GATE〜覇と砕と骸 彼の地にて、斯く暴れり 作:中タル爆弾
多分ずっとこんな感じの投稿ペースです。それでもよければよろしくお願いします。
それではどうぞ!
よう!いきなりの挨拶で悪いな。俺はアカム。名前でわかるようにアカムトルムだ。本当だったらもう本題に移りたいところなんだが、今ここには俺含め合計3人(匹?)いる。だからそいつらの紹介もしなくちゃな。まず1人目。オストガロアのオストだ。多分この中で一番年長じゃないか?確かもう4桁は生きていたはずだ。それでも「まだまだ若い方だ。」とか言ってたな。・・・あいつの一族の平均寿命どのくらいなんだ?よし、今度聞いてみるとするか。
おっと、話がずれたな。じゃあ2人目。ブラキディオスのブラキだ。こいつは3人の中で一番真面目で一番若い。それでも300才くらいだから人間よりも長く生きてるんだけどな。ここに来たばかりの時はこの空間に慣れていなかったようだが、今ではすっかり馴染んでいる。あとこいつは苦労人(基本俺とオストが原因)な一面がある。
一応ブラキとは住む場所が同じこともあり、基本一緒に行動している。オストは住む場所が違うから、週に2回くらいのペースで来てる。
そういやあいつって寿命以外にも謎があるんだよなぁ。ここからあいつの住む『龍の墓場』まで結構な距離があるはず。例えるとするならバルファルクが全力で飛び続けて1日ぐらいと言ったところか。それなのに週2のペースで来ても疲れる様子もないそのスタミナ。他にも、あいつのいる龍の墓場には溶岩なんて一切なく、あるのは骨と、その周りを囲むように水があるだけだ。だけど、あいつはこの溶岩ばっかりの島で平然としてる。何が言いたいかというと、あいつの環境に対する適応力みたいなのが異常ってことだ。
2回くらい話からから脱線しちまったかな?そろそろ本題に入ろう。信じられないことかもしれないが、よく聞いてくれ。結論から言うとだな・・・。
突然俺らの正面に門のような建造物が現れた。俺がこの建造物を門と言っている理由は、人間が『門』とか言ってたものに、基本的な形は違えど似ているところがいくつかあるからだ。
あ、忘れてたがブラキとオスト、ケンカで疲れて寝てたんだっけ。とりあえず起こして状況を把握してもらうか。おーい、ブラキ〜、オスト〜。
ブラキ「んん・・・何だーアカムー。」
お、起きた起きた。そういや言い忘れてたが俺ら3人は年齢関係なく、基本タメ口で話している。さーて、オストは・・・
オスト「zzz........」
・・・・・・・・・・・・・・
起きろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!
オスト「おわッ!?」
やっと起きてくれた。起きて早々悪いが、ちょっと後ろを見てくれ。
「「んー?後ろ?・・・・・・は?」」
おー面食らってる面食らってる。そりゃぁ寝て起きたら目の前にでかい門があった、とか普通ではありえないからな。
ブラキ「・・・なんだあれ。お前がなんかしたのか?」
いや俺でもさすがにこんなのは作れないよ?多分途中で壊してると思うし。
ブラキ「確かになぁ・・・」
オスト「お前はなんかわかるか?」
いいや、俺はこんなのを見たのは初めてだ。そう言うお前は?この中では一番年長だろ?
オスト「俺もこんなのは見たことがないな。そもそもずっと俺の住処になってる洞穴とこの島しか来てないからな。人に関する知識はお前よりも少ないぞ。」
あー、確かにそうだな。ところでさー
ブラキ「どうした?」
ちょっとこの先に行って見ないか?ほら、なんか別のところと繋がってそうだしさ。
ブラキ「珍しいな、ほぼほぼ引きこもりのようなお前がこんなことに興味を持つなんて。」
だまらっしゃい。とにかく理由は2つだ。まず1つ目。最近ここら一帯のモンスターが少なくなっている。簡潔に言えば深刻な食料問題だから、食料調達の為だ。
そして2つ目。おそらく後数十年もすればこの島が沈むだろう。それだったら今のうちに退避してしまえってこと。因みに沈むのはこの島だけだし、沈んだことで周りにも影響は出ない。
オスト「理由は分かった。俺もブラキも賛成だが、行った後はどうするんだよ?」
そうだなー。その場しのぎで?
ブラキ「なんで疑問形なんだ・・・。」
オスト「まぁいい、このままここで立ち止まってても何も起こらないし、とりあえず行ってみようぜ!」
そうするか、よし、そうとなれば今すぐ出発だ!行くぞ!
「「おう!」」
おっとその前に、今まで住んで来たここにもお礼言っとかないとな。
今までありがとうございました!
よし、別れの挨拶も済んだことだし、ようやく出発だー!
申し訳ありません。三人称視点は全然出来ない・・・。それに、途中ものすごく違和感あると思います。
中には
「こんだけ待たせといてこの程度のクオリティかよ」
と思っている方もいるかもしれませんがお許しを・・・。アドバイスなどあればバンバンお願いします!それでは!