ハイスクールD×D~獄龍を宿すもの~   作:白魔の巫女

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第3話神真について

1

神真去った後朱乃はしばらくぼうっとしていた。小猫とイッセーは驚いていた。リアスはそんなイッセーと小猫に聞いた

 

「イッセー、小猫。貴方達彼を知っているようだったけどどうしてかしら?」

 

「あ、はい。神真は同じクラスメイトです。友達です。少なくとも俺はそう思っています」

 

イッセーは頷きすぐに答えた。小猫も少し遅れて話し始めた。

 

「はい。神真先輩を知っていたのは、スイーツを食べに行くときにたまあに一緒にいくからです」

 

「ああ、神真は甘いものがすきだったな!」

 

イッセーは頷きながら言った。朱乃は密かにメモをとっていた。リアスと裕斗は驚いていた。

 

「そ、そう。貴方達他に彼について知っている情報はない?何か彼の正体の手がかりなるようなものがありかもしれないわ」

 

しかし有力の手がかりはなかった。

 

2

神真はファミレスで食事をしていた。ガツガツっと音がしていた。十数皿も重ねていて店員が引いていた。神真の反対の席に黒髪のロングヘアの少女がいた。

 

「神真さん、グレモリー眷属と接触したの?」

 

「うん、でもみんな弱そうだったよ。あのはぐれ悪魔も弱かったし、折角先読していったのに無駄だっだよ」

 

ガツガツ食べながら残念そうに言った。その少女はそれを見てため息をついた。

 

「はぁ、リアス・グレモリー。現四大魔王の一人サーゼクス・ルシファーの妹なんですけどね」

 

それを聞くと神真の手が止まった。その少女は気がついていない。

 

「というと、ソーナ・シトリーも同じですかね?彼女も現四大魔王の一人セラフォルー・レヴィアタンの妹ですけど期待できそうにないですし」

 

「ねぇ、レリア。それ本当?」

 

「そうですけど・・・あ!アリサさんから言うなって言われてたの忘れてました!今の忘れてください~」

 

「レリサ・・・無理♪」

 

そういうと最後にチョコレートパフェを食べて外に向かった。

 

「後レリサ。お会計よろしく」

 

「酷いですよ~隊長~!私怒られちゃいます!いい加減帰ってきてください!オーフィスさんとアリサさんに殺されちゃいます!」

 

「え?なにそれ面白そう」

 

「ふざけないでください!この戦闘狂!」

 

「あはは」

 

レリサと呼ばれた少女は神真のあとについて行った。神真の裏の顔は禍の団(カオスブリケード)の一員。《神真チーム》のリーダーであった。レリサのフルネームはレリサ・バアル。人間と悪魔のハーフである。そして神真は夜兎、人間、悪魔の三種族の血をひいている。

 

「仕方ないな~、帰ってあげるよ。じゃあ、さっさといこう」

 

「良かった~」

 

そう言って魔方陣を出現させて安堵していた。


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