第1話真田神真
一人の幼い子供がいた。歳は五歳だろう。そこには父親らしき男と母親らしき女が一人づつ倒れていた。上空には黒い翼を持った男がいた。
「ふん、子供か?まぁいい。障害にならんだろう」
そう言って飛び去っていった。子供は呟くように言った。
「僕が弱いから、お父さんとお母さんが死んだ、もっと強くならくなる!誰にも負けないくらいに!」
その子供の眼は最強最悪と呼ばれた戦闘民族夜兎族の眼だった。そして右手には赤と薄い水色の一本の剣があった。
とある廃工場にサーモンピンクの髪をした少年がいた。左手に日傘を持っていた。その横には真っ二つになっているはぐれ悪魔がいた。
「うーん、弱いな~」
「……貴方、そこで何しているの?」
「何って、コイツと殺しあったってだけだよ」
後ろから声がしたので少年は答えた。紅髪の美少女が彼を睨み付けていた。紅髪の美少女の後ろには白い髪の小さい美少女が一人、黒髪のポニーテールの美少女が一人、金髪のイケメンが一人、茶髪の少年が一人いた。
紅髪の美少女はリアス・グレモリーで後ろにいる者達の主で純粋な悪魔だ。転生悪魔はそれぞれ白い髪の美少女は
転生悪魔はそれぞれ特徴がある。転生悪魔は
リアスに睨まれている日傘を持ったサーモンピンクの髪の少年の名前は
(この声、どこかで聞いたような気がする)
「止めといた方がいいよ?君達じゃ、僕の相手にすらならないから」
神真はニコニコしながらいった。敵意が全く感じられない。振り返ると彼はその表情を崩すことはなかった。イッセーと朱乃と小猫は驚いた。
「神真(先輩)!」
「貴方は!」
「また明日ね。強くなったら相手してあげるよ」
そう言って魔方陣を出して消えていった。