魔法少女と記憶の管理人   作:四月一日 桜

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どうも、最近劣等生の二次小説にはまっている桜です。
近々、この作品とクロスオーバーさせたものを、投稿しようかなとおもっています。
まあ、今考えている内容だと、かなりのネタバレを含むので、
早くて無印編かツヴァイが終わった後あたりだと思います。
あ、あと今回はかなり短いですが、どうぞ。


狐、兄になる

ある所に妖の一族が住んでいた。

 

その妖は人に悪戯をするものの、人の悩みをいくつも解決しており、人との交流が絶えなかった。

 

そんな妖の一族に2人の子供がいた 。

 

1人は雪刀といい、黒髪を肩まで伸ばし、整った顔に黒く輝く目で、狐のお面をずらしてつけていた。

 

他人がみると女のようだが、彼は男である。

 

もう1人は、雫といい、こちらも黒髪を腰まで伸ばして、青く透きとおった目をしていた。

 

2人は、親の片方が人間の半人半妖で、生まれた時からずっと一緒だった。

 

血の繋がりはないが、2人の様子から、姉妹だとよく言われていた。

 

そんな2人が朝起きてから夕方家に帰るまで、ずっと一緒だったのは、雫が雪刀のことを異性として好きだったからだ。

 

肝心の雪刀は雫の好意には気づいてはいなかったが、大切な存在だとは思っていた。

 

そして、2人は幸せな日々を送っていた。

 

 

 

 

---------あの日までは。

 

 

 

 

やあ、みんな、幸人だ☆

 

いやぁ昨日は散々だったな。

 

まあ、終わったことを色々というのはやめて、

 

 

「歌を歌いましょ〜〜〜!!

 

 

俺は今、カラオケに来ている。

 

……え?訓練はどうしたって?ハッハッハーーもう終わっているのだよワトソン君

 

まあ実際は夢の中でってことだがな。

 

俺の呪いを使えば、こんなことだってできる。

 

というわけで、ストレス解消のためにカラオケにいる次第だ。

 

まあ、歌ってる曲の説明なんてメンドイしキ○グクリ○ゾンッッッ!!

 

 

〜少年熱唱中〜

 

さあ、今家に帰っているところだ。

 

そういやイリヤたちは何してるんだろ。

 

イリヤはともかく美遊が心配だな。

 

 

「……美遊…か。」

 

 

突然現れた少女。

 

俺の記憶にはいなかった少女。

 

だが、俺の名前を聞いた時の反応、

 

まるで俺のことを知っているようなものだった。

 

……もしかしたら、俺がこの世界に来る前のことを知っているのかもしれない。

 

 

「………ま、そんなわけないか。」

 

 

そもそも、人の身で異世界に行くなんて不可能だ。

 

それこそ、“聖杯の力を使う以外で”。

 

なんてことを考えているうちに我が家に着く。

 

「ただいま〜」

 

 

そう言って家に入ると、リビングで大きな音がした。

 

何かあったのかもしれない、そう思い俺は急いでリビングに向かった。

 

 

「大丈夫かッッ!」

 

 

そう言って思い切りドアを開けると、

 

美遊が額を押さえてうずくまっていた。

 

さらにそこにはもちろんイリヤやまさかのルビーとサファイアもいた。

 

 

「なぁにこれ……?」

 

 

一応正体は隠しているため、一般人らしい反応をしておく。

 

 

「え、えええとね、ユキ、これはーそのー」

 

「ユ、ユキお兄ちゃん、これはその、」

 

 

イリヤと美遊がそれぞれ説明をしようとしている。

 

………ん?待てよ、

 

「今、美遊俺のこと、お兄ちゃんって………」

 

「あ、いや、これはちがうの、今のは間違えて、」

 

「あー落ち着け、落ち着いて一つずつ説明してくれ。」

 

 

〜少女説明中〜

 

 

あの後イリヤ達を落ち着けて説明をしてもらう。

 

まあ、知ってることだけど。

 

 

「……うん、あらかた理解したよ。」

 

「………えーと、ユキ?このことはセラには……」

 

「ん?…ああ、言わないよ、正直危険なことはしてほしくないけど、手伝うってきめたんだろう?」

 

イリヤの心配そうな質問にそう答える。

 

 

「さて、それは置いておいて、美遊?」

 

「ッ!」

 

 

美遊を呼ぶと肩を震わせて反応する。

 

先ほどのやり取りでの羞恥のせいか顔が赤い。

 

 

「俺をお兄ちゃんって呼んだことだけど、何かあった?」

 

「え、えと、それは、ユキが私の兄に似ていたから。」

 

俺の質問にそう答える。嘘は言っていないようだ。

 

 

「……あの、ユキ?」

 

「ん、どうした?」

 

 

美遊が何かを決心したかのように聞いてくる。それは、

 

 

「ユキのこと、さっきみたいに、ユキお兄ちゃんって呼んでいい?」

 

「「……………はい?(ふぇ?)」」

 

とても衝撃的な一言だった。

 

 

 




どうでしたでしょうか。
かなり薄い内容でしたが、まあ、
次を書く時の私に期待でもしましょうかねぇ。(遠い目)
今は学校の方で文化祭の準備があるので、投稿がまた遅れます。
こんな素人が書いたつまらない作品ですが、待っていただけると、幸いです。
では、さようなら。

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