」
へぇ〜、スクールアイドルじゃない現役のアイドル、すごいな〜……
まぁいいや、私はスマホのロックを開けた。また陽介くんからメール来てる。
Yousuke:そうなんだ!がんばれよー!
そういや今度オヤジがジュネスの本部に行く用があるからさ、その時俺の仲間たちとお願い言って東京連れてってもらうんだけど…、久々に穂むら寄っていい?俺の仲間にも美味しい和菓子紹介したいんだよ!
ほのか:全然大丈夫だよ(*^^*)その友達ってどんな人たち?
Yousuke:画像を送信しました
Yousuke:こいつら!めちゃめちゃいいやつばかりだぜ!
「……ん?」
私は、テレビに映るアイドルを見て、再びスマホの画面を見た。
「えぇぇーー!」
着ぐるみみたいなのがいることも驚いたんだけど、それ以上に
その両方に、久慈川りせが映っていたコトが私を驚かせた。
ーーーー→Next Day
「えぇぇ!!ほんと!!」
「ピャアア!!」
にこちゃんと花陽ちゃんはものすごい興奮してる。
「それでそれで、いつくるのよ!」
「ゴールデンウィークの三日目だから……明日だけど……」
「もちろん行っていいですよね!!」
「べ、別に大丈夫だけど……」
「じゃあ、明日は穂乃果の家に全員集合ってことにしましょう!」
「賛成にゃー!」
みんなノリノリだった……
「大丈夫ですか?」
海未ちゃんは心配そうだ。
「全然大丈夫!海未ちゃんも明日楽しみだね!」
秋葉原のアイドルショップもりせちー一色だった。にこちゃんと花陽ちゃんは猛ダッシュで駆け込んでいった。
一時間くらいいたかなぁ?その後、みんなでハンバーガー店によって帰った。
「穂乃果ーお風呂空いたよー」
「はーい」
私は寝転びながら応えた。
ふんっと立ち上がって、お風呂に入って、ごはんを食べて、それで、自分の部屋に行って。
着信音が鳴る。
kotori(・8・):ねぇ穂乃果ちゃん、『マヨナカライブ』って知ってる?
ほのか:なにそれ??
kotori(・8・):今日学校で聞いたんだけど、夜中の12時に何も映ってないテレビを見ると、ライブしてる映像が映って……、歌ってる人に魅了されるとテレビの中につれていかれるんだって……
kotori(・8・):怖いよ〜(泣)
ほのか:大丈夫だって〜、穂乃果もちょびっと怖いけど……
kotori(・8・):うん……
ほのか:なんなら今から電話しようよ!
そうして、私とことりちゃんは電話をして、今日のこととかを喋りあった。マヨナカライブのことなんか忘れていた、そして十二時……
私は何の気なしにDVDプレイヤーの蓋を開けた。そうして……
「なにこれ……」
そこにはダンスを華麗に踊るシルエットがあった、私は我に返る!
「ことりちゃん!」
スマホから同じ音楽が流れる、つまり、ことりちゃんも今同じ映像を見ているってこと!
「穂乃果ちゃ……」
そこで通話が途切れ、私はなにかに引っ張られる感覚を覚え、気を失った。