スレイヤーズD×D   作:デンドロビウム

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考える時間なんかあげない。

里奈:作者めえぇぇぇ!


ゲーム参戦!

 

 

さて、どう説明しようかしらね。

 

「グレイフィア、昨日の事件については話したわよね?それに関わっていたのが里奈で、今事情を聞いていたのよ。」

 

リアス先輩!更に悪化するようなことを!!

 

「そうでしたか。確かに凄い魔力を感じますね。改めて聞きますが里奈様、あなた何者ですか?」

 

仕方ない、事実を少しだけ話すしかないわね。この人には何故か逆らってはいけない気がするし。決して怖いわけではない!

 

「はぁ~、最初に言っておきますが、敵対とか介入とか考えてないですから。これ覚えておいてくださいね?聞き入れてくれるなら私の正体というか立ち位置説明します。」

 

「わかりました。魔王の女王として約束しましょう。他の方々もそのようにお願いします。」

 

その場の全員が頷いたのを確認してから説明する。

 

「まず、私は堕天使の知り合いというか庇護下というかそんな立ち位置にいます。グリゴリには所属してないので一般人と同じ扱いでお願いしますね。」

 

「じゃあ、昨日のはどういうことなの?」

 

「堕天使の下っ端が私に喧嘩売ってきたんで買っただけですよ?一応グリゴリに許可もらってから成敗しましたけど。」

 

「それにしても普通の人間の保有する魔力量ではないと思うのですが?」

 

グレイフィアさんが聞いてきた。

 

「まぁ、そこは私にも事情があるので聞かないでおいてくれると助かるかな~なんて。」

 

「はぁ、とりあえず敵対の意思はないみたいですね、わかりました。」

 

良かった~、納得してくれたみたい。

 

「おいおい、堕天使の関係者放って置いていいのかよ?俺達は敵同士なんだぜ?」

 

この腐れホストもどきがあああ!

 

「今言ったはずよ!知り合いがいるだけだって。所属はしてないわよ。」

 

「はっ、そんなの分かったもんじゃないな。なんせ堕天使は欲望に駆られて堕ちた天使なんだからな!」

 

こいつはぁ~!

 

「は?しつこい男は嫌われるわよ?リアス先輩の判断は間違ってなかったみたいね。」

 

「なんだと貴様あああ!」

 

「あら~、また氷漬けにされたいのかしら?」

 

「お二人ともいい加減にしてください!私は魔王様直々に命を受けてこの場にきております。これ以上やるというなら私も手加減しません。それとライザー様、さっき私が確認した時に了承しておりましたよね?」

 

おお、凄い魔力!威圧感が半端ない!

 

「くっ、わかったよ。最強の女王に言われたんじゃ引くしかないな。」

 

さすがにフェニックスでも気おされてる。

 

「私はどっちでもいいですけどね。悪魔じゃないし。」

 

「里奈様!」

 

「あ~わかったわよ。さっきの話はこの場で留めてくれるなら何も言わないわよ。」

 

グレイフィアさん本気で殺気出さないで!

 

「それで?婚約の件はどうしたらいいんだ?」

 

「仕方ないですね。こうなるのは分かっていましたから最終手段ですが、レーティングゲームで決着というのはどうですか?」

 

「ええ、いいわよ。」

 

良くないと思う。

 

「俺もかまわないがいいのか?リアス。眷属全員揃ってないお前じゃ勝ち目ないぜ?俺はデビューもしてるし眷族も全員揃ってるしな。」

 

人数じゃなくてリアス先輩じゃライザー1人でも適わないわね。

 

「ああ、そうだ!そこの人間も入れてもいいぜ?ハンデだ。多少はマシになるかもな?」

 

うわ~、自信家ねぇ~。多分フェニックスだから不死とかなんでしょうけど、相手を見下してるせいか私の実力が分からないのね。

 

「そんな!眷属でもない人間を入れたゲームなんて、リタイアできないから危険じゃない!最悪死んでしまうわ!」

 

ほ~、流石にゲームだけあって悪魔の眷属なら死なないようになってるのね。

 

「里奈様、どうしますか?」

 

うわ~、グレイフィアさんから実力見たいから出ろ的なオーラが。

 

「グレイフィア!それは危険すぎるわ!」

 

「リアス先輩、私が負けるの前提で話すのやめてくれません?」

 

「え?」

 

「だ~か~ら~、こんな腐れホストもどきに私が負けるわけないでしょう?」

 

「人間ごときの分際で俺を愚弄するのか!」

 

「相手の実力差も分からないような馬鹿には負けないって言ってんのよ。」

 

「そこまで言うなら貴様もゲームに出るんだろうな?」

 

「ええ、いいわよ。なんならハンデで私1人でもいいわよ?」

 

私の言葉にオカルト研究部の人達が反応した。

 

「駄目よ!私の問題だもの、私も当然出るわ!」

 

「兵藤さん、僕も微力ながら力になるよ。」

 

「先輩、私も出ます。」

 

「私も当然出ますわよ。女王ですもの。」

 

あれ~?ちょっと論点が・・・まぁ、問題無いけど。

 

「は~、まぁ当然といえば当然かしら?じゃあ一つ条件出してもいいかしら?グレイフィアさん。」

 

「内容によりますが?」

 

「チーム戦になるんで連携とか考えたいので10日位時間くれませんか?」

 

「俺はかまわないぜ?ハンデだ。修行でもなんでもしたらいいんじゃないか?」

 

「わかりました。では10日後22時開始でお願いします。」

 

 

こうして、巻き込まれた感じもしないでもないけどライザーとのゲームが決まった!

 

ぎったんぎったんに伸してあげるわよ!




ライザーはいじりやすくて面白い!

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