【完結】ハリー・ポッターとラストレッドショルダー   作:鹿狼

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少女終末旅行終わっちまったあああああ!(絶望)
一体何を生きがいにすればいいんだ!



そうだ、死のう(天才的閃き)


第四十四話 「レウニオン(Bパート)」

余りにも衝撃的過ぎる再会に、俺は唖然としていた

永遠にも感じる沈黙、それを破ったのはダンブルドアだった。

 

「…何故お主がロッチナの名を知っておる?」

 

そういえばそうだ、さっきこいつはロッチナではなくルスケと名乗った。

何故こいつは偽名を名乗っているんだ?

 

「いえ校長、何て事はございません、彼が幼い頃私も近所に住んでいたのですよ」

 

…助け舟を出してくれたのだろうか。

嫌らしい笑みをこちらに向けながら平然と嘘をつく態度は、ヤツが本物だという確証を深くする。

 

「ふむ、そうなのかね?」

「…ええ」

 

一先ずこれで俺とヤツの関係を知られずに済んだが…

俺の気苦労を他所に、話は進んでいく。

 

「ルスケ…」

「ロッチナで問題ありません、ここに魔法省の人間はあの女くらいしか居ませんので」

「そうか、してロッチナ、お主は何処まで知っておる?」

「貴方が把握している事と殆ど同じですよ」

 

…一体何の事なのか、大方ヴォルデモートか俺の血筋だろうが。

 

「…そちらの方もかね?」

「ええ、同様に、何を話されても問題ありません」

「そうか、なら良い、ではキュービィー」

「…………」

 

何だかよく分からないが、折り合いはついたらしい。

こちらに向き直したダンブルドアが、咳払いをして話し出す。

 

「色々聞きたい事があるじゃろうが、まず君の問いから答えよう」

「…では」

 

そこから俺は尋ねた、ハリー達は無事に競技場へ戻れたのか、クラウチ・ジュニアはどうなったのか。

 

「では一つづつ答えよう、最初の質問じゃがハリーは無事に戻ってきた。

…ディゴリーも、帰ってこれた」

 

それ以上言葉を綴る事は無い、求める事もない。

分かってはいたが、その現実は俺の胸を深く抉る。

 

「…次の質問じゃ、競技場に倒れていたジュニアは儂等が捕らえた。

そして事のあらましを吐かせるために、真実薬(ベリタセラム)を飲ませた」

 

真実薬、どれ程強い意思を持っていようとたった数滴で何もかも吐いてしまう恐ろしい薬だ。

 

「ヤツは本物のアラスターとポリジュース薬で入れ替わっていた事、ゴブレットに錯乱の呪文を掛けた所まで吐いた」

 

概ね俺の予想通りだった訳だ。

しかしこれ以上俺の予想を確かめる事はできなかった。

 

「そこまで吐いたが、…それ以上は無理じゃった」

「…?」

「死んでしもうたのじゃ、突然血を吹きながら」

 

死んだだと、あいつが?

不自然な死に方に俺は訝しむ、それにヤツは答える。

 

「スネイプ先生が調べた所、真実薬に毒が混入されていたそうじゃ。

恐らく万一薬を飲まされても、情報を漏らさぬ様に手を打っておいたのじゃろう」

 

そうだったのか…そこで俺は、屋敷で見た事を思い出した。

これを聞き漏らす訳にはいかない。

 

「…スネイプ先生では?」

「む? 何故そこでスネイプ先生の名が?」

 

首を傾げるダンブルドアに、ワームテールの記憶にヴォルデモートと共にスネイプが居た事を話した。

 

「なるほど、じゃがスネイプ先生では無い、それについては後々話そう。

…聞きたい事は終わったかの?」

「…はい」

「では儂の質問じゃ、君は自分の力を自覚しているのかね?」

 

やはりそこになるか、大方ハリーから聞いたのだろう。

だが生まれつき自覚していると馬鹿正直に答える理由はない。

 

「…いいえ、ヴォルデモートに言われ自覚しました」

 

妥当な答えだが、ダンブルドアは納得した様な顔をしている。

当然だ、能動的に異能を発動させたと断言できる場面は今まで無いからな。

 

「そうか、では君の出生についても…」

「同様です」

「成る程のう、ハリーから聞いてはいたが、まさかブラッド家に生き残りが居たとは…」

 

やはりハリーから聞いていたか、そこからも質問は続いた。

何処に囚われていたのか、どうやって脱出したのか。

ヴォルデモートの勧誘を何故蹴ったのか。

 

それらに対し俺は、過去が露見しない様時に本心を、時に嘘を交えながら答えていく。

 

「良く分かった、今度は今何がどうなっているかを説明しよう」

 

ヴォルデモートの復活はハリーとクラウチの自白が証明しているが、魔法大臣のファッジが認めていない事。

むしろ自分の立場を奪う気だと考え、ハリーやダンブルドアに対し過度なネガティブキャンペーンをしている事。

その一環として、ホグワーツに魔法省の人間が送り込まれた事。

 

どうなヤツか聞いてみたが、「とても愉快なお方じゃ」とはぐらかされた。

…恐ろしく嫌な予感がする。

 

「それと君についてじゃが長らく行方不明だったのもあり、ハリーの言っておった状況、つまり君が死の呪いをくらい死んでしまったという事が皆の認識じゃ」

 

あの時はヴォルデモートの目を欺く為の、最後の手段を使っていた。

…しかし死んでいない事に気付くとは、もうあの呪文は使えないな。

 

「君が生きている事を知れば皆喜ぶじゃろう、中でもリヴォービア君は特に塞ぎこんでおった、声を掛けておいて欲しい」

「…………」

「…現状はこんな所かの、ではスネイプ先生の事も含めて話さねばならぬ事がある。

…あー、ロッチナ殿」

「はい、私は外で待っていましょう」

 

ロッチナが外へ出て行った後、ダンブルドアは″不死鳥の騎士団″について話し出した。

かつてヴォルデモートが暴れていた頃結集されたレジスタンス組織であり、今回のヴォルデモート復活を受け再結集した事。

スネイプがあそこに居たのは、死喰い人に送り込んだ二重スパイだったのだ。

 

「スネイプ先生は、俺が居た事に気付かなかったんですか?」

「うむ、どうもヴォルデモートは君の存在を極力隠したかった様での、まだ信頼を勝ち取れていないスネイプ先生然り、君が館に居る事を知る者は殆ど居なかったそうじゃ」

 

…だとしても早く気付いて欲しかったが、そもそも死んだと思われていたのだから仕方無いだろう。

 

「…そして、儂から君に頼みたい事がある」

「…………」

「君も不死鳥の騎士団に加入してほしいのじゃ」

「…何故ですか?」

「君の力がヴォルデモートに渡れば大変な事になる、君もまた危機に晒される。

君の為にも、騎士団に加入するべきじゃと考えたのじゃ」

 

口ではそう言っているが、要するに危険なモノは自分の手元に置いておきたいという事だ。

即ち騎士団へ加入すれば、常に監視される事となる。

だがヴォルデモートに追われ続けるのも真っ平御免だ。

どちらの方がマシかという思考は、横槍に遮られた。

 

「果たしてそれだけでしょうか?」

「…ロッチナ殿、待ってくれるのでは無かったのかね?」

「いえいえ、流石に未成年をレジスタンス組織に勧誘するのを黙って見ているのはどうかと思いまして…」

 

…またこいつか。

だが俺の過去を知っているこいつがそんな事を言いだす筈が無い、何か狙いがある筈。

 

「…全て話した方が身のためですよ?」

「…どういう事かね?」

「魔法省が何も掴んでいないと思いで? 貴方が″予言″の少年は彼ではないかと疑っている事くらい私も知っています」

「…!」

 

俺に関する予言とは何だ、分からなかったが嫌な予感だけは感じる。

 

「何、彼の幼少期を知っている私からの忠告ですよ、彼に隠し事はしない方がいい。

それに…闇と闘おうという者が、隠し事という卑怯な行為をするのは余り宜しくないかと、ではこれで…」

 

相変わらず口の回る男だ、しかし最もな正論に反論もできないダンブルドア。

ヤツが出て行った後暫く経ち、漸く口を開く。

 

「…ロッチナ殿の言う通りかもしれんのう…」

「…………」

「話そう、″予言″の事を、あれは今から5年前の、確か…六月二十日じゃった。

その日儂はトレローニー先生の予言を置く為に、先生と共に魔法省の神秘部に居たのじゃ」

「…トレローニー先生の?」

 

彼女は正直言って余り評判が良くない、曖昧な内容の授業に不吉な予言、二年前にハーマイオニーが叫びながら教室を飛び出したのは記憶に新しい。

その実力に疑問を抱くのは、不自然ではない。

 

「うむ、彼女の評判が良くないのは知っておる、しかしそれで尚彼女を雇っている理由がそこにある」

「…?」

「彼女は稀に…極々稀にじゃが、確信的な予言をする事がある」

「確信的…」

「そうじゃ当人にはナイショじゃが…赤子のハリーがヴォルデモートを滅ぼすと予言したのは彼女なのじゃよ。

そういった予言を逃さぬよう、彼女を雇っておるのじゃ」

 

彼女がそんな重要な予言をしていたのか、という事はまさか俺が三年の時の予言も…

 

「そして予言を置きに行きそこから帰る時じゃった、彼女は突然奇声を発し始めた」

「…………」

「予言の前兆じゃ、そして彼女は予言をした」

 

一言一言思い出すように、ダンブルドアは予言を綴った。

 

「『遥か東分かれた星が廻り合う時、運命が回りだした場所に再び現る。

千古不易の片翼が、世界を渡り現れる。

彼の者に触れるべからず、得ざるべからず。

彼の者は異能者なり、悍ましき者なり、永遠を約束された者なり。

触れえば最後、全ては炎に包まれるであろう』」

「…………」

 

予言を聞いた俺は、恐ろしい程に動揺していた。

異能者、触れ得ざる者、前世で俺に纏わる言葉のほとんどが含まれていたからだ。

俺の因縁はこんな所にまで付いて回るのか。

 

「『遥か東分かれた星が廻り合う時』これはつまり、日本における七夕…七月七日に生まれる事を意味しておる」

「…………」

「それ以外の事は儂もいまだに分からぬが、この予言は『永遠を約束された者』、七月七日に不死身の存在が生まれる事を意味しておるのじゃろう」

 

…だから死の呪いを砕いた時や、バジリスクの毒も乗り切った時に疑惑の目線を向けていたのか。

あの正体は俺が不死者なのではないか、という目線だったのだ。

 

「…俺が予言の子だと気付いたのはいつですか?」

「…疑い始めたのは一年の時、確信に変わったのは二年の時じゃ。

しかし儂は疑問に留めておく事にした」

「…………」

「それは予言に『決して触れるな』と記されていたからもある、じゃが儂は君とリヴォービア君の友情を信じる事にしたのじゃ。

彼との絆があれば、君がその力を間違った方向に用いる事は無い、そう儂は信じ、現に君はヴォルデモートの誘惑をも断ち切ってくれた」

 

…まるで不死である事を悪と同一視している様な気がした俺は、少し機嫌が悪くなる。

勘違いかもしれないが、なりたくてなった訳ではないのだ。

 

「まだ意味の分からぬ部分もあるがこれが予言の全てじゃ。

君がヴォルデモートの手に落ち、あやつが手を出した事で予言が成就するのは防がねばならない。

…どうか騎士団に入って欲しい」

 

騎士団に入り監視されるのと、ヴォルデモートに利用される事。

…どちらも嫌だが、どちらの方がマシかは明らかだ。

 

「…分かった」

「ありがとう、君の英断に感謝する」

 

ダンブルドアは俺をヴォルデモートから守る事、なるべくだが戦いから遠ざける事を約束し医務室から去って行った。

…そして、入れ替わりにヤツが入って来た。

 

「フフフ…随分な長話だったな」

「…何故、何故お前がここに居る!?」

 

あの会話は前座に過ぎない、最大の問題はこいつの存在そのものだ。

 

「何故か…正直私にも分からん」

「…………」

「個人的な推測としてだが、私とお前の″縁″は深い、…一方的なものだがな」

 

…決して間違っている訳では無い、俺の行く所には必ずこいつの存在があった。

 

「結果お前が転生する際、私の魂も引きずられたのではないか、と考えている」

「…………」

 

一切の根拠が見当たらない無茶苦茶な理屈だが、俺が転生した理由も無茶苦茶である以上文句の言いようが無い。

その時俺は、トレローニーの予言を唐突に思い出した。

 

―――不死鳥が蘇る時 世界を渡った翅が合い見舞う

千古不易なる右の翼、世界を見渡す左の翼

翅が絡み合い 放たれる そして鳥の一片は歌を知る 

賢者が語る千古不易のわらべ歌―――

 

蘇る時とは再結集される騎士団の事。

千古不易とは永遠、即ち俺の事。

世界を見渡すとは神の目であるロッチナの事。

つまりあの予言は騎士団が再結集される時、俺達が再会する事を意味したのではないか。

 

「…どうしたキリコ? 衝撃の余り口も出ないか?」

「…………」

 

…しかしそれはもう過ぎた事だ、今聞かねばならない事がある。

 

「…ヴォルデモートを復活させたのはお前か?」

「そうだが?」

「―――!」

 

予想できてはいたが、それでも俺は深い溜め息をつかずにはいられない。

一体、この世界で何を企んでいるというのか。

 

「疑問そうな顔をしているな、いいだろう全て話してやる」

 

そう語るロッチナの顔は、心の底から楽しげだ。

かくいう俺も、少し…ほんの僅かな一片だが楽になった。

十五年振りに、秘密を話せるヤツが現れたのだから。

…何故よりによってこいつなのかと思うが。

 

「私は今から二十二年前、ホグワーツに入学した。

寮は当然…スリザリンだ。

当時私は疑問だった、何故生まれ変わったのか、どうしてここに居るのか。

もしやして、キリコ・キュービィーも居るのかと」

「…………」

「そこで私は一先ず、キリコ捜索を当面の目標とした、その為にはどうすればいいか?

私は様々な組織に属する事が、キリコ発見の第一歩になると結論付けた」

「それが…」

「魔法省と…死喰い人だ、私は魔法省のルスケとして、死喰い人のロッチナとして活動し始めた」

 

つまりこいつはスネイプと同じ二重スパイだったのだ、その本心が何処にあるかまでは分からないが。

 

「そうして活動している最中、ある日私は用事で神秘部に居た。

その時偶々見たのだよ、トレローニーの予言を。

そこから私は、お前もこの世界に居ると確信した」

 

先程ダンブルドアが言っていたトレローニーの予言を何故こいつが知っていたのか、何てことはない偶々聞いていただけだったのか。

…それを魔法省の見解の様に言い、無理矢理正直に話させるとは…

いや、そもそも何故そんな事を?

 

「…何故ダンブルドアから、俺の予言を聞き出させる様な事をした」

「それか? ただの親切心だよ、お前の過去を知るものからのな…」

 

…確かに後から予言を隠している事を知ったら、俺は多少なりとも怒るだろう。

 

「お前の存在を知った私は次の行動に移った、如何にすればお前を追い続ける事ができるか。

その答えは、自らの地位を上げ、動ける範囲を広める事…つまり出世だ」

「…出世だと」

「そう、出世だ」

「ヴォルデモートを復活させたのも?」

「出世の為だ」

「俺を追い易くする為にか…?」

「御名答」

「…………」

 

…本当に、本当に前世と何も変わっていない。

そのブレなさに呆れを通り越した俺は、手で顔を押えながら苦笑いする。

 

「その為に色々やった、手駒を増やす為にクリュナス・クィレルを無罪にしたり、ワームテールを脱獄させたり…

とまあ、その結果ヴォルデモート復活に成功したのだ」

「そうか…」

「…………」

 

そこでロッチナは、まるで俺の反応を伺うかの様に黙り込む。

 

「何も言わないのか?」

「…何がだ?」

「セドリック・ディゴリーの事だ、彼は私が殺したようなものだぞ?」

 

…気にしていた事に驚くが、別に後悔している訳では無いだろう。

ヤツは結果的に彼を殺した事で、俺を怒らせていないかを心配しているのだ。

 

「…気にしてはいない」

「そうか、てっきり恨んでいると思ったが」

「…恨んだ所でどうにもない」

 

何も感じていない訳ではない。

間接的とはいえ殺したのは確かだが、そもそもの原因はヴォルデモートだ。

それに移動鍵(ポートキー)に触れなければ、彼が死ぬことはなかった。

 

結局の所憎むべき相手など、誰にでもこじつけられる。

そうである以上、敵討ちなど自分の憎しみを晴らすだけの行為でしかない。

 

悲しみが癒える事はないが、命の遣り取りに慣れすぎた俺はセドリックの死を仕方ないとも割り切っていたのかもしれない。

セドリックが死ななければならない理由もないが、逆も然りだと。

 

「…だが、これ以上手をだすのなら」

「フフフ…そこまで命知らずではない…さて長話が過ぎたな、これ以上話すとミス・ポンフリーに殺されかねない、私はそろそろ失礼しよう」

「…まて」

 

ここで帰す訳にはいかない、最後にして最大の疑問が残っている。

俺がいて、ロッチナもいて、ヤツがいない理屈など無いのだから。

 

「…ヤツ(ワイズマン)もこの世界にいるのか」

 

かつて俺を後継者に選び、支配しようとし、殺した神。

養育者としてまた選び、再び滅ぼされたヤツの存在が、この世界にあるとしたら。

 

「…この世界に来て私も当然疑ったが、その存在は欠片も見当たらない」

「…………」

「神はヌルゲラントで滅ぼされて以来姿を見せる事は無かった、断言するのは憚られるが…居るならとうに何らかの干渉をしてる筈だ」

 

ヤツが出て行った後、俺は再び眠りにつく。

瞼の裏に焼き付く神の幻影に魘されながら。

ロッチナが今更ヤツに味方するとは思えない。

しかし、顔を持たない″目″などあるのだろうか。

ならば、″手足″となるモノは何だ?

 

 

 

「…そうか、もう帰るのか」

「ええ、あまり長いすると大臣に疑われますからね」

「それもそうじゃ、キリコを助けてくれた事、感謝しよう」

「いえいえ、大した事ではございません」

「しかしルスケ殿、これからは護衛の方も入校許可証を取って欲しいのう」

「…気づいていましたか、流石ですね…出てこい、″エディア″」

「…………」

「…影に潜んでおったのか」

「フフフ…中々優秀な人物ですよ、では私はこれで…」




ひょんなと言うには衝撃的過ぎるリンカーネーション
だが、その出会う奴等が、あいつとこいつであれば、ただの再会で済むはずもなかった
きな臭く素敵に、デンジャラスな授業へのご招待
この人選の真の企画者は誰?メインテーマは何?主催者は誰?
ともあれ、次の悪夢は決まっている
蛙と権力(パワー)がお出迎え
そう、『ジェーン』
あの淡紅の地獄だ



エディア
ロッチナの護衛、普段は死喰い人の呪文(黒い霧みたいなヤツ)を応用し、ロッチナの影に潜んでいる。
一切喋らないので、その存在を知ってるのは死喰い人にも殆ど居ない。

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