魔法先生ネギま!クロスオーバー嘘予告集   作:カゲシン

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魔法先生ネギま!×ケロロ軍曹

 切欠は、とある『一匹』が起こした衝動

 

 

 

「うわああああああんっ!新発売のガンプラ買い損ねたーーーー!ネットですらどこも品切れってどういうことーーー!?」

 

 

 

 都内の某一軒家で、『一匹』がパソコンの前で悶絶と絶叫を繰り返す

 

 

 

「またか……おい貴様!いちいちそんなことでギャアギャア騒ぐな!」

 

「うるさい!ああもう!どっか在庫残ってる店無いの!?どこかどこかどこかどこかどこか……」

 

 

 

 そこへ『もう一匹』が現れ最初の一匹を叱責するが、止まらない

 

 『匹』という単位で表される通り、彼らは人間にあらず

 

 

 

「ん?なんだこのサイト。初めて見る店のHPだけd…………ふぉっ!?何この品揃え!?」

 

 

 

 地球外生命体、ケロン人

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「えー、というわけで今回の侵略作戦は、ペコポンの将来を担う若人が多く集う学園都市まで出向き、ガンプ……もとい、市場および最先端の教育事情の調査を行う、というものでありまして……」

 

 

 

 本来地球侵略を目的に訪れた彼らは、隊長の物欲により都外へ赴いた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「うわああああああああああんっ!道に迷ったーーーーーーー!何で此処ってこんなにバカ広いの!?」

 

 

 

 そして、迷った

 

 

 

「学園都市、麻帆等学園。生徒だけで五桁は普通にいる超マンモス校だからな、そりゃバカ広いだろうぜ。クーックックック」

 

「というか、ドロロ先輩までいなくなっちゃったですよ!?」

 

 

 

 隊長ケロロ以下五名、非常事態

 

 右も左も分からぬ未知の地で立ち往生する彼らに、少女の手がすっと伸びた

 

 

 

「おやおや、どしたネ蛙サン?迷子カ?」

 

「……ふぇ?」

 

 

 

 

 

 彼女との出会いはとても不可解で、

 

 

 

 

「……では学園案内ついでに、お仲間を一緒に探すとしようカ。私が作ったロボとでも言えば皆信じるから、バリアは解除しても大丈夫ネ」

 

 

 

 それでいて因果的で、

 

 

 

「そう言えばまだ言ってなかたカ……私は超鈴音、よろしくネ」

 

 

 

 やがて幾つもの繋がりを、生んだ

 

 

 

 

 

 

 

 

「いやはや感服いたした、お見事でござる」

 

「楓殿こそ、拙者がいた里の長に匹敵する腕前。まだまだこちらも修行が必要でござるな」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「どうした?ケロン星の伍長様はライフル一丁すら扱えないのか?」

 

「さて、どうだろうな。甘く見るなよ小娘」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「よーよーオメエさん、なかなかいいモン作ってんじゃねえかよ。クーックックック」

 

「当然。私と超さんの自信作ですから」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「きゃーーー!何このオタマジャクシちゃん!?可愛いーーー!」

 

「きゅ、急に抱きつかれたら苦しいですー」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「どうだたカ?この麻帆良学園は」

 

「最高であります!このように戦利品もバッチリ、それに……超殿のような新しい友達も出来たでありますから!」

 

「友達、カ……ケロロさん、もしよければまた遊びに来ないカ?もうじき、麻帆良で面白いことをやるネ」

 

「面白いこと?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あれ?ママ、どうしたのこのチケット」

 

「あーこれ?担当の子から貰ったのよ、学校のOBなんですって。軽く調べたらオカルト研みたいなとこもいっぱいあるみたいだし、折角だから土日に夏美と行ってきたら?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『只今より、麻帆良祭を開催いたします』

 

 

 

 

「……いよいよですね、超さん」

 

「ああ、私は未来を……変えてみせるヨ」

 

 そして、ケロロ達は巻き込まれる

 

 ペコポン、もとい地球全体を揺らがしかねない、彼女の大いなる陰謀に

 

 

 

 

 

 

「え!?優勝賞金一千万円!?それってガンプラ買い放題じゃん!」

 

「軍曹さんのために僕、頑張るですー!」

 

「腕試しということなら、拙者も……」

 

 バトル有り!

 

 

 

 

 

「さあ!ロボ研の新作ロボか何かは知りませんが、私相手に戦うなら本気で来る方が身のためですわよ!」

 

「お姉さん、本当にいいんですかー?」

 

「当然!」

 

「じゃあお言葉に甘えて……タママインパクトーーーーーーーー!」

 

「え?」

 

「お姉様ーーーーーー!」

 

 脱げ、有り!

 

 

 

 

 

「……以上が、私が行おうとしていること全てネ」

 

「ちゃ、超殿が未来人?っていうか火星人!?」

 

 シリアス、有り!

 

 

 

 

 

 

「で、アンタはどうしたいのよボケガエル」

 

「アスナ殿……我輩は……ネギ殿と同じく、超殿を止めたいであります!超殿の、友達として!」

 

 麻帆良、ペコポン、そして友達の危機

 

「ケロロ小隊、緊急任務発令であります!」

 

 麻帆良祭、三日目

 

 ケロン人達がそれらを救うべく、立ち上がった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「結局彼らの内、私達に付いてくれたのは貴方だけカ。まあ0よりは上等、感謝するネ」

 

「…………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「真名達二人は、拙者らが食い止めるでござる。ネギ坊主達は先に!」

 

「おい!何故俺達を裏切った!答えんか!」

 

「…………」

 

「私と同じさ、超鈴音の思想に同意したまでのこと。悪いが容赦はしないぞ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……へっ、急に割り込んできたかと思えばテメエかよ」

 

「まあそう言うなよ、ここは協力といこうぜ?ち・う・ち・う」

 

「ちうちうって呼ぶんじゃねえ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

「ヒーローユニット、参上です!タママインパク……」

 

「悪いが、君には消えてもらおうカ」

 

「っ、超さん!?いつ後ろn」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「超さん!」

 

「超殿!」

 

「結局やて来たか、二人とも」

 

 

 

 

 

 

 

 一人の魔法使いと

 

 一人の未来人と

 

 一匹のケロン人の

 

 

 

 

 

 

「今であります!ネギ殿!」

 

「うおおおおおおおおおおおおっ!」

 

 最終決戦

 

 その果てに待つものは、一体……

 

 

 

 

 

 

 

魔法先生ネギま!×ケロロ軍曹

 

ネギケロ! 麻帆良侵入作戦 であります

 

 20XX年、公開未定!

 

 

「ちなみに超殿、未来から来たとのことでありますが、我々のペコポン侵略の進度は超殿のいた時代ではどのくらい……かなー、なんて」

 

「…………」

 

「…………」

 

「では次回の嘘予告も、お楽しみにネ」

 

「ちょっとぉぉっ!なんでありますか今の間は!?」




 元々は、なろうの活動報告で数年前に書いたやつで、多少書き直して投稿。クロスオーバーのネタ出しを頭の中でしてると、超がめっちゃ便利。

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