スレイヤーズD×D   作:デンドロビウム

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ライザー戦開始です。


ゲーム開始!

 

 

10日間の修行も終わり、今はゲーム開始1時間前で部室に集まっている。

 

「作戦はどうしようかしら?」」

 

「そうねぇ、ある意味フィールド行かないと立てようもないわね。」

 

「そうなのよね、前衛に祐斗と小猫、中衛に朱乃、本陣に私位しか決められないわね。里奈はどうするの?」

 

「私は状況次第かしらね~。フィールド破壊でペナルティとかだと祐斗と小猫中心に私と朱乃がサポートってところかしら?」

 

「多分プロのゲームじゃないからそこまでは無いと思うけど。」

 

「想定はしておいて損は無いと思うわよ。」

 

「ライザーはどうやって倒すの?」

 

「そうねぇ~、大きな魔法でぶっとばす!ていうのが早いんだけどね~、攻撃範囲がでかすぎて使いにくいのよね~。まぁ、他にも手はあるからなんとかなるでしょ。リアスもアレ(・・)短時間だけど使えるようになったし、他のみんなも教えたとおりやれば問題ないでしょ。」

 

「でもアレ(・・)は時間短すぎて当てるの大変だわ。」

 

「最悪ライザー以外倒してみんなでボコる!なんてね。」

 

「それはそれで楽しそうですわ。」

 

朱乃はドSね~。

 

『ゲーム開始30分前になったのでフィールドに移動していただきます。魔方陣展開しますのでそこから転移していたたきます。開始までの残り時間で作戦会議してください。』

 

アナウンスが入り魔方陣が展開される。

 

「さあ、行くわよみんな!」

 

『はい!』

 

全員魔方陣に入り私達は転移した。・・・したんだけど

 

「部室?」

 

『今回のゲームは駒王学園をモチーフに作られたレプリカとなっております。ライザー様は新校舎生徒会室。リアス様は旧校舎オカルト研究部が本陣になっております。』

 

レプリカって・・・作りこみすぎじゃないの?

 

「なるほどね。となると体育館、森方面から攻めてくる感じかしらね?」

 

「体育館先に押さえられると面倒ね。いっそ破壊するのも手ね。」

 

「そうなると朱乃が適任かしら?」

 

「いや、そこは私がやるわ。朱乃は相手の女王の相手して。向こうは涙持ってるだろうから1個は女王が持ってると考えたほうがいいわ。そうなると体育館破壊してそれから女王を相手に2回倒さないといけなくなるから余計な魔力消費は抑えたほうがいいわ。」

 

「涙ってフェニックスの涙よね?」

 

「製造元が使ってこないわけ無いでしょ?」

 

「そうなると体育館に里奈と小猫、森に祐斗、中衛に朱乃、本陣に私でいいかしら?」

 

「それが妥当かしらね~。祐斗1人だと大変だから私がトラップ仕掛けて置くわ。」

 

「里奈さんのトラップはありがたいね。」

 

「後で仕掛けた場所と内容教えるから祐斗、引っかかるんじゃないわよ?」

 

「あははは、注意しながら戦うよ。」

 

「あとは主戦場がグラウンドになるだろうからそこからは臨機応変にいくしかないわね。」

 

『皆様、時間になりました。審判は私グレイフィア・ルキフグスが勤めさせていたただきます。それと両家のご両親に魔王サーゼクス・ルシファー様も観戦されます。では、ゲーム開始です、タイムリミットは夜明けまでとなります。』

 

魔王様も観戦してるのね~・・・・リアスの兄だったわね確か。

 

「では、作戦通りに行きましょう!」

 

リアスの掛け声で全員が動き出した。

 

 

開始から20分私は小猫と体育館に来ていた。

 

「4人いるわね。」

 

「そうですね。多分兵士3人戦車1人だと思います。」

 

こそこそするのは性に合わないわね。

 

「いるのはわかってるわよ!出てきなさい!」

 

「先輩大胆すぎです。」

 

私の声に反応したのか相手の4人が出てくる。

 

「真正面から来るなんてそんなに早くリタイヤしたいの?」

 

「あんたら程度にやられるわけないでしょうが。さっさとかかってきなさい!」

 

「先輩、戦車は私が倒します。兵士はお願いします。」

 

「おっけー、じゃあ行くわよ!」

 

炎の矢(フレア・アロー)!」

 

まずは先制で兵士と戦車を分断する。それと同時に篭手を出しチャージする。

 

『Boost!』

 

「「バラバラ!細切れにしてやる~。」」

 

ちっこいのにチェーンソーとか物騒ね。攻撃をかわしつつ呪文を唱える。

 

浄結水(アクア・クリエイト)!」

 

真水をただ出すだけの魔法なんだけど・・・チェーンソーがショートする。

 

「え!」「そんな!」

 

霊氷陣(デモナ・クリスタル)!」

 

2人を氷漬けにする。うんうん水掛けただけあって利きが良いわね。

 

「この、はぁっ!」

 

棍を持った子の攻撃をかわしつつ

 

地撃衝雷(ダグ・ハウト)!」

 

「く、この!」

 

棍を使い払ったり避けたりしながら攻撃をかわす。なかなかやるわね。

 

「今のを回避するなんてやるじゃない。」

 

「次はこちらから行きます!」

 

といい突きを繰り返し攻撃してくる。

 

「はい、ほい、ほっ。」

 

全部回避して相手に触る。

 

雷撃(モノ・ヴォルト)!」

 

「きゃぁ!」

 

雷撃で痺れて動けなくする。さて、小猫は

 

「これで終わりです!霊王結魔弾(ヴィスファランク)!えい!」

 

ドゴッ!

 

相手の戦車は小猫の攻撃を受けて壁にぶつかり倒れる。準備はオッケーね。

 

「「いえーい、勝利!」」

 

小猫とハイタッチする。

 

「体育館から1回出るわよ。」

 

「はい、わかりました。あとお願いします。」

 

小猫も体育館から出たのを確認してから呪文を唱える。

 

それと同時に篭手の力を解放する。ドライグ!

 

『応!』

 

『explosion!』

 

開放と同時に魔力が増大する。

 

さーていっちょ大技かますわよ~。

 

「全ての力の源よ 輝き燃える 赤き炎よ 盟約の言葉によりて 我が手に集いて力となれ!」

 

暴爆呪(ブラスト・ボム)!!」

 

ドガアアアアアアアアアン!!

 

「ふぅ。」

 

体育館が爆発炎上する。久々でスカッとした~。なかなか大技って使う機会無いのよね~。

 

『ライザーフェニックス様の「兵士」三名、リタイア』

 

『ライザーフェニックス様の「兵士」三名、「戦車」一名、リタイア』

 

「・・・先輩やりすぎです。」

 

「あはははは、確かにそうね。」

 

今のアナウンスだと祐斗も倒したみたいね。順調順調。




暴爆呪(ブラスト・ボム)はやりすぎたかな~。

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